2012年12月25日

2012年釣行記(74)-EG

中潮 月齢:11.8 場所:DKN 釣果:ナシ 同行者:YTさん

いつもより30分遅くYTさんをピックアップして、3:30頃釣り場付近の駐車場に到着。

早速支度をしてDKNに乗ったが幸いにも先行者はなし。
先行者が居ないのはもっけの幸いだが、闇に霞んで見える突堤にも人影は見えない。
これ程の人気スポットにも拘わらずアングラーの姿がないのはどうしたことだろう?
X'masだから?
果して素直に喜んでも良いのだろうか・・?

風は北風なので岸から沖に向かって少し強めに吹いているが、波もなく条件としては悪くない。
今日こそは墨入れを済ませて貰いたいと願ってYTさんにはベストポイントとされている磯の先端右側に入って貰いたい、小生はその隣りでキャスティングを開始。

しかし、アオリからの信号は感じられない。
小生は貸切りの磯をアチラコチラ立ち位置を替えて何とかしようとしたが、状況が変わることはなく・・・。

寒さが一段と厳しくなって来た日の出前、若者エギンガーが登場。
この若者は、あろうことか4mもないYTさんと小生の間に断りもなく割って入って来た。
掛かり場は他にもあるのに、何も狭い場所に入って来なくてもと小生だけでなくYTさんもそう思ったとのこと。

その若者が入って来て程なく、YTさんが、少々小振りだが、待望の一杯をゲット。
欲を云えばきりがないが、兎にも角にもこれで墨付けは無事完了となり、小生も一安心。
その直後、若者も同じ様なサイズを掛け、イヨイヨ地合いかと期待したが、小生の所にまでは回って来ず仕舞い。

その若者は、続いてリリース・サイズをゲットし、暫く時間をおいて500g前後をゲットし、陽が昇って地合いが去ったと思われる頃に、サッサと引き揚げて行ってしまった。
何と、効率の良いエギングだろう!!

残されたYTさんと小生は未練たっぷりに粘って見たが状況は好転せず、9:00頃StopFishingとした。

2012年12月20日

2012年釣行記(73)-EG

小潮 月齢:6.8 場所:KMKM,SKN 釣果:450g x 1 同行者:YTさん

実は、18日の火曜日にYTさんと釣行したのだが、釣り場のKMKMの突堤に乗ってシャクリ始めて間もなく、ウネリが高くなり突堤を洗う事態になって来た。
この突堤では、これまでも何人かが流される事故が起きていることを知っていたので、折角、他のアングラーに遠慮する必要のない二人きりの貸切状態になったのに勿体なかったが、泣く泣く引き揚げて来た。

そして、今回はその出直しEging釣行・・・・。

いつもの通り2:00頃YTさんをピック・アップしてKMKMの突堤に乗ったのは2:30頃。
幸いなことに先行者は先端の2人だけ。
空いているへの字にクランクしている所に釣り座を決めて、周囲を見回すと至る所に墨跡がある。
なかにはついさっき揚げたばかりと思える程新しいものまであって、いやが上にも気持が乗って来る。

今回は前回とは真逆のほぼ凪状態。
風はこの突堤の常で右から左に吹いている。しかし、気になる程度と云った所で、まずまず。
今日こそはYTさん墨付けをして貰える・・・・。
願うれば、800g~1kgの良型でグィ~ン・グィ~ンも味わって貰えれば云うことなし

この夜は、今冬一番の冷え込みとのことだったが、こんな予報に限って的中するのが常で、この日は両手の指先がキンキンに痛くなる程の冷え込み。
上着のポケットに入れたホカロンで交互に指先を暖めながら・・・・。

所が、こんなに苦労しながらシャクッテいるのにアオリからは何の音沙汰もなく・・・。

寒いはアタリもないはで、タダでさえ折れ易い気持が萎えるにはそれ程時間も要らず、突堤の一段と高くなった壁の陰で暖かい缶コーヒーを飲みながら冷たい北風を凌いだりと、中々釣りに集中出来ない内に東の空が薄らと白み始め、ソロソロ地合いの到来か・・・。

