2010年8月30日

5230製作記(39)

18日以来更新が止まっているが、鉄模の工作をサボっていた訳ではなく、殆ど毎日手を付けてはいたのだが・・・・・。
歳のせいか、この猛暑続きの気候のせいか? 切り出す際の採寸を間違えたり、折角、慎重に採寸し慎重に切り出したのに、穴を開ける位置を間違えたりの繰返し。 結局、床板だけでも3度も4度も作り直すことになり、1歩進んでは1歩後戻りの繰り返しで、殆ど停滞状態。

これでは、10月末のKKCの集会に間に合わない!!
と云う訳で、9月から釣行を週1回にして、鉄模の時間割を増やすことにした。

5230-039R.JPG 元々、重量が掛かるフレーム等は真鍮よりも洋白を使うことが多く、前作のテンダー台車のフレームも1mm厚の洋白板を使用していた。
しかし、今回の作り直しについては、洋白の在庫がなかったので1mm厚の真鍮を使った。 エンジン側ではないので重量も掛からないし、実質的なフレームとなるべきものはイコライザーなので問題はない筈。
そのイコライザーは前作の1mm厚の洋白で作ったものを若干加工して使った。

5230-040R.JPG 前作では、切り出したフレームに板バネや軸箱を半田付けした後に、ロンビク・イコライザーを組み込もうとしたので、色々と無理が出て来て、結局頓挫してしまう結果になってしまった。 今回はロンビク・イコライザーが上手く機能することを確認してから、板バネや軸箱を半田付けすることにした。

フレームには車軸が上下に動ける様に縦長の楕円を開けた。 これはKKCの会員の中村氏のアイデアによるもの。 改めて中村氏にはお礼を申し上げておきたい。
これにより車軸が前後に動くことはなく、上下の動きはイコライザーによって制御されることになる筈だが、少し動きに引っ掛かりがある。 あれだけ丁寧に工作をしたのに、どうも精度が今一・・・・(涙)

2010年8月18日

5230製作記(38)

毎日、酷暑・猛暑・激暑が続いており、特に道楽部屋は、午後になるとベランダの床に夏の太陽が照り返して、モアーッとした暑さが纏わりついて来て、工作机の前に座っているだけでも、汗が滴り落ちて来る。
それでも、10月のクラブの集会に出品すると云ってしまった以上、工作をしなければならないのだが・・・・・。

5230-038R.JPG テンダー台車用の板バネを予備を含めて5個作成した。
材料は0.2mm厚、幅1mmの真鍮帯板を1mmづつ短く切り出した板を8枚重ねて、それらしくまとめたもので、前回と同じ手法によった。

2010年8月13日

5230製作記(37)

5230-037R.JPG テンダーのロンビク・イコラザーをどの様に組み込んで実現するか? 

実は、テンダー台車のフレームを作った後に、ロンビク・イコライザーを組み込むことにしたためのが、上手く出来ない原因なのは、良く解っていた。 只、軸箱や軸箱回りの細かい作業をやり直す気がせず、何とかしようとして、色々と考えている内に、漁師業が忙しくなり、ちょっと鉄模はお休みしようとしたのだが・・・・、誠に、光陰矢の如しで、気が付いて見ると結局も3年近くも休んでしまった

所が、小生が末席に連なっている鉄模クラブKKCの集会が地元の横浜で開催されることになり、これまでの様に、今回も手ぶらで参加するのもの気が引けるので、何とか間に合わせるべく工作を再開することにした。
しかし、3年も放置していたので、例えば、何故その様な所に穴が開けているのか、何故切込みが入っているのか等々、綺麗さっぱり忘れてしまっている。 であれば、最初から作り直した方が早かろう、と云うことで、先ず軸箱回りの工作に入った。

先ず、前回と同じ様に、軸箱の座となる部分の製作に掛かった。 1mm厚の真鍮板を断面が凸凸状になる様に切削し(写真下)、その外側部分にボルトを表す0.4mmの穴を千鳥に開ける冶具の作成(写真上)。 工作方法は、前回と同じなのだが、今回はDROがあるので、寸法取りは格段に楽になった。 (写真下の軸箱の座になる部分は、接写したため曲がっている写っているだけ)

所が、この工作をしている最中、縦送り方向のDROの表示がおかしくなってしまった。 先ず、送りのハンドルを回してもいないのに、表示されている数字がコロコロと変わり、加えて小数以下一桁目の液晶の一部が表示されなくなってしまった。 やはり、中国製か韓国製の安物は故障し易いのかも知れない。 当分は、これまでの様にアナログとデジタルの併用で切り抜けるしかないが、早急に作り直さなければ・・・・。