2013年1月27日

2013年釣行記(6)-MB

大潮 月齢:15.3 場所:NGTBN 釣果:メバル x 2 同行者:YTさん

毎日が日曜日の生活になってからは、土日や祝日の釣行は出来るだけ避けるようにしていたのだが、前回22日の釣行以降は雨や強風のため延び延びになり、気が付けばもう週末で、結局1週間も釣りをしていない。

と云う訳で、我慢出来ずに例外的に日曜日の釣行。

潮廻りは大潮だが、夕方に満潮となり夜中近くの23:00頃に干潮となる下げの時間帯。しかも下げのピッチが早い上に根のきつい岩礁地帯での釣りなので、実釣時間が余りない。そこで、少しでも長い時間釣りをしたいと、14:30頃YTさんをピックアップして釣り場に向かった。
所が、途中で大渋滞に引っ掛かり、釣り場に着いたのは予定より1時間遅れの17:30頃で、急いで支度をして磯に乗った頃には、右手の東から赤く光る月が頭を出しており、貴重な夕間詰の時間帯に入っていた。

YTさんには沖側、小生は陸側に釣り座を取ってキャスティングを開始。
予報では18:00⇒南南西1m、21:00⇒静穏となっていた風は、予報より多少強めだが追い風で、波も穏やか。

今日こそYTさんに良型の引きを・・・・・


そして、その期待通りキャスティングを開始して間もなく、隣りのYTさん来たっ!!との声に、見ればロッドが大きく曲がって、引きも良さそう。
YTさんがプラグで釣った初めてのメバルは25cmの良型で、小生もMebaringに引きずり込んだ責任を果たせてホッ
その後も続けてこの付近ではアベレージサイズの20cm。

負けじと小生も自分の釣りに集中して手を変え品を変えして色々とやったが、4m程しか離れていないのに隣りのYTさんとは真逆で、全くアタリなし。
そうこうする内にYTさんにもアタリがなくなり、19:30頃潮位もかなり低くなったので、気分転換と同時にフレッシュなメバルを求めて、前方に見える低く平らな磯に場所を替えた。

この磯は、昨年だか一昨年だか、潮が低い時に入った時は海藻が至る所に顔を出していたので、ルアーを通すコースがなかった記憶がある。
今回はそこまで極端ではないが、それでもMNDRよりはずっと多く、ルアーに引っ掛かって来ることが度々あるし、足許にはヒジキがビッシリと着いているので、何とかなる?
所が、気分を新たにキャスティングを始めて間もなくして東寄りの風が強くなって来る始末。南風には強いここでは東風は沖から陸向きの横風になるので、非常にやり難い。

MB-2013-004R.JPG それでも、静穏になると云う天気予報を信じて我慢してキャストを繰り返していると、20:00過ぎになって待ちに待ったメバルからのラブコール。
上がって来たのは15cm程のチビメバルだが、兎に角ボーズ逃れの嬉しい1匹。
そして20:45頃、アベレージサイズの20cm。

その頃から弱まる筈の風が益々強くなり、大潮の干潮時刻に近付き潮位が極端に下がってしまったので、ついに気持も切れてしまってStopFishingとした。

2013年1月22日

2013年釣行記(5)-MB

若潮 月齢:10.3 場所:IZTG 釣果:ナシ 同行者:YTさん

前回は神奈川西部を探査して見事なパーフェクト・ゲームを喰らってしまったので、今回は更にその先の伊豆方面に足を延ばして、何とかしようと云うことに。

IZTGは昨年一度だけMebaringで入ったことがある。初めての場所は要領が解らぬまゝ時間ばかりが過ぎてしまい、気が付けば貧果に終わることが多いのだが、その時はどう云う訳か見事に6~7匹の良型をものにしたことがあるポイント。
しかし、釣り場そのものは一抱えも二抱えもある大きな岩がゴロゴロとしている浜で、バランス感覚がとみに衰えた高齢者にとっては、大きな岩伝いに歩くのは、非常に難儀なことなので出来れば避けたい場所。
しかし、YTさんには是非とも良型のメバルの強い引きを味わって貰いたいし、何と云っても小生自身のボーズ記録を断ち切りたい・・・・・・。

