2012年5月 8日

2012年釣行記(25)-EG

中潮 月齢:16.8 場所:OHM,2BN-ST 釣果:1.3kg X 1 同行者:単独

EG-2012-001R.JPG 長かったゴールデン・ウィークが明けたので、今度は毎日が日曜日の身である小生の出番。
と云うのも、連休中は何処に行っても人出が多くて混雑している上、渋滞に巻き込まれることも必然的に多くなるので、そんな中に自ら飛び込んで行くのは愚の骨頂と云うしかないので何処にも出掛けずにジッとして、鉄道模型釣り情報の収集をして過ごしていた。

そんな状況で、久し振りに江之浦沖の海水温をチェックすると、何と既に19℃台にまで上昇しているではないか?
今年は、何故かアオリについての良い話しが余りなかったことに加えて、メバリングに夢中になっていたので、海水温の変化に余り関心がなかったが、19℃と云えばアオリが出て良い温度。

そこで、連休明けの月曜日にはエギング開幕戦に出掛けようと思っていた。しかし、生憎、荒れ模様の予報が出ていたので一日見送って、8日の今日、今シーズンの開幕をした。

1:40頃、自宅を出発。
日の出前の暗い内はメバルを、朝マヅメはアオリを、と二本立ての計画を立てたが、ポイントの磯に乗ったのが3:40頃と予定より遅かったので、最初からエギングでスタート。

風は、背後からで全く問題はないのだが、結構ウネリが入っており、時折足許直ぐ近くにまで這い上がって来る。
満潮時刻まで1時間チョットで、潮位はもう少し上がって来るだろうけれど、何とかなるだろう・・・。

ここ半年程の間は、ライトタックルでのメバリングばかりだったので、エギング・システムの重いこと!
ヨイショッとばかりにキャスティングを開始して、その重さに慣れて来た4:00を少し廻った頃、ラインを摘んで持っている左手の指先にコツンと初アタリ。
反射的にロッドを煽ると、ガツンとロッドが止まってズシンと重さが伝わって来るが・・・・。
あのアオリ独特のグィ~ン・グィ~ンと引き込む力強さがなく、重たいだけ。
タコ?
海藻?
兎に角、回収しなければとリーリングしていると、時折、微かにロッドを引き込む感触が伝わって来る。
やっぱり、アオリ???
正体が判らぬまゝ足許まで引き寄せた所でヘッド・ランプを点けて確認すると、エギを抱き込んだ良型のアオリがヘッド・ランプの光に浮かんで見えた。
これでは、抜き揚げは無理だと慌てて玉網を持ち出しネットに収め様としたが、中々上手く行かない。今日はメバルもする積りだったので玉網を持って来たが、アオリにはやはりギャフの方が扱い易いと痛感した次第。

何度かトライして、寄せるウネリに乗って浮いた所を下から掬いあげる様にして何とかネット・インに成功。
上がって来たのは1.3kgのメス。
このメス、何かに襲われたのだろうか、片方のエンペラーの中央付近が裂けてしまっている。
これがグィ~ン・グィ~ンがなかった理由なのだろうか?

兎に角、開幕戦での数投の内にキロ・アップを出せたことは、幸先が良いと云えるのだが、キロ・アップらしい引きがなかっただけに何となく物足りない・・・・・と、エギを見ると背中がパックリと齧られてしまっている
玉網入れにモタツキ、カメラを取り出すにも時間が掛かったので、その間もガリガリと齧っていたのだろうが、それにしても見事な喰いっぷりだ。

その後は、全く気配がなくなり、更に悪いことに、満潮時刻を過ぎて下げに入った頃から切れ藻が夥しく流れて来て、キャスト毎に海藻が掛かって来る始末。
7:30頃、集中力もなくなったのでStopFishing

長い坂を息も絶え絶えに車に戻った所で、ふと、以前ケンケイパパさんと一緒に一度だけ乗った磯の様子が気になり寄り道をすることに。

ここでは、1時間半程シャクッて見た所、キャストの度に根掛かりして釣り難いことは釣り難い。
しかし、殆どの場合、岩礁などにガッチリと掛かるのではなく、グイッとラインを引っ張ると海藻がカンナに掛かって来るので、夜間の釣りでアオリが浮いている時間帯であれば面白そう。
それよりも寧ろメバルの方が楽しめるのではないかと思った次第。
結局、10:00少し前に釣り仲間に報告メールを送信して、本当にStopFishingとした。