2800製作記(7完)
塗装後の乾燥状況です。キャブの色は27と同じネービー・ブルーにしました。煙室は艶消しブラックにするために、マスキングをしています。
2度目の塗装でかなり要領も解って来ましたので、今回は一発で満足すべきものになりました。
磨き出しがスチーム・ドームだけでは27に比べて少々地味になってしまうので、シリンダーの前後蓋、煙突の先端、一番前のボイラー・バンドを磨き出しにしました。
煙室部分、煙室扉、煙突を艶消しブラックで塗装後、再組み立てを行い試験走行させました。幸運にも生地状態の時と同じ様にスムーズな走行を見せて呉れました。
写真ではよく判らないのですが、ケサギの際の疵などがあちらこちらにあります。もっと丁寧に工作をする必要があると痛感しました。
この2800についても、写真や資料を頂いた今野さんや近藤一郎さんのお陰でやっと完成させることが出来ました。又、一昨年のクラブの総会にわざわざ岡山から持って来て下さった結縁さんの2800も大いに参考にさせて頂きました。
そして、忘れてはならないのが、この2800を作る切っ掛けを下さった北海道の坪山さんです。 横浜に戻ることになった際、餞別として頂いた鉄道模型社のエッチング・キットがなければ、このスイス製の華奢な2800を作ることはなかったと思います。
皆さん、本当に有難うございました。
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