2006年12月30日

釣行記(31)

潮回り:若潮  場所:網代・伊東  釣果:ナシ 同行者:単独

今年と云うか来年と云うか、兎に角この正月休みは曜日の関係でたった5日しかない。
年明けの2?3日は、息子が孫を連れて来る予定だし、元旦から竿を担いで行く訳にも行かない。
となると今日しか残されたチャンスはない。潮周りは余り良くないが、行くっきゃない・・・。
と云うことで、3時過ぎに家を出て一路網代へ。

今年も暖冬とのことで、この所暖かい日が続いていたが、今朝は今冬一番の寒波が来たとかで冷え込むとの予報。果たして車載温度計は-0.5度を記録。潮周りに加えてこの冷え込みじゃ、やはり暖かい布団に包まって居た方が良かったか、何て考えが頭を掠める。

網代には5時少し前に到着。防波堤を見ても釣り人の姿はなさそう。喜び勇んで防波堤に登ると左後ろから可也強い風。
さてどうするか?貸しきり状態だからラインが風に吹けてもポジションは自由に替えられるので、暫くキャスティングを繰り返している内に根掛りし、リーダーの少し上で、プツンとライン・ブレイク。システムを組み直している内に風は益々強くなって来たので新しい防波堤に移動。しかしここでも横からの風は変わらず、7時頃に網代を諦めて伊東に移動。

伊東では過去に2度の実績があるテトラに乗ったが、ここでも風の強さは変わらず。
エギンガーは小生以外にも何人か入っているが、どうも状況は芳しくなさそう。
9時頃から風も弱くなり暖かい日差しに、期待が膨らんだが状況は変わらず、逆に睡魔が・・・。
それでも眠気を堪えて10時頃まで粘ったが、ついに、眠さに負けてStopFishing。

今年は、2月に骨折したのを皮切りに良い思いでは結局出来なかった(涙)。
来年こそは・・・・。

2006年12月12日

釣行記(30)

潮回り:小潮  場所:八丈島  釣果:ナシ 同行者:単独

出張で八丈島に行くことになった。どう見ても仕事は午前中で終わり。帰りは早い飛行機でも16:10。となれば、午後からは自由時間。こんな絶好の機会を逃す手はない。
と云うことで、防寒着やロッド、エギなどをボストンバッグに詰め込んで、準備万端。
仕事の荷物よりもズット多くなってしまった釣り用の荷物を肩に担いで、未だ暗い午前6時に家を出発した。

結論から云うと、駄目。

八丈島行きを決めた時の天気予報では「晴れ」だったのに、その日が近付くに連れて「悪く」なり、昨日の予報では「曇り時々雨」。
それでも、何とかなるかも知れないと期待を抱きつつ羽田に着いて見ると、八丈島の視界が悪ければ引き返すことがあるとのアナウンスが盛んに流れている。
ウッ。そんなに天候が悪いの?

それでも飛行機は予定時刻通りに離陸し、八丈島上空に差し掛かると、機長から視界が悪いので上空で旋回して天候の回復を待つとのアナウンス。確かに機体はガクンガクンと揺れるし、窓から外を見ても窓ガラスが曇った様に真っ白で、全く視界が利かない
着陸予定時刻を15分程過ぎた頃に、着陸態勢に入るとのアナウンス。揺れながら低い雲を付き切ると、辺り一面ウサギが跳び回っている。
着陸後、レンタカーに乗り込んだ辺りで、今度は横殴りの雨。ワイパーも利かない程。

それでも、予定の仕事をこなしている内に、何とか雨だけは上がり、所々、雲の切れ目から青空が覗きだし虹さえ出て来た。そうなると、萎んでいた期待が再度膨らみ出したのは云うまでもない。

さて、午後1時過ぎにやっと仕事が終わり、神湊港に向かうと。強い風がまともに吹き付けて来ており、大きなうねりが打寄せ、当然、誰も釣りをしていない。
早々に諦めて風裏となる八重根港に転進。こちらでも風の強さは変わらないものの、岸壁の先端ではフォローになる。しかし、その様な場所には当然釣り人が入っていて、気の弱い小生はその間を割って・・・なんて出来る筈がない。
他に入れそうな場所を求めて、カーナビを頼りにウロウロして見たが結局見付けることは出来ずに、予定より1本早い便で帰京して来た。

