2012年12月 1日

2012年釣行記(68)-MK

中潮 月齢:17.2 場所:YNGSM 釣果:メッキ x 10 同行者:YTさん、Dr.TJさん

釣行する際、心配なのが、先行者の有無波の高さそして風の強さと向きの3点。
しかし、これらが三拍子揃って満足出来る状況など、釣り人口の多い関東地方においては望むべくもない。
特に今日は週末の土曜日なので、先行者は必ず居る筈・・・・・・。

果して、石積み突堤の第一ブロックには4人の人影があり、その内1人は先端のテトラに乗っている。
と云う訳で、この日は波の高さや風の強さ・向きについては問題がなかったが、入りたかった先端付近は諦めざるを得ない。
そこで突堤の取り付き口付近に入ることにしたが、そこにも先行者が・・・・。

その先行者は、投げ釣りの若者で角に陣取らずに少し中央に寄った所に釣り座を構えているので、ルアー釣りなら角に入れる。
と云うことで、その若者に挨拶をして角に入れて貰い、AKB48ならぬAKM48を結んでの第一投は、6:30頃。

この所、このAKM48をパイロットにしているが、余り実績がない。
この日も扇状に探って見たが、アタリらしいアタリもない。

MK-2012-016R.JPG そこで、ルアーをD-Conatactに替えて、AKW式スロー・ジャークに切り替えると、直ぐに答えが出て、7:00少し前に20cm強の本日の第一号。

今日の釣果はお持ち帰りせよとのご下命があったので、先ず写真を撮り、エラをハサミで切断してバケツに汲んだ海水に付けて血抜きをして・・・・。
と、取り込んでから色々と作業をしたので、少し時間が経ってしまった。

メッキの足は早いので、群れは散ってしまったかも知れないと少々心配だったが、その10分後に同サイズの2匹目をゲット。
最近にない好調な滑り出しで、気を良くしてキャスティングをしていると、背後から小生の名前を呼ぶ声が・・・。
振り返るとDr.TJさんがニコニコして立っている。

簡単な挨拶を交わした後、第三ブロックの中央付近に寄った所に入ったDr.TJさんは第一投目からロッドを大きく曲げて良型を揚げている。

2匹目の後10分程で、この日最小サイズの17cm程をゲット。これはそのまゝノータッチ・リリース。
それから更に10分程経過した7:30頃、REDPEPPER MICROに来たのは23cmの良型。

その後アタリが遠くなったので、PinTailに替えた所、7:50頃に20cm足らずのリリース・サイズが来てから概ね5分間隔で連続して5匹の釣果
型は全て23~25cmの良型ばかりで、昨年のHRTKの再現かと思う程。

所が、Dr.TJさんにその場所を譲った頃から群れは去って行った様で、その後はDr.TJさんが一度アタリを感じただけで、あれ程の好調さが嘘の様に状況が変わってしまった。

8:00少し前に、姿を見せたYTさんは第二ブロックに最も近い角に立ってキャスティングを始めていたが、登場するタイミングが少し遅かった様で、小振りのメッキを1匹取っただけとのこと。

10:00頃、先端に入っていたアングラーが引き揚げて行ったのを機に、場所を移してキャスティングを再開することにした。
ここはアングラーの争奪戦が激しいベスト・ポジションと云われている所でメッキの寄りは良い筈だと期待したものゝ、YTさんDr.TJさんがポツリポツリと拾うだけで、小生はアタリを二度程感じただけ。

13:00頃、もう少し石積みでやって行くと云うDr.TJさんを残して小生とYTさんは河口に場所を移動したが、完全にノー感じの状況に夕マヅメまで粘る気力も失せてなくなったので、YTさんを置いて一足早い15:00頃、StopFishingとした。

しかし、今日の釣りは、シーズン最高の10匹の釣果を出したとは云え、6:30頃から8:10頃までの2時間足らずで終わってしまい、その後15:00までの間は鳴かず飛ばず・・・(涙)

