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DAHON RouteのV.Up(2)

DAHON クランク・ペダル関連 チェーン・ギア関連

我がRoute号右ワンを外すのに手こずらないことを祈りつゝ、作業に入った。

と云っても、BBの整備の際の経験で、簡単には外せないことは分かっていたので、ネットで得た情報に従って、M16のボルトとナット(\107)、及び、1ポンドのゴムハンマー(\398)をホームセンターで購入して来た。
ゴムハンマーはスパナが回らない場合に、スパナの柄をガンガン叩いてスパナを回そうと云うもので、作業の結果、スパナを回せないことが分かってから買いに走っても良かったのだが、値段も安かったことに加えて、ホームセンターに行く2度手間を省くために敢えて準備したもの。

帰宅後、早速、作業を開始。

先ず、左ワンを外した後、カップ&コーンBBを引き抜いた状態で、M16のボルト右ワンの穴に通し、ナットを手回しで締めて仮止めした。

右ワン逆ネジなので、このナットをスパナで咥えて締め上げると右ワンは緩む筈・・・・・。

そして、スパナを回して手ではこれ以上締められない所まで締めた上で、恐る恐るスパナの柄にグイと体重を掛けた所、ヌルリとした感覚。ナットを舐めてしまったか?と心配して点検してみると、舐めた形跡はなく、見事に右ワンが緩んでいた

良かった!!
我がRoute号の右ワンは、巷で云われている程の鬼締めではなかったのが幸いだったが、ゴムハンマーは無駄になってしまった!!

DAHON RouteのV.Up(1)

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昨年11月に届いたRoute号は、取り敢えずBBハブの調整をして乗っていた。
しかし、乗り味がもう一つピンとこない。具体的には、スピードも出ないし、全体的に軽快さが感じられない。

と云う訳で、冬の間、玄関で眠っていたRoute号のV-Upに着手することにした。

先ず、スピード面を改善すべくギア比を見直すことにしたのだが、ギア比を変える方法は、
1)チェーリングの歯数を変えるか、
2)スプロケットの歯数を変えるか、
3)又は、両方の歯数を変えるか
の三通りがあるので、どれを採用するかを考える必要がある。

先ず、スプロケットについてだが、現在組み込まれているシマノMF-TZ21ボスフリータイプなので、将来的にはカセットタイプに換える積りにしている。
とすると、残された対策は、チェーリングの歯数を増やすことになる。

現在のチェーリングの歯数(52T)をどれだけ増やすか?を考えている時に、この方のブログで、ナローワイドのギアが良いと知った。更にタイミングよくナローワイドPCD13056Tが某オークションに出ているのを見付け、思わずポチッとした次第。果たして、チェーリングの歯数を4T増やすと、ペダリングにどの程度影響するか、全く考えもせず半ば反射的に落札してしまったので、一抹の不安はあるが・・・・・。
この時は、クランクはオリジナルのものを使う予定でいたが、届いたチェーリングを合わせてみると、迂闊にもPCDが違っていて取り付けが出来ない(汗)
と云う訳で、今度はクランクを探す羽目に・・・・・。

そして、密林航空アルミニウム超軽量折りたたみ自転車クランクセットクランク長:170mmを見付けた。
チェーリングは既にDRIVELINEのものを手に入れていたので、セットを買う必要はなかったが、写真で見る限り格好良かったし、重量も150g程軽くなる。仮に駄目でもクランクとチェーン・ガードを流用してDRIVELINEのものを組み込めば良い。

更に、チェリーング52Tから56Tに替えるとチェーンの長さが足りなくなる惧れもある。と云う訳で、SHIMANOのCN-HG71をポチッ。ここまで来たらついでに気になっていたBBも交換してしまえで、TANGEのLN-7922までカートに入れてしまった。

そして、今日、注文していたブツが届いた訳だが・・・・・。
心配なのはBBを整備する際、試みた結果ビクともしなかった右ワンを上手く外せるか?
ネットでも右ワンの取り外しには皆さん苦労されていて、色々と参考にさせて頂いているこの方色々と試した結果、どうにもならず、最終的には購入した販売店に送って外して貰った由

願わくば、我がRoute号が、この様な事態にならない様に願いたいが・・・・・

DAHON Routeの整備(3)

