2008年釣行記(28)
潮回り:中潮 場所:AJR,ITH,OSK 釣果:ナシ 同行者:単独
先週は、強風の影響で釣行出来なかったので、2週間振り。
年越しの準備でバタバタしているカミさんに遠慮しながらの納竿釣行。
深夜1:00少し前に出発。
世の中は正月を迎える準備で忙しくしている筈故、釣り場も空いていると思ったのだが・・・。
先ず、いつものDKNには車が1台駐車している。前回の様に2人組だと入れる場所が限られると考えパス。
次のENUR防波堤先端には何人もの人影が見えるし、小生の直前に到着したらしい2人組が準備中。
と云うことで次のIWへ向かうが、ここにも先行者あり。
予想に反して、何と世捨て人の多いことか!! 何処に行っても入れそうにもない。
少し足を伸ばして久し振りのAJR。
道路の両側にズラリと車が駐車しており、ここも駄目かと思ったが、幸いにも旧堤に入ることが出来た。
釣り座に立ってグルリと見回せば、浮き釣りの赤い光が合計6個波間で揺れ動いている。
師走にしては暖かく、風もなく、波もなし・・・!
絶好の釣り日和・・・・と思ったが、生き物の動きもなし。
5:00、思い切ってHKTに転戦することを決定。
念のため、途中のITHの様子を見ようと寄り道をしたのが良くなかったのか?
車をお降りて中央堤防を先端まで歩いて見ると、テトラには釣り人が見えず、しかも風はフォロー。
で車に取って返しタックルを手にテトラに戻り、キャスティングを開始。
周囲が明るくなり、左右を見ればテトラの上には4名のエギンガーがシャクっているが、ここでもイカの雰囲気がない。
この頃にはHKTに行く気もなくなり、あっちのテトラこっちのテトラと只悪戯にウロウロするばかり。
ふと気が付くと、海鵜が目の前で潜っては浮かんで遊び回っている。
これでは来るものも来なくなると、9:00頃まで粘って帰路に着いた。
帰る途中でに立ち寄ったOSKで会った御仁・・・。
リタイヤーと同時に川越から引っ越して来て、好きな釣りを毎日楽しんでいる由。
奥さんはよく付いて来て呉れましたネ、との小生の問いに、
人間相手は飽きたし、残された人生を楽しむために全てを清算して・・・、とニヤリとされ、お蔭様で白かった髪の毛も黒くなったとわざわざ帽子を脱いで見せて呉れた。
今年、サラリーマン生活から卒業出来る筈の小生にとっては羨ましくて仕方がない話であった。
この御仁の隣でシャクらせて頂いていると、原チャリに跨ったお巡りさんがやって来る。 車の止め方でも注意しに来たのかと一瞬身構えたが・・・・。 釣りが 3度の飯より好きで警邏に出ていることを良いことに、ちょくちょく様子を見に立ち寄っているらしい。 そして、暫くの間3人で釣り談義。 師走の忙しない時期なのに何ともノンビリとした話だった。
帰りは、多賀付近、真鶴道路、石橋IC付近、原宿交差点、戸塚警察署前・・・・と渋滞の名所全てに引っ掛かり、帰り着いたのが15:30頃。
結局、3時間半のドライブで今年の納竿が終わった。