期待に反して夜明けと共に寄って来たのはアオリではなく、投げ釣りのオッチャン連中で、2m程隣りに挨拶もなく入って来て長い竿を振り出す始末。
釣りの場合は、先行者が最優先となる不文律があるのだが、この突堤では地元優先らしい!
このKMKMに限らず、突堤では地元のアングラーが幅を利かせている所が多くて、それが厭で突堤を避けて地磯に入る様になったのだが・・・・・。

それでも我慢をして暫く続けたが、アオリからの音信もなく、地元のオッチャンが増えて来たのを機に場所移動を敢行。

SKNの磯に乗ってシャクリ始めたのは、7:00頃(?)
YTさんは最もDKN寄りの出っ張りに入り、小生はいつもの高見。
ここは根掛かりが多い上に潮位の低い時間なので、25カウントでシャクる様にしていたが、それでもエギを2個奉納してしまった。

EG-2012-006R.JPG 7:40頃、エギをフォールさせているとコツンと何かが触った感触があった。
しかし、その時は集中力が切れていたので、手も動かせずウン(?)と思っただけだったが、次にシャクッた後のラインを見ていると、何か動きがおかしい。
このラインの動きを説明するのは難しいが、風や波の影響ではないのは確か。
と思った時は手が動き、揚がって来たのが少し小さ目の450gのこの娘。

その後は、又々まったりとした時間が流れ、結局6時間の釣りの中であったアタリらしいアタリは一回限りだった(?)と云うことになる。

YTさんの方はと云うと、この日も一度もアタリを感じることはなく、新しいロッドの墨付けは成らず仕舞い。
年内には何とか、と願っているのだが・・・・・。

2012年12月14日

2012年釣行記(72)-EG

大潮 月齢:0.8 場所:OHM,ISKR 釣果:ナシ 同行者:YTさん

前回、先行者と爆風で諦めた真鶴で、双子座流星群を見ながらのエギングを計画。
YTさんをピックアッブして現場に3:00頃到着。今回は先行者もなく、安心して長いダラダラ坂を下って海岸に出て見れば、ベタベタの凪で風も殆どなし。
3:20頃、新月で真っ暗な海に向かってキャスティングの開始。

情報では4:00~6:00頃が流星のピークとのことで、タイミングはピッタリ。
と云うことで、空を見上げながらカウントを数えシャクッていると、青白い光が斜めにサーッと走り・・・・

流星群と云うので、雨が降るが如く星が流れるのかと思っていたが、残念ながらそうではなかった。
暗い空に一つ流れると続いて2~3個の星が流れ、その後暫く時間をおいてまた同じ様な流れるパターンが多かった。
しかし、最初の一つが空の何処に現れるか見当もつかないので、ボーッと暗い空を眺めていると視野の片隅を一筋の光が流れ、慌ててそちらに視線を向けて流れて行く星の光を楽しむと云った具合。

雨が降るが如く等と思っていたのは、小生が勝手に描いていたイメージなのだが、夜釣りをしていても滅多に見ることのない流れ星を、眼の余り良くない小生でも、結局は20~30個は見た筈だから、普段よりも遥かに数多くの星が流れたことになる。
そう意味では流星群と云っても差支えはないのだろう。

肝心のエギングの状況は、と云うと・・・・。

全くアタリなしで、エギング・ロッドを新調したYTさんには是非墨付けをして貰いたいと願ったが・・・・。

ただ、このポイントは眼の前に海藻帯が帯状に広がっていて、一寸油断をすると根掛かってしまうのだが、カウントを35程度にまで増やしても殆ど根掛かりすることはなかった。
足許の生え根にも海藻は余り付いておらず、何か白っぽくなっている。
所謂、磯焼け現象なのかも知れない・・・・。

9:00頃になり、最近好調だとの情報があるISKRに移動することに・・・・。

移動するのは良いが、その前に小生にとっては大きな難関が・・・・
ダラダラとした長い坂を上らなければならない。息も絶え絶えに上って、バス道に出た時にはハーハー・ゼーゼー(涙)

