2012年8月30日

2012年釣行記(49)-MK

中潮 月齢:12.5 場所:YNGSM,HRTK-SNK 釣果:ナシ 同行者:単独

メッキ調査の第4段。

最近、HRTK-SNKでは小さいながらもメッキが出始めたとの情報があったので、直ぐにでも調査釣行をしたかったのだが、大型台風15号の影響で波浪注意報が出ており、流石に自重して釣行は控えていた。
その波浪注意報が解除された昨日にも出掛けたかったが、今度は強い南寄りの風の予報。
と云うことで、一日見送って、今日、調査のためYNGSMに出掛けた。

現地付近にはこれまで通り4:30頃到着。
流石に9月間近になると、日の出時刻も5:15頃と随分と遅くなって、少々早過ぎた。

ゆっくりと支度をして釣り場に向かったが、未だ暗い中なのに散歩をしている結構な数の人達と行き交わした。
健康志向の地元の住人達なのだろうが全く見ず知らの小生に、お早うございますと声を掛けて下さり、何となく心嬉しく思った次第。

釣り場となる突堤を見渡せる場所にやって来て様子を伺うと、突堤の先端に向かって歩いているアングラーの姿が見えた。
彼以外には、NSHM側に1人と思いの外アングラーが少ない。

その先端に向かっていたアングラーは、小生が日焼け止めクリームを手足に塗り、ルアーを結んでいる間に、もう引き返して来ており、声を掛ける間もなく突堤から降りて岸の土手に上がって行ってしまった。
潮は下げに入っているが、波っ気はまだ少し残っており、時折、突堤の中央付近にまで波が這い上がって来るものゝ、釣りには支障がなさそう。
時間から逆算すると、精々数投しかしていない筈・・・・。
しかも、ベスト・ポイントに入れたのに、何故????

MK-2012-004R.JPG 厭な予感を押さえつゝ岸と突堤の間のワンド側を先端に向かって移動しながら調査を開始したが、こちら側では音沙汰なし。
その後、先端での調査をした上で外海側をNSHM方面に向かってラン・ガンしたが、写真のアナハゼカエルウオ君を除いて魚っ気を感じることもなかったので移動のテンポが自然と早くなってしまい、6:00頃には元に戻って来てしまった。

突堤を一周して見た所、水色はやはり薄茶色の濁りが微かに入っていて、昨年の様な透明なブルーではなく、ベイトの姿も見られなかった。
突堤全体でもアングラーの姿はNSHM側に集中している傾向が強い様に思われ、魚の着き場が変わってしまったのかも知れない。

豆メッキでも良いから何とか魚の感触を味わいたいと7:00頃にHRTK-SNKに移動。
到着した時にスロープでベイトを追いかけ回しているメッキセイゴがいたので、期待したのだが、小生がキャストするルアーには無反応で、その内何処かに去って行ってしまった。

8:00を廻ると暑さも強烈になり、とても日向で過ごすことが出来なくなって、結局、8:30頃StopFishingとした。

追伸:
写真の魚について、アナハゼではなくカエルウオであるとのご指摘をルアーフィッシング【メバル シーバス何でも恋】の管理人さんから頂きましたので修正しました。
ご指摘、有難うございました。(2012/09/02)

2012年8月23日

2012年釣行記(48)-MK

中潮 月齢:5.5 場所:YNGSM 釣果:ナシ 同行者:単独

メッキ調査の第3段。

例によって日の出前の未だ薄暗い時刻に現地に到着。

遠くから眺めると、突堤の先端にアングラーの姿が黒い影になって見え、その影を見ながら突堤に向かっていると、今度は突堤を先端に向かって歩くもう一人のアングラーが眼に入って来た。

過去2回の調査では、こんなに早い時間帯に突堤の河口側でアングラーの姿を見ることは殆どなかったので、ちょっと意外な気がしたが、彼らメッキ狙いならば、ひょっとするとメッキが出始めたのかも知れないと思いながら、先端からワンブロック手前に入りキャスティングを開始した。

