2011年3月 8日

2011年釣行記(15)-EG

中潮 月齢:3.3 場所:KZKGN、SKN 釣果:ナシ 同行者:単独

この所、週前半の釣行が、雨やら風やらで出来ないことが多かった。
今日も夜半過ぎまで雨模様で、三浦方面は風も強い予報になっている。
さて、どうしようか散々迷ったが、最近サーフでも釣果が見られる様になって来たとの情報があり、更に、つい先日手に入った長尺もののロッドの試しシャクリも兼ねて風を背負えるサーフでエギングをすることにした。

準備に手間取り予定より若干遅れて2:10、自宅を出発。
目的地の駐車場には3:00過ぎに到着。

早速、チェスト・ハイのウェーダーを穿き国道を渡って海岸に向かう坂を下っていると、ドッ・ドーンと波が崩れる音がズシンと大きく腹に響いて来る
それでも、エギを結んで波打ち際にまで出て見た所、時折2m近い波が目の前で崩れ、海水が砂利浜をサーッと這い上がって来て膝下を洗って行く。

第一投は、3:30頃。
広いサーフを独り占めにして、ロング・ロッドで思いっ切りキャストするのは非常に気持ちが良い。
飛んで行くエギが見えれば、更に爽快感は増すのだが、例えバイパス沿いの街灯で周囲は薄明るいとは云え、そんなに遠くまでは光が届く筈はない。 リールのスプールから放出されるラインの感触から、波頭を超えてかなり先まで飛距離は出ていると思うのだが、見えないだけに何とも心許ない。
適当にカウント・ダウンをしてシャクルと、思いがけずエギが重くなったり、フッと軽くなったり・・・・。
最初の頃は、アオリがエギに触っているのかと期待したのだが、どうも、エギが波に揉まれて海底付近をゴロゴロと転がされている様子

少しでも、波の影響が少ない所を探しながらサーフを移動したが、そんな都合の良い場所がある筈もない。 上がろうか、ポイントを替えようか???? と思案していると、土地の釣り師が引き揚げて来るのに出会い、これ幸いと様子を訊ねてみた。

今日は、波が少し高めで、こんな状況の時は時折大きな波が来ることがある。
その波の足は非常に早くて逃げ遅れることがあるので危ない。


風もなく、寒さも余り厳しくないので、ウネリさえなければ絶好のサーフ・エギング日和なのだが、土地の釣り師がその理由で引き揚げて来たのを見習って、1時間程でサーフ・エギングは終了

このまゝ帰宅するのも勿体ない。
と云うことで、ここ暫くご無沙汰をしていたSKNを覗いて見ることにした。
ウネリで磯に乗ることが出来なければ諦める積りだったが、岩の上までは波飛沫も上がっていない様子に、片付けたタックルをセットして再挑戦。

このポイントは足許に生え根があって、取り込みに難儀するのだが、今日のロング・ロッドであれば余裕でかわせる筈・・・。
結局、そんな心配は要らぬお世話に終わり、5:00頃からの2時間でStopFishing


2011年3月 4日

2011年釣行記(14)-MB

大潮 月齢:29.0 場所:KTGHM,KRSK 釣果:ナシ 同行者:ケンケイパパさん

ケンケイパパさんと2度目のコラボ釣行。

天気予報では、最低気温が1℃、北寄りの風が2~3m/sとなっているので、単独であればきっと釣行は諦めていた所だが、念のためお伺いメールを入れると、直ぐに着信音。

今、群馬からの帰りだけど、当然出撃するヨ~!!

