眼が・・・(8)
複視とは長い戦いになりそうだが、だからと云って道楽部屋でくすぶっていても仕方がない。
と云うことで、物は試しにと夜の運転をし、ついでに久し振りにエギングでも・・・。
前回、前々回と眼科で色々と聴いて来た説明内容を参考にして、メガネを古い物に替えて見た。 すると、不思議なことに、複視の症状が幾分軽くなることが判った。
つまり、小生の眼は利き目の右側は乱視が強く左目は近視が強くて、普通の人以上にバランスが悪いらしい。 従って、それをメガネで矯正するのは結構難物だとの事。 そんな訳で、新旧二つの眼鏡を比べると、古いメガネは2段階程緩めに出来ていて、それが眼に幸いしたと云うことらしい。 と説明を受けたが?????
兎に角、結果オーライで、楽なので、この所、ずっと古いメガネを掛けている。
この古いメガネを掛けても、見る対象物が縦に二つ並んで見えることには変わらない。 しかし、顔を少し左に傾けるか、あるいは、顎を引いてメガネレンズの上から見る様にすれば、何とか気にならない程度までには二つが接近してくれる。
これまで掛けていたメガネでは、ウィンクをして片目で運転しなければどうにもならなかったことを考えると、両眼で運転出来るだけ随分と楽になった。
それでも、やはり、顔を傾けたり顎を引いたりして不自然な姿勢を続けるのは疲れる。 そこで、西湘バイパスの様な長い直線が続く場所等では、二つに見えるのを気にしない様にして普通の楽な姿勢をして運転した。
今日の釣り場までは往復150km程だが、この方法で問題なかったので、車の運転は何とか解決出来た・・・・・筈!
問題は、足許。
小生の複視は、眼球を下向きに引っ張る下直筋がマヒしているのが原因とのことなので、当然と云えば当然のことなのだが、足許が見辛い。 メガネを掛けている諸兄であればお解りと思うが、メガネを新調した時に足許が浮き上がっている様な、何とも頼りない感覚があるが、丁度そんな状態。
こんな状態では、磯の岩場や渓流に入ることは無理だろう。 しかし、何でもない人に比べて幾分大きく顔を下に向ければ、キチンと見えることもあるので、その時の眼の状態によって、出方が違っている様で安定していない。
と云うことで、慎重にすれば、何とか運転出来ることが分ったのは、今日の大きな収穫だった。
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