2012年7月27日

2012年釣行記(42)-SL

小潮 月齢:7.9 場所:TKIS 釣果:カマス X 1 同行者:単独

今週は23日(月)、25日(水)に続いての3回目の釣行。
と云うのも、オリンピック男子サッカー予選の対スペイン戦のTV観戦をしようと考えていたのだが、釣り場方面の天気予報を見ると南の風2mと条件としては悪くはない。
そこで、サッカーはカーラジオで中継を聴くことにして、本当にシーズンが終わったのかどうか、確認のための調査をして来た。

現地には、前回、前々回より若干遅い1:00過ぎに到着したのだが、今回もまた駐車場は空っぽ。
やはり、シーズンは終わってしまったのか?!
アングラーの人数が多いと、それはそれでうざったいが、こうなると人っ子一人いない場末の盛り場の様に何となく寂しいものがある。

ポイントは磯の右側の前回と同じ場所にして、殊更にゆっくりと支度をして、キャスティングを開始したのは1:30頃。
風は多少強いかなぁと云った程度で釣りには支障なく、前回の様に風がなくて蒸し暑くて堪らないよりは、ずっと快適。

2:30頃まで同じ場所でやっていたが、アタリが出そうにないので、磯の左側の角にロッドだけを持って場所を移動。
何度か通った経験では、カマスは磯の左から右に回遊して行っており、最初に釣れ出すのは磯の左側の角、そして中央、最後に右側と釣れる場所が移動し、特に右側が最も長い時間釣れている傾向がある。そこで右側に釣り座を設けたのだが、アタリがないのであれば、こちらからカマスを迎えに行こうと考えた次第。

そこはカマス狙いで通うようになって2回目に11匹を出した所で、実績場所でもあるし、その後もここに入ったアングラーがコンスタントに釣り上げていた場所。しかし、海に向かってなだらかに下がっていて、一寸波っけがあると直ぐに這い上がって来るので、油断の出来ない所。

この時も、左側から這い上がって来そうな波を警戒しながらキャスティングを繰り返していると、3:00少し前にコツンと軽いアタリがあって待望の1匹をゲット。

カマスは群れを作って回遊している筈なので、次を期待したが、それっきりで、交通事故の様なもの(?)
その後、元の場所に戻った所で2度程アタリがあったものの、1度は途中でバレてしまい、1度は合わせられず。

アングラーは、結局、3:30頃に1人が来ただけで、最後の最後まで広い磯は二人の貸切状態のままで、彼は釣果はなしとのこと。

3:40頃からポツリポツリと姿を現して出て来た漁船は、陽がすっかりと明けた頃には夥しい数になり、前回よりも岸近くにも寄って来たが、釣れている様子は余りない様に見えた。もっとも、小生、目が悪いので当てに出来る筈はないが・・・。

結構な数の漁船も出ているし、完全にシーズンオフに入ったとは思えないが、地元のアングラーの姿が全くなくなってしまったことを考えると、もう数を出すことは期待出来ないだろう。

2012年7月25日

2012年釣行記(41)-SL

小潮 月齢:0.9 場所:TKIS 釣果:カマス X 3 同行者:単独

今回もまた2回分の報告・・・・・・。

先ず、23日の結果・・・。

例によって日付が変わったばかりの0:30頃に、現地駐車場に到着したが、もう既に4~5台の車が止まっていて、フィーバー振りが伺える。
これじゃ、また狙っていた場所には入れないなぁと少々出足の速さに呆れながら支度をして、磯に・・・・。

磯の先端付近まで見通しが利く場所に来て見ると、やはり狙っていた磯の右側では、白いヘッド・ランプの灯りが3つ4つウロウロしているのが見える。
それでは、第二候補の左側の角に入ろうと近付いて行くと、一段と高くなった所にバッカンが白くボーッと浮かんで見え、目を凝らせば何やら人影の様なものが・・・・・。
で、仕方がないので中央付近の前回と全く同じ場所で始めることにしたが、前回出なかっただけに何となく出そうな気がしない・・・・。