DAHON クランク・ペダル関連

次にBBの調整。

先ず、クランクを外さなければならないが、幸い、手持ちの道具が使えたので、これは難なく完了。
次にBBの取り外しだが、その前に手で軸を回してみると、ゴリゴリでとてもスムーズとは云えない状況で、クランクを手で回した時には全く感じられなかったので、これには少々ビックリ。

早速、左ロックリングと左ワンの取り外しに掛かった。ここのネジは正ねじなので左回しで、難なく完了。ここもTREKを弄った際に買った工具が使えた。
問題は右ワンの取り外し。ミニベロでGOの管理人の方も書いておられたし、沢山の方々が右ワンの取り外しで苦労されていることは、WEBで見て知っていたので、小生のDAHON Routeでも固くて外せないかも・・・。
固着していない様にと願いつつ、作業に入ったが、その願いも空しくガッチリと締められていて、ビクともしない。
右ワンを外す専用の工具を使えば、外せるのかも知れないが、生憎、手持ちはないし、モンキースパナでは、角を舐めてしまう危険性も大きい。
BB玉押し調整やグリスアップをするには、右ワンを取り外さなくても出来るので、ここはあっさりと諦めることにした。

そこで、BB軸を抜いてみた所、BB軸は、球当たり面を含めて全体が黒く塗られており、ベアリング球が当たる部分だけが筋状に塗料が剥げている様に見える。残念ながら、上手く写真が撮れなかったので、ミニベロでGOを参照して頂きたいが、軸全体を黒塗りするのはDAHONの標準工程なのかも知れない。

グリスアップ後、玉押し調整をしたがゴリゴリ感を完全に取り除くことは出来なかった。いずれBBはカセット化することになるだろうし、右ワン外しの工具は、その時に揃えるかしなくてはならないだろう。

TREKのバージョンアップ(8)

クランク・ペダル関連

ホイールクランクブレーキを其々交換して今回のバージョンアップは完了!!

この段階では、ペダルの交換は考えていなかった。しかし、よく見るとペダルが・・・・。

このペダルはWellgoの製品でシンプルトレッキングペダルと云うものだったが、ペダルの側面にあるオレンジ色の反射板の爪の片方が折れて、ペダル本体にぶら下がっていた。
夜にこの自転車に乗ることは殆どないので、反射板がなくても問題がない。と云うことで、反射板を取り外していた。
で、接着剤でペダル本体に貼り付けて再使用することでバージョンアップを終える筈だった。

しかし、自転車全体を眺めてみると何か物足りない。気にしなければ気にしないで済むのだが、どうしても目がペダルにいってしまう。

ならば、ついでにペダルの交換も・・・・・。

TREK-007Rそして、購入したのはPD-T780と云うもので、SPDとFLATの2WAYタイプ
実の所、小生の自転車の乗り方は、今の所街乗りのチョイ乗りが中心なので、両面ともFLATなタイプを探した。しかしDEOREブランドのペダルでは、そのタイプのものが見付からなかった。

そこで、次善の策としてSPDとFLATの2WAYタイプのPD-T780にした訳だが、実際に走ってみると思った以上に使い難いことが分かった(涙)

TREKのバージョンアップ(6)

クランク・ペダル関連

BBはクランクセット(FC-M590)に付属の物を使った。と云うよりも、BBが付属しているのでこのクランクに決めたと云う方が正解かも知れない。しかも、SM-BB51と云う型番のこのBBはシェル幅が73mmにも対応しているので、我がTREKにはぴったり。

ハンガーから元々あったBBを取り外して、取扱説明書の通りスペーサーを1枚挟んでハンガーに捩じ込むだけで交換完了となる筈だが・・・・。

ネジを切ってある部分の半分ほど捩じ込んだ所で固くなって、それ以上には進まない。一旦、取り外し再度捩じ込むことを何回か繰り返してみたが、状況は変わらない。

ハンガーに切ってあるメスネジとピッチが違うのかと思ったが、前半部分は大きな抵抗もなく捩じ込めるのでそんな筈はない。あるいは、ハンガー側のネジ部分が浅いのかと疑ったが、それもなさそう。

で、最後の手段・・・・。

固くなった所から更に強引に捩じ込むと、少しジワッと進んでくれる。余り強引にすると固着して二進も三進も行かなくなる惧れはあったが、騙し騙しして、何とか最後まで捩じ込んだ。