2006年12月11日

釣行記(29)

潮回り:中潮  場所:網代  釣果:ナシ 同行者:た?ぼさん一家

翌日の12日に出張で八丈島行きのため5時起きとなるし、行っても結果が出そうもないので、11日の釣行は躊躇していたが、た?ぼさん一家も勢揃いしているとのことなので、又々、出掛けた。

前回は一睡もせずに釣行したが、流石にこの歳での完全徹夜は骨身に堪える。
今回は仮眠を取って、夜中の出発とした。

現地には、丁度2時に到着。
早速、防寒着を着込んで防波堤行くと、手を振って合図を呉れるた?ぼさん。皆さんに挨拶をして防波堤に登ると、流石にこの高さ、下では余り感じなかった風が、左から右に吹いている。
ラインをシンキング・タイプに替えてキャスティングをするが、この高さと風で膝をついてロッドのチップを下げても効果なし。ラインはアッと云う間に右に大きくふけてしまい、中々着底しそうもない。
と云うよりも、右にふけるラインにエギが手前に引っ張られて来るのだろう。シャクッてもいないのに根掛りが頻発。エギはロストするし、ラインは高切れしてしまうし、全く良いことなし。

先端の漁港側が空いたので場所を替えたが、ここでも音沙汰なし。
周囲が明るくなった頃、た?ぼさんの彼女がカマスを上げたのを見て、ジェット天秤を借りて小生もカマス狙いに変更。2匹を釣った所で、この反応もなくなったのでStopFishingとした。

それにしても、頂いた熱いスープやコーヒー、加えてシーチキン巻きの美味しかったこと。
本当にご馳走様でした。

2006年12月 4日

釣行記(28)

潮回り:大潮  場所:網代  釣果:ナシ 同行者:た?ぼさん一家

満月の大潮。天気予報では晴れ、そして風は微風。この所、週末になると雨が降っていたが、絶好のアオリ日和。
夜中の12時頃に着けば良いと、横になって見たものの、今回は、た?ぼさんと1年振りで再会する予定もあってか、目が冴えてしまって、眠れやしない。仕方がないので21時過ぎに出発。

23時半頃に現地到着。月明かりに防波堤を透かして見ると3?4人の人影が見える。
早速、防寒着を着込んでの釣り支度。防波堤にまで来て見ると、少し風がある。しかも横風。やってやれないことはないが、高い釣り座はどうしても風の影響が出易い。
しかし、今日は満月の大潮で条件としては最高。漁港側でも出る筈と考え、ロッドを繋ぎラインを通しエギを結んで、ふと右前方を見ると、短い防波堤には人影がない。しかも、そこはフォローの風になるし、前回の偵察の結果、結構沢山の墨跡もあったので、迷わず移動。

ここは高さも程良く、釣り易そう。
キャスティングの開始。風は思った通りのフォロー。しかし潮が流れているのか、ラインが右から左にふける。
斜め右、正面、斜め左とアオリからのラブ・コールを期待しながら扇状にキャスティングを繰り返す。

夜中の12時を廻った頃だったか、1台の車が漁港沿いの道路に入って来た。どうもた?ぼさんの車の様だが、遠目には番号も読めない。暫くして携帯を掛けると、既に竿を出しているとの返事。ヘッド・ランプを振って貰うと、高い防波堤の先端付近でLEDの白い光りが右に左に揺れている。

移動することも考えたが、風向きも変化がないのでもう少し様子を見ようとそのままキャスティング。しかし、潮がかなり上げて来ているにも拘らず、アオリからの信号は相変わらず感じられない。同じ防波堤の後ろ向きにキャスティングも試して見たが、ノー感じ。

あれも駄目、これも駄目、さてどうするか? と考え始めた頃、前方の高い防波堤の先端内側に空きが出来た様なので、とうとうた?ぼさんに会うために移動。高い防波堤の先端に陣取っているた?ぼさんに様子を聞くと、「今日は状況が良くない」が、た?ぼさん本人は2杯、お母さんが1杯の釣果。お父さんはライン・トラブルが続きエギを5個奉納したとのこと。

下に戻ってキャスティングの再開。
しかし、状況は相変わらず。音沙汰なしが続く内に緊張感も飛んで行ってしまい、眠気が強くなって来たので、車で一休み。いつの間にかぐっすりと眠り込んでしまい、気が付けば、すっかり夜が明けていた。

気分を新に再開。先週、今季初のアオリをゲットした時刻になったが・・・。
結局、8時頃にStopFishing。
た?ぼさんご一家に挨拶をして引き揚げた。

アオリが居ないのか?
居てもエギに興味を示さないのか?
興味を示す様なエギの動きになっていないのか?
シャクリ方が悪いのか?
エギはちゃんと着底しているのか?

