TREKのバージョンアップ(5)

タイヤ・ホイール関連 ブレーキ関連

TREK-005RMAVICのホイールに使われているDEORE-XTのハブには、ディスクブレーキのローターを取り付けるための六つの穴が開いている座が付いている。

実は、このホイールを受け取った当初は何の目的のものか解らず、TREKのフレームに合わないホイールを落札してしまったのかと、少々焦ったのだが、調べてみると上述の様にローターを取り付けるためのものだ解った次第。

であれば、ブレーキもこの機会にディスク化しようと思った。と云うことで、今度はディスクブレーキについて色々と調べ、我が愛車には油圧ディスクでなくメカニカルディスクで充分であろうとなった。

所が、キャリバーをフレームに取り付ける方法がない。それもその筈で、小生が気に入っているこのTREKのフレームが造られたのは20年(?)程も前のことで、その頃には自転車用のディスクブレーキなんて世の中に存在しておらず、当然のことながらキャリバーを取り付ける様には出来ていない。

最近のTREKのフレームであれば、ディスクブレーキに対応しているものもあるだろうと探してみたが、フレームを交換するとなると、小生が気にっている最大の理由である色遣いが変わってしまうし、何よりもコストが高くなり過ぎる

結局、ディスクブレーキ化は諦めざるを得ないこととなった。

TREKのバージョンアップ(4)

クランク・ペダル関連

TREK-003R注文していたクランク・セットが到着した。

現物を見ずに通販業者の商品案内の写真を見ただけだったので、全く気が付かなかったが、こうして現物を見てみると、クランクが太過ぎる様な・・・・。

女性を思わせる柔らかい曲線でぽっちゃりとした感じは、好みが分かれる所だと思うが、もう少しスマートに仕上げてくれると良かったのに。

TREKのバージョンアップ(3)

タイヤ・ホイール関連

何れにしてもハブオーバーホールはしなければならないので、前輪に続いて後輪のハブも分解してみた。

TREK-002Rすると、写真の通り白い糊状の物がべったりと付いている。

場所が場所だけに、これはグリースの筈だが、何らかの原因で乳化して白くなったのだろうか? それとも、元々色の白いグリースなのか?

小生は、その辺のことには全く疎いので何とも云えないが、どちらにしても新しいグリースにしなければならないので、綺麗に拭き取った。

すると、想像以上に状態が良い。玉押しにも虫喰いは見られないし錆びもない。これなら敢えて新品にする必要もなかろう。

と云うことで、後輪のハブは洗浄した上で新しいグリースを充填した上で使い回しすることにした。

TREKのバージョンアップ(2)

クランク・ペダル関連 タイヤ・ホイール関連

色々と迷ったがデオーレで統一するのであれば、最も目立つ部分であるクランクにもデオーレにしなければ臥龍点睛を欠く結果になる。
と云うことでクランクはFC-M590の44Tを購入することにした。このにはBBも付属しているのでBBで悩む必要もない。

次にホイールをどうするか?

現在のホイールは中古のTREKのフレームに付いていたもので、フレや歪があった。ホイールのフレや歪はスポークの張り具合で調整することは、知識としては持っていたが、リア・ホイールの一部の円弧が潰れている上、ハブはデオーレではない・・・。

と云うことで某オークションをウロウロしていると、MAVICのリムにDEORE-XTのハブを組み合わせたホイールが出品されているのが目についた。MAVICが自転車関係では有名なフランスのメーカーであることは、自転車の超初心者である小生でも知っていたので、ツイツイ応札してしまって・・・。
で、気が付いたら落札してしまっていた(笑)

送られて来たホイールの程度は中古品としては美品に属するもので、この点は問題がなかった。軸を持って手で回しても、その限りでは厳密ではないがフレも歪もないようだったが、回転の状態が少し渋い
Trek-001Rそこでフロントのハブをオーバーホールする積りで分解してみると、左側の玉押しが錆で真っ赤。右側は錆はなく綺麗だったが、ボールが綺麗に回転していなかったのか、玉押しの内側に黒っぽい跡が付いている。
フロントがこの様子ではリアも同じ状況になっている筈。

