退職お祝い会
思いもよらないことに、Fly Fishing仲間が小生のリタイアお祝い会を開いてくれた。
小生は、この4~5年、専らエギングにハマってしまって、FFから遠ざかっている。 そんな事情なので、勢い、FF仲間とも会う機会が減っていたのだが、ある日突然、リタイアお祝い会をするから、との連絡を頂いた。
これには、正直、ビックリした。
と云うのも、40年の現役生活は、今、振り返ってみると長い期間であることは間違いはない。
しかし、小生自身は、日々の積み重ねの結果、終わってみれば40年経っていただけのこととしか思っていない。 だから、最後に職場を離れるその瞬間も、感慨に耽ることもなく、寧ろ、これで仕事のことを考える必要はなくなったと、肩の荷がス~ッと降りると同時に開放感が胸一杯に広がって来るのを感じていた。
従って、家族が労を労ってくれることは考えられても、同好の士達がそのために集まってくれるとは思いもしていなかったからである。
小生は完全な下戸で、ビールのワン・フィンガーでも酔っ払ってしまう程なので、酒の席は苦手にしているのだが、このお誘いは有り難く受けさせて貰った。
で、連絡を頂いた場所に出掛けて、メンバーの4人との楽しい語らいのひと時。
この中で、小生はダントツの年長なのだが、そんな年齢差を感じることもなく、気が付いてみれば制限時間を40分もオーバーしていた。
そしてオヒラキになる直前のこと。
突然、天井の灯りが消えて店内が真っ暗。 こんな時に停電かと訝しく思っていると、3本のローソクが灯ったチーズ・ケーキと花束が登場。
思いもかけなかったお祝い会に加えてこのサプライズで、情けないことに唯々ビックリするだけで声も出せなかった。
こんな仲間を持つことが出来て、幸せを痛感した一瞬だった。
皆さん、有難う。 本当に、有難う。
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