何が悪いのか、良く解からぬが、肩から先に問題がありそうなことだけは解かる。

2006年11月26日

釣行記(27)

潮回り:小潮  場所:網代  釣果:220g X 1 同行者:ナシ

予報では又々日曜日から月曜日に掛けて雨模様となっている。先週もそのために釣行出来ず、今週もとなればストレスも溜まってしまう。
と云うことで土曜日、仕事から戻って来てから出掛けることにした。

仮眠を取り、夜中の12時に起床し出発。
途中、江ノ浦に寄って見たが、満員御礼の状況に加えて、アオリも出ていないとのこと。

で、当初の目的地に急行。

現地には2時過ぎに到着したが、流石に週末のこと。こんな時刻であっても駐車スペースがない。
辛うじて前回tokeiさんと来た時に止めた所に1台分の空きを見つけ何とか駐車に成功。

こんなに沢山の車がいるので竿を出す場所もなかろうと思いつつ、目を凝らして防波堤を見ると意外なことに釣り人の数が少ない。湾側の先端も空いている。た?ぼさんに教えて頂いた防波堤のポイントにも釣り人が見えない。
どちらにするか一瞬迷ったが、た?ぼさんポイントに釣り座を構えた。
風はそれ程強くはないものの、斜め左後ろから吹いて来る。たーぼさん情報によると、北風や北東の風の場合は外海側は無理とのことだが、まぁ、フォローに近いので問題はなかろう。

所がこの防波堤は高さがあるためか、海面に近い付近の風は左から右。
ヘッド・ランプの光を当てるとラインがテトラの方に大きく右に吹けてるのが微かに見える。
折角確保出来たた?ぼポイントであるし、多少の釣り難さはあるが、今日は兎に角粘ろうとキャスティングを繰り返した。しかし、ノー感じのまゝ時間が過ぎて行く。

周囲が明るくなって来た頃から、ドンドンと釣り人が入って来る。
小生の直ぐ右側2m程の所に、何の挨拶もなくクラーを置いて行く奴がいるかと思えば、左側に入った奴は1m程の所にピトンを打ち込み出した。こいつも挨拶なし。

以前、熱海でも同じ様なことがあり、非常に不愉快な思いをしたが、今回も同じ。
両人とも、カゴ師。コマセをカゴに詰め込んで、ドボンドボンとキャスティング。
右に吹けている小生のラインなんかに、全く無頓着。
1匹でも沢山釣りたい気持ちは良く解るが、これじゃネ。
暫く我慢をしていたが、とうとう耐え切れなくなって、小生が場所を替えることにした。

港内側の防波堤から中央に浮かんでいるブイに向かってキャスティング。
こちら側は海面から1.5m程しか高さがないためか、風は殆ど感じられない。

そろそろ諦めて帰ろうかと考えつつキャスティングを繰り返していると、7時40分頃何やらロッドに違和感が伝わって来る。グィーン・グィーンはないけれどゴミではない。タコかと思ったが、コロッケより一回り大きいオスのアオリ。
今シーズン初の釣果にも拘わらず、感激が今一つ涌いて来ない。
リリースしようと思ったが、今シーズンの初釣果は骨折した時に色々とお世話になったお向かいのS宅へのお土産にしようと考えていたので、これはキープさせて貰うことにした。

その後、もう少し大き目のを期待してキャスティングを繰り返したものゝ、結局疲れてしまい8時半頃StopFishing。

2006年11月20日

釣行記(26)

潮回り:大潮  場所:網代  釣果:ナシ 同行者:tokeiさん

日曜日の夜からた?ぼさんも行っている筈の網代に出撃積りでいたのだが、生憎の雨風。
諦めて、5230の工作をしているとtokeiさんから、電話。
今日、昼から行かないかとのお誘い。
荒れ模様の天気も治まって来ているし、この様なお誘いは有難くお受けする主義であるので即、OKの返事。

