2005年10月31日

2005年 アオリイカ釣行記(21)

潮回り:大潮  場所:熱海  釣果:スミイカ300g X 1  同行者:ナシ

熱海では出ているらしい。
こんな情報をネットで見たので、是非とも釣果が欲しい故、文句なく熱海釣行と決めたが、潮周りから見て寝ている時間はない。久し振りで徹夜の釣りになるが、釣果さえあれば何のその・・・と、老いの一徹。
夕食後直ちに出発。現着は10時頃。流石に日曜日の下りは車の数も少なく1時間半ほどで到着したことになる。

アレッ。前回入った場所は柵がしてあって入れない。となると公園付近か例の大堤防しか入釣する場所がない。
少し考えて公園に決めた。
この公園には可也の数の外灯が設置してあるのに何故か点灯されていない。全国的にも有名な観光地故、それ位のことはしても良いのではないかと思うが・・・。 今夜は新月だし、そんな訳だからだから漆黒の闇の中・・・・と云いたいが、それでも流石に観光地。対岸に沢山ある街路灯の明かりで歩く分には全く問題がないほどの明るさ。
公園を突っ切り岸壁に出て見ると、誰も居ない。
日曜日の深夜だからなのか? それとも
釣れていないのか?
厭な考えが掠めて行く。

公園の角に陣を張り期待のキャスティング。
所がである。風と潮が左から右に流れており30カウント位で略90度、詰り正面に投げたエギが右横にまで流されてしまう程。ラインは大きくふけるし、しかもウネリもあるので、状況としては最悪。

カバンやクーラーをそのままにして、少しでも条件の良い所をとあちらこちらをウロウロするが全くの無駄。元の場所に戻って見ると、若いエギンガーが4人程入っている。丁度カバンを置いている付近だけは遠慮して空けて呉れているので、諦めてそこで再びキャスティング。
深夜12時頃、風でふけたラインがスッと入った・・・様に見えたが、ウネリの影響だろうとそのままにして着底を待ち、シャクルとガツン。 ロッドを立てると、微かな生物反応がある。
上げて見ると、300g程のスミイカ。

その後、風の止む気配もなく眠くなったので、車に戻り就寝。 途中で寒くて目が覚めエンジンを掛けて室内を暖めて、再度就寝と2度ほど繰り返し、午前5時頃起床。
相変わらず風は吹き続けていたが、折角熱海にまで来たのだから、あの有名な大堤防で竿を出さない訳には行かぬと、マタマタ道具を担いで大堤防へ。暗闇に目を透かして見ると結構な数のエギンガーがいるではないか。場所の選択を間違ったかと悔やんでも後の祭り。気を取り直してキャスティングを始めるが、この頃から餌釣師がどんどんとやって来る。しかも3メートル程しか離れていない所に、何の挨拶もなく。風がなければ良いが、相変わらずの風でラインがふけるので、この上なくやり辛くなり、追い出される様な場所移動を繰返している内に、とうとう嫌気がさして来てStopFishing。

2005年10月24日

2005年 アオリイカ釣行記(20)

潮回り:小潮  場所:三崎PKTI  釣果:300g X 2  同行者:ナシ


ヤッタ?!! やっと三崎で結果を出すことが出来た。 この時期だから型は小さいが、300gを2杯。

22日の土曜日は釣行する積りで有給休暇を取ったものの、生憎の雨模様に加えて出張明けでもあったので、一日中家でゴロゴロ。 ゴロゴロと云っても頭の中は、今週のエギングを何処でするか、そればかり考えていたんだけれど・・・。
三崎はこれまで実績も全くなく、ついでに自信もない。 キャスティングを始めても直ぐに他のポイントが気になり出し、その結果として当然に集中力が途切れて、結局はアチラコチラをウロウロするだけに終わっていた。 世間ではこれをラン&ガンと云うのだろうが・・・。 いつも、これじゃ「いかん」と毎回思うのだが・・・。
今回は思った場所に入れたら粘ろうと固く心に決めて就寝、午前1時半起床し、2時前に出発、 3時頃三崎に到着。
車を止めて様子を見に行くと、ルアーマンがキャスティングしていたが、目指すポイントには人影が見えない。

空には半分ほど欠けた月が頭上に輝き、星の数も横浜よりもはっきりと数多く見える。 夜空をこんなにユックリと眺めるのは何時以来だろうか? なんて考えながら富士山方向にキャスティングの繰り返し。 潮は右から左に流れているが、小潮のせいか、何時も程ではない。 ホームグラウンドのAKYでもこの位の流れはあると、じっと我慢・我慢。
少し右目にキャスティングをして着底を待ち、シャクってカーブ・フォール。 すると手許にグンと来る待望の魚信。
来た!!!
カンナの掛り具合も良く分からないので、ここは慎重に玉網を使ってランディング。 でも体型がやたらと細長く見え、アカイカかと少々ガッカリ。 
15分位後に、又同じ様な魚信で、同じ様なサイズ。 午前5時を挟んでこの2杯。
この後9時まで粘ったが、北風が強くなって来たので、StopFishingとし、写真を撮ろうと引き上げてよく見ると体型が細長いのも立派なアオリ君(写真左側)。
と云う事で、やっと三崎で答えが出た。 バンザ?イ!!!!