それでも我慢してキャスティングを繰り返しいると、電気ウキの赤い灯りが左方向からドンドンと流されて来て、小生の正面を越えて更に右に流れて行くではないか(怒)
これでは、到底キャスティングは出来ない。
ウォー・ウォーと大きな声を出しても、距離も少しある上、波や風の音で声も通らない。

どうしようかと考えながら、第一候補だった右側を見ると、誰もキャスティングしている様子は見えない。
釣り上がる様であればその後に入ろうと思い近付くと3人の若者達が車座になって話し込んでいて、訊けば、
地合が出る時刻まで時間潰しをしているとのことで、しかも前日の夕方から頑張っている由。
これじゃ、どんなに早く来たって、好きな場所には入れる筈はない。

元の場所に戻ってキャスティングを再開したが、その頃には、左側に入っている赤い電気ウキの持ち主も小生の存在に気が付いて呉れた模様。
その後は正面まで流して来ることはなくなったので、釣りはし易くなったが案の定アタリがでない。

3:30頃、遠投したシンキング・ペンシルをリトリーブしているといきなりブルブルと待望のアタリ。
地合が出て来たかと胸を膨らませてキャスティングを繰り返したが、その後はまたダンマリ状態に。

少し明るくなりかけた頃に、小生の左側に入った若者がロッドを大きく曲げて最初の1匹をあげ、それからは、アタリのない小生を尻目にポツリポツリと釣果を上げ始めた。
そこで、彼が釣り上げた瞬間を狙って駆け寄って釣り方を訊ねると、ヤクルトの館山投手似の若者は、魚は遠いので遠投すること、ジグはシルバーでゆっくりとリトリーブするのが効くと、地合いの真っ最中にも拘わらず、親切に教えて呉れた。多謝!!

その教えの通り手持ちのジグを持ち出して、漸く2匹を追加した所で、地合いが去ってしまいStopFishing

25日の結果は・・・・。

昨日と同じ0:30頃に駐車場に到着すると、何とこの日は一台の車も止まっておらず、一番乗り!
これでやっと狙っていたポイントに入れるって喜んだのだが・・・。

暗い磯道を歩いて念願のポイントに乗ったのは1:00頃。
予報では南寄りの風1m程だったが、現地では全く風が吹いておらず、梅雨も明けたと云うのに高い湿気が身体中に纏わりついて来て、首に掛けたタオルが忽ちの内にビッショリと汗を含んでしまう程。

こんな時間帯では、カマスがルアーを追って来るとは思えないが、誰も居ない真っ暗な磯で何もせずに時間を潰すことは出来ないので、取り敢えず気のないキャスティングを繰り返した。
これまでだとこんな時間帯であっても続々と現れて来るアングラーが、時間が経ち1:30を廻ったと云うのに、1人も現れない。
これはどうしたことか????
2:00を回った頃になって漸く白いヘッド・ランプが現れて、小生の隣りに入った。アングラーが増えないことに、何となく不安を感じていたが、これで一安心。
この御仁は、以前ここで色々とレクチャーを受けた年配アングラーで、それから1時間近く岩に腰を掛けて時間潰しの反省会。
この御仁の話しによれば、昨日も余り出ず本人は3匹、この磯全体でも10匹位だったろう・・・・。

7月一杯は何とか楽しめるのではないかと、根拠のない期待を持っていたのだが、ソロソロ終わりか?

3:15を回った頃から、キャスティングを再開したがアタリもなく、漁船の姿も見えないので、又また小休止。
その頃になって、アングラーが3人現れ、主だった出っ張りに釣り座を構えてキャスティングを始め出し、漸く、活気が出て来た。

所が、ポツリポツリと姿を見せ出した漁船は、沖合を右左に往復するだけで一向に岸近くには寄っては来ず、カマスは沖合いに着いている様子。
当方も、メタル・ジグを力一杯遠投し、何とかしようとしたが、アタリさえも感じることなく、年配アングラーと小生を除く3人は早々に引き揚げて行く始末。