2012年11月24日

2012年釣行記(66)-MK

若潮 月齢:10.2 場所:YNGSM 釣果:メッキ x 5 同行者:YTさん、AKWさん

仕事が忙しく2週間程釣りが出来ずに禁断症状を呈して来たAKWさんが、久し振りに出撃すると云うので、小生にとっては例外的に土曜日に釣行することにした。

昨日の11月23日は勤労感謝の日で3連休の初日だったが、生憎の雨のために釣行を控えたアングラーが多かったのではないだろうか・・・?
そんなアングラーが今日は大挙して来る(?)
であれば、早く行って場所を確保しなければ・・・・

と云うことで、いつもより30分早く自宅を出発し、現地駐車スペースには5:45頃到着。
しかし、未だ日の出前の漸く東の空が白み始めたばかりの時刻にも拘わらず、思った通り既に2台の車が止まっている。

眠たい目を擦りながら来たのに、目指すポイントに入れなければ早起きして来た甲斐がないとばかりに、急いでウェーダーを穿き、ポイントに向かった所・・・・・。

エ~ッ、ウネリが高い!!
大きなウネリが押し寄せ、石積み突堤を完全に洗う程の勢いで這い上がっている。
湘南の達人YTさんAKWさんの登場を待たなければならないし・・・・・。

兎に角タックルをセットして一段と高い岩を足場にしてキャスティングを始めたが、その足場を濡らす程大きなウネリがやって来て、落ち着かないことこの上ない。

7:00少し前に登場したYTさんと相談をした所、潮位が低い時間帯なので近くには逃げ場がないので、潮位が高くなるまで、何とかウネリをかわしながらやるしかないだろう・・・。
結論が出た所で、突堤の先端に向かって歩いていると、先端から戻って来るAKWさんと遭遇。
どうもAKWさんはキャスティングをしている小生の後ろを通って先端に入った様で、小生は勿論背中に目がある訳ではなく、又、眼の良くないAKWさんは小生だと気が付かなかった模様で、閉まらない擦れ違い劇だった。
そのAKWさんは、先端に入ったものゝ頭から被ってしまったシブキで襟元から背中が濡れてしまって、気持が悪いと直ぐに諦めて引き揚げて行ってしまった。

残ったYTさんと小生は、寄せて来るウネリの合間を縫ってキャスティング・・・。
所が、ウネリとウネリの間隔が今日に限っては非常に短く、キャストしてリトリーブしている内に次のウネリが押し寄せて来る状況。
慌ててリールのハンドルを高速回転させてルアーを回収しようとするが、ウネリが到達すのが早いか、ルアーを回収するのが早いか・・・・。
それでも間に合わず、逃げる背中にシブキがザーッと掛かって来る始末。

MK-2012-015R.JPG こんなウネリの中で、メッキを手にすることは先ず無理だろうと、半ば以上諦めながら、キャスティングしウネリから逃げることを繰り返していると、8:30頃、キャストしたルアーが着水すると同時に、思いがけずグンッとメッキからの信号。
しかし、メッキとのやり取りをしている最中にも次のウネリが来ないかと、慌ててハンドルを回していたので、メッキの引きを楽しむことなど二の次。
で、揚がって来たのは20cmクラス。

それから30分後に、17cmを追加。

10:30頃になり、潮が上げに入るとともに益々ウネリが大きく間断なく押し寄せて来る様になり、YTさんが1匹を出した所で、場所を河口に変更。

こちらは砂州でウネリが遮られていて、あれ程の荒れ様が嘘の様に思えて来る程静かな状況。
しかし、水深がないので潮位が高くなければ釣りにならないので、待っていた次第。

ここでは、5gのメタル・ジグを遠投する釣り方だが、小さな型を3匹追加して、11:00頃StopFishingとした。

YTさんは、小生を先行させておいて、結局は追い越して行くいつものパターンで6匹の釣果。
流石達人、脱帽です!!

2012年11月21日

2012年釣行記(65)-MK

小潮 月齢:7.2 場所:YNGSM 釣果:メッキ x 7 同行者:YTさん

25cmクラスを8匹出したとのTKUCさんの情報で、結果が伴わなければ今シーズンのメッキは卒業とばかりに、又またメッキ釣行。

いつもの様に6:00頃、現地駐車スペースに到着したが、季節もここまで進むと日の出時刻より30分も前で、東の空が少し赤みがかっている。
早速ウェーダーを穿いて海に向かい、導流堤が遠望出来る地点から様子を見ると、白い波が走ってはいるが前回よりもかなり低い。これなら落ち着いて釣りに集中出来る!