そして、次はクランクのセット。

クランクのシャフトをBBに通す訳だが、これがまた固い。固いと云うよりもBBのシャフトを通す穴とシャフトの太さの関係に殆ど遊びがないと云った所で、シャフトを挿入する際に少しでも角度が付いていると入っていかない。

TREK-004R何とかシャフトの挿入し終わりヤレヤレと云った所で、左側のクランクをシャフトに取り付けて、仕上げのキャップネジを捩じ込もうとした所、そのキャップネジがどうしたことかシャフトまで届かない。

よくよく見るとギア(この世界ではチェーンリングと云うらしいが)の位置が、フロントディレイラーの外側にある。と云うことは、もっとシャフトを押し込む必要がある。
そこで、左手にフレームを持ち右手で強引に押し込むと、カチッと呆気なく根元まで挿入出来、キャップネジも無事締めることが出来た。

BBの取付けにしろクランクシャフトの挿入にしろ、強引に無理やりやったと思っているが、これが当たり前なのかも知れない。
何しろ初めてのことなので、その固さが異常なのかどうか判断出来ない。次回、また、同じことをする機会があれば、その時には判る筈だが、果たしてそんな機会が来るかどうか・・・。

TREKのバージョンアップ(4)

クランク・ペダル関連

TREK-003R注文していたクランク・セットが到着した。

現物を見ずに通販業者の商品案内の写真を見ただけだったので、全く気が付かなかったが、こうして現物を見てみると、クランクが太過ぎる様な・・・・。

女性を思わせる柔らかい曲線でぽっちゃりとした感じは、好みが分かれる所だと思うが、もう少しスマートに仕上げてくれると良かったのに。

TREKのバージョンアップ(2)

クランク・ペダル関連 タイヤ・ホイール関連

色々と迷ったがデオーレで統一するのであれば、最も目立つ部分であるクランクにもデオーレにしなければ臥龍点睛を欠く結果になる。
と云うことでクランクはFC-M590の44Tを購入することにした。このにはBBも付属しているのでBBで悩む必要もない。

次にホイールをどうするか?

現在のホイールは中古のTREKのフレームに付いていたもので、フレや歪があった。ホイールのフレや歪はスポークの張り具合で調整することは、知識としては持っていたが、リア・ホイールの一部の円弧が潰れている上、ハブはデオーレではない・・・。

と云うことで某オークションをウロウロしていると、MAVICのリムにDEORE-XTのハブを組み合わせたホイールが出品されているのが目についた。MAVICが自転車関係では有名なフランスのメーカーであることは、自転車の超初心者である小生でも知っていたので、ツイツイ応札してしまって・・・。
で、気が付いたら落札してしまっていた(笑)

送られて来たホイールの程度は中古品としては美品に属するもので、この点は問題がなかった。軸を持って手で回しても、その限りでは厳密ではないがフレも歪もないようだったが、回転の状態が少し渋い
Trek-001Rそこでフロントのハブをオーバーホールする積りで分解してみると、左側の玉押しが錆で真っ赤。右側は錆はなく綺麗だったが、ボールが綺麗に回転していなかったのか、玉押しの内側に黒っぽい跡が付いている。
フロントがこの様子ではリアも同じ状況になっている筈。

と云うことで、ハブの軸関連のパーツを発注して・・・・。

TREKのバージョンアップ(1)

クランク・ペダル関連

今乗っている自転車は、約1年半前の2011/09に組立たもので、その頃は良く遠乗りをしてた。遠乗りと云っても距離は長くて20km強だったので、遠乗りと云うには少々恥ずかしい限りだが・・・・(汗)

と云う訳で、最近は近所のチョイ乗りにしか出番がなかったのだが、気候も良くなって来た所で、ソロソロ短い遠乗りでもしようかと思い、掃除をしたりナットやボルトの増し締めなどをしてプチ整備をしていると・・・。

またまた、悪い虫が目をムズムズと覚まし、少し手を入れてみる気になってしまい・・

この自転車は小生が組み立てた最初の自転車で、上手く組み立てられるかどうか自信がなかったこともあって、前後のディレイラー以外のパーツは元々付いていたものを極力使うことにしたものだった。

で、今回手を入れるに当たっては、先ずBBの交換を考えたのだが、webでチェックした所、角テーパー・タイプのBBは数は少ないもののあるにはあった。しかしシェル幅は現在では68mmが主流になっているようで、シェル幅73mmで軸長が110mmタイプになると殆どチョイスがないことが分かった。SHIMANOに拘らなければ選択の幅も広がったかも知れないが、ディレイラーのブランドであるデオーレで統一したかったので、SHIMANO以外は考えられなかった。

さてどうするか?