水色は前回より幾分濁りが強くなった様な印象だが、濁りがあると云ってもそこそこ透明度はある様に見えるし、少なくともこの1週間以上はこの状態が続いているので、魚への悪影響は余りないと思うが・・・・・。

只、気になるのは、眼の良いYTさんTKUCさんが居れば確かなことが云える筈で、眼が悪い小生が幾らサイトマスターの偏光グラスを通して海中を見ても判らないのかも知れないが、前回と同様にベイトの姿が殆ど見えないことで、それが故にシーバスのバイトもないのかも知れない。

6:00過ぎになって、先端に入っていたアングラーが引き揚げる所だったので、様子を訊ねると、メッキ狙いで来たが、かすりもしなかったとのこと。
やはり、未だ早そうだと思いながら、彼の後に入りキャスティングを繰り返したが、全く音沙汰なし。
潮が高い時は、岸と突堤の間のワンドに入って来ると云っていたYTさんの言葉を思い出し、そちら再度も調査キャスティングをしたが、こちらも音沙汰なし。

突堤をアチラコチラ移動しつつメッキを探していたが、7:30頃になって周囲を見渡すと、この大きな突堤に乗っているのは小生のみ・・・・。

MK-2012-003R.JPG そこで、小生の気持も切れて引き揚げに掛かったが、この所、魚の感触を味わうことなく撃沈し続けており余りにも癪なので、途中の排水路の所でダツ狙いに変更。
しかし、あのダツがルアーを喰うどころか、避けて逃げる始末でスレで2匹を引っ掛けて、今日の調査を完了した次第。

2012年8月20日

2012年釣行記(47)-MK

中潮 月齢:2.5 場所:YNGSM 釣果:ナシ 同行者:JellyFishさん、YTさん

メッキ調査の第2段。

今回は、久し振りに釣行出来ることになったJellyFishさんとの共同調査。
同氏は4月に長女を授かり、以来釣行を休んでいた所、子供さんの首も座って落ち着いて来たので、久し振りに出掛けられことになり、ついてはメッキをやって見たい・・・・とのご希望をうけたもの。

JellyFishさんと現地付近で落ち合ったのは4:30頃。

釣りをする際はいつも、ウェーダーを穿くなどして濡れない様に対策をすることが常で、前回はヒップ・ウェーダーを穿く積りだった所、間違えてチェスト・ハイを持って来てしまったので、已むなくフェルト・ピンのニーブーツでやったのだが、果して、何回か波を被ってブーツの中まで濡らしてしまう結果だった。

そこで、今回は、濡れることを避けるよりも、濡れることを前提にすることにした。
つまり、足許はクロックスのサンダルを履き短パン半袖Tシャツで臨んだ。
寒い冬ならば、こんなことは考えられないが、連日猛暑が続いている真夏のことなので、かえって理に適っていると思った次第。
只、この様な出で立ちでは、日焼け対策が欠かせない。何年か前のことだったが、日焼け対策を取らずに短パン姿でサーフに立ち、両脚を真っ赤に日焼けして大変な思いをしたことがある。
なので、今回は、キャスティングをする前に、両手両足、そして、顔に日焼け止めクリームを塗って事に臨んだ。

調査は、突堤の先端から開始した。
水のニゴリは、幾分なくなった様な印象で、少しずつ回復しているのだろうか?
しかも、前回は殆ど見ることのなかったボラが至る所で跳ねていて、それなりに賑やか。
付近でジグをキャストしている若者に様子を訊ねると、メッキなら10cm位のが出始めた様だとのことで、期待を込めてキャスティングを繰り返しながら、NSHM方面に向けてラン・ガン。

突堤の中央付近で、ブルブルと2度アタリがあったが、針掛かりせず、正体は判らず仕舞い。

7:30頃、仕事を終えたYTさんが姿を現し、再度、3人で先端に戻って調査をしたが、結局、メッキの接岸は確認出来ずに終わった。
只、眼の良いYTさんによれば、突堤と岸との間にあるワンドには、メッキの稚魚がコトヒキと一緒に群れなして泳いでいるが見えるとのことなので、もう少しの辛抱かも知れない。

