2006年5月15日

5230製作記(5)

テンダーの形式について書いた部分に対して、長岡京市のK氏からメールで次の様なご指摘を頂いた。このブログを読んで頂いている方々に正確な情報を得て頂く為に、一部を公開させて頂く。

『5230形のテンダーはDubs製で、国産ではありません。5130形のほうは機関車のみがKitson製で、テンダーは国産です。 このことと混同されているのではありませんか? 5130形のテンダーの図面は伝わってはいません。しかしこれは、7010形・7030形のテンダーと殆ど同じです。』

こうして教えて頂き、正確な知識を与えて頂けるのは本当に有難いことである。換言すれば、自身の勉強不足を露呈する結果となり、甚だ汗顔の至りである。知らぬは末代の恥と云う故、もっと勉強しなければと深く反省する次第。

さて、この蒸気に引かせるテンダーをどうするか、だが・・・・?
更に、この点もK氏に指摘して頂いた点であるが、煙室部分の延長の有無がある。5130の原型はどうやら煙室の延長はされていない模様だ。加えてテンダーの形状。
この2点から改めて、鉄模社のキットに付属している図面を見ると・・・・。

煙室の延長はされておらず、しかも、テンダーは7010タイプではないか!!!
とすると今工作に入っているのは、5230ではなくて矢張り5130なのか????
よくよく考えて見れば、鉄模社は鉄道模型で飯を喰っていた会社。それに対してこの小生は単なる模型好きで勉強もしていないと来た。最初からこの点を間違えていた。鉄模社を当然のことながら信用すべきであったかも知れない・・・。

実は、テンダーの再作成には既に着手しており、写真の状態になっている。つまり、K氏に送って頂いた組立図に基づいているので、これは、明らかに5230用のものだろう。と云うことは、ボイラーも延長して名実ともに5230にする必要があるかも知れない・・・・。尤も、延長されていない5230もあった様なので、このまま工作を進めても、5230ですと云えない訳ではないだろうが。

因みに、このテンダーは、キットの側板と後部妻板だけを利用して石炭用スペースと水タンクとの境板等は0.4mmから切り出した。

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