所が、石積み突堤を見渡せる地点から様子を見ると、既にベスト・ポイントの先端には黒い人影があり、又、第二ブロックにも2人のアングラーが見える。
これでは目指す先端に入釣することは、先行者が居る以上諦めざるを得ず、仕方がないので湘南の達人YTさんのお気に入りの突堤の取っ付きでキャスティングを始めることにした。

風は背中からの弱い北風、波も時折大きめのウネリが来るが凪いでいると云って良いだろう。
キャスティングを始めたものゝ、先端の様子が気になって仕方がない。
釣りに集中出来ないまゝキャスティングを30分程続けていた所、ラッキーなことに先端に入っていたアングラーが引き揚げて来るのが見えた。
直ぐに先端に向かい、途中で擦れ違ったそのアングラーに様子を訊ねると、ナブラが全く立たずアタリもなかったとのこと。

昨日は良かったけれど、今日は駄目なのか?

確かに、先端のブロックに立って海の様子を眺めたが、夥しいボラの群れが海面をザワザワとさせているが、小魚が逃げ惑うナブラは全く見えない。
前回、前々回の様子では7:00を廻らなければナブラは立たないので時間の問題だろうと思いつつ最近パイロット・ルアーにしているAKM48を右手のブロック際を通していると、ジワーッと重くなって上がって来たのは大きめのサイズのフグ。
本日の最初の釣果がフグとは先が思いやられる・・・・

それでも同じコースを続けて通すと、今度はブルブル感のあるアタリで正真正銘のメッキ。ナブラはないけれどメッキは確実に居ると内心ニヤニヤしながら抜き揚げた途端、
立っている足許の岩に落ちてそのまゝ海に帰って行ってしまった。

その後は暫くアタリがなかったので、メッキはいるけれど泳層は中層以下だろうと、ルアーをD-Contactに替えて、AKW式スロー・ジャーキングで誘ったところ、これがビンゴ!

MK-2012-014R.JPG 8:00少し前、その5分後の8:00、そして10分後の8:12に立て続けにアタリがあって、今日の爆釣は間違えなし・・・・・
所が、好事魔多しでYTさんの登場と共にアタリが遠退き、何をして全く反応がなくなってしまった。

そこで目先を変えるため5gのメタルジグに替えて大遠投。
5gの軽めのジグだが、スリムな形状をしているので空気抵抗が少ない上、フォローの風に乗って飛ぶは飛ぶは・・・・。2000番のリールのシャロウ・タイプのスプールにはラインが半分ほどしか残っていないので、100m近く飛んだのではないだろうか?
メタル・ジグではリフト&フォールが基本的なアクションの付け方だが、普通のミノーと同じ様にジャーキングで誘っていると、11:15頃にグンとアタリがあって良型のロウニン。そしてその7分後に更に1匹。その後にも取れなかったが一度アタリがあった。

しかし、その後は又またアタリがなくなって、本日最後のメッキが来たのは12:40頃。

余りのアタリのなさに嫌気が差して来て、YTさんに場所移動を提案して道具を片付けていると、YTさんがゲット。
地合い復活かと移動を中止して粘ることにしたが、YTさんはポツリポツリと拾う様に釣るが、小生は全く鳴かず飛ばずになってしまい、15:30にStopFishingとする頃には、YTさんは小生より1匹多い8匹まで釣果を伸ばしていた次第。

2012年11月15日

2012年釣行記(64)-MK

大潮 月齢:1.2 場所:YNGSM 釣果:メッキ x 2 同行者:YTさん

余り調子の良くないメッキに固執せずにアオリを狙おうかと思うのだが、何故か諦めが付けられずに今回もメッキ狙い・・・・。

いつもより少し早い5:45頃現地駐車場所に到着し、早速釣り支度に掛かった。
前回、前々回はヒップ・ウェーダーで入った所、少し高く上がった波シブキで左足を濡らしてしまったので、今回はその轍を踏むまいとチェスト・ハイを穿いて釣り場に向かった。

昨日のYTさん情報では、ウネリが高くてとても石積みに乗れる様な状態ではないとのことだった。
しかし、風も北に変わり時間も経っているので治まっている筈・・・・・・・。
所が、遠くに見える導流堤に沿って砕けた波が白く走っているではないか!

