2012年8月15日

2012年釣行記(45)-FF

場所:SKM-R 釣果:ヤマメ x 2 同行者:単独

4:45頃自宅を出発し、現地には予定通りの6:00過ぎに到着。

西湘バイパスを走っている時は雲も高く所々青空が出ていて、雨が降りそうな気配は微塵もなかった。
所が、現地に近付くにつれて雲が厚くなり、現地付近では黒っぽい雲が山の中腹まで降りて来ていて、何となくイヤ~な気配
予報では9:00頃から午前中は弱い雨が降るとのことだったが、降り出すのが早くなったのだろうか?

何とか午前中はもって欲しいと願いつつ、支度をして渓に降り立ったのは6:30頃。

水量は来る度に減っていて、前回より一段と流れが細くなっている。
ここまで減っているととても期待は出来ないだろうと思いつつ、茶色のパラシュートを結んで入渓地点で挨拶のキャスティング。

FF-2012-015R.JPG ここは去年か一昨年に、一度だけ底からフーッと浮かんで来たことがあったので、それ以降は毎回挨拶だけはすることにしている所。
しかし、気配があったのはその時だけで全く実績がないポイント。
なので、今回も流れているフライを何気なく眺めていると、何と2投目にパシャとライズがあって、幸先の良い16cm。

今回も前回と同様、今年は、今までに実績のないポイントで出る傾向が強い 様に思う。
これが、減水している影響なのかどうか判然としないが、渓魚の着き場がこれまでとは違っている・・・・・。

FF-2012-016R.JPG と云うことで、これまで実績のないポイントを重点的に攻めて見たが、朝の1匹は正にまぐれ当たり

雨が降り出すのを気にしつゝ、普段より早いペースで釣り上がって、2匹目を取ったのは9:00少し前。

これは細くなってしまった流れに乗ったフライが、岩陰に隠れた瞬間にチラリと見えた白い小さなシブキに反射的に腕が動いたもので、朝より一回り大きな18cm。

その後は、又々アタリがないまゝ脱渓点近くにまで来た時に、とうとう雨が降り出して来たので、吊り橋下の開きをサッと流して、10:00頃にStopFishingとした。

現地付近の山では、雨は時々は降っている様だが、降雨量が少ないのだろうか、来る度に減水していて、見る所、いつもより30~40cm程水位が低くなっているのではないだろうか。
ために、只でさえ細い流れが益々細く、と云うより、貧相な流れになってしまっていて、少し多めの雨が降って増水しなければ、一寸厳しい様に思った次第

2012年8月 7日

2012年釣行記(44)-FF

場所:SKM-R 釣果:ヤマメ x 4 同行者:単独

1:00からのオリンピック女子サッカーのなでしこ・フランス戦が気になるし、FFにも行きたい!!
と云うことで、前夜21:00頃に床に入り、1:00に起きてなでしこ・フランス戦を観戦して、その後再度仮眠をとって・・・・・。

しかし、床に入ったのは予定通りだったものの、23:30頃に自然に目が覚めてしまったので、卓球の女子団体戦日本対中国の決勝戦を観戦し、その流れでなでしこが辛勝するのを観て、再度電灯を消して・・・・・、いつの間にか寝入ってしまい目覚まし時計のけたたましい音にビックリして飛び起きたのは4:30。

現地到着は予定通りの6:00過ぎ。

前日、住居地方面では午後にかなり激しい雨が降ったので、減水気味のSKM-Rには恵みの雨だった筈と思ったのだが、渓の傍に立って見ると、雨が降った痕跡はあるのに水位は回復するどころか更に減水していて流れが細くなっている

水量が少なくなると、渓魚の着き場は限定されて狙い易くなるが、その反面警戒心が一層強くなるため岩陰にジッと隠れてしまい水面まで出て来てフライを追うことが少なくなってしまう。
故に、減水はアングラーにとっては余り歓迎出来るものではないが、前回はそれでも、結構良いFFが出来た。
今回は、更に減水しているので、その影響はどう出るだろう???

