2009年6月15日

2009年釣行記(21)

潮回り:小潮  場所:KWUS  釣果:405g X 1 同行者:単独

先週は老体に鞭打っての遠征だったので今週は近場ポイント。 只、いつものTKURではなく1ヶ月程前に様子を見ておいたKWUSに入ろうと考えた。
ネットで色々と調べて見ると人気があるポイント故、場所取りが激しいとあるので、普段より30分早い2:00に出発。

3:30。広い駐車場には原チャリが1台あるだけで、車は1台もなし。 これで、KWUSは頂いたも同然と、支度をしてヘッドランプの光を頼りに、目的の磯のアプローチ・ポイントに到着すると、磯の一段と高い所に人影があり、彼のウェアの背中に真横に引かれた夜光塗料が白く光っている。 恐らく原チャリのアングラーだろう。
足許まで近付いて声を掛けて見ると波の音で良くは聞こえなかったが、どうも余り芳しくない様子。 そうは云っても、折角早く出て来た甲斐があって、目的の磯の目的の立ち位置が空いているのに、引き返すことなど考えられない。
兎に角やって見よう。 岩に登って見ると意外なことにウネリがきつく、時折、波飛沫が背の高さ位まで上がって来る。 恐らく、先程の先行者はウネリがきついと云いたかったのだろう。 成る程、彼はこの磯の中では最も高い岩でシャクッている。

暫く、ウネリの様子を観察し一段後ろに下がって波飛沫の掛かり難そうな所を選んで釣り座とした。
ここは足許にはえ根があり、掛かったイカの取り込みに問題がありそうだが、何とかなるだろうと第1投は4:00を一寸回った所。
風は殆どなくエギングには良いが、潮も動いていない。

ハエ根を避ける様にして、正面、右、左と扇状に探ったが反応もなく、時折、海藻がカンナに掛かって来るだけ。 先週のSZKに比べて、魚影ならぬイカ影が少ない様な気がするが、磯子の釣具店の情報では型はそれ程でもないが8杯の釣果があったとのことなので、はやり肩から先の問題なのだろう。

5:30。干潮時刻を過ぎ、上げに入って暫くして潮が動き始めた頃、やっと待望のあたり。
遠投をして、笛木流シャクリの後のフォーリングに乗って来た。
今シーズンに入ってからは、シャクッたら乗っていたと云うことは余りなくなり、ラインの動きで取れているので、少しは上手くなっているのかも・・・。 只、これにはラインを替えて、マーカーが入っているものにしたので、ラインの動きが良く見える様になったのもあるだろう。

足許にまで引き寄せたイカは、ギャフ打ちをする必要もなく抜き上げられた。 ハエ根の心配は取り越し苦労だった。
上がって来たのはメス。 このメスの回りでウオウロしているオスを狙う積りで、取敢えず近くのタイド・プールを生簀代わりにしてみたが、ことは思惑通りに行かず、気が付けば、生簀に入れていたメスは、何故か白くなってしまっている。 キロ前後のオスでもゲット出来ればリリースしようと考えていたのに、白くなってしまったものは仕方がないが、助平心など起こさずにリリースするならもっと優しくすべきだったと改めて思った次第。 

で、つい最近購入したデジタル秤で検量すると405g。
今年は、何処に行ってもこんなのばかり。

その後は、立ち位置を色々と替えたりして見たが、音沙汰が全くない。 目先を180度変えて浅場狙いのために場所をBBURに移動もしたが、状況には変化がなく9:00頃StopFishingとした。

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