やはり、乗る積りにしていた石積み突堤を越えて高い波が押し寄せて来ている。
これでは、石積みに乗るのは到底無理な話。

外が荒れているので、ひょっとするとメッキがワンドに入って来ているかも知れないと淡い期待を抱きながら、YTさんの登場を待ちがてら、高いウネリの影響を避けられる場所を探してキャスティングを始めた。
が、全くアタリらしきものもなく、淡い期待は期待のまゝ。

6:30頃登場して来たYTさんと相談して、直ぐに川に移動することにした。
前回か前々回からか、YNGSMで移動する際には、YTさんのバイクに乗せて貰っているのだが、当り前のことだが、これがすこぶる付きで楽チン。
今回もYTさんのバイクの後部座席に跨らせて頂いた。
YTさん、有難う!

この場所は、過去にも何回か入ったことはあるが、残念ながら実績はない。
しかし、足場は非常に良く、足許は精々ブーツ程度で充分。
これで、釣果があれば最高なのだが・・・・・・。

移動して程なく、YTさんがロッドを曲げて、小振りながらも本日の第一号。
これで、俄然やる気になったが、小生には全くアタリが感じられず、いつもの様に時間ばかりが経ち、ボーズの姿がチラチラし始めた。

MK-2012-013R.JPG それでも半ば自棄になって5gの五目ジグを繰り返し遠投しているとクンッと軽いアタリがあって、やっと来て呉れたのは9:00頃のこと。
小振りなので物足りなさは残るが、初めての場所での最初の釣果で、一安心。
2匹目はそれから30分程後で、型はやはり小振り。
この頃にはYTさんは既に4匹の釣果で、実力の差を見せ付けられた次第。

結局、干潮時刻の11:15頃を過ぎてStopFishingとしたが、潮位が100cm超の場合に限ってだが、波が高い時や南風が強い時の逃げ場になり得る。

2012年11月13日

2012年釣行記(63)-MK

大潮 月齢:28.6 場所:YNGSM 釣果:メッキ x 5 同行者:YTさん

今シーズンのメッキは期待に反して全く良い結果が出ていない。
これに対して、アオリは好調との話が聞えて来るし、兎に角魚でも何でも良いから釣りた~い!
と云うことで、アオリの道具を引っ張り出して何時でも出撃出来る態勢を整えたのだが、このまゝ今シーズンのメッキを諦めてしまうのも口惜しい。
散々迷った末、これで結果が出なければ今シーズンのメッキは終わりにする積りで、メッキ狙いに・・・・・。

アオリにするかメッキにするか迷っていたので、仲間には声を掛けずに単独釣行の予定だった。
丁度6:00にいつもの駐車スペースに到着して、ウネリのないことを願いながらヒップ・ウェーダーを穿き、釣り場に向かった。
所が、海の見える場所に来て見ると、遠くに見える導流堤に白い波が砕けて走っているのが見え、井桁突堤でも波シブキが高く上がっている。

こんなに波が高いならチェスト・ハイのウェーダーにするんだったと思っても、10分も歩いて戻って履き替えることも辛い。

石積み突堤の先端付近は時折高いウネリが押し寄せ、高くシブキを上げているし、突堤の半分の所まで這い上がって来ているのが見える。
只、遠望する限り、石積みの第三ブロック付近ではウネリも幾分低くなっている様子なので、そこに入る積りで歩を進めると、アングラーの考えることは皆同じ様なものと見えて、黒い人影が・・・・。
残念!!先行されたか・・・・・
と思いつつ、その黒い人影の様子を観察すると、どうも様子がYTさんに良く似ている。
近付いて見ると案の定YTさんで、キャスティングを始めたばかりとのこと。

早速、タックルの準備をしてYTさんと並んでキャスティングを始めたが、大きなウネリが押し寄せて来る度にルアーを急いで回収して後ろに下がってやり過ごし、おさまった隙を狙ってキャスティングをする・・・・・の繰り返し。
しかも、大きなウネリが押し寄せて来る間隔が短くて、どうも落ち着いて釣りに集中出来ない。
更に、開始して間もなくして、大きなウネリのシブキで左足が濡れてしまい・・・・
こんなことならアオリに行っておけば良かったと後悔すると同時にメッキ狙いのモチベーションは急降下。

