※ 月別アーカイブ:8月2011 ※

MTBのレストア(10)-HeadSet

ハンドル関連

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BBのレストアが何とか完了したので、続いて、ヘッド・セットのレストアに掛かった。
実はヘッド・セットも新しくしようと考えていたのが、その前に構造を勉強しようと分解して見た所、何とか使えそうなことが判ったので、方針を変更してレストアすることにした次第。

分解してみると、やはりグリスが真っ黒になっているので、パーツクリーナーをぶっかけて洗浄した。 特にリテーナーの内側は汚れが取り難いので、爪楊枝と綿棒で丁寧に古いグリスを取り除き、ボールベアリングは1個1個指先で揉む様にしてこびり付いている汚れを取った。

思いの外、洗浄に時間が掛かってしまったので、それ以降の作業は翌日回しにしたが、そのまま放置すると直ぐに錆が来る惧れがあるので、556の液に漬け込んでおいた。

MTBのレストア(9) – BB

クランク・ペダル関連

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TREKのレストアのための第一関門

ガッチリとフレームに固着しいるBBの取り外しだが、殆ど毎日、手許にある工具をとっかえひっかえして、やって見たのだがどうしても取り外せず、途方に暮れていた。 この取り外しに1週間以上も掛かってしまった。

何しろ、BBの取り外しが出来ない限りは先に進めないので、バイク・シショップに持ち込もうかとも考えたこともあったが、結局、現在使っているバイクのボスフリーのマルチプル・ホイールを取り外した時と同じ様に、556をポタリ・ポタリと垂れ落ちる位に吹いて、一晩置いた後に、
(1)フレームが歪まないかと恐る恐るやっていても埒が明かないので、
(2)場合によってはフレームが使い物にならなくなることを覚悟して、思いっ切りガ~ン・・・。
と、今まで何だったのかと思う位に、しかも、いきなり軽く回って、漸くのことで、取り外すことが出来た。

写真は、後学のためにバラバラにした状態で、比較的綺麗な状態になっているが、取り外した直後は、本体は真っ赤に錆びており、シャフト付近はグリスと砂と埃でベトベトと真っ黒になって、とても使い回しの出来そうにない状態だった。

BBを新調するためにも、現在のBBの仕様を知る必要があるので、灯油で洗って見ると
 型番     BB LP-26 MM110
 シェル幅   73mm
 軸長(実測) 113mm

であることが判った。

このBBはカートリッジ式なので、基本的にアセンブリー全体を交換することが前提で、バラして手入れすること等は前提とされていないのだが、念のため、新しくグリスをたっぷりと塗って組み立てた所、埃や砂などが入り込まない様にするためのゴム製のパッキングを付けた状態でも、何とかスムーズに回転する様になった

オリジナルで付いているこのBB程度のグレードであれば、新調してもそれ程高く付くことはないし、新品のBBの回転にどの程度の抵抗感があるのか、全く知識はないので、安全を見れば新調する方が良いのだろうが・・・・。
グレード・アップを図るのは、次の機会に譲ろうと考えた。

MTBのレストア(8)

クランク・ペダル関連

ヒョンなことから某オークションでTREK-830の中古フレームを手に入れてしまった。
ネット情報で、このTREK-830は20年以上も前のかなり古い物らしいことが分かった。 実際に手にしてみると、所々、塗装が剥げていたり、錆が出ていたりして相応の使用感があった。
しかし、フォークからフレームの前半が濃い緑でフレームの後半部分が濃紺に塗装されていて、実に色合いが良かった。

実は、現在使用しているバイクをレストアする積りで色々とやって来たが、このTREKの色合いに惹かれてしまって、再塗装せずに何とかしたいと云う気持が強くなって来て、どうするか迷っていた。

そこで、このお盆に帰って来た息子に相談した。
息子は昔バイクに凝っていたので、この点に関しては先輩と云えるため、先達の意見を聞いて見ようと思った次第。
と書くと、非常に殊勝に聞こえるが、本当の所は、TREKをレストアしたいと云う自分の気持ちを追認して欲しかったに過ぎないのだろう。

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と云うことで、方針を変更して、このTREKを材料にクロス・バイク化をすることにした。

で、最初に行うことは、一旦バラバラに分解すること・・・・。

BB以外はすんなりと分解出来たものゝ、BBが酷く固着していて何ともならない。
回転に問題がなければ、そのまゝ使用することもあり得るが、軸を手で持ってもゴリゴリと凡そスムーズな回転とは程遠い状態なので、このBBの取り外しが出来ない限りは、TREKのレストアはあり得ない。