途中の釣り道具屋でケミホタルを購入したりしたので、予定より少々遅れたが、浜の釣り座の岩に乗ったのは、夕暮れ時のまだ明るい頃。
天気予報では、干潮時刻の20:30頃からは静穏と表示されていたのが、このIZTGを選んだ理由だが、少し風が強めに吹いている。また、ここ数回は穏やかな海でしかやっていなかったので、波のことまで気が回らなかったが、波が少し高い。と云ってもYNGSMでメッキを狙っている頃の波の大きさと比べると、静かな方。

波打ち際の大きな岩によじ登ってキャスティングを始めたのだが、寄せて来る波に揉まれてプラグを上手く泳がせられそうもない。
そこで、飛ばしウキを使ったワームに切り替えたが、時折高く舞い上がる波シブキが気になって、なかなか釣りに集中出来ない。
YTさんも同様の様子で、二人並んで夕食のパンをかじったり駄弁って見たり。

釣りをしているのか休んでいるのか解らないまゝ時間が過ぎ、20:00を回った頃。
そろそろ弱くなると期待していた風がより強くなり、しかも波も更に高くなって来る始末で、こうなると、辛うじて首の皮一枚で繋がっていた気持ちがプツンと切れてしまうのは容易なことで、どちらかともなく引き揚げることに・・・。

引き揚げる途中の漁港や公園の突堤の様子を見て車の所に戻って来た頃には、雨がポツポツと落ちて来て、21:00頃には帰途に着いていた。

2013年1月19日

2013年釣行記(4)-MB

小潮 月齢:7.3 場所:2BN 釣果:ナシ 同行者:YTさん

月曜日の7日に降った雪が、2日経っても3日経っても融け切らず、所によっては凍結していたりで、車が出せず・・・。
結局、1週間振りの釣行。

久し振りの釣行なので、何とかボーズだけは避けたい所。
だが、Mebaringではホームとしている神奈川県東部の半島では一応釣果はあるものゝ、取り敢えずボーズにならずに済んでいると云った状況で、もう一つパッとしない
と云うことで、以前から気になっていた西部の半島に行くことにした。

ポイントはアオリでは何度か入ったことのあるKTGHM横の2BN磯で、根も複雑に入っている上書籍にもメバル・ポイントとして紹介されているので、何らかの答えは出るのではないだろうか・・・・。

現地には16:30頃到着。
冬場というのに、支度をしてYTさんを先導して林の中の踏み分け道を辿って磯場に乗った時には、汗が額を濡らす程の暖かさ。
海は波もなく穏やかで、ベイトも見える。
で、条件としては良いと云えるだろう。

小生は右手の崖に沿う様にキャストを開始したが、潮の流れが意外にも強くて、岸から離れる様に左に左にと流されてしまう。
これでは岸際ギリギリを通すことが出来ない!
そこで、プラグを替えて飛ばしウキを使ったワーム・システムにして、岸から少し離れている岩を狙ってキャストすると・・・・。
こんな時に限って正確なキャストになるもので、この時も狙った岩に見事に命中して、敢え無く根掛かりロスト。
システムを組み直して再度挑戦すると、これもまた見事なキャスティングで、連続ロスト。

そんなことを繰り返したが、メバルからの信号は全く感じられず、20:00頃、場所移動することに。

小生は海藻が濃く生えている筈(?)のBNBURに行こうと思ったのだが、YTさんは駐車場前の磯でやりたいと云う。
そこで、駐車場前の磯に寄り道をしてキャスティングを繰り返したが、ここでも同じくアタリ 一つなく、結局、21:00頃にはBNBURに行く気も失せて潮溜りで遊んで、探査釣行は終了。

そして帰宅途中のこと、国道1号線から環状2号に出た時のこと・・・・。
何やらバイクのけたたましい爆音が聞こえ、何事かと見れば4台の暴走族バイクで、後ろに女の子を乗せたバイクなどは、白っぽい煙を撒き散らしジグザグ走行している。
この寒い中、こんな馬鹿どもが・・・と思ったが、赤信号ではちゃんと待っているのには思わず苦笑い。と云っても、彼らの後ろで信号待ちをしている車に嫌がらせをする様に空吹かしをしながらだけど。
空吹かしをして爆音を響かせながら信号無視をして、入って来る車を止めながらドンドンと先に行って呉れれば渋滞もしないのに。