未だ潮が高いから、ワンド側が良いかも・・・とのYTさんの声で突堤の第一ブロックに移動して、荒れた海を背にして何投かして見たが、全く無反応。
半ば嫌気が差したので乾いた岩に座り込んで遅れてやって来て外海に向かってキャスティングをしているYTさんの様子を見るともなく見ていると、
キターッ

その声に促されて小生もウネリの隙を狙って外海に向かってキャスティングを再開。
前回と同じ様に7:00を過ぎた頃から、ナブラが出始めてフィッシュ・イーターの魚のお食事タイムになった様子。
前回はこのナブラに騙されて・・・・の感があったが、今日はどうだろう????

MK-2012-012R.JPG 7:35頃、型はそれ程でもないが、待望の1匹。
そして5分も経たない内に1匹を追加し、その10分後に更に1匹。
最近にない好調振りで、この調子で行けば爆釣!?と助平心が顔を出した途端、アタリが遠退き次に来たのは30分後の8:20頃。
それでも、1時間足らずの間に、4匹の釣果は今シーズンのベスト・・・・・。

しかし、その後はこの日最後の1匹が10:00頃に出るまでピタリとアタリがなくなってしまった。

10:16の干潮時刻を過ぎて上げ潮に入るとウネリは益々高くなって、間隔も更に短くなって釣り難くて仕方がない。
そんな中でもYTさんポツリポツリと拾う様に釣果を出していたのは、流石!!!

結局、11:00頃になると風向きが北から南に変わり、ルアーが風に戻されて飛ばなくなったのを機に、StopFishingとした。

2012年11月10日

2012年釣行記(62)-MK

中潮 月齢:25.6 場所:YNGSM 釣果:ナシ 同行者:YTさん

昨日9日(金)の朝8:00頃釣り仲間のDr.TJさんから、石積み先端で、只今入れ掛かり中なるメール。
実は、6日(火)から1泊2日で長野の叔父に会いに行っていたので、1日置いた金曜日には出撃する予定にしていた。
しかし、やはりこの歳になると片道300kmのロング・ドライブの疲れは直ぐに取れず、仕方なく予定をずらして10日(土)に行くことにしていただけに、このメールの内容は少々引っ掛かるものがあった。
と云うのも、今シーズンのメッキは渋くて、未だに良い結果を出せていないからで、一度で良いから良い波に当りたいと思っていた。

現地付近の駐車スペースに到着したのは、いつもより早い5:45頃。
未だ日の出前の薄らと明るくなり掛けた支度をしていると、YTさんより電話があり、既に昨日良い結果があった石積み先端に居るとのこと。
小生は、毎日が日曜日の身分なので全く意識をしていなかったが、考えてみれば、今日は土曜日なのでアングラーの数も多くなり、場所の確保だけでも難儀すると読んで早出してくれたんでしょう。
感謝!感謝!

急いで釣り場となる石積み先端に行って、挨拶もそこそこにキャスティングを開始。
海には薄らと濁りが入っている様に見えるが、まぁ釣りには支障はないだろう。
しかし、昨日の情報にある様なナブラは全く見えず、この点は不安材料。
それよりも、結構ウネリが大きくて落ち着いた釣りが出来そうにもない。実際、開始早々ザブンと波を被ってしまった。

YTさんはペンシルを結んでトップ狙い、小生はAKM48でいつも通りのスタイルで、寄せて来るウネリの間を縫う様にしてキャスティングを始めた所、その2~3投目のことだった。
いきなりドラグがジーとなってロッドをグングンと締め込むトルク感の強いアタリがあり、慌ててドラグを締めてやり取りを始めたが、残念ながら海面にチラリと顔を見せた所で敢え無くフック・アウト
海面に顔を出した場所が丁度逆光になっていて良く見えなかったが、大きめのフッコだったのではないかと思う。

その後は全くアタリもなく静かな時間が過ぎ、漸く7:00を回った頃から、ナブラが頻発する様になって海の中が活発になって来て、イヨイヨ昨日の再現かと期待したものゝ・・・・・・。

