2011年8月 5日

2011年釣行記(40)-FF

FlyFishing 場所:OGWDN 釣果:ナシ 同行者:単独

特に理由はないのだが、何となく岩魚が釣りたくなってWEBを徘徊していると、この方のHPで比較的近場で岩魚が出るらしいことを知った。
そこで、予報では弱い雨が降り続く様だったが、様子だけでも見ておこうと、OGWDNに行くことにした。

今回は様子見が目的なのだが、念のため、タックルの準備は整えて、いつもより遅い4:30頃に自宅を出発。
予報に反して雨は降っておらず、タックルを積んで来て良かったと思ったのだが、善波峠を越えた途端本降りの雨。 峠を境に天候が違っているらしい。
現地着は、予定より若干速い6:15頃。
橋を渡った先の駐車スペースに沼津ナンバーの軽四が止まっている。 更に上流の駐車スペースを確認するために100m程進んだ所、崖から崩れ落ちた土砂が道路を完全に塞いでいて車では登れない状態。 仕方がないので、徒歩での探査をすることにして、車をバックさせて林道が広くなった所に駐車。

雨は依然と降り続いているが本降りではないし、折角ここまで来て様子を見ずに引き揚げるのも面白くない。
雨の中林道を登って行くと、土砂が林道を完全に塞いでいる個所は都合2個所、その他至る所、崖上から流れされ落ちて来た砂礫が堆積している。
先日の台風6号の影響でこの付近は500mm近い豪雨だったとのことだが、その影響だろうか?

1km程林道を遡って様子を見たが、車を止められそうな所があちらこちらにあるので、土砂崩れさえなければ、入渓点近くまで車で入ることも容易。 しかも、途中までは林道から渓までの高さもなく、アプローチもそんなに苦労することはなさそうで、如何にも小生の様な高齢者向き。 反面、入渓者が多くて場荒れしていることも考えられるが・・・・。

探査を終わり林道を下っていると、徐々に雨粒が小さくなって雲の合間には所々青空が見える様になり、車に到着しt頃にはすっかり雨も上がっていた。
折角だから少しでもロッドを振ろうかと思ったが、探査目的だったので入漁券も食料も準備していない。 入漁券は現場で購入することも可能だが、食料はそんな訳には行かない。 そこで、車のナビでチェックすると、コンビニは近くにはないとの結果。 仕方がないので林道を少し下った所で再チェックすると、最も近くで山を下った国道付近に1軒。 距離にして約7km。
時間もあるので、来た道を下ってそこに到着すると、何と廃業してしまっている。 更に、ナビでチェックしてそこから5km付近にあるコンビニで食料を調達。 結局、食料調達のために25km程走ったことになる。 再度来た道を引きかえし、途中で見掛けた雑貨屋で入漁券を購入して、準備完了。

帰り付いた時には沼津ナンバーの軽四は引き揚げた後だったので、そこに車を止めて、支度を始めた途端、Audi、VOLVO、Volkswagenの3台が続いて入って来た。 何事かと思っていると、沢登りのメンバーでそそくさと支度をして林道を登って行った。 そう云えばこのOGWDNは沢登りでは有名な渓らしいことを思い出した。

渓に降り立ったのは8:40頃。
第一印象は・・・・、明るい!!
ホームにしているSKM-RKR-Rに比べると川幅は遥かに広く、頭上は大きく開けており、何よりも白っぽい岩石が多くて、兎に角、明るく感じた次第。
これ位の規模であれば、tommyさんKOさんと3人で入っても充分釣りになりそうだと思ったのだが・・・・・。

OGWDN-001R.JPG 水の透明度は非常に高い。 ひょっとするとKR-Rよりも高いかも知れず、入渓点から最初の堰堤までは、大岩も多く配置されていて如何にも渓魚が潜んでいそうなポイントの連続。 しかも、頭上が開けている上に川岸から張り出している木々の枝からも距離があるので、8フィートクラスのロング・ロッドでも問題なく楽しめそう。

(写真は、最初の堰堤の手前、林道側から落ちている見事な滝)

しかし、SKM-RKR-Rの様に苔むした岩石が見当たらない。 殆どの岩石はたった今そこに置かれたのではないかと思える程、新しく見えたし、試みに流れの中の岩をひっくり返しても川虫が棲息している様子はなく、虫の飛来が全くない。

最初の堰堤の上流は、浅いチャラ瀬が続いている場所だった。
今回初めて入った渓なので、結論付けて云うことは出来ないが、どうも山から流れ出した岩石で、川原一杯埋め尽くした様に思えて仕方がない。
だとすると、これも500mm豪雨の被害の一部だろうか?

結局、今回は探査が主目的だったので、釣果の有無は問題外として良いのだが、一度のアタリもなく終わったのはやはり寂しいものがある。

コメントする