FF-2012-013R.JPG 本日の第一号は7:00頃。

細くなった流れの小さな釜にフライをキャストして何回目かのこと。逆光で水面がキラキラと輝きフライを見失ったのでピックアップしようとした瞬間と、ヤマメがフライを咥えたタイミングが偶然に合って、この渓では標準サイズの18cm。
これは釣ったのではなくて釣れてしまったので、喜びも半減だが、渓魚の活性が高そう・・・・・。

と思ったのも束の間。
その後、アタリは遠く、前回出た所などはしつこい程キャストしてフライが流れていることを気付かせようとしたが、全く無反応。

FF-2012-014R.JPG 漸く2匹目が出て呉れたのは、最初の1匹目から2時間半後の9:30頃。

このポイントは、大きな底岩がゴロゴロとしていて見るからに出そうな場所なので、毎回欠かさずキャストはしていたが、残念ながら1度も実績がない。
餌師が好みそうな深みもあるので、餌師に抜かれてしまっているのだろうと諦め半分だったが、今回は、いつもより距離を取ってキャストして見た。
するとどうだろう、フライが流れに乗って岩の際を流れ掛かった瞬間、パシャッと素直に反応を見せて呉れたのが、16cm程のアマゴ。
今までは、少し近付き過ぎていたのかも知れない。

その後、10:30頃からポツリ・ポツリと降り出して来た雨が、その内篠付く程になったので、オーバーハングした岩陰で小一時間程雨宿りをして再開したが、強くなったり弱くなったりの繰り返し。

濡れながら雨にはからっきし弱いドライ・フライをキャストしながら釣り上がり、脱渓点に近い小堰堤の近くで漸く15cmを追加。
これでStopFishingにしようと思ったが、雨に濡れたついでと小堰堤の上の開きに入り、17cmをゲット。
更に、二段堰堤のしたのプールまで足を伸ばしたが、2度のアタリを見ただけに終わり、結局、13:00頃StopFishingとした。

2012年7月31日

2012年釣行記(43)-FF

場所:SKM-R 釣果:ヤマメ x 8 同行者:単独

この所入れ込んでいたカマスも沖合いに去って行った様なので、久し振りのFF。

6:00頃に入渓する積りだったが、フト、2:30頃に目が覚めてしまい、目が覚めたついでに気になっていたオリンピックの男子体操をTV観戦してしまった。
体操が終わった後は一寝入りするには中途半端何時間しかなかったので、少し早目だったが4:00頃に自宅を出発し、現地到着は5:30頃。

15番の茶色のパラシュートを結んでキャスティングを始めたのは5:40頃。
水量は少な目な上に水の透明度は高いので、警戒心の強いヤマメには少々きつい条件かも・・・・・・。

所が、意外にもヤマメの活性は高く、6:00を少し回った頃本日の第一号がフライを咥えて呉れた。
ここは、これまでに出たことがないポイントだったので、軽く様子見の積りでフライを流しただけだったので、些かビックリしたが嬉しい一匹だった。

FF-2012-012R.JPG それから10~15分後に、写真の良型。
これは21cm程あったが、流石にこれ位のサイズになると、引きも強くて面白い。

実は、今回の釣行にはカメラを携行するのを忘れていた
そのことに気が付いたのは、最初の1匹を釣った時で、その時はスマフォのカメラ機能を使えば良いや位にしか思わなかった。
所が、実際に撮影するとなると、意外にこれが難しい。
特に、今回の様に左手にヤマメを掬い持ち、右手だけでスマフォを操作するのは誠に難しく、何度も失敗を繰り返した次第。難しく思う最大の原因は、思ったタイミングでシャッターが下りないことで、折角構図を決めてシャッターを押しても直ぐには下りず、左手のヤマメはジッとして撮影が終わるのを待って呉れる訳ではなく・・・・。
何枚もの中から比較的良く取れているものをアップしたが、しかもピントも甘い。

8:10頃には、22cm位の本日最大の良型を上げたが、スマフォで撮影するのにモタモタしている内に、流れに戻って行ってしまった。 これは写真のヤマメよりも体高があって惚れ惚れする様な魚形だっただけに、是非写真に残しておきたかった。
残念なことをした

結局、この日は20cm超を2匹含む8匹の釣果で、取れなかったアタリも何度かあったので、楽しい半日だった。

今回の様に水量が少なくて透明度が高い時は、ヤマメは岩陰にジッと隠れていて中々出て来ることはなく、それが故に釣果が伸びないことが多いと思っている。
しかし、今回の印象では、水量が少ないだけに深場に集まっている様に感じた。
もしそうだとすると、餌師が入ると一発で抜かれてしまうことになるだろうし、痛し痒しと云った所だ。

