2013年1月27日

2013年釣行記(6)-MB

大潮 月齢:15.3 場所:NGTBN 釣果:メバル x 2 同行者:YTさん

毎日が日曜日の生活になってからは、土日や祝日の釣行は出来るだけ避けるようにしていたのだが、前回22日の釣行以降は雨や強風のため延び延びになり、気が付けばもう週末で、結局1週間も釣りをしていない。

と云う訳で、我慢出来ずに例外的に日曜日の釣行。

潮廻りは大潮だが、夕方に満潮となり夜中近くの23:00頃に干潮となる下げの時間帯。しかも下げのピッチが早い上に根のきつい岩礁地帯での釣りなので、実釣時間が余りない。そこで、少しでも長い時間釣りをしたいと、14:30頃YTさんをピックアップして釣り場に向かった。
所が、途中で大渋滞に引っ掛かり、釣り場に着いたのは予定より1時間遅れの17:30頃で、急いで支度をして磯に乗った頃には、右手の東から赤く光る月が頭を出しており、貴重な夕間詰の時間帯に入っていた。

YTさんには沖側、小生は陸側に釣り座を取ってキャスティングを開始。
予報では18:00⇒南南西1m、21:00⇒静穏となっていた風は、予報より多少強めだが追い風で、波も穏やか。

今日こそYTさんに良型の引きを・・・・・


そして、その期待通りキャスティングを開始して間もなく、隣りのYTさん来たっ!!との声に、見ればロッドが大きく曲がって、引きも良さそう。
YTさんがプラグで釣った初めてのメバルは25cmの良型で、小生もMebaringに引きずり込んだ責任を果たせてホッ
その後も続けてこの付近ではアベレージサイズの20cm。

負けじと小生も自分の釣りに集中して手を変え品を変えして色々とやったが、4m程しか離れていないのに隣りのYTさんとは真逆で、全くアタリなし。
そうこうする内にYTさんにもアタリがなくなり、19:30頃潮位もかなり低くなったので、気分転換と同時にフレッシュなメバルを求めて、前方に見える低く平らな磯に場所を替えた。

この磯は、昨年だか一昨年だか、潮が低い時に入った時は海藻が至る所に顔を出していたので、ルアーを通すコースがなかった記憶がある。
今回はそこまで極端ではないが、それでもMNDRよりはずっと多く、ルアーに引っ掛かって来ることが度々あるし、足許にはヒジキがビッシリと着いているので、何とかなる?
所が、気分を新たにキャスティングを始めて間もなくして東寄りの風が強くなって来る始末。南風には強いここでは東風は沖から陸向きの横風になるので、非常にやり難い。

MB-2013-004R.JPG それでも、静穏になると云う天気予報を信じて我慢してキャストを繰り返していると、20:00過ぎになって待ちに待ったメバルからのラブコール。
上がって来たのは15cm程のチビメバルだが、兎に角ボーズ逃れの嬉しい1匹。
そして20:45頃、アベレージサイズの20cm。

その頃から弱まる筈の風が益々強くなり、大潮の干潮時刻に近付き潮位が極端に下がってしまったので、ついに気持も切れてしまってStopFishingとした。

2013年1月22日

2013年釣行記(5)-MB

若潮 月齢:10.3 場所:IZTG 釣果:ナシ 同行者:YTさん

前回は神奈川西部を探査して見事なパーフェクト・ゲームを喰らってしまったので、今回は更にその先の伊豆方面に足を延ばして、何とかしようと云うことに。

IZTGは昨年一度だけMebaringで入ったことがある。初めての場所は要領が解らぬまゝ時間ばかりが過ぎてしまい、気が付けば貧果に終わることが多いのだが、その時はどう云う訳か見事に6~7匹の良型をものにしたことがあるポイント。
しかし、釣り場そのものは一抱えも二抱えもある大きな岩がゴロゴロとしている浜で、バランス感覚がとみに衰えた高齢者にとっては、大きな岩伝いに歩くのは、非常に難儀なことなので出来れば避けたい場所。
しかし、YTさんには是非とも良型のメバルの強い引きを味わって貰いたいし、何と云っても小生自身のボーズ記録を断ち切りたい・・・・・・。