MTBのレストア(9) – BB

クランク・ペダル関連

Bike-015R.JPG
TREKのレストアのための第一関門

ガッチリとフレームに固着しいるBBの取り外しだが、殆ど毎日、手許にある工具をとっかえひっかえして、やって見たのだがどうしても取り外せず、途方に暮れていた。 この取り外しに1週間以上も掛かってしまった。

何しろ、BBの取り外しが出来ない限りは先に進めないので、バイク・シショップに持ち込もうかとも考えたこともあったが、結局、現在使っているバイクのボスフリーのマルチプル・ホイールを取り外した時と同じ様に、556をポタリ・ポタリと垂れ落ちる位に吹いて、一晩置いた後に、
(1)フレームが歪まないかと恐る恐るやっていても埒が明かないので、
(2)場合によってはフレームが使い物にならなくなることを覚悟して、思いっ切りガ~ン・・・。
と、今まで何だったのかと思う位に、しかも、いきなり軽く回って、漸くのことで、取り外すことが出来た。

写真は、後学のためにバラバラにした状態で、比較的綺麗な状態になっているが、取り外した直後は、本体は真っ赤に錆びており、シャフト付近はグリスと砂と埃でベトベトと真っ黒になって、とても使い回しの出来そうにない状態だった。

BBを新調するためにも、現在のBBの仕様を知る必要があるので、灯油で洗って見ると
 型番     BB LP-26 MM110
 シェル幅   73mm
 軸長(実測) 113mm

であることが判った。

このBBはカートリッジ式なので、基本的にアセンブリー全体を交換することが前提で、バラして手入れすること等は前提とされていないのだが、念のため、新しくグリスをたっぷりと塗って組み立てた所、埃や砂などが入り込まない様にするためのゴム製のパッキングを付けた状態でも、何とかスムーズに回転する様になった

オリジナルで付いているこのBB程度のグレードであれば、新調してもそれ程高く付くことはないし、新品のBBの回転にどの程度の抵抗感があるのか、全く知識はないので、安全を見れば新調する方が良いのだろうが・・・・。
グレード・アップを図るのは、次の機会に譲ろうと考えた。

MTBのレストア(8)

クランク・ペダル関連

ヒョンなことから某オークションでTREK-830の中古フレームを手に入れてしまった。
ネット情報で、このTREK-830は20年以上も前のかなり古い物らしいことが分かった。 実際に手にしてみると、所々、塗装が剥げていたり、錆が出ていたりして相応の使用感があった。
しかし、フォークからフレームの前半が濃い緑でフレームの後半部分が濃紺に塗装されていて、実に色合いが良かった。

実は、現在使用しているバイクをレストアする積りで色々とやって来たが、このTREKの色合いに惹かれてしまって、再塗装せずに何とかしたいと云う気持が強くなって来て、どうするか迷っていた。

そこで、このお盆に帰って来た息子に相談した。
息子は昔バイクに凝っていたので、この点に関しては先輩と云えるため、先達の意見を聞いて見ようと思った次第。
と書くと、非常に殊勝に聞こえるが、本当の所は、TREKをレストアしたいと云う自分の気持ちを追認して欲しかったに過ぎないのだろう。

Bike-014R.JPG
と云うことで、方針を変更して、このTREKを材料にクロス・バイク化をすることにした。

で、最初に行うことは、一旦バラバラに分解すること・・・・。

BB以外はすんなりと分解出来たものゝ、BBが酷く固着していて何ともならない。
回転に問題がなければ、そのまゝ使用することもあり得るが、軸を手で持ってもゴリゴリと凡そスムーズな回転とは程遠い状態なので、このBBの取り外しが出来ない限りは、TREKのレストアはあり得ない。