ガイド交換(3)
紹介をし忘れていたが、ガイド交換にはガイド・メーカーの富士工業(株)のHPを参考にした。
ガイドの交換に当って先ずしなければならないこと・・・既存のガイドの取外しをした。
ガイドの取り外しには、ドライヤーで暖めながらカッターで・・・と富士工業のHPでは説明されているし、又、コーティングの気泡を取り除く場合もドライヤーで暖めるとある。従って、ロッド・ビルディングのツールとしてドライヤーは必需品だと思うのだが、小生は昔からヘア・ドライヤーが嫌いで、ドライヤーを持っていない。
と云う訳で、今回ガイド交換の為だけにドン・キホーテで購入した。これは小生の誤った先入観かも知れないのだが、ドン・キホーテは若者達の店だと思っていた。そんな店に60面をぶら下げて入るのは、些か抵抗を感じたが、流石に安い。求めるドライヤーは999円だった。
このロッドのトップ側の5個のガイドは、台がプラスティック製の軽量化ULなのだが、やはり安物ドライヤーでは役不足か? 暖めても簡単には外せない。仕方なくニッパーで切り外してしまったので、このガイドの再利用は不可能となってしまった。
ガイドを取り除いた跡に残った接着剤やコーティングは、ドライヤーで暖めながら−−暖めると少し柔らかになる様だ−−定規で削り落とす様に書いてあったが、上手く行かなかったので、小生はカッターの歯の背の部分で塗料に傷つけない様に慎重に擦り取った。只、一箇所失敗して地肌の黒いカーボンまで削ってしまった所がある。タッチ・アップしなければならないが、色合わせが難しそう。
新しいガイドの取り付け位置は、基本的に元の位置にした。但し、トップ側の2個は夫々5mm程トップ側にずらす事にした。ガイドの位置をこの程度ずらしても竿としての機能には殆ど影響はないのだが、ガイドとガイドの間隔のバランスが良くなった様に思う。
ガイドを巻き止める糸は、出張先の釣り道具屋で補修用の糸を買っていたのだが、チョット太過ぎたので昔バスをやっていた頃に使っていたPEラインを流用した。太さは忘れてしまったが、恐らく1号程度だろう。色はモスグリーンに白いマーカーが付いている。
で、そのラインを使って試しに止めて見たのが写真。マーカー部分がちょっとしたアクセントになっている。汚れていて純白でないのだが、かえって落ち着いた感じが出ている(?)ので、これはこれで良いだろう。
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