途中の釣り道具屋でケミホタルを購入したりしたので、予定より少々遅れたが、浜の釣り座の岩に乗ったのは、夕暮れ時のまだ明るい頃。
天気予報では、干潮時刻の20:30頃からは静穏と表示されていたのが、このIZTGを選んだ理由だが、少し風が強めに吹いている。また、ここ数回は穏やかな海でしかやっていなかったので、波のことまで気が回らなかったが、波が少し高い。と云ってもYNGSMでメッキを狙っている頃の波の大きさと比べると、静かな方。

波打ち際の大きな岩によじ登ってキャスティングを始めたのだが、寄せて来る波に揉まれてプラグを上手く泳がせられそうもない。
そこで、飛ばしウキを使ったワームに切り替えたが、時折高く舞い上がる波シブキが気になって、なかなか釣りに集中出来ない。
YTさんも同様の様子で、二人並んで夕食のパンをかじったり駄弁って見たり。

釣りをしているのか休んでいるのか解らないまゝ時間が過ぎ、20:00を回った頃。
そろそろ弱くなると期待していた風がより強くなり、しかも波も更に高くなって来る始末で、こうなると、辛うじて首の皮一枚で繋がっていた気持ちがプツンと切れてしまうのは容易なことで、どちらかともなく引き揚げることに・・・。

引き揚げる途中の漁港や公園の突堤の様子を見て車の所に戻って来た頃には、雨がポツポツと落ちて来て、21:00頃には帰途に着いていた。

2013年1月19日

2013年釣行記(4)-MB

小潮 月齢:7.3 場所:2BN 釣果:ナシ 同行者:YTさん

月曜日の7日に降った雪が、2日経っても3日経っても融け切らず、所によっては凍結していたりで、車が出せず・・・。
結局、1週間振りの釣行。

久し振りの釣行なので、何とかボーズだけは避けたい所。
だが、Mebaringではホームとしている神奈川県東部の半島では一応釣果はあるものゝ、取り敢えずボーズにならずに済んでいると云った状況で、もう一つパッとしない
と云うことで、以前から気になっていた西部の半島に行くことにした。

ポイントはアオリでは何度か入ったことのあるKTGHM横の2BN磯で、根も複雑に入っている上書籍にもメバル・ポイントとして紹介されているので、何らかの答えは出るのではないだろうか・・・・。

現地には16:30頃到着。
冬場というのに、支度をしてYTさんを先導して林の中の踏み分け道を辿って磯場に乗った時には、汗が額を濡らす程の暖かさ。
海は波もなく穏やかで、ベイトも見える。
で、条件としては良いと云えるだろう。

小生は右手の崖に沿う様にキャストを開始したが、潮の流れが意外にも強くて、岸から離れる様に左に左にと流されてしまう。
これでは岸際ギリギリを通すことが出来ない!
そこで、プラグを替えて飛ばしウキを使ったワーム・システムにして、岸から少し離れている岩を狙ってキャストすると・・・・。
こんな時に限って正確なキャストになるもので、この時も狙った岩に見事に命中して、敢え無く根掛かりロスト。
システムを組み直して再度挑戦すると、これもまた見事なキャスティングで、連続ロスト。

そんなことを繰り返したが、メバルからの信号は全く感じられず、20:00頃、場所移動することに。

小生は海藻が濃く生えている筈(?)のBNBURに行こうと思ったのだが、YTさんは駐車場前の磯でやりたいと云う。
そこで、駐車場前の磯に寄り道をしてキャスティングを繰り返したが、ここでも同じくアタリ 一つなく、結局、21:00頃にはBNBURに行く気も失せて潮溜りで遊んで、探査釣行は終了。

そして帰宅途中のこと、国道1号線から環状2号に出た時のこと・・・・。
何やらバイクのけたたましい爆音が聞こえ、何事かと見れば4台の暴走族バイクで、後ろに女の子を乗せたバイクなどは、白っぽい煙を撒き散らしジグザグ走行している。
この寒い中、こんな馬鹿どもが・・・と思ったが、赤信号ではちゃんと待っているのには思わず苦笑い。と云っても、彼らの後ろで信号待ちをしている車に嫌がらせをする様に空吹かしをしながらだけど。
空吹かしをして爆音を響かせながら信号無視をして、入って来る車を止めながらドンドンと先に行って呉れれば渋滞もしないのに。