2013年1月11日

2013年釣行記(3)-MB

大潮 月齢:28.8 場所:KSKST 釣果:メバル20cm x 2 同行者:YTさん

やはり、こんなに寒い中でのバイク運転は、当然と云えば当然のことだが、非常に厳しい筈だ。
にも拘わらず、前回バイクで釣行したYTさん・・・・・・・。
前回の釣行の帰りのことだが、大型トラックに頭を押さえられてゆっくりとしか走れなかった小生を置いて、さっそうと駆け抜けて行ってしまったYTさん・・・・・。
しかし、良かったのはここまでで、途中でハンドルを握る手の指先が冷たく痺れて随分と難儀したとのこと。
そんなこともあって、今回は小生の誘いに素直に乗ってくれて同乗して行くことにしていた。しかし、オヤジさんの車を借りれることになったと直前に連絡があり、今回もまた20:00の現地待ち合わせ釣行。

20:00過ぎに現地に到着し急坂を下りて磯に乗ると、今回も一足早く着いたYTさんは先端に入っている。
この磯の先端側は、帯状に海藻帯があるものゝ根が殆どないことが原因なのか、経験上Mebaringでは良い思いをしたことがない。寧ろ、これまでも入っていた磯の付け根側の方が良いと思っている。
と云う訳で、YTさんには前回、前々回と同じ付け根付近に移動して貰って釣り座を構えた。
風は殆ど感じることなく、海も湖の様に穏やかで、今回もMebaringには好条件。

しかし、大潮の干潮時刻直前のため、潮位は極めて低く、これまで立っていた位置より7~8mは前方に出ることが出来る。付近の岩盤は掌の様になっていて、細長い根が指の様に何条も沖に向かって突き出し、その根と根の間は深いスリットになっていて、如何にも根魚の棲家と云った様相。
これまで、何度も入った磯だが、ここまで潮位が低い時に乗るのは初めてのことだし、こんな具合になっているとは思いもしなかった。

これはこれで大いに参考になったが、足許の先は深いブレイクになっていて、メバルやカサゴはこの陰に隠れているのだろう。とすれば、ここまで立ち入るのは魚に警戒心を与えてしまうことになってしまう・・・・。

MB-2013-003R.JPG と云う訳で、今回もメバルのアタリは遠く、21:20頃と日付が変わった頃に20cmのメバルをやっとの思いでものに出来ただけに終わってしまった。

昨年は、針掛かりさせることが出来る出来ないは別にして、もっと頻繁にアタリがあり楽しめた記憶がある。
に対して今シーズンはアタリそのものが少ない。

何故だろう?
もう産卵後の低活性期に入ってしまっているのだろうか?

2013年1月 8日

2013年釣行記(2)-MB

中潮 月齢:26.8 場所:KSKST 釣果:メバル25cm x 1 同行者:YTさん

前回は良型のカサゴが釣れたものゝ、本命のメバルは釣れずじまいに終わってしまった。
今回は、そのリベンジ・・・。

この極寒の中にも拘わらずYTさんはバイクで行くと頑張るので、今回は別行動。
現地で20:00頃に落ち合うことにして、小生は18:00頃自宅を出発。
途中、渋滞もあったりして小生の現地到着は20:00を過ぎた頃。
YTさんは一足早く到着した様で、主の居ないバイクが道端に止めてある。

早速、支度をして急坂を下りて磯へ・・・・・。

風は殆どなく、海はべた凪、月の光もない。
Mebaringには絶好の条件に期待は知らず知らず膨らんで来る。

潮位は、干潮時刻を過ぎたばかりでかなり低くて、いつもは水の下に隠れている岩や岩盤が顔を出している。
YTさんは、ヒジキがビッシリと絨毯の様に生えていてヌルヌルとしている岩や岩盤伝いに5m程沖にまで出てロッドを振っている。
様子を訊ねるとアタリはないとのこと。

小生はYTさんの隣りの出っ張りに入ったが、低過ぎる潮位が気になって仕方がない。
と云うより、出る気がしないと云った方が正しいだろう。
それでも、居れば出て呉れるだろうと自らを鼓舞しながらキャストを続けていると、21:00頃か22:00頃か記憶が定かではないが、YTさんが何やら騒いでいる。
見ればロッドが大きく曲がっており、如何にも大物の気配。
根に潜られたりしたのを何とかかわして上がって来たのを見せて貰うと、これが見事なカサゴ。
測って見ると、30cmジャストのランカー物
暫く時間をおいて、次は24cmの良型カサゴ。

