2008年12月30日

2008年釣行記(28)

潮回り:中潮  場所:AJR,ITH,OSK  釣果:ナシ 同行者:単独

先週は、強風の影響で釣行出来なかったので、2週間振り。
年越しの準備でバタバタしているカミさんに遠慮しながらの納竿釣行。

深夜1:00少し前に出発。

世の中は正月を迎える準備で忙しくしている筈故、釣り場も空いていると思ったのだが・・・。
先ず、いつものDKNには車が1台駐車している。前回の様に2人組だと入れる場所が限られると考えパス。
次のENUR防波堤先端には何人もの人影が見えるし、小生の直前に到着したらしい2人組が準備中。
と云うことで次のIWへ向かうが、ここにも先行者あり。
予想に反して、何と世捨て人の多いことか!! 何処に行っても入れそうにもない。

少し足を伸ばして久し振りのAJR
道路の両側にズラリと車が駐車しており、ここも駄目かと思ったが、幸いにも旧堤に入ることが出来た。
釣り座に立ってグルリと見回せば、浮き釣りの赤い光が合計6個波間で揺れ動いている。

師走にしては暖かく、風もなく、波もなし・・・!
絶好の釣り日和・・・・と思ったが、生き物の動きもなし

5:00、思い切ってHKTに転戦することを決定。
念のため、途中のITHの様子を見ようと寄り道をしたのが良くなかったのか?
車をお降りて中央堤防を先端まで歩いて見ると、テトラには釣り人が見えず、しかも風はフォロー。
で車に取って返しタックルを手にテトラに戻り、キャスティングを開始。

周囲が明るくなり、左右を見ればテトラの上には4名のエギンガーがシャクっているが、ここでもイカの雰囲気がない。
この頃にはHKTに行く気もなくなり、あっちのテトラこっちのテトラと只悪戯にウロウロするばかり。
ふと気が付くと、海鵜が目の前で潜っては浮かんで遊び回っている。
これでは来るものも来なくなると、9:00頃まで粘って帰路に着いた。

帰る途中でに立ち寄ったOSKで会った御仁・・・。
リタイヤーと同時に川越から引っ越して来て、好きな釣りを毎日楽しんでいる由。
奥さんはよく付いて来て呉れましたネ、との小生の問いに、
人間相手は飽きたし、残された人生を楽しむために全てを清算して・・・、とニヤリとされ、お蔭様で白かった髪の毛も黒くなったとわざわざ帽子を脱いで見せて呉れた。
今年、サラリーマン生活から卒業出来る筈の小生にとっては羨ましくて仕方がない話であった。

この御仁の隣でシャクらせて頂いていると、原チャリに跨ったお巡りさんがやって来る。 車の止め方でも注意しに来たのかと一瞬身構えたが・・・・。 釣りが 3度の飯より好きで警邏に出ていることを良いことに、ちょくちょく様子を見に立ち寄っているらしい。 そして、暫くの間3人で釣り談義。 師走の忙しない時期なのに何ともノンビリとした話だった。

帰りは、多賀付近、真鶴道路、石橋IC付近、原宿交差点、戸塚警察署前・・・・と渋滞の名所全てに引っ掛かり、帰り着いたのが15:30頃。

結局、3時間半のドライブで今年の納竿が終わった。

2008年12月15日

2008年釣行記(27)

潮回り:中潮  場所:DKN,ENSM  釣果:ナシ 同行者:単独

 確か気象庁は、今冬は極寒になると予報を変えた筈なのに、どうしたことだろう!?!?
師走とは思えない程、暖かい日が続いている。

先週は満月の大潮に向かって暖かく風も弱い一週間だったが、小生が釣行する日に限って寒かったり、風が強かったり・・・。
釣行日を選べないMonday Anglerにとっては、悲しいことに、どんな状況であろうと甘んじて受けざるを得ないのは解ってはいるが・・・。

と云うことで、新たに設備投資をしたDAIKOEgi Grand-Tribal[Executor] EGTX-87tiを引っ下げて1:50に出撃、DKNには3:00頃に到着。
DKNの駐車スペースには湘南ナンバーが一台駐車していたので、IWに行こうかとも考えたが・・・、5:00頃までやって駄目ならENSMを見ることにしてそのまま支度をして磯に向かった。
磯には、先行者が二人。挨拶をして様子を尋ねると1杯出したがバラした由。
この二人は沖に向かって並んでシャクッている。その横に1名分のスペースがあるにはあったが、そこは小生の奥ゆかしい所で、遠慮をして例によって風を横から受けることになるが、少し岸寄りに釣座を構えてエギングの開始。

満月から1日経った月の光が周囲を明るく照らし、潮は満潮上げ4分と云った所で多少のウネリはあるが期待充分。
・・・・・と思ったが、イカ様からのラブ・コールはなし。
先行組みの二人が引揚げた4:00頃には、深々と寒さが増して来て、久し振りに指先が冷たくなる感覚を味わった。その二人組に代わって沖に向かってキャスティング。
ふと気が付くと、今度は三人組が現れた。この三人組は何の挨拶もなく、その内の二人は小生に並んで沖に向かって、残る一人は先程まで小生が居た所からキャスティングを開始。

風が強くなり、益々指先が冷たくなって来た6:00頃、このPを諦めてENSMに転戦することにした。ここは以前から来ようと思ってはいたのだが、夜釣が出来ないので実際に竿を出すことはしなかった。今回が初めてのエギング。

防波堤から磯の様子を見ると、磯の高さはなく満潮の海水が洗う程。それでも結構な釣り人が思い思いの方向に竿を出している。
が、エギングをしている釣り師の姿は見えない。と云うことはアオリは望み薄???