2013年1月11日

2013年釣行記(3)-MB

大潮 月齢:28.8 場所:KSKST 釣果:メバル20cm x 2 同行者:YTさん

やはり、こんなに寒い中でのバイク運転は、当然と云えば当然のことだが、非常に厳しい筈だ。
にも拘わらず、前回バイクで釣行したYTさん・・・・・・・。
前回の釣行の帰りのことだが、大型トラックに頭を押さえられてゆっくりとしか走れなかった小生を置いて、さっそうと駆け抜けて行ってしまったYTさん・・・・・。
しかし、良かったのはここまでで、途中でハンドルを握る手の指先が冷たく痺れて随分と難儀したとのこと。
そんなこともあって、今回は小生の誘いに素直に乗ってくれて同乗して行くことにしていた。しかし、オヤジさんの車を借りれることになったと直前に連絡があり、今回もまた20:00の現地待ち合わせ釣行。

20:00過ぎに現地に到着し急坂を下りて磯に乗ると、今回も一足早く着いたYTさんは先端に入っている。
この磯の先端側は、帯状に海藻帯があるものゝ根が殆どないことが原因なのか、経験上Mebaringでは良い思いをしたことがない。寧ろ、これまでも入っていた磯の付け根側の方が良いと思っている。
と云う訳で、YTさんには前回、前々回と同じ付け根付近に移動して貰って釣り座を構えた。
風は殆ど感じることなく、海も湖の様に穏やかで、今回もMebaringには好条件。

しかし、大潮の干潮時刻直前のため、潮位は極めて低く、これまで立っていた位置より7~8mは前方に出ることが出来る。付近の岩盤は掌の様になっていて、細長い根が指の様に何条も沖に向かって突き出し、その根と根の間は深いスリットになっていて、如何にも根魚の棲家と云った様相。
これまで、何度も入った磯だが、ここまで潮位が低い時に乗るのは初めてのことだし、こんな具合になっているとは思いもしなかった。

これはこれで大いに参考になったが、足許の先は深いブレイクになっていて、メバルやカサゴはこの陰に隠れているのだろう。とすれば、ここまで立ち入るのは魚に警戒心を与えてしまうことになってしまう・・・・。

MB-2013-003R.JPG と云う訳で、今回もメバルのアタリは遠く、21:20頃と日付が変わった頃に20cmのメバルをやっとの思いでものに出来ただけに終わってしまった。

昨年は、針掛かりさせることが出来る出来ないは別にして、もっと頻繁にアタリがあり楽しめた記憶がある。
に対して今シーズンはアタリそのものが少ない。

何故だろう?
もう産卵後の低活性期に入ってしまっているのだろうか?

2013年1月 8日

2013年釣行記(2)-MB

中潮 月齢:26.8 場所:KSKST 釣果:メバル25cm x 1 同行者:YTさん

前回は良型のカサゴが釣れたものゝ、本命のメバルは釣れずじまいに終わってしまった。
今回は、そのリベンジ・・・。

この極寒の中にも拘わらずYTさんはバイクで行くと頑張るので、今回は別行動。
現地で20:00頃に落ち合うことにして、小生は18:00頃自宅を出発。
途中、渋滞もあったりして小生の現地到着は20:00を過ぎた頃。
YTさんは一足早く到着した様で、主の居ないバイクが道端に止めてある。

早速、支度をして急坂を下りて磯へ・・・・・。

風は殆どなく、海はべた凪、月の光もない。
Mebaringには絶好の条件に期待は知らず知らず膨らんで来る。

潮位は、干潮時刻を過ぎたばかりでかなり低くて、いつもは水の下に隠れている岩や岩盤が顔を出している。
YTさんは、ヒジキがビッシリと絨毯の様に生えていてヌルヌルとしている岩や岩盤伝いに5m程沖にまで出てロッドを振っている。
様子を訊ねるとアタリはないとのこと。

小生はYTさんの隣りの出っ張りに入ったが、低過ぎる潮位が気になって仕方がない。
と云うより、出る気がしないと云った方が正しいだろう。
それでも、居れば出て呉れるだろうと自らを鼓舞しながらキャストを続けていると、21:00頃か22:00頃か記憶が定かではないが、YTさんが何やら騒いでいる。
見ればロッドが大きく曲がっており、如何にも大物の気配。
根に潜られたりしたのを何とかかわして上がって来たのを見せて貰うと、これが見事なカサゴ。
測って見ると、30cmジャストのランカー物
暫く時間をおいて、次は24cmの良型カサゴ。