ISKR近くの無料駐車場から九十九折りの坂を下って行くと、今度は一抱えもある大きな岩がゴロゴロと転がっている浜を通り抜けて行かなければならない。
歳を取って益々バランス感覚が衰えて来ている小生には大きな難所で、これまで余りISKRに入ることがなかった理由でもあるが、今回はYTさんにポイントを知って貰うことに加えて、何とか墨付けをと願って、勿論、泡良くばアオリをゲット出来るかも知れないとの助平心を秘かに抱えてのことだが・・・。

バランスを崩して転んで怪我をする様なことがない様に慎重に大岩を越えて、磯に乗った頃には汗びっしょりで、それ以上動く気も起きず、小生は最初に乗った磯に腰を落ち着けることにして、YTさんには後学のためにアチラコチラ移動して磯の状況を見て貰った。

このISKRでも、OHM程ではないものゝ、やはり海藻がかなり少なくなっている。
海藻が少なければ根掛かりリスクも減るので好都合だが、アオリの寄り具合には影響はないのだろうか?

結局、今回も枕を並べて完全試合を喰らって11:00頃StopFishingとした。

2012年12月11日

2012年釣行記(71)-EG

中潮 月齢:27.2 場所:KMKM 釣果:300g x 1 同行者:YTさん

江之浦沖の海水温をチェックした所、僅か3日前の先週の7日(金)は19℃を切った所だったのに、月曜日の今日は17℃ギリギリで、いきなり2度近くも下がっている
冬に向かうこの時期のことなので、海水温が下がることは当然だが、今回の下がり方は少々急過ぎるし、暖かい海水温を好むアオリには、当然悪影響がある筈・・・・。
しかも、風も強そうな予報が出ている。

これでは、アオリはとてもじゃないが無理かな?

一方、YNGSMの午前中は北風が1~2m ・・・。

こんな状況なので、取り敢えず3:00頃から6:00頃までKMKMの堤防でアオリをやって見て、監視員が来る前にYNGSMに移動してメッキ・・・。
勿論、アオリが良ければ敢えて移動せず続けても・・・・。

とこんな欲張った計画を立ててYTさんをピックアップ。

3:00頃到着した現地の駐車場には4~5台の車が止まっており、突堤の先ではヘッド・ランプの青白い光がチラチラと見える。
やはり、好調との噂を聞きつけたエギンガーだろうか?

小生より一足先に様子を見に行ったYTさんによれば、4人程居るけれど入るスペースはあるとのことだったので、支度を整えて久し振りの突堤エギングをすることに。

空いている場所は、くの字にクランクしている個所から少し岸寄り。
ベスト・ポジションとは云えないが、まぁまぁの場所で、新しい墨跡もあるので、何とかなるだろう!

早速、エギを結んでキャストしようとした時、くの字にクランクしている所でシャクッテいた若者がヤット釣れました~
余程嬉しかったのだろう、見ず知らずの小生に向かってニコニコと笑いながら声を掛けて来た。
キャスティングの仕方やシャクリ方から見てエギング初心者と思しきその若者に、アオリのオス・メスの見分け方や絞め方をレクチャーして、小生もエギングを開始。

YTさんは小生の後方で湾側に向かって釣り座を構えている。

風は岸から沖に向かって小生の右から左の横風で強めなので、ラインが吹けてエギの着底が覚束ない。
そこでカウントを少し長めにとり着底したと思われる頃、シャクルと・・・、敢え無く根掛かりで・・ロスト。
暫く我慢をして続けたが、アオリの存在が感じられない。
そこで、背後でシャクッテいるYTさんの隣りに釣り座を移動・・・・。
釣りの楽しみは、勿論釣ることなのだが、獲物の気配も感じられない時には、気の合った仲間と駄弁るのもある意味で釣りの醍醐味だと思っている。
特に、この夜の様に気配もない上に足の指先がキンキンと痛む程冷え込む様な時は尚更のことで、仲間がいなければとっくの昔に心が折れていただろう

様子を訊ねると、アタリがあったが取れなかったとのこと。

EG-2012-005R.JPG遊び半分に、普段は滅多に使うことのない緑色のエギに替えて何回目かのキャストをしてシャクルと・・・・。
海藻が掛かったのかと思ったが、何やらロッドを引っ張る様な抵抗があってクゥィーン・クゥィーンとそれ程強くはないが明らかにアオリの引き。
前回は完全試合を喰らっていただけに嬉しい感触だが、一方でYTさんのアオリを横取りした様な・・・・