その後も同じ場所に入り、キャストの度にあるアタリを楽しんでいた(?)様だが、根掛かりも比例して激しく何度もジグを奉納している内に、この日のアタリ・ワームもなくなってしまったとのこと。
訊けば、前回、良型カサゴをゲットしたので、今回は最初からその積りにしていた由で、狙い通りに引っ張り出したランカー物にいたとのこと。

MB-2013-002R.JPG 小生の方はと云うと・・・・・。
いつもの様に、何のアタリも感じられないまゝ時間が過ぎて行き・・・・・。

日付が変わりボーズを覚悟した頃、突然グッグンとワームを引っ手繰って行く様なアタリ。
足許までバシャバシャと抵抗しながら上がって来たのは、陸ッパリのMebaringとしては良型に属する25cm。

その後は、又ダンマリが続き、文字通りのまぐれアタリで、25:00頃StopFishingとした。

2013年1月 4日

2013年釣行記(1)-MB

小潮 月齢:21.8 場所:KSKST,NGTBN,TKIS,ABRTB 釣果:カサゴ24cm X 1 同行者:YTさん

2013年の幕開けの釣行。
初釣りからボーズにはなりたくないので、アオリにするか、メバルにするか・・・・。
釣れる確率が少しでも高い方をと云うことで、2013年はMebaringで幕開けすることにした。

YTさん宅に15:00頃に到着する予定で14:00頃に自宅を出発したが、こんなに渋滞しているとは思いもしなかった。
あちらこちらで引っ掛かり、結局YTさん宅に到着したのは1時間遅れの16:00頃。

新年の挨拶もそこそこににYTさんを助手席に乗せて釣り場に向かう途中、又々渋滞の連続。
結局、釣り場に着いたのは、予定より2時間以上も遅れた18:00少し前のことで、すっかり日が暮れて暗くなっていた。

急坂を下りて磯の取っ付きから様子を見ると、先端付近に人影が2人。
当方は磯の中間点付近の南向きに釣り座を構えることにして、暗くて見通しが効かない中、YTさんに根の位置を一応説明。

YTさんは本格的にMebaringをするのは、これが初めてなので、何とかあの引き味わって貰いたいと、一段と細く突き出した岩の先端に乗って貰い、小生はその少し岸寄りに。

MB-2013-001R.JPG 18:30頃、潮は上げに入っているとは云え、未だ未だ潮位は低いので、根掛かり対策にShallowMagicを結んで2~3投した所で、コンと軽い前アタリ。
続いて伝わって来たグンとした力強いアタリにバッチリと合わせが決まったのだが・・・。
2013年最初の獲物に気持良くリーリングしていると、根に潜られてしまう始末。
新年はバラシで幕開けか・・・と覚悟しつゝ、テンションを保ってラインを貼った状態にして、様子を伺っていると程なくして動き出す気配が。
チャンスとばかりに素早くリーリングして何とか根から引きはがし、揚がって来たのは24cmの良型カサゴ。

メバル狙いにカサゴは外道となるのだが、それでも良型なので嬉しい1匹。
それから間髪を入れず今度はYTさんに同サイズのカサゴ。

開始早々のことで、二人とも気を良くしてキャスティングを繰り返したが、その後は全くのダンマリにお手上げ。

風は北風だが弱い上、潮位もかなり高くなっているのでNGTBNでも何とか釣りが出来るだろうと考えて移動して見たが、半島の先端部に位置するこちらでは強く吹いていてとても無理・・・。
と云うことで、近くで北風を避けられそうなTKISに移動したが、磯の先端にまで出るとやはり強く吹いている。加えて外洋に面しているためか、波も高め。
それでもプチ移動を4回繰り返して何とかメバルをと頑張ったが、ここでも空振り。

この時点で日付が変わっており、自宅を出発して10時間。
ソロソロ疲れも出て来ていたので、帰路の途中のABRTBで少しだけやって見よう・・・。
ABRTBでは風もなく、海は鏡の様に静か。
時折、ボラが跳ねる水音がするだけで、ここでも空振り。