そして、5:00少し前になってその年配アングラーを残して小生もStopFishing

2012年7月20日

2012年釣行記(40)-SL

大潮 月齢:0.9 場所:TKIS 釣果:カマス X 2 同行者:単独

前回に続いて、今回もまた2回分の報告。

先ず、18日・・・・・・。

前回以降は、来る日も来る日も南寄りの風が強くて、釣行を諦めざるを得ない日が続いていた。
漸く週が明けた18日になって釣りには支障のない程度の風の強さになったので、満を持して出掛けたのだが・・・。

前回と同じ様に0:30頃、自宅を出発。
現地到着も同じ様に1:30過ぎだった。
誰もが考えることは同じと見えて、現地の駐車場には既に5台程の車が止まっている。これじゃ、あぶれるかも・・・・・。

重いクーラーのベルトを肩に掛けて磯道を進むと、天気予報通り風は殆どなく喜んだのも束の間、いつもは穏やかな湾にも拘わらず波がザブン・ザブン・・・・・。
エ~ッ!!
波音を聞きながらそのまま進んで磯の根元に辿り着き外海方面を見やると、一段と高くなっている岩の黒いシルエットよりも高く波シブキが上がっているのが夜眼にもハッキリと見える。
これでは、波を避けられる場所が限られるし、先行者も多そうなのであぶれることは確実だろう。でも、折角来たのだから・・・・。
TKISにまで来て見ると、果せるかな、5~6個のランプの光が見える。
が、ランプの光は海に向かって半分から右側に集中しており、前回乗った左側には見えない。
ラッキーッ!
所が、それもその筈で、時折波がサーッと這い上がって来る。

それから波シブキを避けられそうな場所を求めて、未だ暗い中広い磯をヘッド・ランプの光を頼りにウロウロすること30分。
結局、TKISの左側のワンド側に少し入った所に、よじ登れそうな一段高い岩を見付けて、そこを釣り座に決めたのが2:30を回った頃。

それから間もなく、シンキング・ペンシルを結んで遠投を繰り返していると、ググンと待望の1匹。
外海側でなくても回遊があることが分かり、気を良くしてキャスティングを繰り返していたのだが、一段と大きなウネリのシブキが頭からザーッ・・・・

結局、この時は都合5回のアタリがあっただけ。やはりワンドに少し入っている分、魚影が薄いのかも知れない。
5回のアタリの内、ゲット出来たのは最初の1匹だけで、3回は一旦針掛かりしたもののオート・リリースで、頭から潮を被った甲斐もなく貧果に終わってしまった。

20日は・・・・・・。

皆さんの出足が良いのが分かったので、今回は1時間出発を早めて23:30に出発。
にも拘わらず、駐車場には既に4台の車。
これじゃ、前日から入っている必要がありそう・・・・。

先行者は、前回と同じ様にTKISの右側に入っていて、小生自身の実績ポイントである左側の角付近は空いている。
しかし、前回程ではないが結構ウネリが高く、釣り座とすべき岩は濡れている。時間的にも、これから未だ50cmも潮が上がって来る筈なので、そこを釣り座にするのは危険。
と云うことで、そこから中央寄りの一段と高くなった所に移動してキャスティングを開始した。
風は予報通り北寄りで時折身体をグラリと揺らせる程の強さだったが、背中から受ける格好になるので、キャスティングそのものには影響はない。しかし、ロッドが風にあおられて、引き抵抗が余り感じられないシンキング・ペンシル等は上手く泳がせられているのかどうか判らない。
と云うことで、今回は専らシンキング・ミノーをとっかえひっかえして使ったが、アタリは3:00頃の1回だけ。

波シブキに濡れながら小生の実績ポイントに入って頑張ったアングラーはメタル・ジグで10匹近い釣果だったので、今回はルアーの選択ミスだったのか・・・。
しかし、何度か試した小生のメタル・ジグには無反応だったし、漁船は直ぐ近くにまで寄って来ていたので、魚はプラグが届く範囲に居た筈。

にも拘わらず、これ程の釣果の差は何処から?
と云うことは、腕の差か(涙)

