2010年釣行記(33)-F.F.
FlyFishing 場所:KR-R 釣果:ナシ 同行者:単独
KR-Rに探査釣行をして来た。
この渓は、人家のある最下流域を除くと、マス釣り場から橋までの下流域、橋から2段堰堤までの中流域、2段堰堤より上流の源流域に大きく分けられるが、今回の探査対象には源流域を選んだ。
と云うのは、小生自身の好みも勿論あるのだが、2段堰堤より上流には堰堤がないと云うのが大きな理由。 但し、WEB情報によると大岩と深い淵が連続しているらしいので、この点は気になる所だった。
マァ、何とかなるだろう!!
3:00に自宅を出発し、一般道を延々と走って現地駐車スペースに到着したのは4:40頃。
水漏れが激しいので、再度補修の上、念のため、ストッキングとズボンの繋ぎ目にはガム・テープをぐるぐると巻き付ける様に貼ったウェーダーを穿いて渓に降り立ったのは5:00頃。 駐車スペースからの入渓ルートは、WEB情報にある通りで、踏み分け道がくっきりと付いているので迷うことはないのだが、急斜面でズルズルと滑り落ちそうになる。 雨上がり等は特に注意をしなければならないだろうと思う。
入渓地点から暫くの間は比較的平坦で釣り易い相だったが、WEB情報通りの大岩と淵の連続地帯に突入。 大岩と云っても見上げる程の馬鹿デカイ岩で、それが両岸からせり出しており、その間を水が流れ落ちていて深い淵を作り、如何にもと云った雰囲気。
そんなポイントの流れ出しの瀬や岩陰を狙ってキャストすると・・・・・。
水に浮かんでいる筈のフライが見えない。 アレ~、どうしたんだろう??
良く見つとフライが、蜘蛛の巣にひっかかって空中でブラブラと揺れている。
蜘蛛の巣があると云うことは、先行者がいないことの証明でアングラーにとっては喜ばしいことだが、キャストの度に蜘蛛の巣に煩わされ、加えて、大岩を避けて釣り上がるルートの確保に時間を取られて、中々釣りに集中出来ない。 フライ・フィッシングと云うよりも沢登りと云った趣。
それでも、マグレあたりでもあれば気持ちの持ちようも変わって来るのだが、7:00頃になり、ソロソロ諦めの境地に入りかけた時に出会った滝。 この滝の水が合流する辺りも、如何にもと云った感じのポイントだった。
ニジマスとヤマメとは違うのかも知れないが、北海道での経験からすると、ここなら絶対と思う流れにフライを乗せるとニジマスが水面を割る様にして出て呉れるのだが、警戒心の強いヤマメは難しい。
居るのか居ないのか・・・、まるで魚のいる気配は感じられず、Mr.Maximなら何処を狙うだろうかと考えながら釣り上がったが、小生には手強い相手。
ソロソロ大岩と淵の連続地帯を抜けられるかと云う所で出くわした小滝。
何とか右岸を巻いてこの滝の上に出たが、その先には更に大きな岩が立ちはだかっている。 両岸は5~7・8m位の絶壁で一寸見た所、高巻きするのも難事になりそう。 WEB情報による脱渓点はこの先になる筈だが、結局、これ以上単独で遡行し脱渓点に到達する自信がなく、脱渓することにした。
脱渓するのは良いが、どの様にして? 入渓地点まで下って行くか、それとも左岸をよじ登って何とか林道に到達するか?
色々と考えたが、選択したのは左岸をよじ登ることだった。 しかし、結果的にはこれは大きな間違いだった。 中腹までは何とか登ることは出来たが、それ以上になると藪の密度が高くなって二進も三進も行かず、落ち葉の堆積した急斜面はフェルト底のウェーディング・シューズでは踏ん張りが利かずズルズルと滑るし、植林か何かで使ったと思われる作業道らしき道端にプラスティックの道標を発見してホッとしたのも束の間、その道は途中で消えてなくなっていたり・・・・。
結局、左岸のよじ登りルートを諦めて入渓地点に戻ることにしたのだが、渓に降りた所で時計を見ると、何と1時間近くも山中を彷徨していたことになる。
5:00に入渓して、11:00頃に脱渓。 6時間の実釣だったが、蜘蛛の巣対策やルート探し、山中での彷徨等で時間を取られて、実際にロッドを振ったのは正味1時間もなかったのではないだろうか。
只、大嫌いな蛇に遭遇しなかったことと、山蛭にも血を吸われることはなかったことが唯一の救い。
次回は、中流域を探査してみようと考えながら運転していると、右足に痙攣。 車を止めて揉み解し事なきを得たと思ったら、自宅近くで左足の太ももが痙攣し、道具を車から降ろす際には両足が・・・。
所で、ガムテープでグルグル巻きにしたウェーダーだが、左足の水漏れは止められたが、今度は右足に水漏れ。 買い替える他ないなぁ!
