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吸気系のチューン(2)

AxelaSport 吸気系

作業が終わった所で、早速、街中を10km程走って見た。

アイドリング時や普通に走っている時には、これまでと変わった点はない様に思えたが、アクセルを踏んで加速すると、ある時点でゴボゴボやゴーッと云ったこれまでにはなかった音が聞こえる様になった。明らかに吸気系を弄った結果だが、エンジンの回転数やスピードには関係なく、聞こえる時と聞こえない時がある。
スポーツ・インダクション・ボックス(MBZ957X)のステーは、オリジナルの3ヶ所と違って1か所しかないため、グラグラとして心許ない印象だが、そのために共振を誘っているのかも知れない。

どちらにしても、余り良い音には聞こえなかったので、オリジナルに戻そうかとも思った。しかし、決して安くはないものを購入して、10km程で諦めてしまうのは、勿体無い。

丁度、釣りで高速を使う機会があるので、その状況を見てから判断することにして、共振を開始するために、再度、ユニットを取り付け直して、機会を待った。

そして、この日、高速を往復90km程を走って来た。
先ず、驚いたのが、エンジンのフケが良くなったこと。アクセルの踏み方を意識せず、これまでと同じ感覚で踏んでいたのだが、発進時の1速から2速、2速から3速への変速時のエンジン回転数が、これまでよりも1,000rpm程高くなった様な印象。要するにアクセル開度が変わっていないのに、回転が上がっていたと云うことだろう。
更に、高速での本線への合流時。小生は2速で引っ張ることが多いのだが、その際、エンジンの回転数が5,500rpm付近で何となく伸びが落ちる様だったのが、それ程ストレスなく回った。
と云う訳で、MBZ957Xインテーク・サクションキット(MBM962)を導入した効果はあった様に思える。

しかし、2速でのノッキングは相変わらずで、寧ろ、増えた印象さえある。調べてみると、低速トルクが減るとのネット情報もあり、この辺は一長一短。更に、音はもう一つ好みの音ではなく、五月蠅い印象で、小生にはマフラーを替えた効果だけで充分。

ROMチューンでこの辺が解決出来るなら、MBZ957Xはオリジナルに戻そうと思う。