残念ながらアタリはそれっきりで、益々冷え込んで来た上に7個目のエギ・ロストとなるYTさんの高切れを機に第二ラウンドのメッキ戦をすることにしてYNGSMに移動。

YNGSMでは、多少潮の高さが足りないきらいはあるが、まぁ何とかなりそう・・・・・・。
直ぐに5gのメタル・ジグを結んでキャスティングを開始したが、いつもは五月蝿い程屯しているイナッコの姿も見えず、生き物の気配が全く感じられない。
プチ移動して立ち位置を変え、方向を変えてキャスティングを繰り返したが、何の反応のないまゝ時間が過ぎて行くだけ。

その内、陽が差して来るにつれてポカポカと暖かく気持が良くなり、睡眠不足も手伝って襲って来る睡魔に我慢出来ず、背後の斜めになった護岸にもたれる様にしてウツラウツラと白河夜船を決め込み・・・・・・。
眼が覚めると思い出した様にキャスティングをしたり・・・・。

そんなまったりとした釣りも12:00頃に打ち上げた。

2012年12月 8日

2012年釣行記(70)-EG

長潮 月齢:24.2 場所:SKN 釣果:ナシ 同行者:YTさん

メッキ・ポイントのYNGSM方面は強く風が吹くとの予報に対して、アオリ・ポイントのMNDR方面は西寄りの風が1~2m。

と云うことで、メッキ釣行は中止にしてアオリ釣行することにして、YTさんを2:00頃ピック・アップ。

第一候補のOHMは、駐車スペースに1台車が止まっている。
念のため、中の様子をチェックしたが、アングラーかどうか何とも云えない。
迷う所だが、行って見て釣り人だった場合、ダラダラとした長い坂を上って来るのは高齢者にはキツイ。
と云うことで、ここはパス。

次にTKURに入ろうと駐車場に行くと、今度は周囲の木々がザワザワと騒いでいる。
少し迷ったが西寄りの風1~2mの予報を頼りに、急坂を下りて行くと強い風が正面から吹き付けている
これではキャスティングが出来ないと諦めて、丁度半島の尾根を挟んで反対側のKTGHMに移動。
反対側なのでここでは当然背後からの風になる筈・・・・・
所が、着いて見るとここでも正面からの爆風?????

はてさて、どうするか?

そこでYTさんの実績のあるSKNに戻ることに。

時刻も時刻なので先行者を心配したが、幸いにも人影はなく、しかも、風もそれ程吹いていない。
二人して喜び勇んで入ると、磯には新しい墨跡があちらこちらに増えており、いやが上にも期待は膨らんで来るのは自然の成り行き。

しかし、良いことはここまでで、キャスティングを開始して程なくして、月が出ているのに雨が降って来る始末
確かに予報では明け方に雨がポツポツ降る所があるだろうと云っていたが、実際にはポツポツ所ではなく結構しっかりとした雨。

冷たい雨に濡れながら我慢してキャスティングを繰り返したが、アオリからの信号は全く感じられず。
ならば、夜明けを迎え周囲が明るくなった頃、地合いが出るかと期待して岩陰で雨宿りをして時間を過ごした。
にも拘わらず、待望の夜明けを迎えると同時に身体を持って行く程強い風が吹き出し、事実上のStopFishing

磯からの帰りに突堤に寄り道をした所で、YTさんがエギと同サイズの可愛い娘ちゃんをゲットした所で、駐車場の管理料を800円払って引き揚げて来た次第。

と云う訳で、YTさんとの対戦成績は、2敗1分(涙)

2012年12月 5日

2012年釣行記(69)-EG

小潮 月齢:21.2 場所:DKN 釣果:ナシ 同行者:YTさん

今シーズンの幕開けとなる前回のEgingでは、不本意な結果に終わってしまった。
そのリベンジに火曜日に釣行する予定でいたが、生憎の悪天候のため一日順延して前回の隣りのDKNに入ることにした。

今回は遅刻することなく約束の時刻にYTさんをピック・アップ。
現場に到着したのは3:45頃で、心配していた先行者の姿は見えず、これで取り敢えず第一関門を無事通過した格好。

