2010年釣行記(5)
潮回り:大潮 場所:横須賀うみかぜ公園 釣果:ナシ 同行者:単独
毎日が日曜日の生活に入ったのだから、人出の多い土曜日や日曜日に釣行する必要はないのだが、春を思わせる様な暖かい日差しと潮回りに誘われて、前回とは漁港を挟んで隣りにある公園に様子見を兼ねて出掛けた。13:00に出発。
前回に続いて、ここも初めて故、明るい内に釣り場の様子を見て回り、その後夕間詰を狙って見ようとの魂胆。 そのためには15:00頃には現着する必要があるし、30km程度だが土曜日でもあるので2時間は掛かるだろうとの読みだった。 しかし、意外と道路はスムーズに流れ、結局、前回と同じ様に1時間半で到着してしまった。
全く、都会の道路事情を読むのは難しい!!
着いて見ると、公園では大勢の人々が暖かい日差しの中で遊んでいて、釣り場とは全く違う雰囲気だが、釣り場はその護岸部分が釣り人に解放されていて、公園で遊んでいる人達とは自然に区分分離されている様に見えた。
その護岸からは猿島が正面に見えし、流石に東京湾の喉首だけあって、その遥か沖を何隻もの大きな船が右へ左へと行き来しているのが見える。
早速、護岸の端から端までを歩いて見たものゝ、どうも釣れている様子が見えない。 釣り場全体の調子が余りよくなさそうだ。
大勢の釣り人の中にエギングロッドを振っている人を見付け、色々と1時間程の間情報を仕入れさせて貰った。 この御仁は年齢77歳の退職者で、新百合ヶ丘から横須賀に引っ越しをして来て殆ど毎日、ここでロッドを振っているとのこと。
ひょっとするとアオリが出るのかと期待しながら訊ねると、アオリは出ないが墨烏賊やもう少し時期が進むとシリヤケも出る由。
日が傾き始めその御仁が引き揚げたので、小生はタックルの準備をして、イザ・・・・・。
所が、護岸に設けられている柵の高さが丁度小生の脇の下で、置き竿には最適だが、小生の様なルアー釣りにはキャスティングもリーリングもし難い。 最後には、ロッドを持つ右手は柵の上、リールを巻く左は柵の鉄格子の間から腕を突き出してリーリングをする始末だが、これが最もやり易かった。
日が落ち辺りが暗くなり、公園内の街灯がオレンジ色に輝き出した頃、隣りで餌釣りをしていた人に、メバルが上がった。
見せて貰うと、手の平にも満たない13cm程。 それでもメバルはメバル・・・、当方も期待一杯でキャスティングを繰り返したが、魚信もなく、反対におろしたばかりのラインがダンゴになって、自販機の灯りの下で解いて見たものゝ、気持ちが切れてStopFishing。