低い磯の一箇所だけテトラ寄りの所に空いたスペースが見える。そこに入るかどうか考えたが、こんなに低い磯なので、ちょっとしたウネリでも洗われてしまうだろうし、生憎、小生は磯シューズは持っているが磯ブーツは持っていない。
取敢えずは、君子危うきに近寄らずと云うことで、突堤からキャスティングをすることにしたが、ここは西風がまとも。しかも、後から来た二人組みが小生の左横2m程の所から、蛸テンヤドボンドボンと投げ込み始めた。さらに加えて、今度は右側からはカゴ師が長い磯竿で遠投を始める始末。この3名はソレゾレ自転車で来ているので、おそらく常連組みだとは思うが、自分達だけの釣り場と思っているのだろうか????

08121500MtFuji.JPG そこで、最初に見た磯のテトラ寄りに入ろうと戻った。しかし、当然と云えば当然のことながら、既に先客が竿を振っている。折角来たのにこのまま帰る訳にも行かず、そこは諦め別の空いている所からキャスティングをして時間を潰すことにした。
写真はその釣座から見た見事に真っ白に化粧をした富士山。
この写真では良く判らないかも知れないが、小さく写っている人間は釣り人に非ず。望遠レンズを構えて富士山の写真を取ろうとシャッター・チャンスを待っている人達。
現場では全く気が付かず、自宅に帰ってからパソコンで拡大して見て判った次第。

その後、テトラ寄りの先客が引揚げたので、早速その後に移動。
ここは左手にある高く積まれたテトラに西風が遮られ、しかも海水面は足元の高さなので、風を上手くいなすことが出来る。ウネリさえなければ、水深もありそうなので、これからの真冬は良いかも知れない。

結局、本日の成果はゲソだけ。しかも、感度の良いロッドにした筈なのに、イカがエギに触ったことすら感じることもなく、シャクッた時にイカの重さも感じず エギを回収したらゲソが着いていたと云うお粗末さ。

釣果が得られないのはロッド等の道具ではなく、もっぱら肩から先に問題があったと再確認させられた1日 であった。

2008年12月 1日

2008年釣行記(26)

潮回り:中潮  場所:IW  釣果:300g x 2 同行者:単独

強風波浪注意報の予報が釣行中止の原因だったのだが、完全に肩透かしを喰らった格好で、道楽の部屋の窓から眺める外は、柔らかな陽が降注いでおりまるで小春日和。しかも立ち木の枝も揺れていない。
昼食を取りながらそんな風景を見ていて、突然、様子を見に行くことにした。
こんな時刻に出て行っても、月曜日とは云え釣り場は空いていないだろうし、何よりも時間帯が良くない。気になっている磯の様子を見るだけでも良いと思いつつも、ひょっとすると夕間詰めが狙えるかも知れないと期待したのは云うまでもない・・・。

急遽支度をして家を出たのが12:30過ぎのこと。途中、有名な原宿の交差点の渋滞も案ずる程のことはなく、昼間の釣行にしては順調。
釣do楽さんのりちゃんと良く乗っているDKNには、釣り人が3-4人見えるので、ここはパス。
続いてNB-DKN、人影は1人だけ。ここに入ろうか思い駐車スペースにまで行くと、釣り人二人が車のリア・ゲートを開けて何やらゴソゴソとしている所に出くわした。
これから入る所か?上がって来た所か?
上がって来た所であればその後に入れるが・・・・・。
その二人組に尋ねることもせず、ここもパス。

それでは、いよいよ本命の磯の様子を見ようと、更に車を進めて、路肩の駐車スペースに車を止めたところ、緊急の場合の駐車スペースなので一般車両は駐車禁止の立て札。
この札そのものには法的な拘束力はないと思うが、さて、どうするか?
結局、ここも諦めて、いつものTKURに行く積りで車を走らせ、車窓からIWのテトラの様子を伺うと、人影は見えない。
じゃ、久し振りにここでやって見るか?

入り口に近いテトラに2人が入っているが、外海側は空いている。

風も殆どなく、波も静か。潮も干潮を過ぎ満ち始めて来た所。時間帯を除けば絶好の釣り日和。

14:30、支度を整えて、明るい海に向かっての第一投。
出る時は第一投目から出るんだよナ・・・・・と思いつつラインを注視していると、具体的にと云われると説明は出来ないが、何となく動きがおかしい。
そおーっと聞き合せをすると、ジワーと重みがロッドを通して伝わって来て、生命体の反応。
何と、300g程度と小振りながら、第一投目から来てしまった!!!
写真を撮ろうとバグを開けて気が付いた。慌てて出て来たのでカメラを忘れて来た!!と云う訳で、今回は写真はなし!!


それから、略1時間後、今度は吹けたラインがスッと張ったあたり。
波の影響でこんなラインの動きは毎度のことなので、余り手が動くことはないのだが、今回は自然にロッドを煽っており、先程と同じサイズをゲット。

その後は潮の流れが左から右に強くなり、エギがなかなか着底せず、錘を追加したりしたものの、後続はなし。
アト1-2時間程は頑張って見たかったが、結局、明日の仕事に差し支えるので、陽が落ちて周囲が暗くなった17:30にStopFishing。

しかし、今日は久し振りの昼間のエギングでラインの動きで取った2杯だけに、満足の出来る結果だった。