道具を担いで梯子を降り、磯の岩山を越えて釣り座に入ると、最近の好調さを物語る墨跡が沢山残っている。
しかし、思いの他風が強く吹いており、ウネリも入っている。

これだけの風が吹いていれば、小生の好きなSKN向きは横風を強く受ける格好になり釣りにならない。
そこで、風を背負う沖向きに立ち位置を構えて、二人並んでキャスティングを開始。

時折足許を洗う程せり上がって来るウネリを警戒しながら、キャストしてはシャクリ上げを繰り返したが、それらしい雰囲気は全くない。

立ち位置を少し変え、
 ・
キャストする方向を変え、
 ・
敢えて横風を受けるSKN向きに移動しても、
 ・
日の出時刻を過ぎて周囲が明るくなりナブラがあちらこちらに立つ様になっても・・・・・・
 ・
状況は変わらず仕舞い(涙)

結局、気持が切れてStopFishingとした10:30頃まで、アオリの気配を全然感じることなく枕を並べての無残な討ち死で、今シーズンの好調さのニュースが嘘みたいに思えた次第・・・!

2012年11月28日

2012年釣行記(67)-EG

大潮 月齢:14.2 場所:SKN 釣果:250g x 1 同行者:YTさん

本格的なEgingの経験がないと云う湘南の達人YTさんを誘って、今シーズン好調と云われているEging釣行をした。

2:00頃YTさん宅近くのローソンでピック・アップすると自分で云っておきながら、何を勘違いをしたのか自宅を出たのが2:00少し前のことで、2:15頃にYTさんから電話を貰った時も、全くそのことに気が付かず・・・・・・(汗)

YTさんをローソンでピック・アップして久し振りの西湘バイパスを走りSAで小休止の後、フト車載時計を見ると3:15の表示????

3:15と云えば、既に磯に乗ってロッドを振っている筈の時刻。
にも拘わらず、未だSAを出た所。
ここまで順調に来ているのに、何故1時間も遅れているのか???
とここまで来て、やっと小生の行動が自宅を出る時刻から1時間ズレていることに気が付いた!!!!(大汗)
寒空の下で30分もYTさんを待たせてしまって、本当に申し訳のないことをしてしまった。

急いで車を走らせたが、現地近くの駐車スペースに到着したのは3:30頃。
軽四輪と原チャリが既に止まっていたので、DKNには先行者が入っていると判断で来た筈なのに、ここで又またチョンボ(汗)

今考えてもどうしてそんな判断をしたのか、全く解らないのだが、その時は、軽四輪と原チャリの主は、突堤に入っていると思ってしまった。

DKNが空いているならSKNよりも根掛かりリスクは少ないので、Egingの経験のないYTさんには、その方が良いかも知れない・・・・。
DKNにしようかSKNにしようか散々迷った挙句、釣り易いDKNに入ることにして、アルミの梯子を降りて大岩を乗り越えて磯の入口にまで来て見ると、先端付近で先行者が2人、ロッドを振っているのが眼に入って来た。
駐車スペースにあった軽四輪と原チャリの主だろう。
磯の規模から見るとあと2人が入るには充分の広さはあるし、この二人が知り合いのエギンガーであれば、入れさせて貰うことも可能だが・・・・・・。
仕方がないので、やって来た道を引き返し、当初の目的磯のSKNに乗った時には4:00を過ぎていた。

波は多少あると云った程度で、風も殆どなく、Egingデビューには良い条件・・・・・。

YTさんには先端に立って貰い、この磯は根がきついので、カウント8くらいから始めて徐々に棚を下げて行くようにとだけ伝え、小生は岸寄りの湾向きに立ってキャスティングの開始。
YTさんの様子を見ていると、流石に湘南の達人のことはありEgingの経験がないとは云え、シャクッている様は堂々たるベテランエギンガーなので、小生も自分の釣りに集中したが、思った程根掛かりすることがない。
以前、ここに良く通っていた頃は、一寸油断をすると直ぐに海藻が掛かってしまいエギをロストすることも多かったのだが、カウントを25まで数えても根掛かりすることがない。
釣り易いと云えば釣り易いのだが、これはどうしたことだろう???
結局、30~40まで沈めると、漸く海藻が掛かって来るころが分かった。

