2011年4月30日

2011年釣行記(17)-FF

FlyFishing 場所:SKM-R 釣果:山女 x 3 同行者:単独

実は先週の日曜日(4/24)に、小生をFlyFishingの世界に引きずり込んだ張本人のtommy氏うらたんざわ渓流釣り場に行ったのだが、相変わらず眼の調子が悪くて足許が良く見えず、この分じゃ当分釣りに出掛けることは駄目かと落ち込んでいた。

所が、昨日の夕方から眼の調子が良くなり、足許も見える様になった。
眼科医の話では突然治る人もいるとのことだったので、小生もその例かと喜んだ。 ならば、行って見るか・・・・

午前3時起床。 この時期虫が飛び回るのは暖かくなった10時頃からだろうから、そんなに早く出掛ける必要はないのだが、折角釣行するのに先行者に入られてしまっては万事休す。
と云うことで3:30に出発、現地着は予定通りの5:00頃。
早速支度をして入渓したのが5:30頃。
山の木々は若い緑に覆われ、渓の流れの音に混じって名も知らぬ小鳥のさえずりが聞こえて来て、渓流に入ることの喜びを改めて感じた次第。

眼の調子が悪くならないことを願いつゝ、いつも通り入渓点の橋から少し下ってから釣り上がることにしたが、水量が思った以上に少ない。 昨年の記憶に照らしても、ここまで減水していることはなかった。

この減水がどの様に釣りに影響するか・・・・?
所が、キャスティングを始めて間もなく、橋に到達する前の普段は釣れることのない所で、いきなりピシャッとアタリ。 思わず力を入れて合せてしまったので、これは頭上を飛んで背後に・・・・。 

SKM-001R.JPG これで期待をしたがその後は全くアタリもなく、人影に怯えて浅瀬を走る魚影も見えず????
時期が早いのか、時間が早いのか、それとも減水の影響か?

釣りを始めて2時間余り経過した8:00過ぎ、オーバーハングしている大岩の下にフライを打ち込むと、チェイスして来て反転した渓魚の姿がチラリ。
再度、同じ所を狙って打ち込んだフライが岩陰から出掛かって来た瞬間、バシャッと飛び付いたのが、結果として本日最大の手尺20cmのこれ。

この頃から、眼の調子が悪くなり、足許が覚束なく、ラインを掴もうにも遠近感がなくなって空を掴むばかりになって来た。
とは云っても、行程の中間地点を過ぎた付近のことなので、引き上げる訳にも行かずこれまで以上に慎重に足場を選びながら釣り上がることにした。

SKM-002R.JPG それから、程なくして来たのが15cm程。 これは朱点が見えるのでアマゴかも知れない。

その後は、又々音無しになってしまい、悶々としたまゝ脱渓点に到達してしまった。
さて、どうするか?
眼の調子が悪いし、時間的にも丁度良いので上がろうかとも考えたが、どうにも気持が治まらない。

そこで、少し上流にある堰堤下のプールで延長戦をすることにした。

SKM-003R.JPG プールの縁に岩陰に立ち込んでの第一投にいきなりバシャッと派手なアタリ。
こいつは一瞬、合せが遅れて空振り。
それどころか、背後の岸から張り出した枝にフライを取られてしまう始末。

ティペットを取り換え、フライを結び直して再チャレンジ・・・、バシャッ・・・、空振り。
そんなことを2度・3度繰り返して漸くゲットしたのが17cm程のこれ。

その後も何度かバシャッと派手なアタリで遊んで呉れたが、結局タイミングが全く合わず、その内フライを見切られてしまって、12:00過ぎにStopFishing

2011年4月22日

2011年釣行記(16)-EG

中潮 月齢:18.5 場所:YSHM 釣果:ナシ 同行者:単独

一つの物を二つの眼で見て一つの像にならない複視のために何もする気にもならず、道楽部屋でくすぶっている時にフト聞えて来た坂東英二氏のインタビュー談話。

信号機が3つに見える・・・・。

複視になって、やはりこの様な話しには知らず知らずの内に敏感になっているのだろう、思わず耳をそばだててしまった。 
どうも坂東氏の場合は、白内障の手術の失敗で物が3つに見える様になったらしいのだが、氏がいとも明るくその事実を喋っていた。

それが、妙に印象に残った。
そして、ハッと閃いた!!

道楽部屋で何もせずにジッとしていても、複視が治るとは限らない。 治るかも知れないし治らないかも知れない。
であるならば、複視であることを前提に、何処まで出来るのか試して見よう・・・!!
と云うことで、久し振りに出撃する気になった。

しかし、この眼の状態では、磯の様に足場の不安定な場所は無理だろう。
で、先ず、安全第一に選んだPはYSHM。 時期的には未だ早いと思うが、釣り公園の様に岸壁には胸までの手摺があるので、足を踏み外して落水する惧れはない。 リハビリには最適・・・。

自宅を12:30頃、出発。 複視になって初めての夜の運転で多少緊張したが、前方を走る車のテール・ランプが目印になって、まさしく案ずるより産むが易しで思いの外スムーズに走ることが出来た。
しかし、街全体が何となく薄暗く感じられる。
最初は、この眼の影響かと思ったが、福島原発事故の影響による節電運動で、ネオンサインや街路灯が点けられていないのが理由と分かった。
今年は、バイパスの街路灯を背にしたサーフ・エギングにも力を入れる積りだったが、街路灯が消されているのでは、これは無理。 ニュースによると節電目標25%が15%程度に下げられるらしいし、そうなれば街路灯が点けられるかも知れないが・・・。

Pには2:00頃到着。
久し振りの海は、風も波もなく絶好のエギング日和で、小生のリハビリ開始を歓迎して呉れている様に思えた。
早速シャリを開始したが、3投目か4投目にガッチリと根掛して、敢え無くロスト。
これって、本当に歓迎して呉れているのだろうか???

3:00頃、隣りのヤエン師が1杯ゲット。 遠目で型は判らないが、玉網に白い物が入っているのが見える。
そろそろ廻って来たかと、シャクル腕に力も入ったが音沙汰はなし。
その頃から一人帰り二人帰り・・・。 結局、広い岸壁には小生が一人だけになり、新鮮な墨跡を探してウロウロ。

周囲が明るくなり始める少し前から、エギンガーが続々と登場。 気が付けば、7~8m間隔でほゞ満員状態。
と云うことは、出ているのかも知れない
しかし、久し振りのエギングで腕も疲れて来たし腰も痛くなって来たのを機に、5:30にStopFishing

釣果はなかったが、夜の運転は何とかなると判ったので、後は足許の安全を如何に確保するか?