5230製作記(3)
昨日、鉄模の大先輩でありKKCの仲間でもある中村氏から、テンダー側板上部の末広がり部分の工作方法をコメントして頂いた。
ただ、氏には誠に申し訳ないことだが、折角ご教授頂いた方法は間に合わなかった。
実は、自分なりに治具を造り末広がり部分の工作を終わってしまっていた。
下に映っているのが、小生の考えた治具で、1mm厚の真鍮板に径3mmの洋白棒を半田付けしたのもである。
厚みが3mmの板であればそのまま径3mmの丸棒を半田付けすれば問題ない。しかし、生憎3mm厚は手許にないので1mm厚を使ったため、片面となるが、棒と板の面を合わせて面一(ツライチ)にして(写真に映っている面)、その面を使った。
この治具と切り出した側板や妻板を一緒にバイスに挟みアルミの切れ端でグイと曲げた。
治具の真ん中辺りに半田付けしている真鍮の帯板は、位置決め用。
側板と妻板の接合は単なるイモ付けではなく、夫々を斜め45度にヤスリを掛けた。こうすることによって上部のR部分のカーブも自然に削れる。
ここまで出来てしまうと、嬉しくて後先の手順も考えずに半田付けしてしまった。
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