メッキではトップを狙い続けていたYTさんに一度アタリがあっただけで、二人とも外道のダツを1匹づつ釣り上げただけ。
更に悪いことに、時間が進むにつれてウネリが大きくなって来て、釣れそうにもない雰囲気が益々濃厚になって来たのでベスト・ポイントである先端を諦めて、探りながらNSHM方面に移動することにした。

しかし、この頃にはYTさんも小生も気持は半分以上も切れ掛かっており、集中出来ず結局早目の10:00頃StopFishingとして、二人揃って枕を並べて討ち死にの悲しい結果だった。

2012年11月 1日

2012年釣行記(61)-MK

中潮 月齢:16.6 場所:YNGSM 釣果:メッキ x 3 同行者:YTさん

昨年の今頃は結構釣果を伸ばしていたのだが、今年はサッパリ・・・・・・。
それでも、と云うべきなのか、それとも、それだからと云うべきか、午後から南寄りの風が強く吹く予報なので、午前中だけの予定で何時もの通り6:00頃、現地駐車スペースに到着。

石積み突堤を見渡せる場所から眺めると、先端の第一ブロックには3人のアングラーが入っているのが見えるが、こちらは、最近比較的コンスタントに出ている第三ブロックの上がり口に入る積りなので、焦る気持ちはなく余裕・余裕(笑)

風は背中からのそよ風で、波も前回の様な大きな波が収まって、時折少し大きめの波が寄せて来る程度、濁りも入っておらず、条件としては申し分のない所。

今日こそはと、6:20頃からキャスティングを始めて、2~3投した所で、何やら背中に人の気配を感じて・・・・。
振り返ると、YTさんが人懐っこいニコニコ顔で立っている。
鬼の居ぬ間の洗濯ではないが、YTさんが登場する前に2~3匹先行していようと思っていた作戦は、これで失敗(笑)

YTさんは第三ブロックの角、小生はそこから5m程中央寄りに釣り座を決めたのだが、キャスティングを開始するや否やYTさんからアタッタの声が。
ちょっと待て!その魚は俺のだ!と叫びたい気持ちをぐっとこらえて、ロッドを持つ手に気持を集中させたが、こちらは全く感じられない。そのまま2~3投したが、感触がないので漸く手に入れたWAVY50Sにルアーを替えて第一投。
着水するとほぼ同時にジャークを加えると、ググンとアタリがあって久し振りのメッキで、6:40頃のこと。

MK-2012-011R.JPG 開始早々にゲット出来たので、今日こそは良い釣りが出来ると二人して思ったのだが、その後はぱったりとアタリがなくなってしまった。

そこで、小生は同じ場所で粘るYTさんを置いて、第二ブロック中央付近に移動。
ここでも綺麗なナブラが左手から右手に走り、如何にも活性が高い様に思えたが、キャストするルアーには何故か無反応状態が続き、如何にも群れが小さくて直ぐに通り過ぎて行く様な感じ
7:50頃、ソロソロ諦めて少し移動しようと思いながらリーリングしていると・・・・・・・。
ルアーが5m程先のブレイクに差し掛かったと思った瞬間、いきなりググンと本日2回目のアタリで、同サイズのギンガメ。

しかし、その後は又々無反応状態に戻り虚しいキャスティングの繰り返し。

そして、第一ブロックの先端付近に移動。
この付近は、昨年の例で行けばベスト・ポイントの筈なのだが、今年はどうしたことか余り芳しい話しが聞かれない。それでも、実績のある場所なので、必ず入って様子を見ることにしているが・・・・・・・。
やはりナブラの起きる頻度は他よりも高くて、フィッシュ・イーターの数は多い様に思う。が、しかしルアーへの反応がないのは、これまでと同じ。

ナブラに釣られて(?)暫く粘ったものゝ、遅れて移動して来たYTさんが良型のギンガメを出しただけ。
そこで、YTさんを置いて場所場所でキャスティングを繰り返しながら、元の場所に戻ったが、その間一度もアタリがない。
YTさんも遅れて戻って来たが、その頃には腰が痛くなったこともあって、小生のやる気は霧と消えてしまっていた。