2012年7月 7日

2012年釣行記(38)-FF

場所:伊東大川 釣果:ナシ 同行者:Tommyさん、Koちゃん

今回はFF仲間のTommyさんKoちゃんとのコラボ釣行。
Tommyさんは小生をFFの世界に引きずり込んだ張本人で師匠筋にあたるお方で、Koちゃんと小生はその兄弟弟子と云うことになる。
その兄弟弟子のKoちゃんは専ら管理釣り場に通っていて自然河川の経験が少ないと云うので、小生の発案で自然河川でのFFの難しさと楽しさKoちゃんに味わって貰うために伊東大川に行くことにした。

先ず2:00過ぎにTommyさん宅に伺って荷物を積み込んだ後、2:30頃町田のKoちゃん宅に到着。
東名高速を厚木で降りてそのまま小田原厚木道路で小田原に出て、その後は135号線を南下し、伊東市到着は4:30頃。
ここまでは順調な行程だったが、伊東市から県道12号線に入り奥野ダムに向う所で、ナビに目的地を設定しているにも拘らず、道を間違えること2度、3度(汗)

漸く、日釣券販売機が設置されている漁協ダム事務所に到着したのが4:30過ぎ。
漁協のHPでは、この季節の日釣券の販売開始時刻は4:30とのことだったが、販売機が設置されている所にはシャッターが下りている。
週末の土曜日であり、北関東方面からのアングラーが多いとの情報もあったので、睡眠時間を削って販売開始時刻までに到着しようとして来たのに、何だぁ、これは(怒)
5:00頃までシャッターが開くのを待っていたが、とうとう痺れを切らして入渓点の白川橋の駐車場に・・・・・・。
駐車場には一番乗りで、心配していた先行者はいない模様で、ホット一安心。

先月の台風4号以降伊豆方面は何度か大雨があったので、渓の様子が気懸りだったが橋の上から見る限り、水量は平水位に戻っている様子。
しかし、渓に降りて見ると、未だ少しニゴリが残っている様で、小生のホームのSKM-Rに比べると透明度がかなり低い。
この状態が、この渓の通常状態なのかどうか初めて入るので判らないが、その影響はどうだろう・・・・

兎に角、3人でかわるがわるフライを流して釣り上がったが、一向にアタリがない。
Koちゃんに自然渓流での釣りの楽しさを味わって貰うのが、今回の最大の目的なので、ここぞと云うポイントでは、Koちゃんに流して貰ったが、たまにチビメがフライと遊びに来るだけ・・・。
やはり、ニゴリの影響だろうか?

結局、当初の目的はものの見事に打ち砕かれてしまった次第。

この伊東大川は、ホームのSKM-Rに比べると、川幅は若干広い程度だが高低差はSKM-R程きつくはなくて、正に高齢者向きの足腰には優しそうな渓
又、行程はSKM-Rよりは長くて、この日は禁漁区まで到達出来なかった位で、その気になれば思う存分楽しめそう。しかも、横を走っている林道との高低差が余りないので、何処からでも入渓出来るし脱渓も容易で、釣りに疲れたら直ぐに林道に上がれるのも、高齢者には〇。その分、頭を刎ねられる可能性も高いと云えるが・・・。
但し、頭上にまで枝が張り出していてキャスティングが出来ない所が多い様に思える。行程が長いのでその様に感じるのかも知れないが・・・・。

この渓が自宅からSKM-R位の距離にあるのであれば、何度も訪れるだろうが、120kmもあるので、そう頻繁に訪れることはないだろう。でも、もう一度位は挑戦して見ても良いかも・・・・

2012年7月 3日

2012年釣行記(37)-FF

場所:SKM-R 釣果:ヤマメ  x 4 同行者:単独

この所、EgingMebaringで5連敗中なので、目先を替えてFF釣行。

4:00過ぎに自宅を出発、現地到着は6:00少し前。

梅雨の時期に台風が上陸することは珍しいのだが、19日から20日に掛けて関東地方を駆け抜けて行った台風4号による大雨の影響は、もうなくなっている筈だと思っていたが、橋の上からは未だ完全に平水位には戻っていない様に見える。
しかし、減水しているよりは良いだろう・・・・・。