その後も同じ場所に入り、キャストの度にあるアタリを楽しんでいた(?)様だが、根掛かりも比例して激しく何度もジグを奉納している内に、この日のアタリ・ワームもなくなってしまったとのこと。
訊けば、前回、良型カサゴをゲットしたので、今回は最初からその積りにしていた由で、狙い通りに引っ張り出したランカー物にいたとのこと。

MB-2013-002R.JPG 小生の方はと云うと・・・・・。
いつもの様に、何のアタリも感じられないまゝ時間が過ぎて行き・・・・・。

日付が変わりボーズを覚悟した頃、突然グッグンとワームを引っ手繰って行く様なアタリ。
足許までバシャバシャと抵抗しながら上がって来たのは、陸ッパリのMebaringとしては良型に属する25cm。

その後は、又ダンマリが続き、文字通りのまぐれアタリで、25:00頃StopFishingとした。

2013年1月 4日

2013年釣行記(1)-MB

小潮 月齢:21.8 場所:KSKST,NGTBN,TKIS,ABRTB 釣果:カサゴ24cm X 1 同行者:YTさん

2013年の幕開けの釣行。
初釣りからボーズにはなりたくないので、アオリにするか、メバルにするか・・・・。
釣れる確率が少しでも高い方をと云うことで、2013年はMebaringで幕開けすることにした。

YTさん宅に15:00頃に到着する予定で14:00頃に自宅を出発したが、こんなに渋滞しているとは思いもしなかった。
あちらこちらで引っ掛かり、結局YTさん宅に到着したのは1時間遅れの16:00頃。

新年の挨拶もそこそこににYTさんを助手席に乗せて釣り場に向かう途中、又々渋滞の連続。
結局、釣り場に着いたのは、予定より2時間以上も遅れた18:00少し前のことで、すっかり日が暮れて暗くなっていた。

急坂を下りて磯の取っ付きから様子を見ると、先端付近に人影が2人。
当方は磯の中間点付近の南向きに釣り座を構えることにして、暗くて見通しが効かない中、YTさんに根の位置を一応説明。

YTさんは本格的にMebaringをするのは、これが初めてなので、何とかあの引き味わって貰いたいと、一段と細く突き出した岩の先端に乗って貰い、小生はその少し岸寄りに。

MB-2013-001R.JPG 18:30頃、潮は上げに入っているとは云え、未だ未だ潮位は低いので、根掛かり対策にShallowMagicを結んで2~3投した所で、コンと軽い前アタリ。
続いて伝わって来たグンとした力強いアタリにバッチリと合わせが決まったのだが・・・。
2013年最初の獲物に気持良くリーリングしていると、根に潜られてしまう始末。
新年はバラシで幕開けか・・・と覚悟しつゝ、テンションを保ってラインを貼った状態にして、様子を伺っていると程なくして動き出す気配が。
チャンスとばかりに素早くリーリングして何とか根から引きはがし、揚がって来たのは24cmの良型カサゴ。

メバル狙いにカサゴは外道となるのだが、それでも良型なので嬉しい1匹。
それから間髪を入れず今度はYTさんに同サイズのカサゴ。

開始早々のことで、二人とも気を良くしてキャスティングを繰り返したが、その後は全くのダンマリにお手上げ。

風は北風だが弱い上、潮位もかなり高くなっているのでNGTBNでも何とか釣りが出来るだろうと考えて移動して見たが、半島の先端部に位置するこちらでは強く吹いていてとても無理・・・。
と云うことで、近くで北風を避けられそうなTKISに移動したが、磯の先端にまで出るとやはり強く吹いている。加えて外洋に面しているためか、波も高め。
それでもプチ移動を4回繰り返して何とかメバルをと頑張ったが、ここでも空振り。

この時点で日付が変わっており、自宅を出発して10時間。
ソロソロ疲れも出て来ていたので、帰路の途中のABRTBで少しだけやって見よう・・・。
ABRTBでは風もなく、海は鏡の様に静か。
時折、ボラが跳ねる水音がするだけで、ここでも空振り。

