2005年 アオリイカ釣行記(5)
潮回り:若潮 場所:秋谷 釣果:350gX1 同行者:ナシ
先日は何となく不満が残る結果だったので、ウズウズしていた。 仕事も暇だし、天気予報を見ると雨は降りそうもないので、休暇を取って釣行することにした。
午前3時半に起床する予定であったが、はやり釣行となると自然と早く目が覚める。 1時頃に一旦目が覚めた後はウツラウツラと浅くなり何度か目が覚め、結局3時頃に床を抜け出した。
現地には丁度夜明けに到着。
防波堤を見ると、「ウッシシ・・・」。 入釣者は1名だけ。 正に夢にまで見た貸切状態である。 休暇を取って来た甲斐があると云うもの。 期待が胸一杯に広がって来る。
いつもは選ぶことなど論外で、空いた場所を探すと云った状態だが、今日は兎に角2名だけ。 先行者は先日も最も実績を出していた防波堤の中央付近なので、その場所以外であれば何処でも選り取り見取りだが、こうして「何処でもご自由にどうぞ」何てやられると却って迷う。 結局、前回と同じ所に釣り座を構えることにした。
さて、期待充分の第1投。 第2投・・・・・・・・・。
まぁ、考えて見れば、釣りは期待の1投、1投の連続なんだけどネ。
釣れなくても、次は釣れるかも知れない。 次は・・・、次は・・・の繰り返し。
これが釣りなんだよネ。
まるで気配も雰囲気もない。 釣り座を離れて防波堤をあちらこちらウロウロと徘徊をして見たが、結局は同じ。
その内、一人、又、一人と釣り人が増えて来た。 皆、顔見知りの地元高齢者アングラー。 最終的には10名位のアングラーが2m間隔で並び、何時もの光景になって、気分的には落ち着いて来たが、水の中の状況は変わらず。
水色、透明度、水温・・・。 果たして何が悪いのか判る由もないが、兎に角、釣れそうな雰囲気がまるで漂って来ない。 そんな中、7時頃、小生の右側に入った人に待望の魚信。 型は小さく400g見当。 皆俄然、ヤル気を出してキャスティング、キャスティング・・・。 しかし、その後、誰も続かず、ヤル気が徐々に萎んでダレて来た頃、小生に魚信。 取り込んで見ると、やはり小さい。
その後、10頃に、先日3kgのお化けを上げた人が、同じサイズをゲット。
この日、小生が帰る迄にこの防波堤では都合3杯だけ。 しかも皆サイズ的には不満の残るものばかりで、先日からこの秋谷は、型は出るもののサイズが小さい。
春から初夏は産卵の為にサイズが大きいと聞いていたが、こんなサイズじゃ「もう秋?」
その後、10時過ぎになって沖から潮目が近付いて来て期待を持ったが、正体は切れ藻をたっぷりと浮かした赤潮。 潮には東京湾の様な茶色っぽい濁りが入って、益々期待が持てなくなり、地元の皆さんはそそくさととご帰還遊ばした。 小生は折角の有給休暇であるので粘って見たが、赤潮の濁りが取れる様子も見られず、11時半頃、諦めた。
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