と云うことで、ハブの軸関連のパーツを発注して・・・・。

TREKのバージョンアップ(1)

クランク・ペダル関連

今乗っている自転車は、約1年半前の2011/09に組立たもので、その頃は良く遠乗りをしてた。遠乗りと云っても距離は長くて20km強だったので、遠乗りと云うには少々恥ずかしい限りだが・・・・(汗)

と云う訳で、最近は近所のチョイ乗りにしか出番がなかったのだが、気候も良くなって来た所で、ソロソロ短い遠乗りでもしようかと思い、掃除をしたりナットやボルトの増し締めなどをしてプチ整備をしていると・・・。

またまた、悪い虫が目をムズムズと覚まし、少し手を入れてみる気になってしまい・・

この自転車は小生が組み立てた最初の自転車で、上手く組み立てられるかどうか自信がなかったこともあって、前後のディレイラー以外のパーツは元々付いていたものを極力使うことにしたものだった。

で、今回手を入れるに当たっては、先ずBBの交換を考えたのだが、webでチェックした所、角テーパー・タイプのBBは数は少ないもののあるにはあった。しかしシェル幅は現在では68mmが主流になっているようで、シェル幅73mmで軸長が110mmタイプになると殆どチョイスがないことが分かった。SHIMANOに拘らなければ選択の幅も広がったかも知れないが、ディレイラーのブランドであるデオーレで統一したかったので、SHIMANO以外は考えられなかった。

さてどうするか?

MTBのレストア(14)-完

未分類

Bike-018R.JPG
いきなりだが、完成してしまった。

当初は、ご近所の方からの貰い物のMTBをバラしてオーバーホールし、フレームは全塗装する予定で、カテゴリを色々と分けてこのブログを書き始めたのだが、その途中で偶々手に入った中古のTREK830のフレームの色合いがいたく気に入ってしまい、当初の予定と全く異なる結果となってしまった。

このTREK830では、BB前後のハブヘッド・セットは一旦バラしてオーバ-ホールをしたものゝ、その他は全てパーツとして購入し組み立てることになった。
組立そのものは、購入したパーツに付属している取扱説明書を読めば、工具さえあればそんなに難しいものではなく、正に案ずるより産むが易しだった。 寧ろ、一般工具ではどうしようもないことが多く、そんな工具を揃える方が大変だった。

ブレーキ・ワイヤーやシフト・ワイヤーの調整も、取扱説明書に書いてある通り慎重に少しづつ作業すれば、事前に想像していた程難しいものではなかった。
ただ、兎に角少しづつ時間を掛けて行うことがこの作業の肝だろう。 気の短い小生はこの時間を掛けてと云うのが苦手で、2度程失敗をして解かった次第。

と云う訳で、もう少し長く自転車弄りを楽しめると思ったのだが、BBを取り外すのに手こずったこと以外、大した山もなく比較的すんなりと完成となってしまった。

今年は残暑が例年になく厳しく自転車で走るにはまだまだ辛いのだが、そうは云ってももう直ぐサイクリングには最適な季節が到来する。
そうなれば、この愛車に跨って・・・・・・。

MTBのレストア(13)

未分類

Bike-017R.JPG
発注していたパーツが届いたので早速・・・・。

パーツを箱から出して取説を読むと、どうしても疑問が出て来る。
この説明の所はどうなるんだろう? 取り付けた後の取り回しはどうなるんだろう? 等々。

そこで、パーツ現物をフレームに合わて取説を読み返したりしている内に、いつの間にか組立モードに突入しており、気が付いて見ると写真の様な状態。
このTREKを再生するについては、当初は組立過程を写真に撮ってブログ・ネタにする積もりだったのだが、一旦ことを始めると夢中になってしまうのが、小生の唯一無二(?)の欠点で、写真撮影もすっかり忘れてしまった次第。
折角、ここまで組立たものを、バラして写真撮影なんて事する気も起きず・・・・・・・。

フレームの濃紺と濃い緑を生かすため、タイヤ、グリップそしてサドルに赤色をあしらって見た。
還暦をとっくに過ぎた高齢者が乗る自転車としては少々派手>かも知れないが、まぁ、許せる範囲だろう!!