午後1時半頃tokeiさん到着。車は前回の深緑と違ってシルバーのレガシー。
アレッ、この前と違うねと尋ねると、新車で納車されたばかりとの返。確かにオド・メーターには2桁の数字。
下ろし立ての新車を汚すのは申し訳ないが、新車の香りについ引き込まれ・・・、早速、道具を新車に積み込んでいざ出発。

渋滞が心配だったが、思った以上に順調。
西湘バイパスから見る海は、昨夜の荒れ模様の名残か、結構高い波が打寄せて来ており、ちょっと厭な思いが頭を過ぎる。

網代には午後3時半頃到着。防波堤先端の港内側には見るからにエギンガーが入っており、他にも3?4組の釣り人の姿が見える。
掛り場がなさそうなのでtokeiさんと相談して三角テトラに釣り座を構える。
ウネリがきつくてテトラから5?10m付近は薄く濁っており、底もかなり荒れている様に思える。
そこで10分程キャスティングを繰返したが、tokeiさんが防波堤に移動すると云い出したので、付き合って移動。行って見ると先程の釣り人は皆さん引き揚げてしまい、特等席の先端部分に入れた。

これはラッキー
しか?し
、期待を込めてキャスティングを繰返しても、全く反応なし。

日が落ち辺りが暗くなりゴールデン・タイムに突入かと思ったが、採らぬ狸の何とやら。気配も感じぬままに時間だけが経って行く。
その内、最初の根掛り。これはtokeiさんの根掛り回収器で難なく回収に成功。
2度目の根掛りでは上手く回収出来ず、ラインを手に巻いて思いっ切り引っ張ると、プツンと高切れ。回収の可否は、上手くスナップに回収器の金具が引っ掛かるかどうかの様だ。そのためには、スナップも少し大きめの方が良さそうである。
システムを組み直すのも面倒なので、予備のスプールに切替えて見たものの、これで完全にモチベーションはダウン

あえなく、今季2度目の出撃も空振りの三振。
唯一の収穫は、下ろし立ての新車に乗せて頂き、ターボが効いた時の強烈な加速感を味うことが出来たこと。

tokeiさん
下ろしたての新車に乗せて頂いたにも拘らず、ボーズに付き合わせてしまい、申し訳ありませんでした。
これに懲りずに又お願いします。

2006年11月 6日

釣行記(25)

潮回り:大潮  場所:伊東  釣果:ナシ 同行者:ナシ

9月から始まった2ヶ月強の出張月間が3日で漸く終わった。
毎週毎週、3泊4日で泊まり歩く出張は、やはり堪える。去年はこんなんじゃなかったと思ったが・・・。

と云っても、当然のことながら楽しいことも色々とあった。
九州の西側にある甑島(コシキジマ)では、ヤエンでアオリを楽しんでおられる小学校の校長先生と偶然知り合い、アオリの話で時が経つのを忘れ、島の名所を案内して頂いた。港で帰りの船を待っていると、ご自分で釣ったアオリをわざわざ港までお土産に持って来て頂いたり・・・。

出張時の移動はレンタカーを使っているので出来ることだが、漁港や海岸の近くに行った時は、時間が有れば様子を見に行かせて貰っている。そんな時に墨跡等を見付けると、何となく嬉しく思ってしまう。
しかし、何処に行っても共通していることは、釣り人が少ないことだろう。ウィーク・デイだからかも知れないが、それにしても、少ない。好きな所で、好きな時間、好きな方法で釣りが楽しめる。関東じゃ防波堤の端から端まで釣り人が並ぶ光景故、ターゲットの魚よりも釣り人が多様にさえ思える。
本当に、地方のゆったりした生活が羨ましい。

そんなこんなで自分自身のアオリのシーズン・インは遅れたが、漸くオープニングに漕ぎ着けた。
潮周りは満月の大潮。天気予報を見ても晴れもしくは曇りで、風もそれ程強く吹くことはなさそうだ。

午前0時にセットした携帯電話のアラームで目を覚まし出発。
途中で江之浦に寄って見た所、アオリ狙いが6?7人いる。空いていれば江之浦でと思っていたが、もとより今日は伊東に行く予定だったので、即Uターン。

