旋盤のDRO化(8)

DRO(デジタル・リード・アウト)

さて、イヨイヨ最後のDRO化になる芯押し台。
実は、どの様にしてデジタル・ノギスを取り付けるか、なかなか良いアイデアが浮かんで来ず、どうしようかと考えている内、釣りの方がシーズンに入ってしまい、気が付けば3週間も旋盤の前に座っていなかった。

所が、一昨日の29日の土曜日、釣り仲間のF氏と並んでシャクッている最中、フト閃いたことがあった。
あれだけ考えても出なかったアイデアが、工作には全く関係のない所でフト浮かんで来るって云うのも、不思議なことだが・・・。

芯押し台のDRO化も、データ表示部を固定して、バーをスライドする方式にした。
結局、縦送りだけがデータ表示部をスライドさせる方式になった訳だが、小生の旋盤の様に超小型の機械の場合は、データ表示部が意外と大きいため、バーを固定してデータ表示部を動かすにはスペースが限られており、非常に苦しいものがある
DRO化を計画した当初は、全ての送りについて、ノギスを使う場合と同様データ表示部を動かす積りにしていたのだが、この苦しさのために一時棚上げにしていた。 所が、ある時フト発想を逆転して表示部を固定してバーをスライドさせることに思い至り、スペースの狭さの問題はクリア出来たと云う次第。

と云うことで、作成の必要があるものは、大まかに云って
1)芯押し軸とバーを連結する部材
2)データ表示部を芯押し台に固定する部材
の二つになる。

先ず、芯押し軸とバーの連結部だが、5mm厚の真鍮板に直径18mmの穴を開け止めねじで芯押し軸に固定することにした。
DRO-010R.JPG
この様に直径18mmの穴を開ける場合、普通ならドリルを使うか・旋盤で中ぐりをするかだが、どちらの方法も穴の部分の真鍮は粉になってしまう。 理論上は、直径18mmの円に内接する正方形の一辺の長さは約12.7mmになる訳で、5mm厚の真鍮板をそれだけでも無駄にするのは、如何にも勿体ない
そこで、糸鋸で大まかに切り抜いた上で、旋盤で直径18mmの円に中ぐりをすることにした。

所が、この穴を糸鋸で切り抜く際、刃を1本折ってしまった
はてさて、どちらが勿体ないのだろうか?

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