2006年8月19日

釣行記(21)

場所:世附川C&R区間  釣果:ヤマメ23cm X 1 同行者:冨さん

暑い!! 尋常じゃない暑さだ。

ウェーダーの補修も終わり、ラインも巻き替えた所で、久し振りのFF釣行をした。 2005年の正月以来だから、約1年半振りとなる。
場所は、最近冨さんが入れ込んでいると云う丹沢の世附川。 WEB等で見ると、丹沢湖に注いでいる世附川を含めて3本の川は、どれも2時間ほど歩いてから入渓するのが普通らしいのだが、昨年からここにC&R区間が設定されたとのこと。
出来ればより自然に近い渓に入りたかった。 しかし、この暑さの中2時間も歩くのは願い下げだし、やっと骨折も直ったばかりで自信がなかったこともあり、何よりも魚の顔を見たかったのでC&R区間に決めた。

約束の2時半より早く冨さん宅に到着。 早速荷物を積み込んで出発したが、現地には予定よりかなり早い4時前に着いてしまった。 

暫くダベッて時間を潰してから入漁券を購入し、冨さんの懐中電灯の明かりを頼りに未だ暗い中を入渓点に向かって林道を歩き始めた。
夜が明ける直前は一日の中でも最も気温が下がる筈なのだが、暑くて堪らない。 湿度の高い熱さが纏わり付いて離れない。 入渓する前から首に巻いたタオルはジットリと重たくなって来ている。

入渓地点に着いてシステムを組んで後、入渓。
木々が両岸から張り出して来ていて、渓の様子は北海道の昭園川に似ている。
一投・二投・・・・。
フライが翳んで良く見えない。 未だ明け切っていないからなのか、と思ったのは気のせいで、実は、驚くことに、眼鏡のレンズが曇っている。 夏のこの時期なのに、である。 湿度100%、それ程湿気が高い。
目は翳み、汗はダラダラ。 しかも魚は出て来ない。
前途多難を思わせる幕開け。

C&R区間だから、と期待したのは間違っていた。
北海道の魚の方がズット素直に出て来た。 ネイティブだからアプローチの仕方やフライの流し方には気を付くが、それさえ上手く出来れば、魚は素直にフライを咥えに出て来て呉れた。
所が、この世附川の魚は、余程苛められているのだろう。 出て来ない。 それ所かフライを見てプイとソッポを向いてしまう奴までいる。
ウ?ン、こいつは手強いゾ。

結局、11時過ぎに上がるまでの約6時間、殆ど休憩することもなくキャスティングしまくったのに、魚信は3回、釣果は23cm位のヤマメ1匹。 辛うじてボーズは免れたものの。何かしらすっきりしない一日だった。

足ははやり途中から踵に痛みが出て来た。
その痛みと、蒸し暑さ、久し振りのトレッキング・・・。 帰りの林道ではフラフラ状態だった。

コメント[2]

お疲れさまでした。
今年の夏は夜でも気温があまり下がらない日が
続きましたね。
渓流の早朝なら涼しいはずですよね。
それが暑いと言うのは温暖化現象だと思っています。

FFだとキャッチ&リリースなんでしょうね?

tokeiさん、今日は。
お久し振りです。
仙台の牛タンは美味かったでしょうネ。でも、例の騒動以来値段が高くなったと、友人が嘆いていました。

渓流には水が流れているので、基本的に湿気が高いのは解かるんですが、あの日は異常でしたネ。
丸で真冬に満員電車に乗り込んだ時みたいに、眼鏡が曇ってフライが見え難くなる何て・・・。

実は、これまでに僕が入れ込んだ釣りは全てキャッチ&リリースが前提なんです。ですからこのFFもそうなんですヨ。
唯一、例外なのがアオリで、考えて見れば初めて家族に喜ばれる釣りに夢中になっていることになります。

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