2012年7月11日

2012年釣行記(39)-SL

小潮 月齢:21.5 場所:TKIS 釣果:カマス X 11 同行者:単独

去年だったか、一昨年だったか、下田で会いその後何度か一緒に釣行したこともある方から、今TKISでカマスが出ているとの連絡があった。
で、早速出掛けることにした。

カマス狙いで出掛けたのは、実は10日と11日の二日連続。

先ず、10日・・・・。

カマスが出るのは、朝間詰めの陽が出るまでの極く短い時間帯だけとのことだったので、現地到着を2:00に予定して0:30頃、自宅を出発。
いつもは、経費節減のために高速道路を使うことはないのだが、この時間帯は深夜割引で50%オフになる。であれば、それ程高くはない。と云うことで、迷わず高速を使うことに・・・・。

予定通り、2:00頃現地の駐車場に到着したのだが、現地に近付くにつれて霧が濃くなり、直ぐ目の前に見える筈の海面が全く見えず、ヘッドライトに照らされて霧が流れて行くのがハッキリと判る。
この前は、伊東大川の帰りに伊豆スカイラインで濃霧で難儀したのに続いて、又また濃霧・・・。

早速、支度をして磯に向かったのだが、いつもは持つことのない大きなクーラーボックスがズッシリと重い。特に。今回は1.7kgの氷を入れているので殊更に重たく肩に喰い込んで来る。
夜の磯歩きなので足許にいつも以上に注意をしていることもあって、自分が磯の何処を歩いているのか判らず、ヘッド・ランプで照らすと霧がライトの光に丸く反射するだけで、霧で海に突き出した磯の形が全く見えない・・・・。
結局、迷子状態に陥ってあちらこちらをウロウロするだけ。
そうこうする内に、他のアングラーのヘッド・ランプの数が1つ2つと増えて行き、そのランプにドンドンと抜かされてしまう始末。
折角早く来たのに、そんなこんなで、入りたかった場所は全部押さえられてしまった(涙)
仕方がないのでMebaringで入った磯に乗ったのだが、その頃にはパンツまで汗びっしょり!!
流石に、直ぐにはロッドを繋いでリールをセットして等々釣り支度をする気になれず、一息ついてからキャスティングを始めたのは3:00頃だったので、恐らく小一時間の間、磯の中を彷徨っていたことになる(汗)

ロッドは、エギングで使っていて今は2軍に落ち出番がすっかり減ってしまったしまったZENAQASSAUT Shore S96を引っ張り出し、ジェット天秤の6号に弓角を結んだシステムを組んでキャスティングを開始したのだが、キャストの度にアマモが天秤や弓角に掛かった来て釣り難くて仕方がない。
ジェット天秤に弓角の仕掛けは、以前、網代でカマスを釣った時釣友に教わったシステムで、遠投も効く上根掛かりリスクも減るので良いと思ったのだが・・・・。

3:00頃だったろうか、右手に見える外海に面したアングラーのヘッド・ランプの灯りが忙しく動き出したので、カマスが釣れ出したことは判った。
小生の所まで廻って来い!とホタルを呼び込む様に念じ・期待をしたが、残念ながら、小生の所までは寄っては来ず、この日は〇ボー(涙)

そして、翌日の11日・・・・。

前日と殆ど同じ時刻に磯に入ったが、この日は全く霧もなく迷子になることもなく、狙っていた出っ張りに乗って、やはり昨日と同じロッドにジェット天秤に弓角のシステムでキャスティングを開始した。

昨日より若干遅い3:00を回った頃から、アングラーが次から次に増えて、気が付けばずらりと並んで盛んにキャスティングを繰り返している。

SL-2012-002R.JPG 3:30頃、アタリのなかった弓角を諦めてシーバス用に昔買っておいたシンキング・ミノーに替えた途端、いきなりググッとアタリが来て、嬉しい嬉しいカマスの第一号。




SL-2012-001R.JPG それから、約1時間半の間、2~3匹釣ってはルアーを取り替え・・・を繰り返して日の出時刻を過ぎてアタリが全くなくなった5:00頃までの間に、11匹の釣果。

昨日は一度もアタリを感じることなく終わったのだが、ミノーなりペンシルを投げて見れば、結果は違っていたかも知れない。