写真では、まだサドルの取り付けやブレーキ・ワイヤーやシフト・ワイヤーを張る所までは行っていないが、ここまでは非常に順調だった。 おそらく、最後に手こずるのは、ブレーキ調整とシフト・チェンジの調整だろう。

MTBのレストア(12)

未分類

パーツをどうするか?
原則的には使い回しをしてコストを抑えることにしているが、やるからには多少コストが掛かっても自分が納得出来るものを・・・・で、この2〜3日の間悩んでいた。
この辺りがA型のA型たる所以で、気持ちは納得出来るものにすることに大きく傾いているのに、自分自身を納得させるだけの理由付けが見付からないと云うことでウジウジ

下の表で云えば、(3)〜(6)以外は、使い回しをしようと思えば使い回しが出来るのだが、結局、デェレイラー等を注文する際に目を瞑って注文リストに加えてしまった(笑)

注文品が届くまでの間、ハブをオーバーホールしフレームを磨いておくことにしよう。

パーツ名 品番等
(1) ペダル シンプルトレッキングペダル(Wellgo)
(2) クランク SAKAE XR350 24-34-42T
(3) フロントデェレイラー [DEORE] FD-M590 トップスイングタイプ
(4) チェーン CN-HG70 7/8s HG・UG対応
(5) リア・ディレイラー [DEORE] RD-M591 トップノーマル ロングケージ
(6) スプロケット CS-HG41-7  11-13-15-18-21-28T
(7) タイヤ IRC製 26×1.50 スリックタイヤ レッドライン メトロMETRO
(8) チューブ
(9) ハンドル 幅:510mm フラットハンドルバー(Nitto)
(10) グリップ ロックオングリップ「B-090」
(11) ブレーキ・シフト・レバー ST-EF51-7-2A Vブレーキ用 EZファイヤーレバー 3x7s
(12) シート・ポスト サスペンションシートポスト シルバー(Grunge)
(13) サドル Sable アイアンレール

MTBのレストア(11)

未分類

このTREKは、MTBのレストア(8)の写真の通り、フレーム、前後車輪のリムとステム以外のパーツは付属していないので、乗り回すためには色々不足しているパーツを揃える必要がある。

そこで、必要なパーツをざっとリスト・アップして見ると・・・・・。
 ( 1) ペダル
 ( 2) クランク
 ( 3) フロントデェレイラー
 ( 4) チェーン
 ( 5) リア・ディレイラー
 ( 6) スプロケット
 ( 7) タイヤ
 ( 8) チューブ
 ( 9) ハンドル
 (10) グリップ
 (11) ブレーキ・シフト・レバー
 (12) シート・ポスト
 (13) サドル

原則的に、現在使用しているMTBから必要なパーツを取り外して使いまわすことにしていた。
しかし、折角レストアするなら安く揚げるだけではなく、小生好みのTREKに仕上げたくなり・・・・・・、又々、○○フリークの世界にどっぷりと・・・・・

MTBのレストア(10)-HeadSet

ハンドル関連

Bike-016R.JPG
BBのレストアが何とか完了したので、続いて、ヘッド・セットのレストアに掛かった。
実はヘッド・セットも新しくしようと考えていたのが、その前に構造を勉強しようと分解して見た所、何とか使えそうなことが判ったので、方針を変更してレストアすることにした次第。

分解してみると、やはりグリスが真っ黒になっているので、パーツクリーナーをぶっかけて洗浄した。 特にリテーナーの内側は汚れが取り難いので、爪楊枝と綿棒で丁寧に古いグリスを取り除き、ボールベアリングは1個1個指先で揉む様にしてこびり付いている汚れを取った。

思いの外、洗浄に時間が掛かってしまったので、それ以降の作業は翌日回しにしたが、そのまま放置すると直ぐに錆が来る惧れがあるので、556の液に漬け込んでおいた。

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