EG-2012-004R.JPG こんなに海藻が少なくなっているのであれば、アオリの寄りは良くないかも知れない。

そんな心配が当たったのか、二人ともアタリらしいアタりを感じることなく時間ばかりが経ち、アッと云う間に予定時刻の7:00を過ぎてしまった。

気分転換に少し休憩を入れ、立ち位置を入れ替えて再開して間もなく、YTさん海藻だあ~っと云いながら、ロッドを曲げている。
しかし、海面を滑って来るのは、型は小さいが紛れもないアオリイカ。
その20分ばかり後に、一回り型の良いメスをゲット。

それに反して小生にはアタリがなく、内心穏やかならぬ思いで一杯だったが、8:00頃になって、風に吹かれていたラインがピンッと張るあたりで、漸く250gの新子をゲット。

そして、YTさんが1杯追加した所で、本日のEgingタイムが終了し、9:30頃、StopFishingとした。

型は満足すべきものではないが、初めてのEgingYTさんに釣果があって、案内役としての役目を果たせてホッとしたが、少なくともEgingでは師匠でありたいと秘かに願っていた小生の目論見は、ものの見事に夢のまた夢となってしまった。

2012年6月27日

2012年釣行記(35)-EG

小潮 月齢:7.5 場所:OHM,KWUS 釣果:ナシ 同行者:単独

定例釣行日の火曜日は、メガネを新しく誂えるために、千葉の佐倉まで出掛ける予定があったので、一日ずらして水曜日に行くことにした。
今回は、今季唯一釣果のあったOHMに入り、その後好調との情報があるBNBURに転戦することにして、1:40頃自宅を出発。

現地到着は、途中、制限時速厳守のトラックの後ろについて走ったこともあって、3:30頃。
早速、支度を整えダラダラ坂を下って釣り場の磯に立ったのは、4:00少し前。
何度も行き来しているので慣れ切っているこの坂は、兎に角、蜘蛛の巣が多くて、閉口する。
この坂を降りる時はいつも顔の前方にギャフの柄を持った右手を突き出して歩くのだが、それでも蜘蛛の巣が顔にふわりと貼り付いて来る。
これが、気持悪いことこの上ない。左手にはロッドを持っているので、払い取ることも叶わず、ただジッと我慢するだけ。

最近、この磯では腰掛けのある所に立ち位置を取ることが多かったが、今日は気分転換の意味を含めて、泣き2kgの自己記録を出した少し奥に決めて、エギングを開始。
海は穏やかで、風も気にする程は吹いておらず、これでアオリ様から信号があれば・・・・。

その期待は今回も見事に打っちゃられて、またまた、空振り

予定より若干速いが、6:00前にBNBURに移動することに・・・・。
最初は、海に向かって右側の地磯に入って数投したが、水深がないことに加えてキャストの度に海藻が掛かって来る。
海藻と云っても、アオリの産卵床にはならないとされるイシゲモズクなので、こちらとしては全く有り難くないお客様。

そこで、離れ磯に移動しようと思ったが、ニー・ブーツでは潮溜まりを抜けられそうもない。
一旦車に戻ってヒップ・ウェーダーに履き替えたのだが、潮位がそれ程下がっていないのでヒップ・ウェーダーでもとてもじゃないが無理。
まぁ、無理をすれば何とか渡れるかも知れないが・・・・・・、ここは君子危うきに近寄らずで、離れ磯を右に眺めつつその先のKWUSに。

KWUSの中央にエギンガーがいたので、様子を聞くと3:00頃からやっているがアタリもなしとのこと。
キャストをする前に、こんな情報を聞いたので、辛うじて膨らんでいたやる気もペチャンと萎んでしまったが、折角来たのに何もせずに引き揚げるのも口惜しい

と云う訳で、半ば義務の様にキャスティングを繰り返したが、こんなアングラーが動かすエギに生命が吹きこまれる筈もなく、無駄な作業を繰り返しただけで、8:00を少し回った頃にStopFishingとした。

