2010年5月 6日

2010年釣行記(16)

潮回り:小潮  場所:SZK、FKUR  釣果:ナシ 同行者:単独

世間様の大型GWが終わり静けさが戻って来た所を狙って、釣行することにした。
こんなことが出来るのも、毎日がGWの身分ならではのこと・・・・。

天気予報では、伊豆南方面を除いて風が若干強目となっているので、片道150kmのドライブは少々辛いものがあるが、予報を信用して昨年良い思いをしたSZKに行くことにした。

現地まで3~4時間。 とすると朝マヅメを狙うためには、夜中に出る必要がある。
0:30、出発。 予定通りの4:00少し前に現地の駐車場到着。 駐車場には横浜ナンバーの軽四輪が1台とまっているだけで、この点も予想通り。

早速、道具を担いで、雑木林の木々に囲まれ月の光も届かない暗闇の中の長い急坂に足を踏み入れた。 昨年も歩いた経験があるとは云え、やはりこの闇は薄気味が悪くて少々勇気が要るし、そんな時に限って、幽霊話がフト頭をよぎったりして・・・・。
とは云っても、そこはイカ様に会いたい一心で、何とか突堤に到着。
突堤に荷物を置いて、後ろを振り返ると、下って来たコンクリートで舗装された道路が薄ぼんやりとうねっているのが見えるだけ。 海面は半月の薄明かりで銀色に輝き、遠くに見える島影や対岸の山々がシルエットになって、青空の下での風景も大変素晴らしいが、これはこれで捨て難い景色。

予報通り風は微風でウネリもなく絶好のエギング日和に気を良くして、4:20頃に期待の第一投。

陽が昇り辺りがすっかり明るくなった頃からフォローの風が吹き出し、軽くキャストするだけでもエギは面白い様に飛んで行く。 が、イカ様からの信号はなく、キャスティングの度に海藻が掛かって来るばかりで、6:00頃、突堤の根元から続く地磯に移動。
ここは、昨年F氏と出会った場所で、その後とは何度かメール交換をしたが、今頃はどうしているんだろう?

ここでも、海藻ばかりでイカ様からの信号は全くなし。
一度でもそれらしい信号を感じることが出来れば、まだ遣る気も出て来るだが、寝不足とロング・ドライブの疲れもあって、粘る気力も湧いて来ず、今年は海水温の上昇も遅かったので、まだこの湾には乗っ込んで来てはいないと考え、再度場所移動を決定。
引き上げる際は、来た時の様に磯伝いに戻るのではなく、F氏に教えて貰った踏分道を昇り遊歩道に出るルートにした。 成程、このルートはの云う様に安全性はズッと高い。

踏分道をゼイゼイと息を切らして上り遊歩道に出て一息ついた所で、遊歩道を横切る様な格好で、が横たわっているのを見付けた。
写真を撮っておけば良かったのだが・・・・・、長さ50~60cm位で、模様は全く入っておらず全身薄い黄土色をしている。 顎は張っていないのでマムシではなさそうだが、横たわったまゝジッと動かない。
そのまゝ跨いで行き過ぎれば良いのだが、蛇は小生の最も嫌いな生き物で、それさえ出来ず、石をぶつけて退散願うことにした。 所が、小石が当たっても逃げ出して呉ず、鎌首をもたげ舌をペロペロと出しジッと小生を睨むだけ。 それにしても爬虫類の無表情な目付きは、本当に気味が悪い。

FKURに到着した所で、引き揚げて来るエギンガーに状況を訊ねると、
ダメ~!! イカは居ないヨ~!!

突堤では、風が右から左に強く吹いており、その時点でやる気度はゼロに急降下。
それでも、30分程は我慢してキャスティングをしたが、先のエギンガーの云う通りイカ様の気配は全く感じられず、去年の今頃は2~3kgが出たが、今年は駄目だ!!と一人で黙々とシャクッていた若者エギンガーから聞いたのを機に、9:00頃、StopFishing

0:30自宅出発、3:30頃現地到着の3時間、帰りは9:30現地出発、13:30帰宅の往復7時間ドライブで、疲労困憊の一日だった。

帰宅後、ネットで色々と調べてみた所、あのの種類は青大将ではないかと思う。 しかもそのアルビノ種で所謂白蛇じゃなかったかと思う。 とすれば、信仰の対象にもなっている蛇なので、石をぶつけて追い払わず、もう少し優しくしておけば、アオリを持って来て呉たかも知れない!!!

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