2012年8月17日

2012年釣行記(46)-MK

大潮 月齢:28.9 場所:YNGSM 釣果:ナシ 同行者:単独

メッキが出始めたとの情報を得たので、その調査に行くことにした。

空が白み始める時刻には釣り場に着きたいので、3:30頃自宅を出発、駐車スペースには4:20頃到着。
夜明け前の未だ暗い中、ヒップ・ウェーダーを穿こうとして・・・・・。
ヒップ・ウェーダーではなくてチェスト・ハイのウェーダーを持って来てしまったことに気が付いた(汗)

釣り場は波をかぶり易い所なので、本当ならチェスト・ハイにすべきだが、この暑い時期に胸までのウェーダーを穿くなんて減量をしているボクサーならいざ知らず、とても穿いて釣りなど出来る訳がない。
と云うことで、ヒップ・ウェーダーを穿く積りだったのに・・・・・。
仕方がないので、濡れるのを覚悟でフェルト・ピンのブーツを履いて釣り場に向かった。

釣り場の石積み堤防に到着すると、遠目には判らなかったが、意外にウネリがあって、所によっては堤防の中程まで波が這い上がって来ている。
風は予報通り殆どなくて、この点は歓迎だが、夜明け時刻だと云うのに、蒸し暑さが纏わりついて来る程

MK-2012-002R.JPG 堤防の先端に入って、早速キャスティングを始めたが、ボラが跳ね回る姿もなければ、ルアーに対してすこぶる付きで良い反応を示すダツの姿も見えず、全く魚の気配が感じられない。

時折寄せて来る大きなうねりを警戒しつゝ、NSHM方面に釣り座を移動しながらキャスティングを繰り返したが、7:00過ぎにスレ掛かりして来たグーフが、本日の唯一無二の釣果。

水色は、情報通り薄く茶色に濁っており去年の様な透明なブルーではないものゝ、釣りに影響があるとは思えない。
思えないが、釣果がないので、そう云い切れるかどうか・・・・。


スレで掛けたグーフの祟りかどうか・・・・。
その頃から、腹がグルグルと痛み出し、こうなると釣りに集中することなど出来る筈もなく、ティッシュさえ持っていればトイレに出来そうな所はあちらこちらにあるのに、生憎その持ち合せもなく、7:30頃に已むなくStopFishingとした。

2012年8月15日

2012年釣行記(45)-FF

場所:SKM-R 釣果:ヤマメ x 2 同行者:単独

4:45頃自宅を出発し、現地には予定通りの6:00過ぎに到着。

西湘バイパスを走っている時は雲も高く所々青空が出ていて、雨が降りそうな気配は微塵もなかった。
所が、現地に近付くにつれて雲が厚くなり、現地付近では黒っぽい雲が山の中腹まで降りて来ていて、何となくイヤ~な気配
予報では9:00頃から午前中は弱い雨が降るとのことだったが、降り出すのが早くなったのだろうか?

何とか午前中はもって欲しいと願いつつ、支度をして渓に降り立ったのは6:30頃。

水量は来る度に減っていて、前回より一段と流れが細くなっている。
ここまで減っているととても期待は出来ないだろうと思いつつ、茶色のパラシュートを結んで入渓地点で挨拶のキャスティング。

FF-2012-015R.JPG ここは去年か一昨年に、一度だけ底からフーッと浮かんで来たことがあったので、それ以降は毎回挨拶だけはすることにしている所。
しかし、気配があったのはその時だけで全く実績がないポイント。
なので、今回も流れているフライを何気なく眺めていると、何と2投目にパシャとライズがあって、幸先の良い16cm。

今回も前回と同様、今年は、今までに実績のないポイントで出る傾向が強い 様に思う。
これが、減水している影響なのかどうか判然としないが、渓魚の着き場がこれまでとは違っている・・・・・。

FF-2012-016R.JPG と云うことで、これまで実績のないポイントを重点的に攻めて見たが、朝の1匹は正にまぐれ当たり

雨が降り出すのを気にしつゝ、普段より早いペースで釣り上がって、2匹目を取ったのは9:00少し前。

これは細くなってしまった流れに乗ったフライが、岩陰に隠れた瞬間にチラリと見えた白い小さなシブキに反射的に腕が動いたもので、朝より一回り大きな18cm。

その後は、又々アタリがないまゝ脱渓点近くにまで来た時に、とうとう雨が降り出して来たので、吊り橋下の開きをサッと流して、10:00頃にStopFishingとした。