午前2時過ぎ、伊東に到着。様子を見るために防波堤の先端にまで行って見ると、釣り人はたった2名の貸切状態。早速、車に取って返して防寒着を着込んで、いざシーズン・イン。

風は結構吹いているが、丁度背中からの追い風。ウネリも殆どなく波静か。まん丸の月には少し雲がかかって朧月状態になっているが、全く問題なし。
絵に描いた様な絶好のアオリ日和。

さぁ、キャスティング。リリースして1・2・3秒。遥か彼方で小さな水飛沫が月の光りで幽かに見える。久し振りのエギングに期待一杯。シャクッては寄せ、寄せてはキャスティングの繰り返し。

ン・・・・?????
アレ?ッ・・・・・?????

場所を替えても、状況は変わらず。モチベーションは降下するばかり。
夜が明けて明るくなってから周囲を見回すと・・・・。月曜日だと云うのに結構な数の釣り人が入っている。
所が、ロッドをシャクッテいる人が全然見当たらない。
釣れないからエギンガーはいないのか? それとも未だ早いのか?

と云う訳で、開幕戦から完封負けで、今シーズンも辛い1年になりそうな予感。

所で、伊東港の中に、イルカのイケスがあるのを始めて知った。

余りの釣れなさに、後々のためにと新井堤防に行って見た。この辺りのあちらこちらのテトラには黄色い「禁漁」の文字が書かれているので、竿を出すのは少し気が引ける。但し、釣り人はいるし、背の高い防波堤に登るためのアルミの梯子が掛けてあったりしているので、個人が楽しんでいる分には、お目溢しがあるのかも知れない・・・。
で、一通り見回って車の所に戻って来たら、何処やら近くで生き物の気配。よくよく周囲を見渡すと、岸壁の直ぐ近くにイケスの網があり、その中で何やら背鰭を水面から出して泳いでいる生き物。暫く様子を見ていると、息継ぎで顔を出したのは紛れもないイルカ。3頭位のイルカがイケスの網に沿ってグルグルと廻っており、時折、ジャンプまでして呉れる。

車に乗ってから気が付いたが、そのイケスへのアプローチ付近に「ドルフィン何とか」と看板が掛っていた。

2006年9月17日

釣行記(24)

場所:神流川C&R区間  釣果:チビ・ヤマメ 5匹 同行者:冨さんFF一家

(写真は、左からY氏、冨さん、M嬢、I氏)

9月9日、冨さんから9/16?17日釣り&グルメキャンプ企画のご案内と題するメール着信。 16日は土曜日なので仕事があるが、沢山残っている有給休暇を取ることにした。 所が、兄弟弟子のI氏からは今一つ乗らない返事が入って来た。 丁度その時期に遅めの夏休みを取る積りだが、予定は決まっていないと云うので、少々強引に誘い、参加して貰うことに成功。 これで冨さんFF一家勢揃い+冨さんの友人のY氏合計6名と思ったが、残念なことに直前になってS氏が体調不良でキャンセル。 で、結局5名。 その内Y氏は現地参加であるので、こちらからは4人で行けば良いのだが、どの様に分乗するのかが直前の金曜日夜になるまで決まらなかった。

当日の朝5時過ぎに冨さん宅着。 そこでI氏の到着を待っていたのだが、その間に冨さんは何と洗車を始める始末。
そうこうする内、I氏到着。 朝の挨拶もそこそこにI氏のエルグランドに小生の荷物を積み込んで、阿佐ヶ谷のM嬢宅へ迎えに行き、漸く4人が揃った。
目白通りから関越に入った所で、事故渋滞。電光板では、8km 60分。
結局、本庄・児玉ICを降りて現地に着いたのは、12時少し前。 横浜を出てから6時間の長旅。

早速、入漁券を購入し入渓したが・・・。
13番の大きなフライに興味を持って悪戯しに来るのは、10cm強のチビ・ヤマメ。
お兄さんやお姉さん、ましてや、お父さんやお母さんは呼べど叫べど、音沙汰なし。
ポイントを替えようと思っても、距離の短いC&R区間でFFに適した場所には先行者がある。
ウロウロしている内に雨が降り出し、完全にヤル気がダウン。
結局、4時頃にStopFishingするまでに、最大で20cm程度のチビ・ヤマメを5匹程釣ったものの、ストレス一杯。