と云うことで、25:30頃StopFishingとした。

2012年12月27日

2012年釣行記(75)-MB

大潮 月齢:13.8 場所:KSKST、NGTBN 釣果:23cm X 1 同行者:単独

先日のアオリ釣行ではYTさんの墨付けは無事完了したものの、小生自身はアタリさえも感じない完全試合を喰らってしまった(涙)
その上に、後から入って来た若者エギンガーがポンポンとゲットし、しかも釣れなくなると見るやサッサと引き揚げて行ったのを見せ付けられたものだから、何やらモヤモヤしたものが溜まってしまった

そんな訳で、アオリの敵をメバルで・・・とばかりに趣向を変えてMebaringに出掛けた。

現地に到着したのは、薄暗くなり掛けた16:00頃。
釣り場の磯に向かう急坂を下っていると、何やら後ろから走って来る足音が・・・・。
何事かと振り返ると、小生の到着直後に何やら慌てた風で止まったHONDAでやって来た若者が下りて来るのが見えた。
そんなに急いでいるのならと道を譲った所で、何を狙っているのかをその後ろ姿に尋ねると、アオリとのこと。
確かに、アオリの名ポイントに挟まれている磯なので、ひょっとすると出るかも知れないとは思っていた。しかし、水深が無いのでこれまでは敬遠していた。
だが、機会があれば一度試して見る価値はありそうだ

磯に下り立ってみると思った以上に南風が強く吹いている。
この磯は北風には強いが、南寄りの風には弱いのは分かっていた。しかし、予報では1~2mとのことだったので、この磯にしたのだが、これでは一寸釣りにならないかも知れない。

案の定、キャストしたプラグが風に戻されてしまってどうしようもない。
そこで飛ばしウキに替えてワームにしたが、今度は風に吹かれるラインに引っ張られて思ったコースをトレースすることが出来ない。
ラインが風を背に受ける北向きもやって見たが、こちら向きは実績がないこともあって、どうも出て呉れる感じがせず、粘って見る気もしない。

6:30頃まで、色々とやって見たが、結局、南風に強いNGTBNに大きく移動することにした。

NGTBNでは月が煌々と海面を照らし、メバルには一寸明る過ぎるきらいはあるが・・・。
先ず最初に波に削られて平均台の様に細くなった岩を越えて先端寄りに入ってキャスティングを始めた。
ここは、正面左右に根が海面から顔を出しているおり如何にもと云った雰囲気に期待が高まるも・・・。

不思議なことに全く気配が伝わって来ない。
そこで、8:00少し前に今度は高さが無くて波を被ることの多い平らな低い磯にプチ移動。
大潮の引きもほゞ5分に入っていて潮位もかなり下がっているので、至る所に根が顔を出しているため磯の先端斜め左向きにしかキャスト出来ない。
潮が下がり過ぎているのか、月が明る過ぎるのか、ここでも音沙汰がない。

MB-2012-023R.JPGそこで最後の手段とばかりに根掛かり覚悟で、シンキング・ペンシルに替えると・・・・。
コツン・・・・、とこれまでのダンマリが嘘の様に、早速、信号があった。
これは取れなかったが、次に来たコツンで見事にフック・オン。
久し振りのメバルの引きを楽しみながらリーリングしていると、フッとロッドが軽くなって敢え無くフック・アウト(涙)

その後、暫くアタリが遠くなったが、20:15頃のこと。
左に顔を出している根の際を通すと、コンと前アタリがあり続いてグン・・・
上がって来たのが23cmの良型。

その後、アタリは何度かあったが何れも取れず、干潮時刻の22:00頃を過ぎた頃から、この磯では禁物の北風が強く吹き出して来たのを機にStopFishingとした。

2012年12月25日

2012年釣行記(74)-EG

中潮 月齢:11.8 場所:DKN 釣果:ナシ 同行者:YTさん

いつもより30分遅くYTさんをピックアップして、3:30頃釣り場付近の駐車場に到着。

早速支度をしてDKNに乗ったが幸いにも先行者はなし。
先行者が居ないのはもっけの幸いだが、闇に霞んで見える突堤にも人影は見えない。
これ程の人気スポットにも拘わらずアングラーの姿がないのはどうしたことだろう?
X'masだから?
果して素直に喜んでも良いのだろうか・・?