現地付近の山では、雨は時々は降っている様だが、降雨量が少ないのだろうか、来る度に減水していて、見る所、いつもより30~40cm程水位が低くなっているのではないだろうか。
ために、只でさえ細い流れが益々細く、と云うより、貧相な流れになってしまっていて、少し多めの雨が降って増水しなければ、一寸厳しい様に思った次第

2012年8月 7日

2012年釣行記(44)-FF

場所:SKM-R 釣果:ヤマメ x 4 同行者:単独

1:00からのオリンピック女子サッカーのなでしこ・フランス戦が気になるし、FFにも行きたい!!
と云うことで、前夜21:00頃に床に入り、1:00に起きてなでしこ・フランス戦を観戦して、その後再度仮眠をとって・・・・・。

しかし、床に入ったのは予定通りだったものの、23:30頃に自然に目が覚めてしまったので、卓球の女子団体戦日本対中国の決勝戦を観戦し、その流れでなでしこが辛勝するのを観て、再度電灯を消して・・・・・、いつの間にか寝入ってしまい目覚まし時計のけたたましい音にビックリして飛び起きたのは4:30。

現地到着は予定通りの6:00過ぎ。

前日、住居地方面では午後にかなり激しい雨が降ったので、減水気味のSKM-Rには恵みの雨だった筈と思ったのだが、渓の傍に立って見ると、雨が降った痕跡はあるのに水位は回復するどころか更に減水していて流れが細くなっている

水量が少なくなると、渓魚の着き場は限定されて狙い易くなるが、その反面警戒心が一層強くなるため岩陰にジッと隠れてしまい水面まで出て来てフライを追うことが少なくなってしまう。
故に、減水はアングラーにとっては余り歓迎出来るものではないが、前回はそれでも、結構良いFFが出来た。
今回は、更に減水しているので、その影響はどう出るだろう???

FF-2012-013R.JPG 本日の第一号は7:00頃。

細くなった流れの小さな釜にフライをキャストして何回目かのこと。逆光で水面がキラキラと輝きフライを見失ったのでピックアップしようとした瞬間と、ヤマメがフライを咥えたタイミングが偶然に合って、この渓では標準サイズの18cm。
これは釣ったのではなくて釣れてしまったので、喜びも半減だが、渓魚の活性が高そう・・・・・。

と思ったのも束の間。
その後、アタリは遠く、前回出た所などはしつこい程キャストしてフライが流れていることを気付かせようとしたが、全く無反応。

FF-2012-014R.JPG 漸く2匹目が出て呉れたのは、最初の1匹目から2時間半後の9:30頃。

このポイントは、大きな底岩がゴロゴロとしていて見るからに出そうな場所なので、毎回欠かさずキャストはしていたが、残念ながら1度も実績がない。
餌師が好みそうな深みもあるので、餌師に抜かれてしまっているのだろうと諦め半分だったが、今回は、いつもより距離を取ってキャストして見た。
するとどうだろう、フライが流れに乗って岩の際を流れ掛かった瞬間、パシャッと素直に反応を見せて呉れたのが、16cm程のアマゴ。
今までは、少し近付き過ぎていたのかも知れない。

その後、10:30頃からポツリ・ポツリと降り出して来た雨が、その内篠付く程になったので、オーバーハングした岩陰で小一時間程雨宿りをして再開したが、強くなったり弱くなったりの繰り返し。

濡れながら雨にはからっきし弱いドライ・フライをキャストしながら釣り上がり、脱渓点に近い小堰堤の近くで漸く15cmを追加。
これでStopFishingにしようと思ったが、雨に濡れたついでと小堰堤の上の開きに入り、17cmをゲット。
更に、二段堰堤のしたのプールまで足を伸ばしたが、2度のアタリを見ただけに終わり、結局、13:00頃StopFishingとした。