2012年6月18日

2012年釣行記(34)-EG

大潮 月齢:28.1 場所:DKN,YMSTHM 釣果:ナシ 同行者:単独

月曜日は結構釣り人の数が多い。
これは現役の頃には想像もしていなかったことだが、サービス業の様にそれだけ月曜日を休業としている業種が多いと云うことだろう。そんなこともあって、出来る限り月曜日の釣行は避ける様にして来た。
しかし、この梅雨時にしては珍しい台風(4号)が来ているので、1日でも早い方がその影響を避けられる筈・・・。と云うことで、月曜日ではあるが釣行することにした。

ホームは磯焼けの影響であろうと思うが、調子が良くないので、その手前のDKNの様子を見ておこうと・・・・・。
このポイントは、2~3年前に釣do楽さんとよく通った磯だが、直ぐ近くで道路の嵩上げ工事が始まり磯への入り口の階段が取り払われたので素通りしていた。
最近になって、釣り人によって梯子が掛けられているのが分かったので、久し振りに入って見ようと思った次第。

2:20頃、自宅を出発、ポイントには3:40頃到着。
所が、近くの駐車スペースには既に3台程車が止まっている。
考えることは皆同じなんだろうか?

早速、支度をして磯に出て見ると、陸から沖に向かってかなり風が強く吹いており、その風を背に出来るポジションに、エギンガーが2人入っている。
そこで、小生は少し岸寄りの出っ張りに釣り座を決めた。ここは風を横から受けることになって釣り難いのだが、釣do楽さんと通っていた頃には出した実績もある。
我慢していれば、陽が出る頃には風も収まるだろうとの期待もあったのは事実だが、本当の所は、車に戻って場所を替えることが面倒だった方が強かった。

はやり強い横風は釣り難いことこの上ない。
正面にキャストした筈なのに、風に吹かれて大きく弓なりになったラインに引っ張られてドンドンと流されてしまい、上がって来る時には左手にある根の直ぐ際から戻って来る始末。
これでは、シャロー・タイプは一寸無理。と云うことでレギュラー・タイプに替えると根掛かり。と云っても海藻がカンナに掛かって来ることが多いので、ホームのMNDRよりは有望かも知れない・・・。

明るくなって周囲を見渡すと、右前方のSKNにはエギンガーが2人、前方遠くに見える突堤には7~8人の姿があって、アングラーの出足の良いこと。
小生が入ったこのDKNでも、5:00頃には活きアジの泳がせ師が登場し、更に、5人の若者がゾロゾロと入って来て都合9人のアングラーがひしめき合う状況。
この若者達は、小生の直ぐ横からコマセの入った籠をエイ・ヤーッとばかりにキャストし出す始末。しかも、隣りに入るのに何の挨拶もなしに・・・・。

6:30頃には、読み通り風も収まって来たのだが、2度も高切れでエギを奉納したのにも拘わらずイカ様からの信号は感じられず、泳がせ師の活きアジにもアタリがないとのこと。

活きアジに来ないのに、偽餌のエギに来る筈はない。

そんな状況で集中力が続く筈もなく、嫌気が差して来たのでホームのMNDRに移動することにした。

無料駐車場から釣り場の様子を伺うと、眼下のKTGHM、2BN、2BNST等主だったポイントにはアングラーの姿があるが、幸い、YMSTHMの磯には誰も入っていない。
そこで、潮位も70cm程度にまで下がっていることもあって、無条件にYMSTHMに入ることにした。

YMSTHMでは、風もなく波もなくてその点は良かったのだが、残念なことにDKNではなかったニゴリが入っている。
そこで、ニゴリの中でも目立つであろうオレンジ色のエギを結んでキャスティングを開始したが、まるで雰囲気が出て来ない。
更に、独り占めの磯をアチラコチラプチ移動を繰り返してアオリからの信号を探って見たがこれも徒労に帰し、結局、8:30頃にStopFishingとした。

2012年6月15日

2012年釣行記(33)-EG

若潮 月齢:25.1 場所:TKUR,ISKR 釣果:ナシ 同行者:単独

今日は、貴重な梅雨の晴れ間で、明日から雨模様の天候が続くとの予報。
であれば行くしかないと、早朝はTKURに入り、潮が下がった5:30頃にYMSTHMに渡礁しようとのプランで出撃した。