KR-Rに探査釣行をして来た。
この渓は、人家のある最下流域を除くと、マス釣り場から橋までの下流域、橋から2段堰堤までの中流域、2段堰堤より上流の源流域に大きく分けられるが、今回の探査対象には源流域を選んだ。
と云うのは、小生自身の好みも勿論あるのだが、2段堰堤より上流には堰堤がないと云うのが大きな理由。 但し、WEB情報によると大岩と深い淵が連続しているらしいので、この点は気になる所だった。
マァ、何とかなるだろう!!
3:00に自宅を出発し、一般道を延々と走って現地駐車スペースに到着したのは4:40頃。
水漏れが激しいので、再度補修の上、念のため、ストッキングとズボンの繋ぎ目にはガム・テープをぐるぐると巻き付ける様に貼ったウェーダーを穿いて渓に降り立ったのは5:00頃。 駐車スペースからの入渓ルートは、WEB情報にある通りで、踏み分け道がくっきりと付いているので迷うことはないのだが、急斜面でズルズルと滑り落ちそうになる。 雨上がり等は特に注意をしなければならないだろうと思う。
入渓地点から暫くの間は比較的平坦で釣り易い相だったが、WEB情報通りの大岩と淵の連続地帯に突入。 大岩と云っても見上げる程の馬鹿デカイ岩で、それが両岸からせり出しており、その間を水が流れ落ちていて深い淵を作り、如何にもと云った雰囲気。
そんなポイントの流れ出しの瀬や岩陰を狙ってキャストすると・・・・・。
水に浮かんでいる筈のフライが見えない。 アレ~、どうしたんだろう??
良く見つとフライが、蜘蛛の巣にひっかかって空中でブラブラと揺れている。
蜘蛛の巣があると云うことは、先行者がいないことの証明でアングラーにとっては喜ばしいことだが、キャストの度に蜘蛛の巣に煩わされ、加えて、大岩を避けて釣り上がるルートの確保に時間を取られて、中々釣りに集中出来ない。 フライ・フィッシングと云うよりも沢登りと云った趣。
それでも、マグレあたりでもあれば気持ちの持ちようも変わって来るのだが、7:00頃になり、ソロソロ諦めの境地に入りかけた時に出会った滝。 この滝の水が合流する辺りも、如何にもと云った感じのポイントだった。
ニジマスとヤマメとは違うのかも知れないが、北海道での経験からすると、ここなら絶対と思う流れにフライを乗せるとニジマスが水面を割る様にして出て呉れるのだが、警戒心の強いヤマメは難しい。
居るのか居ないのか・・・、まるで魚のいる気配は感じられず、Mr.Maximなら何処を狙うだろうかと考えながら釣り上がったが、小生には手強い相手。
ソロソロ大岩と淵の連続地帯を抜けられるかと云う所で出くわした小滝。
何とか右岸を巻いてこの滝の上に出たが、その先には更に大きな岩が立ちはだかっている。 両岸は5~7・8m位の絶壁で一寸見た所、高巻きするのも難事になりそう。 WEB情報による脱渓点はこの先になる筈だが、結局、これ以上単独で遡行し脱渓点に到達する自信がなく、脱渓することにした。
脱渓するのは良いが、どの様にして? 入渓地点まで下って行くか、それとも左岸をよじ登って何とか林道に到達するか?
色々と考えたが、選択したのは左岸をよじ登ることだった。 しかし、結果的にはこれは大きな間違いだった。 中腹までは何とか登ることは出来たが、それ以上になると藪の密度が高くなって二進も三進も行かず、落ち葉の堆積した急斜面はフェルト底のウェーディング・シューズでは踏ん張りが利かずズルズルと滑るし、植林か何かで使ったと思われる作業道らしき道端にプラスティックの道標を発見してホッとしたのも束の間、その道は途中で消えてなくなっていたり・・・・。
結局、左岸のよじ登りルートを諦めて入渓地点に戻ることにしたのだが、渓に降りた所で時計を見ると、何と1時間近くも山中を彷徨していたことになる。
5:00に入渓して、11:00頃に脱渓。 6時間の実釣だったが、蜘蛛の巣対策やルート探し、山中での彷徨等で時間を取られて、実際にロッドを振ったのは正味1時間もなかったのではないだろうか。
只、大嫌いな蛇に遭遇しなかったことと、山蛭にも血を吸われることはなかったことが唯一の救い。
次回は、中流域を探査してみようと考えながら運転していると、右足に痙攣。 車を止めて揉み解し事なきを得たと思ったら、自宅近くで左足の太ももが痙攣し、道具を車から降ろす際には両足が・・・。
所で、ガムテープでグルグル巻きにしたウェーダーだが、左足の水漏れは止められたが、今度は右足に水漏れ。 買い替える他ないなぁ!
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