直ぐに車に戻り支度を整えて6:00過ぎに入渓。
間近で見る流れの透明度はこれまでになく高くて、これが良い方向に影響するか悪い方に影響するか・・・・。

入渓して間もなく、パシャッ
これは型も小さく針掛かりさせられなかったが、期待を持たせる本日初のアタリ。

所が、アタリはそれきりで、目ぼしいポイントを片っ端から叩いて見たが、休憩ポイントまで全く音沙汰なし。
休憩ポイントを過ぎてから、漸くポツリ・ポツリと3度程アタリがあったものの、悉く空振りで、脱渓地点近くの鉄板ポイントに望みを掛けざるを得ない状態。しかし、この鉄板ポイントでも1度アタリがあっただけで、イヨイヨ、ボーズの気配濃厚

脱渓地点にある低い堰堤の下のプールに到達した時、ライズらしきものがチラリと目に入った。
ここでは以前Tommyさんがウグイと遊んだことはあったが、ヤマメの実績はゼロ。
しかし、ライズらしきものがあった以上、素通りは出来ない。
最も太い流れにフライを乗せて流すと、いきなりパシャッ
これは針掛かりはしたものの、途中で敢え無くフック・アウト。しかし、水中でキラリと光った魚体は明らかにヤマメ

向きを変えて岸寄りの流れで、また、パシャッ
空振りの後で、もう一度同じコースを流すと、又同じ様にパシャッ
今度はやっとタイミングが合い、15cm程と小振りだが待望の1匹。

その後も何度かアタリはあったが、針掛かりさせることが出来ず、場も荒れたので、堰堤の上に移動。

FF-2012-011R.JPG ここは、これまで何度か入ったことはあったが、生憎、出したことはなかった。しかし、下のプールでライズがあったのだから、こちらでも出て呉れるのではないか・・・・・。

その期待通り、流れの中央にある大きな岩の上流でバシャッとこれまでよりも大きなアタリで出て呉れたのが写真。
これには朱点があるのでヤマメではなくアマゴだろうが、22cmの良型で、その後、16~18cmを2匹追加して、11:30頃StopFishing

2012年5月31日

2012年釣行記(29)-FF

場所:SKM-R 釣果:ヤマメ X 7,ニジマス X 1 同行者:単独

風薫る5月も終わり、ソロソロ梅雨の6月。
この時期は、アオリメバルも終盤戦。特に、アオリは大型を狙いには一年で最も良い時期なので外せないし、大型メバルのあの引きももう一度味わいたい・・・・。
等と思っている所に、いつの間にかポチッとしてしまった新しいフライ・ロッドが手許に届いてしまった(笑)
このロッドはバンブーなのに、18,600円と考えられない程の安さ!!
この値段に釣られてポチッとしてしまった訳だが、手に入ってしまった以上、早く振って見たいと思うのが釣り人の悲しい性・・・・。

と云うことで、アオリメバルもうっちゃってFFに出掛けることにした。

4:00に起床して4:30頃出発。
西湘バイパスでは、前方に見える筈の箱根の山々が霧か雲にスッポリト覆われて全く姿が見えず、予報では夜に降る雨が今にも降り出しそうな、暗い雰囲気。

現地には5:45頃到着。
今回のプランは、何時もの様に下流域をテンポ良く釣り上がってから、車で150m程標高の高い上流域に移動して・・・と思っていたが、現地に着いて見ると、雲が直ぐ頭の上にまで垂れ込めていて、上流側はひょっとすると無理かも知れない。

早速、おニューのロッドを手に入渓して第一投。
所が、綺麗なキャストが出来ない。特にこの渓では多用するラインを殆ど出さずにリーダーとティペットだけのキャストが問題。
アクションがファースト気味の今までのロッドと違って、スローなのがその理由の一つなのは明らかだが、それ以上にリーダーが長過ぎたのも原因。横着をして6'9"のロッドに使っていたラインをそのまゝ6'6"のロッドに使おうとしたのが間違いなので、7'6"のリーダーに取り替えて、ゆっくりとロッドを振る様にして何とかキャストはサマになった。

FF-2012-007R.JPG そうして、いつも挨拶代わりに数回キャストして見るのだけの入渓地点のポイント。
これまで出ることはなかったので余り期待をしていなかったのだが、パシャと15cm程のヤマメ・・・朱点があるのでアマゴか?。
型はそれ程でもないが嬉しい1匹で、これでニュー・ロッドの入魂は早々に無事完了!!

