フライス盤のDRO化(6)-Z軸-訂正
2015/08/06
z軸用のネオジムマグネットホルダーが手に入ったので、未完だったZ軸用の主尺バーの固定を行なった。
ネオジムマグネットホルダーはスペースに余裕がないため、これまでの様に2個使いが出来ない。従って、より吸着力の強いネオジム磁石1個で固定することにした。
因みに、これまで使ったネオジムマグネットホルダー(TNMG-10)と今回購入したTNMG-13の仕様を比較すると、
品番 | 吸着力(N) | 外径(mm) | 高さ(mm) | 単価(税抜き) |
TNMG-10 | 30 | 10 | 8 | 828 |
TNMG-13 | 67 | 13 | 8 | 936 |
単価は税込みで120円程高くなるが、僅かに直径が大きいものの吸着力は倍以上なので、全てこのネオジムマグネットホルダーを使えば良かったと、今になって悔んでいる。
Z軸の主尺バーの固定が完了した所で、上下の移動幅を改めてチェックしてみた所・・・・・・。
大きな勘違いをしていることが分かった(大汗)
ハンドルの目盛りを0に、デジタル表示を0.00にセットして、ハンドルを右回りで1回転させた所でデジタル表示を見ると、前回ブログに書いた様に1.79、つまり下方向の移動量はハンドル1回転で1.79となっている。そして、同じ様に上方向の移動量をチェックすると、当然のことながら1.79となっている。
と云うことは、このFM80E(A)のZ軸の移動量は、ハンドル1回転で1.80であり、2.00ではない・・・・・・?
因みに、ハンドルの目盛りの数を数えると36個。
1目盛り0.05mmと表記されているので、36 X 0.05 = 1.80となり、デジタル表示は正しい。
つまり、X軸やY軸の移動量が2.00mmであるので、Z軸も2.00mmであると小生が勝手に思い込んでいただけで、機械の仕様としては1.80mmとされている訳で、前回のブログの記載内容を訂正させて頂く次第。
それにしても、Z軸の移動量がX軸、Y軸と違っているのは、使う方としては甚だ面白く無い。3軸共に移動量を統一してくれたら良いのにと思うのは小生だけだろうか???
曲りなりにでも3軸ともDRO化が完了したので、問題点としては解決したのだが・・・・。
コメントを残す