最後の愛車 — 1
2018年11月9日
去る8月9日に不注意にも自爆事故を起こしてしまったことは2018年釣行記(51)-AJに記載の通りだが、この事故を切っ掛けに、小生の残された自動車運転可能年数を8年、つまり80歳まで運転する前提で色々と検討した。
その結果、事故を起こしたWishの修理は無事完了し、走行にも問題はないが、小生が80歳に到達する際には、17年も乗り回すことになってしまう。日本車の耐久性に問題はないのかも知れないが、そこまで持たせる自信は、正直小生にはない。とすると、何処かで買い替える必要が出て来る。
どうせ一度は買い替えるのであれば、何も時間を置く必要はない。寧ろ、早く買い換えて、新しい車を長く愉しむ方が良い、と云うことになった。
そこで車選びに入った訳だが、主として釣りに使うとすれば出来るだけ荷物が積める方が良い。この時点でCorollaFielderを候補にあげたが、どうもデザイン面に古さが感じられて却下。
そしてImpreza Sport、Corolla Sport、Axela Sportの3車種を候補に絞り込んでディーラー巡りをし試乗もさせて貰った。
先ず、最初に候補から脱落したのはImpreza Sport。これは車その物の問題と云うよりも営業マンの態度がもう一つだったのが理由。この営業マンと8年も付き合うのは出来そうにもなかった。
最後まで迷ったのがCorolla Sport。モデルチェンジされたばかりの車で、値引きも渋かったが、Impreza Sportの営業マンとは正反対で、この営業マンとなら長く付き合えると思った。
しかし、最終的に購入することを決めたのはAxela Sportで、先ず車のデザイン面でCorolla Sportよりも良かった。また、運転支援装置が群を抜いていたことが大きな理由だった。
ただ、車に搭載されている通称マツコネの出来の悪さが、最も気になった。
ネットでチェックしてみても、特にナビについては褒めている記事を一度も目にすることはなく、運転中にフリーズしてしまったとか、使い勝手が悪いとか云々。マツコネが故に購入を諦めてしまった人もいる様子。
これには、小生も大いに迷った。
率直にこの点を営業マンにぶつけたが、巷間云われている程問題は起きていないとのこと。当然、これは営業トークで、自社製品を悪く云う営業マンがいる筈はないので、かなり割り引いて聞く必要があるだろうが、結局は購入者たる小生の決断次第と云った所。
確かに、ネットに乗っている記事は、極々一握りのことで、大部分は問題なく済んでいるのだろう。でなければ、もっと大きな問題となってニュースに流れたり、リコールになったりしている筈。要するに確率の問題で、小生が購入する車に搭載されるマツコネに不具合がないことを期待するしかないと考えて、この点は割り切ることにした。
又、26年振りにマニュアル・シフト(MT)を選ぶことにした。これは高齢者の事故原因として良く取り沙汰されているアクセルとブレーキの踏み間違えによる事故の可能性が、その構造上、低いと考えられることによる。
この点については、愚息も同じ意見だと見えて、MTかATか、どちらが良いかと尋ねた際、即答でMTとの答えがあったもので、意を強くしてMTをチョイスした。
そして、8月31日に発注。
この時点で、納車は1か月半後の10月15日頃とのことだった。
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