FF-2012-008R.JPG この日は渓魚の活性が高いのか、その後は休憩ポイントに到達するまで適当な間隔をおいてフライを咥えて呉れた。

写真は6:45に出た21cmのヤマメ。



FF-2012-009R.JPG 更に7:10頃には本日最大の22cm。
その間にも、アタリが何度かあったり、カメラを用意している隙に流れに戻って行った渓魚がいたりと久し振りに楽しいFF。

こんな日にtommyさんも来れればなぁと思った次第。

所が、休憩ポイントを過ぎた辺りから徐々にアタリが遠退き、漸く脱渓地点付近で18cm位のヤマメを追加しただけに終わってしまった。

FF-2012-010R.JPG 脱渓点到達は9:30頃。
雲は低いが切れ間も出て来ているので、雨は大丈夫だろうと、上流域に再入渓するため移動。
この行程は、堰堤の数が多くその割にはポイントが少なく、距離もないのだが、次回tommyさんを案内する約束になっているので下見を兼ねて入ることにしたのだが・・・・。
結果は、15cm程度のヤマメを3匹、25cm程のニジマスを1匹。

次回は、中流域を探査して見る必要があると思った。
つまり、いつもの脱渓地点から入渓し、本日再入渓した地点で脱渓する行程だが、途中でロープを伝って高巻きしなければならない所があったりして、老いの身としては敬遠して来たのだが、上流域が面白くないので、已むを得ないか・・・・。

実は、この上流域の脱渓点近くで、本日の事件が・・・・。

脱渓点の直ぐ下流側にある堰堤に餌師の姿を見掛けたのだが、ここに到達するまでの間で真新しい足跡を見なかったので、所謂頭を刎ねられたことになる。
声を掛けて見ると、果せるかな上から入って来たとのこと。歳なので上の堰堤との僅かなこの区間だけで楽しんでいると云う。

この餌師をパスして脱渓点の堰堤の近くにまで来た時のこと・・・。
小さな落ち込みを叩き終わって、岸に上がろうと岩に脚を掛け、右手に岸から張り出している木の枝を持って身体を持ち上げようとグイッと力を入れた瞬間・・・・、その枝がバキンと折れ、支えを失った小生はの身体は背中から落ち込みの釜にドボン
慌てて起き上がろうとした時、ロッドを持っている左手にボキッだかパキッだか・・・・。
岸に上がって確認すると、何と今日卸したばかりのロッドのグリップが、妙な形に折れ曲がっている(涙)

意気消沈して車の所まで戻り、着替えをしているとベストの胸の所もビッショリと濡れているのに気が付いた。
背中から腰に掛けて冷たくなっているので、後ろ側だけかと思っていた。所が、濡れている所をなぞって見ると、肩が少し出る程度まで水に浸かっていたことになる。

それが分かった所で、慌てて胸のポケットに入れていたスマフォデジカメを取り出して見ると、水滴が・・・・・
タオルでその水滴をふき取り、チェエクした所、カメラは異常なし
所が、最初は異常がなかったスマフォの挙動が徐々におかしくなって、最終的には画面を指で触れても反応しなくなってイヨイヨお陀仏か・・・
裏蓋を開けてみると電池にもカードにも水滴が着いている
仕方がないので、電池やカードを抜き取って水滴をふき取り、乾燥させるために助手席のシートにばら蒔いた状態で、帰宅。
帰宅後、ドライヤーで本体を暖めて3時間程放置した上で、電池やカードをセットして電源オンした所、何とか動いて呉れた
液晶にも不具合は見られていないので助かった!!
でも、ロッドが・・・・(涙)


<追伸>
カメラは助かった・・・。
このブログにアップした写真は、当然事故に遭ったカメラで撮影したもので、パソコンにも何事もなく取り込めたので、全く心配していなかった。と云うより、事故に遭ったこと等忘れていた様なものだった。
所が・・・。所がである。
4年ほど前から育てている観葉植物の名前が分からないので、写真を撮って照会して見ようとした所、モニターが真っ暗。
と云うことで、早速入院させることに・・・・・・(涙)

