2007年8月27日

5230製作記(29)


切出したメインフレームを仮組みして見た。
スペーサーは、27をスクラッチした時に真鍮棒から削り出して作ったものだが、動輪のフランジの厚みが異なっておれば、作り直す必要がある。動輪は、27と同じ様に上から落としこむ方式を取った。従って、写真は天地が引っ繰り返った状態になっている。
動輪を上から落とし込む方式については別に拘っている訳ではないが、横から見た時のシルエットを求めると、動輪押さえ板を下からあてがうスペースが作れないことにある。と云ってもその効果の程は殆どと云っても良い位に見られないので、完全に自己満足の世界

所で、先週はこのブログを書いているソフトのバージョンを上げたために色々と問題が出て、その修復に苦労をさせられたが、連日の猛暑のせいか、今度は、パソコンの前面にあるUSBが逝ってしまった。
この仮組みをしたフレームの写真を取り込もうと、いつも通りパソコンとデジカメをUSBコードで繋いだのだが、ウンともスンとも云わない。USBメモリーなど他のUSB機器を接続したが動かず、ドライバーの入替えまでしたが、結局は駄目。幸い、パソコンの背面にあるUSBは、どうやら生きていたので、写真の取り込みは何とか出来た。
しかし、今後はその都度パソコンの本体をラックから溜まりに溜まったホコリと共に引っ張り出さなくてはならず、不便この上ない。
久し振りにパソコン屋に行ってUSB延長ケーブルを買って来なくてはならなくなってしまった。

2007年8月20日

5230製作記(28)


このブログを作成しているソフトのMovableTypeがメジャー・バージョン・アップをして、4.00になったとの連絡があった。

まぁ、車で云えばフル・モデル・チェンジである。小生の若い頃には、特に外車の場合は、フル・モデル・チェンジ直後の車は買うなと云うのが常識であった。買うなら、フル・モデル・チェンジ直前の車にすべきだと云うものである。PCソフトについても同じことが云えるのかも知れない。

それまでのHomePageBuilderからこのMovableTypeに乗り換えてかれこれ2年程になる。その間にマイナー・バージョン・アップが3回行われ、その都度それに呼応して入替えを行っていたし、それによる不都合は一度もなかったので、少し安易に考え過ぎていたきらいがあった様だ。

バージョン4.00に切替えた途端、日付カテゴリーの表示が上手く行かなくなってしまった。従来の3.55の環境に上書きしてしまったので、元に戻すことも叶わず暫くこの様な無様な体たらくを曝すことになってしまった。

と長々と書いてしまったが、バージョン・アップの失敗を回復するために時間を取られてしまったので、鉄模は殆ど進捗しなかったと云いたかっただけである。

更に付け加えるなら、この猛暑

小生の工作部屋である男の道楽の部屋にはエアコンが設置されていない。開け放した窓から風が入って来ることは来るが、熱風に近いもので些かも涼しさを感じさせるものではない。加えて、ベランダの照り返しもあって、異常に暑い。ジッと机の前に座っているだけなのに、ジワーッと汗が噴出して来て、首に巻いたタオルが直ぐにベタベタと濡れて来てしまう程のサウナ状態。少しはマシになるかと、冷蔵庫で凍らせた保冷剤をタオルに包んで首に巻き付けたりもしたのだが、余り効果はなかった。又、風通しを良くしようと、玄関のドアを開け放しにして置くと、確かに風通しは良くなるのだが、道楽部屋のある4階であっても今度はがやって来て、剥き出しの腹等に刺して廻る。

とまぁ、何やかやで、先週のフレームの一部を切抜いただけで終わってしまった。

2007年8月13日

5230製作記(27)

8月に入って、とうとうアオリイカ釣りもシーズン・オフに入ってしまった。
最近は、アオリイカよりもエギンガーの数の方が多いんじゃないかと思える位の人気振りで、何処の防波堤も超満員状態が続いていた。そのせいか、小生の釣果は余りパッとしなかった。それでも、地磯に通う様になって自己記録の1.85Kgも揚げたし、まぁ及第点は点けられるシーズンだったと思う。

と云う訳で、前回のブログ更新以来実に4ヶ月振りの鉄模である。
その4ヶ月間は当然釣りに軸足を置いていたので、殆ど鉄模には手を付けられなかったが、たゞ、図面だけは少しずつ描いていた。その図面が完成したと云う訳ではないが、イカ・シーズンに入るまでの間は矢張り工作そのものに手を付けなければ、何時まで経っても完成は覚束ない。

だが、仕掛り中のテンダーは色々と問題もあるので暫くは放っておいて、の方に進むことにした。

所が、たった4ヶ月間工作をしなかっただけなのに、工作机の上はイカ仕様に変わっていて、模型工作には使い難いものになっている。で、鉄模には関係のない釣り関係のものを片付けることから始めなければならない羽目になった。
そして、鉄模再開の口開けはメイン・フレーム。


1mm厚の洋白板にケガキ用の青ニスを塗って見ると、4ヶ月間も放ったらかしにしていたためか、溶液が濃くなり過ぎていて、写真の通りムラムラの状態。ケガキ線がはっきりと見えれば塗りはどんな状態でも実用上は問題ないのだが、出来ればムラなく綺麗に塗りたいものだ。

次いで、動輪軸箱を納める部分の切抜き。
これまでは、2枚の板を張り合わせて左右同時に切抜いていたが、今回は一枚板に背中合わせにケガイた上で、左右別々に切出すことにした。果たして、どちらの方が精度良く出来るだろうか?

久し振りに糸鋸を握るので、無精をして弓に付けっ放しにしておいた歯は捨て、新品をセットしようと取り出して見ると、何とまぁ、真っ赤に錆びている。錆び止めに556でもぶっ掛けて置くんだったと思っても後の祭り。
仕方がないのでその錆びた歯をセットし、普段よりも多目に蝋燭の蝋を塗り込んで慎重に工作を始めた。
錆びのせいで多少切れ味は落ちている様には感じたが、小生如きの腕には何ら問題なくホッとした次第。