2005年 アオリイカ釣行記(13)
潮回り:中潮 場所:秋谷 釣果:ナシ 同行者:ナシ
早いもので見よう見まねでエギングを始めてから4ヶ月。シーズンも終わりと云われている7月最後のアオリ釣行となった(????)。場所は当然ホーム・グラウンドの秋谷にしたが、秋谷では夜釣りをしたことがなかったので、今回始めて有終の美を飾るべく夜明け前に入ることにした。そこで朝2時に起床し、現着は3時過ぎ。 こんな時刻であれば、当然誰もいないと思っていたのに・・・・・。
ガ、ガーン。ナッ、ナント。
防波堤にランタンの明かりが2個輝いているのが見える。今日は日産の休業日?
車から出ると、波がテトラにぶつかってズ、ズーンと腹に響く様な音がし、続いて防波堤をザーッと濡らす波飛沫の音が聞こえる。アレ、何でこんなに荒れているの??? 迂闊なことに台風7号の影響がもう出ているとは思いもしなかった。よくよく考えて見ればこの漁港は小さな湾の奥ではなく、直接外海(と云っても相模湾だけど)に面しているので、当然と云えば当然。
防波堤に着いて見ると、若者3人が何本もの竿を並べている。まぁ、彼ら以外に釣り人がいない貸し切り状態だったので、文句を云う積もりもないが、別の釣り人が来たからには竿を片付けて釣り場を譲る位の心遣いがあっても良いのでは・・・。「釣り座を巡って殺人」なんて新聞の見出しになるのも真っ平御免だし、若干余裕のあった先端に釣り座を構えた。
防波堤から左手遠くに見える平磯では、黒く盛り上った帯が岸に近付くに連れて高さを増し、飛沫を上げて白く崩れ落ちて消波ブロックに突進して行く波の様子が良く見える。夜明け前で周囲が暗い内なので、不気味さが余計に感じられる。恐らく、小生一人だけであったら、そそくさと釣りなど諦めていたことだろう。
その波の影響は、釣り座を構えている防波堤には殆どなく、いつもよりはウネリがあると云った程度で、釣りは充分可能な状況。
先週は余りの魚信のなさに、少々嫌気がさしてワカシ等の青物にチョッカイを出して見たが、今日はアオリ一筋と心に決めて、キャスティング、キャスティングそしてキャスティング・・・。 と書くと、もうお解りのことと思う。
そう。今回も〇ボーに終わってしまった。
魚信らしきものもなかったし、青物にも手を出さなかったので、ノーヒット・ノーランならぬ完全試合。
さて、アオリのシーズンは終了した(らしい)が、小生はこれからもエギをシャクリ続け様と考えている。まぁ、この時期になると産卵のためのノッコミは幾ら何でも終わっているだろうし、釣果を見ることは先ず考えられない。が、イカの中にもノンビリとしたのがいて、これから産卵しようとしている輩がいるかも知れないし、ノンビリと沿岸を徘徊しているものもいるかも知れない。千に一つ・万に一つ、あるいはそれ以下かも知れない。又、秋谷はこれから真夏にかけては青物師の世界になるとのことだし、とてもノンビリとしたアオリをやる雰囲気にはならないだろう。従って、近場では三崎・城ヶ島にしようと思う。しかも、これまでの様に月曜の早朝からにすると、やはりこのご老体故火曜日からの仕事がキツイ。従って、土曜日の夜から日曜日の早朝にかけての時間帯にしようと思う。土・日の週休2日の人が多いので、最も混雑する時期ではあるけれど・・・・。
釣り人が多過ぎて入釣出来なければ、最初から成り立たない話しであるし、やって見なければ解からないが、現在、この時点ではそう考えている。