と云うことで、25:30頃StopFishingとした。

2012年12月27日

2012年釣行記(75)-MB

大潮 月齢:13.8 場所:KSKST、NGTBN 釣果:23cm X 1 同行者:単独

先日のアオリ釣行ではYTさんの墨付けは無事完了したものの、小生自身はアタリさえも感じない完全試合を喰らってしまった(涙)
その上に、後から入って来た若者エギンガーがポンポンとゲットし、しかも釣れなくなると見るやサッサと引き揚げて行ったのを見せ付けられたものだから、何やらモヤモヤしたものが溜まってしまった

そんな訳で、アオリの敵をメバルで・・・とばかりに趣向を変えてMebaringに出掛けた。

現地に到着したのは、薄暗くなり掛けた16:00頃。
釣り場の磯に向かう急坂を下っていると、何やら後ろから走って来る足音が・・・・。
何事かと振り返ると、小生の到着直後に何やら慌てた風で止まったHONDAでやって来た若者が下りて来るのが見えた。
そんなに急いでいるのならと道を譲った所で、何を狙っているのかをその後ろ姿に尋ねると、アオリとのこと。
確かに、アオリの名ポイントに挟まれている磯なので、ひょっとすると出るかも知れないとは思っていた。しかし、水深が無いのでこれまでは敬遠していた。
だが、機会があれば一度試して見る価値はありそうだ

磯に下り立ってみると思った以上に南風が強く吹いている。
この磯は北風には強いが、南寄りの風には弱いのは分かっていた。しかし、予報では1~2mとのことだったので、この磯にしたのだが、これでは一寸釣りにならないかも知れない。

案の定、キャストしたプラグが風に戻されてしまってどうしようもない。
そこで飛ばしウキに替えてワームにしたが、今度は風に吹かれるラインに引っ張られて思ったコースをトレースすることが出来ない。
ラインが風を背に受ける北向きもやって見たが、こちら向きは実績がないこともあって、どうも出て呉れる感じがせず、粘って見る気もしない。

6:30頃まで、色々とやって見たが、結局、南風に強いNGTBNに大きく移動することにした。

NGTBNでは月が煌々と海面を照らし、メバルには一寸明る過ぎるきらいはあるが・・・。
先ず最初に波に削られて平均台の様に細くなった岩を越えて先端寄りに入ってキャスティングを始めた。
ここは、正面左右に根が海面から顔を出しているおり如何にもと云った雰囲気に期待が高まるも・・・。

不思議なことに全く気配が伝わって来ない。
そこで、8:00少し前に今度は高さが無くて波を被ることの多い平らな低い磯にプチ移動。
大潮の引きもほゞ5分に入っていて潮位もかなり下がっているので、至る所に根が顔を出しているため磯の先端斜め左向きにしかキャスト出来ない。
潮が下がり過ぎているのか、月が明る過ぎるのか、ここでも音沙汰がない。

MB-2012-023R.JPGそこで最後の手段とばかりに根掛かり覚悟で、シンキング・ペンシルに替えると・・・・。
コツン・・・・、とこれまでのダンマリが嘘の様に、早速、信号があった。
これは取れなかったが、次に来たコツンで見事にフック・オン。
久し振りのメバルの引きを楽しみながらリーリングしていると、フッとロッドが軽くなって敢え無くフック・アウト(涙)

その後、暫くアタリが遠くなったが、20:15頃のこと。
左に顔を出している根の際を通すと、コンと前アタリがあり続いてグン・・・
上がって来たのが23cmの良型。

その後、アタリは何度かあったが何れも取れず、干潮時刻の22:00頃を過ぎた頃から、この磯では禁物の北風が強く吹き出して来たのを機にStopFishingとした。

2012年6月29日

2012年釣行記(36)-MB

長潮 月齢:9.5 場所:MBR-KGN,KSKST,TKIS 釣果:ナシ 同行者:Dr.TJ

以前からDr.TJと29日の釣行を約束していたが、生憎の雨の予報・・・。
そこで、午前中に雨がやみ午後から出来る様であれば行くことにしていた。所が、予報は見事に外れて朝から快晴。

