2010年釣行記(10)--ドジ連発
潮回り:小潮 場所:TKUR 釣果:ナシ 同行者:単独
前回と同じ2:30に出発。
所が、予報では雨は夜からの筈なのに、車を出した途端にフロント・ウィンドウに雨粒が当って来る。
一瞬、今日はレイン・ウェアも用意していないのでこのまゝ帰ろうかと思ったが、兎に角、行って見ようと目的地に向かった。 その途中、雨は降ったり止んだりで、もう一つはっきりしない。
予定通り4:00に駐車場に到着した時は、完全に雨は上がっており、これなら大丈夫だろうと準備に掛かると、まるでそれを見透かしたかの様にポツリポツリ。 であれば、リクライニングを倒し少し様子見をして・・・・・。
4:30頃、もう大丈夫だろう・・・・。
釣り場の磯では、多少の向かい風はあるが前回に比べると全く問題なし。
早速タックルの準備に掛かり、ヘッド・ランプのスイッチを押したが・・・・。
ランプが点灯しない!!!
ウン?????
駐車場からここまでは懐中電灯を使っていたので気が付かなかったが、スイッチを押してもLEDが頼りなく薄ぼんやりと光るだけ。
充電したばかりのバッテリーに替えた筈だし、何かの間違いじゃないかと思ったが、これじゃ、ラインをガイドに通すことすら儘ならない。
いつもは予備のバッテリーや首から下げるタイプのランプを持っているのだが、こう云う時に限って持って来ていない。
折角、ここまでやって来たのだが諦めて帰るしかないか???
帰ってしまうのも口惜しい!! 何とか出来ないか???
で、懐中電灯を口に咥えやれば何とかなるかも知れないと思い至ったが・・。
咥える力加減を替えたりして色々と工夫して見たものゝ、照らしたい手元を避ける様に光が行ったり来たり。 本当は海面を照らすことだけは避けたかったが、そんなことは云ってられない。
苦労をして、何とかタックルの準備を終えた頃に、絶好のタイミングでポツリとまた泣き出した。
ここまでやってスゴスゴと引き揚げることも出来ず、キャスティングを開始。
このPは、アオリで通った所なので、海藻帯が何処にあるか良く判っている。 その海藻帯の上をリグが掠める様に狙って扇状に探った。メバリングの解説本によるとと、アタリが来る筈なのだが、やはり懐中電灯の光りが影響したのだろうか、案に相違して音沙汰はなし。
何投目かのこと、キャストした途端に、ロッドにコツンと軽いショックが伝わって来たので、キャストし直す積りでリールを巻き始めた所、カッチッとハンドルが動かない。
?????
ロッドの手元からチップに向かって点検して見ると、トップ・ガイドの直下のガイドの所で白っぽいモヤモヤを発見。
巻き替えたばかりの0.4号のPEラインがバック・ラッシュ!!!
スピンニング・リールでのバック・ラッシュはエギング始めた当初一度経験したことがあるが、その後は全くなかったので一寸ショック。
口に咥えた懐中電灯の光りでライン・システムを組み直すのも無理があるし・・・・
今までの小生であれば、ここで諦めて帰ってしまう所だが、幸い、雨は上がり雲も少し高くなって来たので、今日は別人になって、予備のフロロに替えて再開・・・・。
あちらこちらと移動を繰返し、表層から底まで探るレンジを替えて見たが、結局、メバルからのラブ・コールはなし。
メバルが居ないのか?
探るレンジが合っていないのか?
ルアーの色?
泳がせるスピード?
????
何が悪いのか皆目見当が付かぬまゝ今日も空振り三振で、8:30にStopFishing。