と云うことで、21:00に自宅を出発。 途中の行程は順調過ぎる位順調で、このまゝ行くと早く着き過ぎるかなと思ったが、目的地の直前で工事渋滞に引っ掛かってしまい到着は結局23:00。
車から出て様子を見ると、少し波っけはあるが、心配していた風は殆どなくてそれ程寒さも感じられない。 予報が良い方向に外れてくれた様で、一安心して、車に戻って暫し休憩。

はやり工事渋滞に掛かって遅れたケンケイパパさんが到着し挨拶の後、揃って磯へ。

小生はメバリング一本で勝負することにしていたが、ケンケイパパさんは、もう完全にエギング熱に毒されてしまった様で今回もエギングで頑張るとのこと。 丸で2~3年前の自分自身と同じで、思わずニンヤリしてしまった。
そもそも、小生がメバリングに本格的にチャレンジしようと思い立ったのは、ケンケイパパさんう~ざっとさんのブログを読んだのが切っ掛けだったのに、何処かで擦れ違ってしまった様だ。

そのお二人のブログに紹介されていたYURAMEKIを結んで、24:00少し前に第一投。
正面、右手、左手・・・・、特に右手の岩陰方向を重点的にチェックしたが、あのグッ・グンのアタリはなく、ワームに替えて見ても、状況は変わらない。
ケンケイパパさんに様子を聞いても、アオリからの信号もない由。
そこで、磯の右手方向に大きく移動して、平らに長く突き出した磯に乗ったが、ここでも駄目。
そうこうする内に、北風が正面から吹き付けてきて、体感温度が一気に下がり寒くなったので、風裏となるKRSKに案内を兼ねて移動。

駐車場からKRSKのポイントまでは、森の中をダラダラと続く細い道を下って行かなければならないのだが、そこは全く街の灯りが届かない漆黒の暗闇。 独りで入って行く勇気は到底持ち合せていないが、今日は頼もしいケンケイパパさんが後ろに続いているので・・・・・。

このポイントは磯もあるが、安全を第一に考えて堤防から開始。
程なくして、リトリーブして来たワームが右手の大きな岩の近くに差し掛かって来たと思った時、いきなりグッ・グンとアタリ。

恥ずかしながら来たぁ~と思わず叫んでしまった。

魚は、右手から左前方に斜めに走り、ドラグがジー。 慌ててドラグを締めてリーリングをした所で、白っぽい魚体が見えたと思ったら、フッと軽くなってリーダーの所から無念のライン・ブレイク
一部始終を見ていたケンケイパパさんによれば、魚はシーバスでサイズからするとムニエルにすれば美味いとのこと。
そのアタリが最初で最後、その後は魚からの信号は全然感じられなかった。

ケンケイパパさんには堤防を一通りチェックをして貰ったが、やはり魚の気配が感じられないとのこと。
朝の冷え込みで手先がキンキンと冷たくなって来たこともあって、ケンケイパパさんが玉網で掬い取ったナマコを土産に、再度KTGHMに戻ることにして、ダラダラ坂をエッチラオッチラ。 文字通り、行きは良い良い帰りは恐い状態。

2011-009R.JPG KTGHMでは、相変わらず風は吹いているが、先程よりは弱くなった様な印象で、ケンケイパパさんは再度エギングに、そして、小生は、ズット左手のワンドの突き当たりのシャローをワームで攻めることにして再開。
しかしながら、やはりメバルからの信号は全く感じられず、腰が痛くなって来たのを機に、ケンケイパパさんの真後ろの階段に座って、暫し休憩しながら様子を眺めていたが、どうも芳しくない模様。
このまゝで終わってしまいそうだし、写真もないのは寂しいので、ケンケイパパさんの雄姿をパチリ。
真っ暗な中での撮影で、ピントも全く合っていないので、闇を背景にボーッと白く浮かんでいる姿は、一寸不気味な感じがするが・・・・。

それにしても、気の合う同好の士と遊ぶのは、安全面でも云わずもがなだが、楽しくて、時間の経つのを忘れてしまう程。 今日も東の空が薄赤くなって来た5:30頃StopFishingの徹夜釣行になってしまった。

<ケンケイパパさん>
群馬から帰って来ての釣行、お疲れ様でした。
翌日の土曜日も連荘釣行されるとのことでしたが・・・・。
流石に、この歳ではお付き合いは無理ですので、家で、アオリをものに出来ることを祈っていますネ。