15:40頃に拙宅に来て頂いて、小生の道具をDr.TJの車に積み込んで出発。
ターゲットはDr.TJ希望の梅雨メバル

時間も充分あり、道路代を節約するために高速を使わなかったので、現地到着は17:30頃。
実は、朝方AKWさんからMBR-KGNはニゴリが入っていて釣りにならないとの情報を得ていたのだが、日にちが変わればニゴリも取れているだろうと、淡い期待を抱いていた。
そんな情報があったので、取るものも取り敢えず海の状況を見に海岸まで出て見た所、潮はニゴリが入っていると云うよりも、水色そのものが赤っぽく見える。しかし、ベイトの数は意外な程多い。
風は正面から吹いていて、少し釣り難そう・・・・。

しかし、何とか釣りが出来そうだと、一旦、車に戻って近所のコンビニで夕食の握り飯を買いに出掛ける等して時間を潰し、再度釣り場に・・・。

早速、DR.TJがロッドを曲げている。
来たか!と期待をしたが、ロッドを曲げた主はアナハゼ君。
その直後にはクサフグ君。
兎に角、メバル狙いからすれば外道だが、魚は魚・・・・。

正面から吹いて来る風が強くなったのを機に、20:00頃、半島の反対側のKSKSTに風裏を求めて移動を決意。
ここは今シーズンの初めに良く通った磯で、この時期になると海藻もビッシリと生えている筈だが、逆に釣りにならないかも・・・。
所が、ここも磯焼けなのだろうか、海藻が針掛かりして来ることは殆どない。
しかし、第一投からコツンコツンと活発なアタリがある。
アタリがあるけれども、合わせられないし、針掛かりしない。
アタリの主は何だ?????・・・・念仏君!!

22:00頃、この磯を諦めて再度場所移動。

TKISの実績ポイントでは、波もなく風もそよと吹いているだけで、メバリングには頗る良い条件だったが、肝心のメバルはお留守で、日付が変わった頃枕を並べて無念のStopFishing

2012年4月15日

2012年釣行記(22)-MB

長潮 月齢:23.5 場所:HYKW 釣果:25cm x 1 同行者:単独

実は先週の金曜日(13日)、LWSN-STに入ったのだが、急坂を降りて釣り座に着いた途端、雨がパラパラと降って来て、雨には殊の外弱い小生はスゴスゴと引き返して来ざるを得なかった。

と云う訳で、異例ではあるが日曜日の夜から仕切り直し釣行をした次第。

21:45自宅を出発。
途中の西湘バイパスSAから海の状況を見ると、弱い風にも拘わらずウネリが入っている。
これでは外海に面しているLWSN-STはとても無理だろうと、釣り場を変更してHYKWへ。
HYKWには23:00少し前に到着。
幸いにも、いつもの突堤には人影はない。
早速、支度をして突堤に立つと、西湘バイパスとは違って意外にも強めの風が真正面から吹き付けて来ている。

やり難いことはやり難いが、何とかなるだろう・・・・・
しかし、右へ左へキャストを繰り返し、ルアーを取っ換え引っ換えしたが、全く音沙汰はなし。
ここでは最も実績のある突堤だが、アタリがなければ仕方がない、ここを諦めて場所を移動することにした。
所が、奥目にある突堤に移しても、最も奥の突き当たりまで移動したが、状況は全く変わらず、メバルはスレてしまったのか?居なくなったのか?

MB-2012-022R.JPG 日付が変わり集中力が切れて来たので、引き揚げ様と戻る途中で・・・、最初に入った突堤に立ち寄って30分程経った1:30頃。
海面に写っている橋の影に向かって未練のキャスティングをしていると、突然ガ・ガンとNABURA SMALL BAIT-50を引っ手繰るアタリで上がって来たのは、〇ボー回避の嬉しい25cm。
地合いが出て来たかと期待したのも束の間で、その後は元の黙阿弥で2:00頃StopFishingとした。

2012年4月 5日

2012年釣行記(20)-MB

大潮 月齢:13.5 場所:LWSN-ST 釣果:23 x 1,25cm x 2 同行者:TJM,AKW氏

月曜日に引き続いてTJM氏とのコラボ。

明るい内はソイと遊ぶと云うTJM氏に合せて、現地駐車場で15:00に落ち合う約束で自宅を出発。
途中、幾つか渋滞の名所があるのだが、この日は予想に反してスムーズな流れで大きな渋滞もなく、30分も早く着いてしまった。
来る途中の西湘バイパスでは、強い風で砂浜がバチバチとフロント・ガラスに当り、海にはウサギが飛び跳ねていたので、釣りは無理だろうと思っていたのだが、駐車場には見慣れた黒のレガシーが止まっていて、主のTJM氏は既に釣り支度を始めている(笑)