11:30頃、第三ブロックの中央付近でやる気のないキャスティングをしていると、久し振りにググンとアタリがあって良型のギンガメを取ったが、写真を取ろうと準備している最中に、針から外れて岩の間にスッポリと落ちてしまった

その後はまたダンマリの状態に戻ってしまったので、12:00頃StopFishingとした。

2012年10月29日

2012年釣行記(60)-MK

大潮 月齢:13.6 場所:YNGSM 釣果:ナシ 同行者:YTさん

前回は石積突堤で全く良いことなく終わってしまったので、今日は第一ブロックの先端から第三ブロックまで少しづつ移動しながら探って行くことにして、いつもの様に6:00頃現地駐車スペースに到着。

風は余り吹いておらず、今日こそは小生にとっての釣り日和
釣り場に向かい、途中の排水口から石積突堤を見渡すと・・・・・・・。
アングラーの姿が全くなく、時々打ち寄せる波のシブキが白く上がっているのが見えるだけ。
何故、釣り人が一人も見えないのだろうか????

土手の上からは、白く上がっている波シブキはそれ程のものではない様に見えたが、イザ、突堤に立って見ると結構なウネリが押し寄せて来ていて、時々、突堤の中程まで這い上がって来ている。
成程、これが釣り人が入っていない原因か・・・・・

潮は下げに入っている上、風も陸からの北風なので、その内ウネリも収まって来るだろう。
そこで、取り敢えず付近の様子を見ようと先端まで行って見たのだが、流石にウネリが押し寄せて来る沖方向にはキャストし辛い。
しかも、この荒れ模様のためだろうと思うが、前回、狂った様に起きていたナブラが全く見えない。
と云うことで、這い上がって来るウネリを避けられる河口に向かった場所を選んで釣りを始めることにしたが、この時点でモチベーションはかなり下がってしまった。

こんな時化では誰も来ないだろうと思っていたが、7:00を回った頃一人のアングラーがやって来るのが目に入って来た。
物好きな奴もいるもんだ・・・・・
その主は、病院に行く筈のYTさん(笑)
病院は10:00過ぎに行けば良いので来ましたとニコニコ。
二人して行き場の限られた先端付近でウロウロと釣り座を替えながらキャストしていたが、中々アタリが感じられない。
そして、8:00過ぎのこと、寄せて来るウネリの合間を縫って沖向きにキャストしていたYTさんが、来たヨ~!!
見ると、ロッドが大きく弧を描いていて、上がって来たのは20cm超えの良型。

小生も見習って沖向きにキャスティングを繰り返していると、一際大きなウネリが目の前に盛り上がって・・・・。
慌てて後ろに数m下がって、何とかやり過ごしたものゝ、これですっかりと怖気づいてしまい、キャストしていても気持が落ち着かず9:00頃、井桁突堤に場所を移動することにした。

井桁突堤では、ウネリの影響は幾分避けられるが、強い濁りが周囲に入っていて、見るからに可能性がない様に思えた。

結局、1時間足らずで諦めて、10:00頃StopFishingとした。

2012年10月26日

2012年釣行記(59)-MK

中潮 月齢:10.6 場所:YNGSM 釣果:メッキ x 2 同行者:Dr.TJさん、YTさん

石積突堤で良い釣りをしたとの仲間からの情報が入ったので、早目に家を出て現地に到着したのは6:00頃。
昨年の例から行けば、その情報の主のDr.TJさんは当然先着しているものと思っていたが、彼の黒のレガシイが見えない。
少し待とうかとも思ったが、折角早く来たのだから先行して入っておこう・・・・。

ゆっくりと支度をして石積突堤が見渡せる地点に来て見ると、何と突堤の第一ブロックには先端から4人のアングラーが等間隔に陣取っている
仕方がないので第二ブロックでキャスティングを開始。

海はべた凪、背中からの風も弱くて絶好の釣り日和。
第一ブロックと第二ブロックの間にあるテトラ帯付近で綺麗なナブラが出ていて、これは期待出来る?
キャスティングを初めて間もなくのこと・・・・・。
ロッドを振った瞬間、軽いショックを残してルアーが遥か遠くに飛んで行くのがチラリと見えた。
ラインがなければこんなにも飛ぶものか??? 細いとは云えラインの空気抵抗の大きさを今更ながらに実感した次第。

