2006年9月17日

釣行記(24)

場所:神流川C&R区間  釣果:チビ・ヤマメ 5匹 同行者:冨さんFF一家

(写真は、左からY氏、冨さん、M嬢、I氏)

9月9日、冨さんから9/16?17日釣り&グルメキャンプ企画のご案内と題するメール着信。 16日は土曜日なので仕事があるが、沢山残っている有給休暇を取ることにした。 所が、兄弟弟子のI氏からは今一つ乗らない返事が入って来た。 丁度その時期に遅めの夏休みを取る積りだが、予定は決まっていないと云うので、少々強引に誘い、参加して貰うことに成功。 これで冨さんFF一家勢揃い+冨さんの友人のY氏合計6名と思ったが、残念なことに直前になってS氏が体調不良でキャンセル。 で、結局5名。 その内Y氏は現地参加であるので、こちらからは4人で行けば良いのだが、どの様に分乗するのかが直前の金曜日夜になるまで決まらなかった。

当日の朝5時過ぎに冨さん宅着。 そこでI氏の到着を待っていたのだが、その間に冨さんは何と洗車を始める始末。
そうこうする内、I氏到着。 朝の挨拶もそこそこにI氏のエルグランドに小生の荷物を積み込んで、阿佐ヶ谷のM嬢宅へ迎えに行き、漸く4人が揃った。
目白通りから関越に入った所で、事故渋滞。電光板では、8km 60分。
結局、本庄・児玉ICを降りて現地に着いたのは、12時少し前。 横浜を出てから6時間の長旅。

早速、入漁券を購入し入渓したが・・・。
13番の大きなフライに興味を持って悪戯しに来るのは、10cm強のチビ・ヤマメ。
お兄さんやお姉さん、ましてや、お父さんやお母さんは呼べど叫べど、音沙汰なし。
ポイントを替えようと思っても、距離の短いC&R区間でFFに適した場所には先行者がある。
ウロウロしている内に雨が降り出し、完全にヤル気がダウン。
結局、4時頃にStopFishingするまでに、最大で20cm程度のチビ・ヤマメを5匹程釣ったものの、ストレス一杯。

キャンプの準備に入ったが、何故か他に誰もキャンパーがいない。 完全に貸しきり状態で、蛍光灯が点けられる炊事場を自由に使えたのは、実に好都合だった。
肝心の夕食のメニューは、冨さんのラムのトマトソース煮、I氏のパエリア、マカロニの炒め物、M嬢のトマトとズッキーニのグリル、焼きリンゴ、Y氏の自家製ベーコン&チキン・・・・。
それはそれは、豪華にして美味い晩餐会。
腹がはち切れる程喰った・喰った。

ふと気が付くと夜中の12時過ぎ。
で、冨さん、Y氏、M嬢はテントへ。
I氏と小生はI氏のエルグランドへ。 エルグランドでは、2列目と3列目の背もたれを倒して略フラットな状態にして、しかも、ご丁寧に夏掛けまで・・・、 快適なベッドが出来ている。

翌朝、目を覚ますと隣で寝ていた筈のI氏とM嬢は既に起床。
で、ノコノコと出て行くと、美味いモーニング・コーヒーの目覚まし。 もう、云う事なし。
さて、朝食のメニューは、前日の残りに加え、スモークサーモン、クリーム・チーズ、自家製ベーコンのベーグル、それに加えて白菜、ベーコンのスープ
朝からボリューム満点。
案の定、昨夜に続いて朝からパンパンのお腹。

ユックリとした朝食を終り撤収、1時頃帰路に着いた。 神流川沿いの途中でY氏は右折れ、来る時と同じ様に冨さんのアルテッサとI氏のエルグランドの2台で仲良くタンデム・ドライブ。
関越は渋滞もなく快適だったが、環八に入って用賀まで渋滞。 この渋滞が余計だった。
冨さん宅経由帰り着いたのが夕方5時頃。

今回は、出来ることはやって見ようと積極的に下拵え等、簡単なものは手を出して見た。
皆は、これで料理の部屋の工事が進むとか仰いますがネ?・・・。

Special Thanks
冨さんはじめ皆さん、美味しいお料理など色々と有難うございました。
特に、Iさんには長時間の運転、快適なベッドまで作って頂き、有難うございました。 これに懲りずに又お願いします。

2006年9月 4日

釣行記(23)

場所:世附川(悪沢)  釣果:ナシ 同行者:ナシ

予定通り悪沢に釣行した。
林道を30分程歩かなくてはならないので、スポーツ・サンダルを購入し入渓点でウェーダーを着込む算段。

4時半頃現地に到着。所が管理人のいる小屋に電灯が点いておらず、真っ暗。
どうしたものかとウロウロした後、ドアのノブに手を掛けると、その音で管理人がノソノソと起き出して来た。

兎に角、初めての沢で、入渓点も写真で見ただけなら脱渓点に至っては全く知らない。
WEB情報によると、上流部で山ノ神沢・熊沢の二股に分かれている地点に点検道があると云う。ここまでユックリ釣り上がって4時間とのこと。
この足には少々距離があり過ぎる懸念があるが、まぁ、やって見っか・・・。

C&R区間の終わる芦沢橋に着く頃にはすっかり明るくなり、更に10分足らず歩くと対岸に写真で見た特徴のあるパイプ堰堤が見える。
世附川の川原まで降りて、ウェーダー穿いて準備の掛かるが、どうも何時もとは勝手が違う。
今日のロッドはへら竿を改造して作った6フィート「のショート・ロッド。大又沢での経験からショートの方が良いだろうと思ったのだが、これは正解だった。
藪沢と云っても良い位の渓としては規模が小さいものだった。

パイプ堰堤を左から巻いて悪沢に入って見ると、渓相は非常に良く、ヤマメと云うよりも岩魚が出そうな雰囲気。北海道で良く釣行した渓に良く似ている。

ポイント、ポイントで期待を込めたキャスティングを繰り返すが、ライズがない。
深みのあるポイントは餌師が抜いてしまっているだろうと、浅場も丹念に探ってみたが、全く音沙汰なし。
ワザと渓をバシャバシャと歩いて見ても、走る魚影もない。

ウ?ン。駄目か?。

入渓してから3時間。途中で鬱蒼と木が茂って薄暗くなった地点を通ったり、鹿が遠くからこちらの様子を伺っていたりとかなり奥まで入り込んだ筈だが、なかなか脱渓点らしい所に到達しない。
若干、不安が掠めるが、所々にある釣り人の足跡がある限りは大丈夫だろうと釣りあがっり、漸く見付けた時には、正直ホットした。

所が、この後が又大変だった。
脱渓点でウェーダーを脱ぎ、スポーツ・サンダルに履き替えて、点検道を辿ると、これが一気に尾根近くまで上る道。

ハアハア、ゼイゼイ・・・。

道は、土止めがされていたりしてそれなりに手は入っているが幅50cm程度の踏み分け道に毛が生えた程度。その道が上ったり下ったり、途中で崩れてなくなっていたり・・・。
藪を漕ぐ必要はないので、楽と云えば楽だが、釣果も全く見ることの出来なかった者には、余計に辛い道のり。

こんな点検道を40分。やっと、着いたのが入渓点の上流の林道。
結局、釣り終わって車の所に辿り着くまで1時間半程歩いたことになる。

流石に、今日は疲れた。
帰ってから、何もする気が起きず夕方までゴロゴロしていた。
こうして、日記を書いている今でも腰に鈍痛が残っている位。
悪沢は渓相も良く、その点は申分ないが、帰り道の事を考えると、2度目の釣行はちょっと考え難いナァ。