27製作記(17)
直線での走行はスムーズでした。30年振りのスクラッチ機が一発で試験走行OKとなることは奇跡みたいなものです。但し、8番ポイントのフログ部分で引っ掛かりがあります。
そこで、急遽、試験走行のためにオークションで買っておいた16番用の曲線(半径60cm)の外側のレールを外し、更に40cmの直線を2本、13mm用にハンド・スパイクしました。こうして出来た小判型のレール上を走らせると直線部分は良いのですが、カーブ部分では走りが重たくなります。真鍮のチャネルで作ったトラック・ゲージの幅が12.9mmと少々狭いためでしょう。全くウェイトを積んでいないのでこんなものかも知れません。
左の写真をご覧頂ければお分かりの様に、サイドタンクと床板に0.3mm位の隙間が開いてしまいました。色々とやって見ましたが、どうしてもピッタリとは行かず、どうしようもありません。・・・・と云う事で生地完成としました。