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マフラーの交換

AxelaSport 排気系

AxelaSportに乗り始めて直ぐに気になったことが、アクセル・レスポンスの悪さ、云い換えるとエンジンのフケの悪さだった。

つまり、シフト・アップの際には気にならなかったが、シフト・ダウンする際のブリッピングやダブル・クラッチで、アクセルを踏んでもエンジンの回転が上がるまで一呼吸あったり、直ぐに反応がある場合で回転数がそれ程上がらなかったり。兎に角、シフト・ダウンしようとする場合に、思い通りに反応しないエンジンの動きに、少なからずストレスを感じていた。

これはブレーキングをする際にシフト・ダウンをしなければストレスを感じることもないだろうし、シフト・ダウンをする際にも、シンクロを頼りにブリッピングやダブル・クラッチを踏まずに行えば済むことだろう。しかし、それではAT車が全盛のこの時代に、敢えてMT車を選ぶ意味がない。MT車を選ぶ大きな理由の一つは、シフト・チェンジの楽しさであり、シフト・チェンジをすることによって車を操っている楽しさを味わうことにあるだろう。

この点を、1ヶ月点検の際、担当の営業マンに訊ねてみた所、MT車が当たり前だった頃はワイヤーでスロットルを引っ張っていたが、現在はコンピュータでスロットルを動かしているので、どうしてもダイレクト感がなくなってしまうし、AT車ではまず問題になることはない。どうしても気になるなら、社外品のスロットル・コントロールを付ければ改善するだろうとのことだった。

そこで、スロットル・コントロールなるものを近々付けることにして、排気音の改善を目論むことにした。
と云うのも、純正のマフラーが発する排気音は、それなりではあるが、Sportと名乗るにしては、些か寂しいものがあった。そこでAutoExeのマフラーを取り付ける積りでいた。所が、調べてみるとAxelaSportのAT用はあるがMT用はないとのこと。浅学にしてAT用とMT用のマフラーに違いがあるとは思わなかったが、実情はコストの面からMT用としての登録がされていないので、取り付けても何ら問題は生じないが、車検が通らないとのこと。

と云う訳で、柿本改のマフラーを取り付けることにした。作業はマツダの担当営業マンの紹介で、工賃5,000円でプロショップに依頼。

そして、その帰り道のこと。
小気味の良い排気音を聞きながら、運転していた所、アクセルのレスポンスが良くなっていることに気が付いた。
これまでの様に反応が遅れたり、回転が想定より低くなることがなく、思った通りとまでは行かないまでも、かなり近い線になっている。これなら、敢えてスロットル・コントロールを付けなくても我慢が出来る。

マフラー1本で、これ程までアクセル・レスポンスが変わるとは思わなかっただけに、これは嬉しい副産物だった。

しかし、スロットル・コントロールなるものは既に発注済みで、届いたらこれも取り付けようとは思うが、ひょっとすると無駄な出費になるかも知れない。