2008年11月27日

玉網の柄(Tieup600)

TieUp600.gif

最近は年齢のせいか、体重が増えたせいか、惧らくは、その両方が原因だと思うのだが、ことの他バランス感覚が衰えているのを実感する。
これは加齢現象の一つなんだろうし、ある意味で諦めざるを得ないことだろうと思う。加えて、3年前から禁煙をして体重が増えて来たことが拍車を掛けているのではないだろうか?
しかも、エギングの場合は、4時間、5時間もの長時間立ちっぱなしでシャクり続けているので、釣り終わる頃には、腕や手首に加えて足腰までにも疲労が蓄積している。
そんな状態だから、磯場の様に足元が悪い所では、踏ん張り切れずにバランスを崩してヨロヨロとしてしまうのである。

しかし、そんなヨロヨロじじいでも、小学校・中学校の頃には運動神経が発達していると云われたものだし、オツムは別にして、バランス感覚には自信を持っていた。その頃のバランス感覚を今でも維持していれば、テトラなどは、義経の八艘跳び宜しく、ピョンピョンと身軽に飛び跳ねて難なく思う所に移動出来た筈だ。
所が、実際にはピョンピョンならぬドタドタ・ヨロヨロとやっとの思いで隣りのテトラに移るのが関の山。老化することのない意識と着実に老化を続けている肉体とのギャップに改めて気付かされ、愕然としてしまうのである。

話は変わるが、札幌に単身赴任をしていた時、生まれて初めてスキーをした。当然のことながら、最初の内はボーゲンで恐々と滑っていたのだが、4年後の単身赴任明けの頃には自分で云うのもおこがましいが、かなりスイスイと滑っていた(と思う)。シーズンには毎週、通算すると20回以上もスキーに行っていたので、当たり前のことかも知れないが・・・。
で、ある時、エギングで疲れた足腰でヨロヨロと岩場を伝い歩きをしている時に、そのスキーのストックのことを思い出した。スキーのストックは、ターンをする時にチョンと雪面を突くだけで決して体重を掛けることなどしないが、持っているのとないとではターンのし易さが全く違う。
それと同じで、釣りにもストックを持ち歩けば、かなりヨロヨロは軽減されるのではないか???? バランスが取り易くなるのではないか????

だが、しかし、釣道具とは全く異なる物を釣りに持ち歩くのは、少々どころか大いに抵抗がある。やはり、釣りには釣りにふさわしい物を持っていたい。
釣り用のストックは??? 
ウェーディング・ストックがある!!!
実は、北海道の渓流で虹鱒を追い掛けていた頃には、使うことは殆どなかったものの、ウェーディング・ストックを持ち歩いていた。これはアルミ製のストックなのだが、使用しない時は折畳んで携行し易くなっているので好都合かと思ったが、生憎、北海道を離れる際、渓流釣り仲間にプレゼントしてしまった。

色々と考えた末、これまでに使っていたギャフに替えて、玉網の柄を買うことにした。
携行の為には小継ぎタイプが良いのだが、小生の場合はストックの役目も持たせたいので、仕舞寸法が1m位の普通タイプにした。

これであれば、何処から見ても釣り道具に間違いがない(笑)

2008年11月26日

セフィアC14 C3000SDH

今のエギングで使っている一軍リールは、04ステラの2500SDHで、かれこれ3年位使い続けている。ステラと云えばシマノのスピニング・リールのフラグ・シップ・モデル。釣行後のシャワーでの水洗いは欠かさず行って来たし、給油も定期的に行う等殊更に大切に使って来た。所が、このステラに不具合が生じた。

実は今シーズンの開幕戦の時なので、11月4日のことになる。
釣りを始めて暫く時間が経過した時、キャストをした後エギの着底を待って、やおらシャクると・・・、同時にリールのスプールがブーンと音を立てて逆回転し、ラインがリールに巻き付く事態が発生した。
その時は何が起きたのか解らぬまま、ストッパー・レバーをカチカチと動かして釣りを続けた。その後数キャストは何事もなかったので、ストッパーの掛かりタマタマ悪かったんだろうと安心していると、忘れた頃にマタマタ、ブーンと逆回転。
こんな状態ではとても釣りに集中出来る訳がなく、予備のリールに替えてその日のエギングを続けた。

帰宅後、修理をしようと分解して見たものの、肝心のストッパー部分がどうしてもバラせない。惧らく小手先だけではストッパー部分の分解は出来ない構造になっているのだろうし、腰を据えて全体をバラバラに分解しても元通り組み立てる自信はない。
仕方がないので、古いグリース等を洗い流して新しくグリス・アップをし直して再組立。

すると、不思議なことに、ストッパーがちゃんと利くではないか!?!?

分解した際にストッパー部分をカチャカチャと弄繰り回したのが功を奏したのかも知れない。

次の定例釣行日は雨模様だったので、折角の釣do楽さんのお誘いを受けずにステラのハンドルを回しながらシマノのホーム・ページを見ていると、SHIMANOネット見積もりのボタンが目に付いた。興味半分でそのページに入って修理代をチェックすると部品代\1,000に工賃\1,500と思いの他安い。ついでにオーバー・ホール代は\3,500。これならば自分で苦労して修理するよりも、ストッパー修理のついでにオーバー・ホールをして貰っても\5,000で済むので、メーカーに出すことにした。

修理期間中は、ステラを導入して以来殆ど出番のなかったサブのカルディア・キックスを使おうと考えていたのだが、何気なく釣り雑誌のページを捲っていた時に見たシマノの黒と赤のリールが気になり出した。リールはステラで何の不満もなかったので、雑誌に掲載されている広告を見ても特に興味を覚えることもなかったのだが、こんな事態になると現金なものである。

そして、次に取った行動は?
最近、エギを買っているいのまた釣具店WEBSHOPセフィアC14 C3000SDHを注文していた。

SephiaC14.jpg