2009年釣行記(24)
潮回り:小潮 場所:TKUR 釣果:ナシ 同行者:単独
そんな時、SZKでお会いしたF氏から、メールを頂いた。 何と!!!、SZKの帰路にINBSRに寄り道をして1.5kg弱をゲットしたとのこと。 F氏は前回SZKでお会いした時以降にエギングを始められ、未だ2回目の釣行の筈。 で、ボーズなしと云うか立派な釣果に、少なからず刺激された
例によって釣行前の天気予報チェックをすると、全体的に北風が強めに吹く予報になっている。
さて、何処に行くか? 江ノ島方面は3m/s?5m/sとあるが、神奈川県西部は2m/s?3m/s。 と云うことで、今回も烏帽子岩は見送り、久し振りにホームのTKURを目的Pに設定。
2:40、出発。 家を出た頃は今にも泣き出しそうな梅雨空が、平塚付近でついに泣き出して来た。 普通なら、これでテンション・ダウンとなる筈だが、今回はF氏のメールに刺激されていることもあって、テンションを保ったまゝ4:00頃に駐車場に到着。 幸いなことに、駐車場には1台の車もなく、しかも雨も上がった。
それでも、雲行きから判断していつ降り出してもおかしくないと思い、小生にしては大変珍しいことにレイン・ウェアの上下を着込んで釣り場に向かった。
所が、途中の道端に2台の車が駐車してある。 駐車場には車がなかったので安心していたが、車内を覘いては見たものゝ人影は見えず先行されてしまったか?
不安な気持ちで坂道を下り視界の開けた場所に来て様子を伺って見たが、人影は見えない。 釣り人じゃなかったのだろうか?
以前はTKURと云えば、三角岩のある磯に乗っていたのだが、ここ暫くは対岸を釣り座としていたので、三角岩に立つのは本当に久し振りなことである。
予報ではやゝ強めの北風が吹くとあったので、対岸からだと横風を受けることになり非常に釣り辛い。 三角岩の場合は、殆どフォローになるので空いていたのはラッキーだった。
4:30、第一投。 第二投。
始めの内は岸に寄って来ているイカを狙って、軽めのキャスティング。
手前側には根があるので気を付けなければと思っていたら、案の定、根掛りで、パイロット・エギをロストしてしまった。 最近ではエギのロストも殆どなかったので、久し振りの奉納。
5:00頃、昨年、一昨年とこの磯で一緒になるヤエン師が登場。 いつもは若いお供との二人連れだが、今日は単独。 久し振りの再会の挨拶をして最近の様子を尋ねると、もう一つ調子が良くない様な話し振り。
この頃になって、流れて来る切れ藻が多くなり、キャストの度にラインが絡んだり、エギに掛かったりで、どうにも集中出来ない。
そんな時に限って根掛りをするもので、今度は岩に掛かったのだろうかビクともしない。 仕方がないので、ラインを左手に巻き付け、右手でスプールを押さえてグイッとラインを引っ張ると、パチンッと厭な音がして高切れ。 新品のラインを卸して3度目の釣行で、約1/3が無くなってしまった。 ラインを無くすのは懐に響くが、それよりも海中に漂うラインにエギが絡んだりして、釣を邪魔する方が頂けないと思うのだが、切れてしまったものは仕方がない。
6:00頃、底潮の流れが強くなり、キャストしたエギが左45度付近から戻って来る始末。 所が、海面に漂っている海藻に動きは殆ど感じられず、二枚潮の様相で益々集中力が削がれて行く。
6:30頃には、降り出すかと思った雲は少しずつ高く薄くなり、所々に青空が顔を出す様になり、その時刻の予報は晴れに変わっていた。 7:00頃になると、高くなった太陽が崖の上から差し込んで来る様になり、気温がぐんぐんと上がり始め、レインウェアの上着を脱いだものゝ未だ暑さ慣れしていない老いの身には殊更暑く感じられ我慢出来ずに日陰となっている対岸に場所替え。
場所を替えたので暑さ対策は出来たが、イカ対策は奏功せず空振りの連続で、本日は諦めてStopFishingにしようと、道具を片付けて磯伝いに戻る途中、ヤエン師のロッドが大きく曲がっているのが目に入った。
急いでヤエン師の許に掛け付けたが、ヤエンが上手く掛からずにバレたとのこと。
海の様子は、切れ藻もなくなり海の色も濃いブルーに変わり状況は良くなっている上、ヤエン師の薦めもあったので、再度タックルをセットして小一時間エギングを試みたが、成果はなく、今度は本当のStopFishingとした。
そう云えば、ヤエン師のアジにもウツボのアタリの他はアタリは殆どなかったので、付近にイカはいなかったと思うことにしよう。
次回の釣行からは7月に入るが、殆どの駐車場は有料化されるし、はてさて何処に行こうか??
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