2012年5月21日

2012年釣行記(28)-FF

FlyFishing 場所:SKM-R 釣果:ヤマメ X 4 同行者:単独

FF-2012-006R.JPG
天気予報では、月曜日の夕方から夜に掛けて一時雨、そして火曜日、水曜日は雨となっている。とすると、人一倍雨に弱い小生にとって週前半に釣行出来るのは、月曜日の朝方しかチャンスがないことになる。
しかし、月曜日は世紀の金環日食が観測出来る日で、しかもその時刻は7:30前後とのこと。
そこで、釣り天文ショーのどちらを選ぶのかと云うことになるが、一生に一度あるかないかのことなので、当然のことながら俄か天文愛好家になって神秘的な天文ショーを見る積りだった。

所が、前日の天気予報では、時刻が遅くなるにつれて『曇り勝ち』→『曇り』→『曇りで所によっては雨が降る』と天候が悪化し益々天文ショーは楽しめない方向だった。
さて、どうするか?と散々迷った末、結局、釣行することにした。

4:00に起床して見上げると、予報通り分厚い雲が空一面に覆っていて天文ショーは先ず無理・・・。
それでも、ひょっとしたらと、日食グラスをポケットに忍ばせて、4:30頃出発。

6:00頃、釣り場近くの無料駐車場に到着。
早速、釣り支度をして以前にMaximaさんに教えて頂いたコースから入渓し、キャスティングを開始したのは6:30頃。
すると、入渓点の直ぐ上の堰堤までの短い区間で3回も反応があって、渓魚の活性は高そう
と期待したが、その堰堤を高巻いた後は、アタリが遠くなり10cmチビメが出ただけ。

途中で雨がポツポツ降り出して来たので、目ぼしいポイントだけを拾って叩いたこともあって脱渓点には、10:00頃に到達してしまった。
その間、一度、良型のヤマメがフライを目掛けて底からムーッと姿を現し、フライの直前でUターンして帰って行ったのを目にしただけで、フラストレーションが溜まりっぱなし。

駐車場に戻って空を見上げると、心なしか雲が高くなっている様に見えるので、駄目元でいつも入っている下流側で第二ラウンドをして見ることに・・・・。
所が、駐車スペースに到着すると、既に一台駐車している。
先行者か!!!
ガッカリしながら車内を覗いて見ると、アングラーではなく単に休憩中の様子。

何時もの休憩ポイントまではアタリがなかったが、この渓での最も大きなプルを越えた付近から、ポツリポツリと反応が出て来て、11:30頃最大の20cmクラスを始め3匹の釣果で、何とか溜飲を下げた次第。

所で、帰りの車で聴いたラジオ・ニュースでは、金環日食は雲を通して観測出来た地域が多かったとのこと。
しまった!! 見逃してしまったか!!
と思ったが、カミさんに訊ねると曇っていて見れなかったとのことで、どうも、横浜でも住んでいる地域だけは、雲に遮られて折角の天文ショーが楽しめなかった様だ。

2012年5月17日

2012年釣行記(27)-FF

FlyFishing 場所:SGHK-R 釣果:ナシ 同行者:rivercoke1958さん

2年前にMaximaさんSKM-Rを紹介された際、伊豆方面の渓流を色々とチェックしていた。
その時、伊東市郊外の松川湖や松川のFFについて毎日の様に状況をアップされているrivercoke1958さんのブログを良く覗いていた。

その松川に釣友のKohちゃんを連れて行って、所謂管理釣り場ではない自然河川でのFFを味わって貰おうとtommyさんに提案していた。そんなこともあって、久し振りに件のブログを覗いて見ると、今年から渓流のFFスクールを本格的に開催されているとのこと。

実は、tommyさんにFFの世界に引っ張り込まれて以来、殆ど独学でこれまで来たのだが、この時は何となくこのFFスクールのことが気になった。
そして、気が付くと申し込んで、17日の5:00頃に伊東市のrivercoke1958さん宅に伺うことになっていた。

伊東市までは自宅から100km少々なので、およそ2時間半の行程。従って、2:30に自宅を出れば良い計算となる。
と云う訳で、16日の21:00頃に床に入って、少し寝てから出発しようと思っていた。
所が、いつもなら直ぐに寝付いてしまうのに、遠足前夜の小学生と同じで、この日は目が冴えてしまって寝付けず、ただウツラウツラするだけ。
そして、24:00少し前、いきなりのメール着信音でビックリ。
何事かと思ってメールを見ると、釣友からカマスが釣れ出したヨとの報告。
これで完全に眼が覚めてしまった(笑)

