2004年12月20日

2800製作記(2)

先週は休みが全くありませんでしたので、工作は進みませんでした。文字通り、「貧乏暇なし」です。

師走と云うのはいけませんネ?。 2週間振りの休みに「道楽工房」に行こうとすると、家族の白い目を背中に感じてしまいます。と云う事で、大掃除と称して工房に行きましたが、工作はそこそこに大掃除をしましたので、工作はキャブ屋根のカーブの修正、給水用の注入口の作り直し、サンド・パイプの付け直ししか出来ませんでした。

注入口は以前に作ったものが、どうしても気に入らずに作り直しをしました。1.2mm厚と0.5mm厚の真鍮を重ね合わせています。両端の半円部分は、2mm間隔に明けた0.6mmの穴をガイドとして、5mmおよび6mm径の円盤を治具にしてヤスリで仕上げました。前作は蓋を表すのに0.4mm径の真鍮線を半甲線にしたものを巻き付けたのですが、今回の方が楕円が綺麗に出来た様に思います。 サンド・パイプはサイド・タンクに半田付けしてあったのですが、ボイラーに沿って下ろす際のカーブが気に入らず、半田を外して取り敢えずパイプを付け直しました。焦っても良い結果は得られないので、現在は未だボイラーに乗せているだけです。

2004年12月 6日

2800製作記(1)

形式27の製作に入ったため、中途半端な状態(上の写真2枚)にしておいた2800の製作を再開することにしました。

この蒸気は2年半前に北海道から転勤して横浜に戻って来る際、札幌在住のT氏から餞別に頂いたかの有名な鉄道模型社のエッチング・キットをベースにスクラッチしているものです。キットの材料で使用しているのはボイラー、砂箱、蒸気ドーム、キャブ屋根です。他は自作しています。

再開に当たって、煙室扉を作り直しました。クリートは苦労しました。 0.1mmの真鍮板を0.3mmの洋白線に巻いて後、整形して作りましたが、老眼の身には堪えました。 27用に買っておいたウィスト・ジャパンのバック・プレートが残っていたので、急遽キャブ内装を作ることにしました。バック・プレートを半田付けしたキャブ床板をネジ止めにしました。