キャンプの準備に入ったが、何故か他に誰もキャンパーがいない。 完全に貸しきり状態で、蛍光灯が点けられる炊事場を自由に使えたのは、実に好都合だった。
肝心の夕食のメニューは、冨さんのラムのトマトソース煮、I氏のパエリア、マカロニの炒め物、M嬢のトマトとズッキーニのグリル、焼きリンゴ、Y氏の自家製ベーコン&チキン・・・・。
それはそれは、豪華にして美味い晩餐会。
腹がはち切れる程喰った・喰った。

ふと気が付くと夜中の12時過ぎ。
で、冨さん、Y氏、M嬢はテントへ。
I氏と小生はI氏のエルグランドへ。 エルグランドでは、2列目と3列目の背もたれを倒して略フラットな状態にして、しかも、ご丁寧に夏掛けまで・・・、 快適なベッドが出来ている。

翌朝、目を覚ますと隣で寝ていた筈のI氏とM嬢は既に起床。
で、ノコノコと出て行くと、美味いモーニング・コーヒーの目覚まし。 もう、云う事なし。
さて、朝食のメニューは、前日の残りに加え、スモークサーモン、クリーム・チーズ、自家製ベーコンのベーグル、それに加えて白菜、ベーコンのスープ
朝からボリューム満点。
案の定、昨夜に続いて朝からパンパンのお腹。

ユックリとした朝食を終り撤収、1時頃帰路に着いた。 神流川沿いの途中でY氏は右折れ、来る時と同じ様に冨さんのアルテッサとI氏のエルグランドの2台で仲良くタンデム・ドライブ。
関越は渋滞もなく快適だったが、環八に入って用賀まで渋滞。 この渋滞が余計だった。
冨さん宅経由帰り着いたのが夕方5時頃。

今回は、出来ることはやって見ようと積極的に下拵え等、簡単なものは手を出して見た。
皆は、これで料理の部屋の工事が進むとか仰いますがネ?・・・。

Special Thanks
冨さんはじめ皆さん、美味しいお料理など色々と有難うございました。
特に、Iさんには長時間の運転、快適なベッドまで作って頂き、有難うございました。 これに懲りずに又お願いします。

2006年9月 4日

釣行記(23)

場所:世附川(悪沢)  釣果:ナシ 同行者:ナシ

予定通り悪沢に釣行した。
林道を30分程歩かなくてはならないので、スポーツ・サンダルを購入し入渓点でウェーダーを着込む算段。

4時半頃現地に到着。所が管理人のいる小屋に電灯が点いておらず、真っ暗。
どうしたものかとウロウロした後、ドアのノブに手を掛けると、その音で管理人がノソノソと起き出して来た。

兎に角、初めての沢で、入渓点も写真で見ただけなら脱渓点に至っては全く知らない。
WEB情報によると、上流部で山ノ神沢・熊沢の二股に分かれている地点に点検道があると云う。ここまでユックリ釣り上がって4時間とのこと。
この足には少々距離があり過ぎる懸念があるが、まぁ、やって見っか・・・。

C&R区間の終わる芦沢橋に着く頃にはすっかり明るくなり、更に10分足らず歩くと対岸に写真で見た特徴のあるパイプ堰堤が見える。
世附川の川原まで降りて、ウェーダー穿いて準備の掛かるが、どうも何時もとは勝手が違う。
今日のロッドはへら竿を改造して作った6フィート「のショート・ロッド。大又沢での経験からショートの方が良いだろうと思ったのだが、これは正解だった。
藪沢と云っても良い位の渓としては規模が小さいものだった。

パイプ堰堤を左から巻いて悪沢に入って見ると、渓相は非常に良く、ヤマメと云うよりも岩魚が出そうな雰囲気。北海道で良く釣行した渓に良く似ている。

ポイント、ポイントで期待を込めたキャスティングを繰り返すが、ライズがない。
深みのあるポイントは餌師が抜いてしまっているだろうと、浅場も丹念に探ってみたが、全く音沙汰なし。
ワザと渓をバシャバシャと歩いて見ても、走る魚影もない。