下手に寝てしまうと寝坊してしまうことが確実なので、rivercoke1958さん宅付近で約束の時刻まで休むことにして、24:30頃自宅を出発。
途中、事故渋滞があったものゝそれ以外は順調で、3:00に近くの道の駅に到着。直ぐに、シートを倒して休んだのだが、それでも1時間程ウツラウツラしただけ。
少し早いが・・・・と思いつゝrivercoke1958さん宅に向かうと、丁度車を出そうとされている所に遭遇。

挨拶もそこそこに、早速、荷物をrivercoke1958さんの車に積み替えて出発。

先ずは、大川に寄って、小生のキャスティングと渓の歩き方をチェックされるとのこと。云って見ればスクールの入学試験か(笑)

そこで、早速、指摘されたことは、
1)フライのウィングのピンク色は、人間の眼には優しいが、渓魚に警戒されるので宜しくない
2)ポジション取りがポイントに近付き過ぎる
3)木々が覆い被さっている渓でのオーバーキャストはトラブルの素。サイドキャストかスペイキャストを勧める
の3点。
幸いにも、渓歩きは問題ないだろうとのことで、何とか入学を許された次第(笑)

FF-2012-005R.jpg 次いで、場所をSGHK-Rに移していよいよ実釣しながらのスクールの開始。

SGHK-Rは良く通っているSKM-Rの倍から3倍程の規模で、その上人の背丈程の大岩がゴロゴロと配されていて渓相は抜群。しかも、林道が近くを走っているので、入渓、脱渓が非常に楽で、正に小生の様な足腰に衰えが見えて来た高齢者向き。
自宅から距離がなければ、頻繁に通って見たいと切に思う程の素晴らしさ。

FF-2012-004R.jpg そして、スクールでは
1)プレゼンテーションの大切さ
2)ドラグフリーで如何にフライを流れに乗せるか、そのために何をすべきか
3)合わせ方は、ロッドを上に煽るのではなくて、へら鮒の様に腕を突き出すこと
を教えて頂いた。
その他、8時間程の短い時間だったが、忘れていたことを気付かされたり、手を抜いていたことを戒められたりと、非常に濃い内容に、残念ながら釣果はなかったが、非常に充実した楽しいスクールだった。

講師のrivercoke1958さんは、仕事の関係で28歳頃にアメリカに駐在された際、現地のアングラーにみっちりとFFを仕込まれたとのこと。
しかし、氏は自分のスタイルを押し付けようとする姿勢は全く感じられず、云ったことをヒントにして自分自身のFFスタイルを造って貰いたいとの方針を貫かれていて、非常に好感の持てるスクーリングで、初心者の方は勿論、中級・上級者にもお勧めしたいFFスクールだと思う

しかも、受講料は初回3,000円、以降5,000円とのことで、前日の下見・フライの提供・自分の車での現地案内・講義等々の内容を考えると、寧ろ安過ぎる印象だった。

2012年4月28日

2012年釣行記(24)-FF

FlyFishing 場所:SKM-R 釣果:ナシ 同行者:tommyさん

前回のMaxima氏とのコラボ釣行に続いて、フライフィッシングの世界に小生を引っ張り込んだ張本人のtommyさんとのコラボ。

前回、前々回と厳しい状況であったので、昨日の雨の影響が良い方にあるだろうと期待したのだが・・・。

4:40頃拙宅に到着したtommyさんの道具を小生の車に乗せ換えて直ぐに出発。
流石に連休の初日なので、普段よりも心なしか車の数が多い様に思えたが、現地到着は予定より少し遅れただけ。

早速、釣り支度をして6:30頃入渓した訳だが・・・・。
最近は橋よりも少し上流から入渓していた。
と云うのも、橋の下流側は渓相は抜群だが実績が全くなかったので、敬遠していた。しかし、今日は、時間も充分あるし、シーズンが始まったばかりなのでヒョットすると出るかも知れないと、淡い期待を胸に橋の袂から入渓して少し下った地点からフライ・フィッシングを開始することにした。

tommyさんを先導する形で橋の袂から一寸した崖の上に出て、一歩二歩と下り大きな岩に脚を乗せて体重を掛けた途端・・・・。
その岩がグラリと動いて、1m程下に落下。
その瞬間の詳細は思い出せないが、アッと思った時にはロッドを地面に放り出し、右手で何かを掴み、力を入れると直ぐにでも崩れ落ちてしまいそうな一寸した出っ張りに何とか左足が掛かった、半ば宙ぶらりん状態
幸いにもtommyさんの手を借りて、何とか脱出することが出来たが、単独であったらと思うと・・・・(汗)