風は北風なので岸から沖に向かって少し強めに吹いているが、波もなく条件としては悪くない。
今日こそは墨入れを済ませて貰いたいと願ってYTさんにはベストポイントとされている磯の先端右側に入って貰いたい、小生はその隣りでキャスティングを開始。

しかし、アオリからの信号は感じられない。
小生は貸切りの磯をアチラコチラ立ち位置を替えて何とかしようとしたが、状況が変わることはなく・・・。

寒さが一段と厳しくなって来た日の出前、若者エギンガーが登場。
この若者は、あろうことか4mもないYTさんと小生の間に断りもなく割って入って来た。
掛かり場は他にもあるのに、何も狭い場所に入って来なくてもと小生だけでなくYTさんもそう思ったとのこと。

その若者が入って来て程なく、YTさんが、少々小振りだが、待望の一杯をゲット。
欲を云えばきりがないが、兎にも角にもこれで墨付けは無事完了となり、小生も一安心。
その直後、若者も同じ様なサイズを掛け、イヨイヨ地合いかと期待したが、小生の所にまでは回って来ず仕舞い。

その若者は、続いてリリース・サイズをゲットし、暫く時間をおいて500g前後をゲットし、陽が昇って地合いが去ったと思われる頃に、サッサと引き揚げて行ってしまった。
何と、効率の良いエギングだろう!!

残されたYTさんと小生は未練たっぷりに粘って見たが状況は好転せず、9:00頃StopFishingとした。

2012年12月20日

2012年釣行記(73)-EG

小潮 月齢:6.8 場所:KMKM,SKN 釣果:450g x 1 同行者:YTさん

実は、18日の火曜日にYTさんと釣行したのだが、釣り場のKMKMの突堤に乗ってシャクリ始めて間もなく、ウネリが高くなり突堤を洗う事態になって来た。
この突堤では、これまでも何人かが流される事故が起きていることを知っていたので、折角、他のアングラーに遠慮する必要のない二人きりの貸切状態になったのに勿体なかったが、泣く泣く引き揚げて来た。

そして、今回はその出直しEging釣行・・・・。

いつもの通り2:00頃YTさんをピック・アップしてKMKMの突堤に乗ったのは2:30頃。
幸いなことに先行者は先端の2人だけ。
空いているへの字にクランクしている所に釣り座を決めて、周囲を見回すと至る所に墨跡がある。
なかにはついさっき揚げたばかりと思える程新しいものまであって、いやが上にも気持が乗って来る。

今回は前回とは真逆のほぼ凪状態。
風はこの突堤の常で右から左に吹いている。しかし、気になる程度と云った所で、まずまず。
今日こそはYTさん墨付けをして貰える・・・・。
願うれば、800g~1kgの良型でグィ~ン・グィ~ンも味わって貰えれば云うことなし

この夜は、今冬一番の冷え込みとのことだったが、こんな予報に限って的中するのが常で、この日は両手の指先がキンキンに痛くなる程の冷え込み。
上着のポケットに入れたホカロンで交互に指先を暖めながら・・・・。

所が、こんなに苦労しながらシャクッテいるのにアオリからは何の音沙汰もなく・・・。

寒いはアタリもないはで、タダでさえ折れ易い気持が萎えるにはそれ程時間も要らず、突堤の一段と高くなった壁の陰で暖かい缶コーヒーを飲みながら冷たい北風を凌いだりと、中々釣りに集中出来ない内に東の空が薄らと白み始め、ソロソロ地合いの到来か・・・。

期待に反して夜明けと共に寄って来たのはアオリではなく、投げ釣りのオッチャン連中で、2m程隣りに挨拶もなく入って来て長い竿を振り出す始末。
釣りの場合は、先行者が最優先となる不文律があるのだが、この突堤では地元優先らしい!
このKMKMに限らず、突堤では地元のアングラーが幅を利かせている所が多くて、それが厭で突堤を避けて地磯に入る様になったのだが・・・・・。

それでも我慢をして暫く続けたが、アオリからの音信もなく、地元のオッチャンが増えて来たのを機に場所移動を敢行。

SKNの磯に乗ってシャクリ始めたのは、7:00頃(?)
YTさんは最もDKN寄りの出っ張りに入り、小生はいつもの高見。
ここは根掛かりが多い上に潮位の低い時間なので、25カウントでシャクる様にしていたが、それでもエギを2個奉納してしまった。

