2011年4月19日

眼が・・・(7)


今日、視能訓練士による特別検査を受けた。
世の中にこんな職業があるとは知らなかったが、ネットで調べると、 両眼視機能に障害のある者に対するその両眼視機能の回復のための矯正訓練及びこれに必要な検査を行なうことを業とする者で、立派な国家資格であるとのこと。
で、その訓練士さんは若くて非常に綺麗な女性。 検査を受けながら思わず見とれてしまった。

その検査結果だが・・・・・・・・・。
眼球は上直筋下直筋内側直筋外側直筋上斜筋下斜筋の6本の筋肉でその動きがコントロールされているのだが、小生の場合は何らかの理由で、右眼の下直筋がマヒしたため、左の眼球の動きと同期が取れなくなったのが複視の原因だとのこと。
その左右の眼球のズレは8段もあって、通常よりも大きく、メガネでの矯正も問題がありそうだと云うのが、訓練士さんのご意見だった。
筋肉のマヒであれば、リハビリする方法はないのかと訊ねて見た所、内側直筋や外側直筋であればあるが、下直筋や上直筋の場合は方法がないとの悲しいご返事。

しからば、そのマヒの原因はと云うとこれがナカナカ特定することは難しいらしい。
つまり、眼筋の麻痺は外傷や炎症などの目の怪我や病気の他に脳や神経、循環器の病気が原因となることもある。
小生の場合は、眼の怪我や病気もなく、MRI検査の結果で、脳神経関係が原因でないらしいことはハッキリしている(?)
循環器の検査はしていないがそれでもなさそう、と云うことで原因の特定が難しく、眼科医としても様子を見る以外にない様だ。

とは云っても、発病した頃より多少の改善は見られているので治る可能性もあるし、人によっては突然治ることもあるので、薬の服用を続けて1ヵ月後に再度特別検査を受けることになった。

その結果、良くなっていなければどうするか?

メガネにするか?
眼科的処置をするか?

眼科的処置は、下直筋を強くすることは出来ないので、相対的に強い左目の下直筋の力を弱めることだと仰る。
つまりは、手術・・・・・・?
この世に生を受けて65年、両親から貰ったこの身体を傷付けたことなどなかったのに、メスを入れるかも知れないなんて、とても怖くて訊けなかった。

発病してから1ヶ月余り、最悪の場合でもメガネで何とかなると思っていただけに、今日の結果はショック(涙)

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