小生も直ぐに支度をして、ゴロタ浜をヨタヨタとポイントに向かった。
前々回だったか、同じゴロタ浜を反対方向に行ったTKBで釣りをした時には、ゴロタ浜を歩くのはコリゴリだと思っていたのに、気が付けば又々・・・・・。

ゴロタ浜を抜けてH状のテトラ帯にDバッグを置いて、TJM氏ソイを求めてテトラ帯を先に進んで行くが、バランス感覚の衰えた小生には、一寸無理!
君子危うきに近寄らずで、足許のしっかりしたH状テトラで、時間潰し。

17:00頃になってライントラブルのためソイを諦めて帰って来たTJM氏と、暗くなるまでの間、釣り談義を楽しみ、時にはキャスティングをしながらルアーの泳ぎをチェック。

MB-2012-021R.JPG 日没時刻を過ぎて膨れ上がって来る期待に反して、海からの反応が薄くて、期待外れ?と疑問が湧いて来た頃・・・。
風にラインが吹かれてもソコソコ泳いで呉れるUMIBAKU DRIFT-Sをキャストしていると、周囲も暗くなった18:20頃、コツンと軽いアタリ。
これは合せ切れなかったが、フォローのキャスティングを入れると、又、同じ様なアタリ。
流石に、これはバッチリとタイミングがあったが、掛かった瞬間グングンと下に突っ込む強い引き・・・・。
来たヨ~!!
しかし、次の瞬間には足許の根に絡まれてしまった。
バレるかも知れないと思いながらラインのテンションを保っていると、ラッキーにもズルリと動き出してくれたので、何とかものにすることが出来た。
前回の様な痩せて貧相な体型ではなく、体高も厚みもある25cmの良型。

それから間もなく、TJM氏にも・・・・。
大物の様子に大きく曲がったロッドが、ピンと弾けて・・・・、無念のバラシ
ラインが根に擦れてブレイクした様だった。

その後20:00頃だったと思うが、キャロシステムで底を攻めていたTJM氏が28cmの泣き尺を見事にゲットし、ニューロッドの入魂を念願の良型メバルで無事完了!!
しかし、それからはメバルの気配は完全に消えてしまい時間ばかり経過し、20:30過ぎになって、TJM氏は状況打破のためにゴロタ浜への移動を敢行。
小生は安全第一を実践して、居残ってキャスティングを続けていると21:00を廻った頃、グンと来てくれたのが、本日最小の23cm。

22:00頃、ゴロタ浜の探索に行っていたTJM氏のヘッド・ランプの青白い灯りが少しづつ近付いて来るのが見えた。
電話連絡もなかったので、ゴロタ浜も良くなかったんだろうナ・・・・。
と思っていると、20m程手前で、ピタリと動かなくなってしまった。
何をしているんだろう??
心配になって迎えに行くと、岩に腰を掛け何やらモゾモゾとしている。
訊けば、滑って転んだ拍子に釣針が指に刺さってしまったので、抜いていた!!とのこと。
しかも、入魂を終えたばかりのニュー・ロッドのチップ部分が見事に折れてしまっている
踏んだり蹴ったりとは正にこのことで、並みの御仁ならばここで釣りは諦めて引き揚げる所だが・・・・
TJM氏は違った。
先人が設置したロープを頼りに背後の急坂をよじ登り、車の所まで戻って予備のロッドを持って来て、何事もなかった様にキャスティングを続けていた。

23:00少し前になってAKW氏が合流。
3人並んでキャスティングを繰り返したが、メバルからの信号は感じられず、日付が変わる直前の23:45に漸く小生が25cmを追加。
TJM氏は、指の負傷やロッドの損傷にめげることなく、その直後に27~28cmの良型を引っ張り出したのだから、その執念恐るべし。

結局、24:30頃に、TJM氏と小生は遅れて合流したAKW氏を残してStopFishingとしたのだが、AKW氏の結果はどうだったんだろう?