その後は慎重に降りて何とか流れの際に立ち、ラインを通しフライを結んでいると、左手の薬指と小指に何やらヌルヌルとした感触がある。何?と、見ると出血でべったり。
薬指の爪の脇を何かで切ってしまった様で。傷口には黒っぽい泥の様な物が詰まっている。傍に綺麗な水が流れているとは云え、流石にその水で傷口を洗う勇気はないので、仕方なく血液と共にその泥の様な物を綺麗に舐め取り、手持ちの古いバンドエイドを貼って取り敢えず治療完了。
で、岩を伝って移動すると、今度は右足の脛にズンとした痛みがある。脚も打撲した様だ。

この滑落し掛かったことが、今日のフライフィッシングの象徴で、アタリもなく、ストレスの溜まる半日だった。
ただ、tommyさんに15cm、20cmとやや小振りながら釣果があったことが、唯一の救い。

FF-2012-003R.JPG 所で、つい先日満開の桜を楽しんだと思ったら、今日はツバメが乱舞していたし、川辺の岩では脱皮したばかりのトンボが羽を乾かしていた。
何だかんだ云っても季節は確実に進んでいることが実感させられた一日だった。

2012年4月25日

2012年釣行記(23)-FF

FlyFishing 場所:SKM-R 釣果:山女 X 1 同行者:Mr.Maxima

約1年振りのMaxima氏とのコラボ釣行に、やはりどこか興奮していたのだろう。 目が覚めたのは3:00頃。
約束は6:00に西湘バイパスのSAなので、4:30に自宅を出てもこの時間帯であれば、寧ろ早過ぎる。
と云って、布団に潜り込んで二度寝をするのは、寝坊をしてしまうリスクが高い。
ゆっくりと支度をする等して時間を潰して、それでも早過ぎる4:00頃に自宅を出発し、交通量の少ない国道を順法精神を発揮して制限速度厳守走行
しかし、こんな時に限って信号に引っ掛かることも余りなく、SAに到着したのは5:30頃。

1年振りの再会の挨拶もそこそこに、入漁券を購入するために途中のコンビニに寄って、Maxima氏を先導するかたちで無料駐車場に到着。
早速、支度を整えて、Maxima氏のビッグスクーターの後部座席に跨って、氏のお気に入りポイントに直行。

前回、単独で入渓した時はアタリも殆どなく惨敗だっただけに、この渓の主とも云うべきMaxima氏の実績ポイントに期待したのだが・・・・・。
小さな虫が飛び回っているのに、ライズは全く見えない状況で、Maxima氏は隅から隅まで叩きまくっていたが、完全に期待外れ。

1時間程粘って後、堰堤下のプールに移動。
ここはMaxima氏のお気に入りポイントで、これまで何度も良い思いをしているとのこと。
その言葉通り、Maxima氏のファースト・キャストからフライを目掛けて水面を割って派手に飛び出して来る。
所が、どうしたことか針掛かりしない。 流石のMaxima氏首を傾げては苦笑いの連続
2回、3回・・・・・7回目位のライズに漸く針掛かりしたのは15cm位のちびヤマメで、選りによって最も小振りのヤマメを掛けてしまった様だ(笑)
小生にも派手なライズがあったが、当然のことながら、空振り。

そうこうする内に、ライズもなくなってしまったので、又またビッグスクーターの後部座席に跨って上流方面に移動。

荷物運び用のモノレールに沿って急な崖を下って再入渓し、幾つかの堰堤を巻いて釣り上がったが、この日はどうしたことか、全く気配がない。
流石のMaxima氏も、釣れる気がしない・・・・・

13:00頃、脱渓点の堰堤に到達したので、そこでStopFishingとした。
自然相手の遊び故仕方がないとは云え、厳しいFlyFishingのシーズンになりそうだ。