ウ?ン。駄目か?。

入渓してから3時間。途中で鬱蒼と木が茂って薄暗くなった地点を通ったり、鹿が遠くからこちらの様子を伺っていたりとかなり奥まで入り込んだ筈だが、なかなか脱渓点らしい所に到達しない。
若干、不安が掠めるが、所々にある釣り人の足跡がある限りは大丈夫だろうと釣りあがっり、漸く見付けた時には、正直ホットした。

所が、この後が又大変だった。
脱渓点でウェーダーを脱ぎ、スポーツ・サンダルに履き替えて、点検道を辿ると、これが一気に尾根近くまで上る道。

ハアハア、ゼイゼイ・・・。

道は、土止めがされていたりしてそれなりに手は入っているが幅50cm程度の踏み分け道に毛が生えた程度。その道が上ったり下ったり、途中で崩れてなくなっていたり・・・。
藪を漕ぐ必要はないので、楽と云えば楽だが、釣果も全く見ることの出来なかった者には、余計に辛い道のり。

こんな点検道を40分。やっと、着いたのが入渓点の上流の林道。
結局、釣り終わって車の所に辿り着くまで1時間半程歩いたことになる。

流石に、今日は疲れた。
帰ってから、何もする気が起きず夕方までゴロゴロしていた。
こうして、日記を書いている今でも腰に鈍痛が残っている位。
悪沢は渓相も良く、その点は申分ないが、帰り道の事を考えると、2度目の釣行はちょっと考え難いナァ。

2006年8月28日

釣行記(22)

場所:世附川C&R区間  釣果:ヤマメ23cm X 1 同行者:ナシ

先週に引続いて世附川へ釣行した。先週はFFの師匠である冨さんにガイドをして貰ったが、今週は月曜日なので単独。

現地には丁度日出の時刻の5時に到着。月曜日なのでゆっくりで良いと思ったのに、駐車スペースには既に3台の車。
あぁ、出遅れたか?(涙)
と一瞬思ったが、来た以上竿を出さずに帰る訳にも行かず、何とかなると受付で様子を尋ねると、どうやらC&R区間は余り人気がないものと見えて、誰も入っていないとのこと。
早速、入漁券を買い求め、先週は大又沢に行ったので今日は本流筋をジックリと見てやろうと考え、1番スポットから入渓。

空はどんよりと曇り、幾分暑さも凌ぎ易くなっているので、先週よりもズット楽。
これで山女が出て呉れれば・・・・云うことなしだが、減水気味のせいか中々出てこない。プールの静かな水面にジッと目を凝らしても、恐らく深みの岩盤にピッタリと張り付いてしまっているのだろう、ライズも全く見えない。

結局、この日はC&R区間を一番下から一番上まで色々と手を変え品を変えして釣り上がったが、フライにライズして来たのは3回だけ。
内、1回は合わせ切れずスッポ抜け、
1回は針掛りした途端にバレ、
それでも何とか23cm位の山女を1匹ゲットしたのだから、打率は3割強。野球なら立派な一流打者だが・・・・。
この1匹は、大きな岩陰に身を隠して、リーダーとティペットだけで丸でテンカラの様にしてキャストしたフライを、川底からモヤーッと上がって来たヤマメがディンプル・マークも見せずに吸い込んだ所を疑心暗鬼に合わせたもので、釣趣としては今一つ。
水の流れに乗って流れて来るフライに向かって飛沫を上げてライズして来たのもではないだけに、FFの醍醐味など皆無だったが、○ボー逃れの貴重な1匹。

次回は、このC&R区間の直ぐ上に流れ込んでいる悪沢をトライして見ようと思いつつ約5時間のFFを終了とした。
足の方は、先週も同じだったが、岩だらけの足場の悪い所を長時間歩くとやはり負担が掛る様で、踝の外側や踵に痛みが出て来て辛いものがある。だからと云って家にじっとしているのも性に合わないので、リハビリを兼ねて釣行しようと思う。

さて、帰宅後、悪沢用にフライを結ぼうとタイイング・セットを引っ張り出して来たが、1年半も結んでいなかったので、段取りが悪いことこの上もない。
1工程を終わる度に道具や材料を探し回る始末。
まぁ、これも徐々に復旧する以外にないか????