そこで、突堤に腰を掛けてリーダーとラインを結束する編み物をしていると、漸くDr.TJさんが登場。
軽く挨拶をしてDr.TJさんは昨日良い釣りをした第一ブロックへスタスタと歩いて行き、小生は編み掛けのタックルを手に後を追いかける様にして第一ブロックに移動した。
幸いなことに、丁度その頃先行して入っていたアングラーの3人が引き揚げて行き、Dr.TJさんはベスト・ポイントのテトラに陣取ってキャスティングを開始。

海では小魚が海面から飛び出して逃げ惑うナブラが其処彼処に絶え間なく出ており、否応もなくアングラーのテンションはグングンと上昇してしまうのだが、所が、我々のターゲットであるメッキやシーバスも、本物の餌になるベイトに夢中になっているのか、アングラーの投げるルアーには見向きもしない。

遅れて登場して来た流石のYTさんも大苦戦・・・・・。
3人で、突堤の先端付近で立ち位置を色々と変えキャストする方向を変えても、状況は変わらず、昨日の好釣が嘘だと思ってしまう位の激変振り。

それでも、YTさんは足場の悪いテトラに乗って3匹をゲットし、12:30頃に早上がりして行った。
そして、Dr.TJさんもポツリポツリと拾っていたが、小生にはアタリらしいアタリもない状態が続き、ただ惰性でキャスティングをしているだけだった。

13:00を回った頃、気分転換を兼ねて井桁突堤に移動することを提案。
移動した途端、Dr.TJさんはポンポンと2匹をゲット。
小生は2度目の高切れに嫌気が差して、引き揚げようと思った所にTKUCさんが登場。
TKUCさんは石積みに行き、小生は編み物をしてキャスティングを再開・・・・。

MK-2012-010R.JPG そして、14:00頃、待望のアタリで涙が出る程嬉しい1匹。
更に、14:30頃、最後の1投で来たのが20cmを軽く超える良型。

それにしても、朝の6:30から14:30までの8時間にも及ぶ実釣で、右腕の手首や肘に鈍痛が残っていて、今回は何とか結果が出せたので良かったものゝ、これでボーズだったらと思うと・・・・・・。

2012年10月24日

2012年釣行記(58)-MK

長潮 月齢:8.6 場所:YNGSM 釣果:ナシ 同行者:YTさん

前回は早い時刻からアタリがあったので、少し早目に行ってジックリと・・・・と考えて、6:30頃到着。

しかし、海の状況は前回と正反対で、波も高く井桁突堤の周辺には薄茶色の濁りが入っている
前回の状況から期待に胸膨らませてやって来たのだが、完全に出鼻をくじかれた格好。
それでも来たからにはロッドを振らなければ気が済まないのが釣り人の悲しい性で、兎に角やって見よう・・・・・

水は左から右に流れていて、いつだったか定かではないが、以前にもこの流れの時は濁りが強くアタリもなかったことがある。
そんなことを思い出しながらYTさんの登場を待つことにして、キャスティングを繰り返した。

8:00過ぎ頃に遅れてやって来たYTさんによれば、これ位の濁りなら大丈夫とのことだったので、気を取り直したのだが、10:30頃にStopFishingとするまで、一度もアタリがなかった。

所で、小生の後から同じ井桁突堤の岸寄りに入った若者は、色々と場所を替えていたが、気が付くと排水口近くの岸に移動していた。
それだけであれば取り立ててブログ・ネタにすることもないのだが、何度かメッキを掛けているのが見えたので、敢えてここに書き留めておくのだが・・・・・・。
実は、彼が移動する前に、小生もアタリを求めて彼が入った場所近くにまで移動したことがあった。
しかし、その時はアタリがなかったので、又、元の場所に戻って来てキャスティングを繰り返していた。もう少し粘っていたら、メッキと遭遇出来ていたかも知れない・・・・。

釣りでは、ちょっとしたタイミングのズレで結果が雲泥の差になることはチョクチョクあることで、今回も正にその例なのだが、どうも今シーズンは、メッキの着き場が偏っている様な印象を持った次第。