EG-2012-006R.JPG 7:40頃、エギをフォールさせているとコツンと何かが触った感触があった。
しかし、その時は集中力が切れていたので、手も動かせずウン(?)と思っただけだったが、次にシャクッた後のラインを見ていると、何か動きがおかしい。
このラインの動きを説明するのは難しいが、風や波の影響ではないのは確か。
と思った時は手が動き、揚がって来たのが少し小さ目の450gのこの娘。

その後は、又々まったりとした時間が流れ、結局6時間の釣りの中であったアタリらしいアタリは一回限りだった(?)と云うことになる。

YTさんの方はと云うと、この日も一度もアタリを感じることはなく、新しいロッドの墨付けは成らず仕舞い。
年内には何とか、と願っているのだが・・・・・。

2012年12月14日

2012年釣行記(72)-EG

大潮 月齢:0.8 場所:OHM,ISKR 釣果:ナシ 同行者:YTさん

前回、先行者と爆風で諦めた真鶴で、双子座流星群を見ながらのエギングを計画。
YTさんをピックアッブして現場に3:00頃到着。今回は先行者もなく、安心して長いダラダラ坂を下って海岸に出て見れば、ベタベタの凪で風も殆どなし。
3:20頃、新月で真っ暗な海に向かってキャスティングの開始。

情報では4:00~6:00頃が流星のピークとのことで、タイミングはピッタリ。
と云うことで、空を見上げながらカウントを数えシャクッていると、青白い光が斜めにサーッと走り・・・・

流星群と云うので、雨が降るが如く星が流れるのかと思っていたが、残念ながらそうではなかった。
暗い空に一つ流れると続いて2~3個の星が流れ、その後暫く時間をおいてまた同じ様な流れるパターンが多かった。
しかし、最初の一つが空の何処に現れるか見当もつかないので、ボーッと暗い空を眺めていると視野の片隅を一筋の光が流れ、慌ててそちらに視線を向けて流れて行く星の光を楽しむと云った具合。

雨が降るが如く等と思っていたのは、小生が勝手に描いていたイメージなのだが、夜釣りをしていても滅多に見ることのない流れ星を、眼の余り良くない小生でも、結局は20~30個は見た筈だから、普段よりも遥かに数多くの星が流れたことになる。
そう意味では流星群と云っても差支えはないのだろう。

肝心のエギングの状況は、と云うと・・・・。

全くアタリなしで、エギング・ロッドを新調したYTさんには是非墨付けをして貰いたいと願ったが・・・・。

ただ、このポイントは眼の前に海藻帯が帯状に広がっていて、一寸油断をすると根掛かってしまうのだが、カウントを35程度にまで増やしても殆ど根掛かりすることはなかった。
足許の生え根にも海藻は余り付いておらず、何か白っぽくなっている。
所謂、磯焼け現象なのかも知れない・・・・。

9:00頃になり、最近好調だとの情報があるISKRに移動することに・・・・。

移動するのは良いが、その前に小生にとっては大きな難関が・・・・
ダラダラとした長い坂を上らなければならない。息も絶え絶えに上って、バス道に出た時にはハーハー・ゼーゼー(涙)

ISKR近くの無料駐車場から九十九折りの坂を下って行くと、今度は一抱えもある大きな岩がゴロゴロと転がっている浜を通り抜けて行かなければならない。
歳を取って益々バランス感覚が衰えて来ている小生には大きな難所で、これまで余りISKRに入ることがなかった理由でもあるが、今回はYTさんにポイントを知って貰うことに加えて、何とか墨付けをと願って、勿論、泡良くばアオリをゲット出来るかも知れないとの助平心を秘かに抱えてのことだが・・・。

バランスを崩して転んで怪我をする様なことがない様に慎重に大岩を越えて、磯に乗った頃には汗びっしょりで、それ以上動く気も起きず、小生は最初に乗った磯に腰を落ち着けることにして、YTさんには後学のためにアチラコチラ移動して磯の状況を見て貰った。

このISKRでも、OHM程ではないものゝ、やはり海藻がかなり少なくなっている。
海藻が少なければ根掛かりリスクも減るので好都合だが、アオリの寄り具合には影響はないのだろうか?

結局、今回も枕を並べて完全試合を喰らって11:00頃StopFishingとした。