1:40頃自宅を出発。釣り場の無料駐車場には3:00過ぎに到着。
途中の西湘バイパスの吹き流しはダラリと垂れていたのに、着いて見ると駐車場の廻りの木々がザワザワと風に揺れている。
果せるかな、九十九折りの坂を下って海辺に立つと、波は穏やかなのに風が少し強く吹いている。
釣り難いことは釣り難いが、釣りにならない程ではない。

3:30頃からキャスティングを開始。
このポイントでもそうなのだが、例年なら足許に煩い程繁茂しているヒジキ等の海藻が今年は少なく、キャスティング早々にも拘わらず、何となく釣れそうにない雰囲気が漂って来る。
周囲が薄らと明るくなって来た4:00頃の確率が最も高い時間帯になっても、やはり状況は変わらないまゝ。

そこで、ゴロタ浜を挟んで反対側にプチ移動し、釣り座を2度、3度と替えて状況の打破を図ったが、反対にラインの高切れエギをロストする始末。

6:00頃から次第に、強くなって来た風の向きから判断して、半島の反対側は風裏になる筈・・・・、と計画通りYMSTHMに移動することにして、急坂をエッチラ・オッチラと登って・・・・。
KTGHMの無料駐車場に着いて海の様子を見ると、何と、風裏になる筈と読んだのは大きな誤りで、YMSTHMには、まともに吹き付けている。しかも、ザワザワと波立ち、乗ろうとした磯には高い波飛沫が上がっているのが見て取れる。
これなら、TKURの方がマシと、取って返して再度九十九折の急坂を下って、朝一に入った磯でキャスティングの再開。しかし、アオリからの信号は全くなし。

EG-2012-003R.JPG 7:00を廻った頃、腹が空いてきたので岩に腰を掛け朝食の菓子パンを齧っていると、何処からともなく一匹の猫が現れ、ニャーニャーと人が食べているパンを欲しそうに鳴いている。

漁港に猫は付き物で、漁港で釣りをしていると釣った魚を狙う猫がウロウロしていることが多い。
地磯の場合は、猫が居着いている磯もあれば猫がいない磯もある。しかし、過去から何度も通っているこのTKURでは猫の姿を見掛けた記憶がない。

釣れている時は、こんな猫の相手をすることもないのだが、全く、その気配が無いのに嫌気が差していることもあって、喰い掛けのパンを少し千切って猫の眼の前に投げてやると・・・。
すると、そのパンが着地する寸前に前脚で叩く様にして爪に引っ掛けて、口に持って行き美味そうに喰い出す始末。
その素早さと器用さにビックリして、2~3度パンをやると、すっかり懐いて、岩に腰掛けている小生の脚に身体をすり寄せて来たり、ぶらりと下げた手に甘噛みしたり・・・、最後には、背後の岩の上に寝そべって、再開した小生の釣りを眺めている始末で、小生は、完全に犬派なのだが、結構猫も可愛いもんだと思った次第。

その後、干潮時刻の8:00頃になってISKRに場所移動をすることにした。
流石に潮位42cm位になると、磯伝いに移動出来るのでアップ・ダウンを繰り返さなくて済む分だけ、移動も楽だが、それでも踏み出した足が沈み込む砂浜や、一抱えもある大きな岩がゴロゴロしている浜を15分近く掛けて歩くのは、少々辛かった。

結局、老いの身に鞭打って色々とやって見たが全て徒労に終わり、9:00頃になって気持ちも切れてStopFishingとした。

自宅に帰り着き、ロッドやリールを洗い、シャツなどを洗濯し終えて休んでいて目が覚めた時、両手両足に力を入れて延びをした途端・・・・・。
右足のフクラハギがグッと引き攣って、所謂コムラガエリ。こんな時は、もう一方の足の踵でコムラガエリを起こしている足の親指をグイッと反らせて治めているのだが、この時はその左足までコムラガエリになって・、どうすることも出来ずイテテテーッ・・・・
今日は、結構歩き回って脚に疲労が溜まっていたのが、原因だが、それにしても痛かった。
風呂に入って暖めてマッサージをしたが、今でも椅子から立ち上がる時や、歩く時にズンッとした痛みが残っている。