2005年10月17日

2005年 アオリイカ釣行記(19)

潮回り:大潮  場所:三崎、城ヶ島、NGI  釣果:コウイカ(小) X 1  同行者:ナシ


一昨日、西伊豆にまで行って情けない〇ボー江戸の仇を長崎でじゃないが、三浦に釣行することにした。 釣り方も一昨日とは逆のナイト・エギング。
夜11時半に家を出て、現着1時少し前。
ナイト・エギングであれば街灯の点いている所が、第一条件。 で、城ヶ島の冷凍庫前に行くと先行者が一人。 岸壁の墨跡も余り見えないので、通り矢に転進。 そこにも先行者が居たが、声を掛けるとシーバス狙いとのこと。
見れば岸壁から3?5m位の所で、無数に泳いでいるベイトに向かって盛んに派手なボイルをしている。 底近くで黒い影がウロウロしているのも夜目にもはっきりと見える。 こんなのを見せ付けられると、誰だって熱くなる。 彼はルアーを色々と換えてキャストしていたが、完全に無視されている恰好。
暫く、様子を拝見していたが、隣でキャスティングをさせて貰うことにした。 釣れないルアー・マンとエギンガー。 いつしか釣り談義がメインになってしまった。 結局3時頃までこんな調子だったが、その間に3回もエギをロスト。 キャストして着底を待ちロッドを大きく煽ると、アッレ?、ショックも殆どない。  リダー部分を触って見るとザラザラした感触。 幾らデフレ・エギでも短時間内に3個もロストじゃたまったもんじゃない。 魚信もないので場所替えを決意。 彼もボイルを横目に撤収。
城ヶ島の黒島に着くと、結構風が強く吹いている上に、雨が降り出した。 しかも霧雨だから、引き上げる決心がなかなかつかなかった。 フッと気が付くと帽子やジャンパーがかなり濡れて来ているので、ここで撤収することにした。
本当であれば 佐原ICから高速に乗って帰るのだが、時間もあることだし、様子を見つつ帰ろうと、一般道を葉山方面に。
NGIに着いた頃には、雨が上がっている。
そこで、又々、虫がゴソゴソと動き出し、「チョットダケヨ」と竿を出すことにした。 防波堤に立って見ると、風が強いし波やうねりも強い。 止めてこのまま帰ろうかとも思ったが、兎に角、キャスティングを開始。 ラインが風に流され大きくふけてしまって、どうしようもない状態。 最後に、少し重めのアオリーQ速にエギを替え、長めのカウント・ダウン。 頃合を見計らってシャクルと何かしら違う感触が伝わって来る。 アオリかと期待したが上がって来たのは胴長15cm程度のコウイカ。
コウイカでもイカはイカ。 これで踏ん切りを付けて、StopFishing。

2005年10月15日

2005年 アオリイカ釣行記(18)

潮回り:中潮  場所:西伊豆HRSW、ASB  釣果:ナシ  同行者:ナシ

この所、秋晴れとは縁遠い天気が続いている。 久し振りに休暇を取って釣行しようと思ったが、予報は生憎の雨模様。 しかし、ネットで確認すると傘マークが付いているものの降雨量は0mm。 ならば、行くっきゃない!!
行き先は?
折角の有給休暇を取るのであるから、前回やっと実績を出した西伊豆で「夢よもう一度」
土曜日なのでKSHは混雑するだろうし、規模は小さいがNSZWにした。

薄明るくなり掛けた5時過ぎに到着。 先行者の車はあるが、防波堤には人影はない。 恐らく車中泊の様子。 早速、道具を出し防波堤先端に急ぎ、先ずは釣り座の確保。
空は曇ってはいるけど、雨の心配はなさそう。 暑くも寒くもなく、加えて風もない。正面には黒いシルエットの富士山。
雰囲気は申し分ない!!!
これで釣れて呉れれば最高を絵に描いた見たいなものだが、残念ながらこう云う時は逆の結果になることが多い。
案の定、アオリの気配がない。 ベイトは足元にワンサカといるのに・・・。 チビ・イカのスクーリングも見えない。 潮の動きが悪いのが原因か? この辺りはもう少し潮の動きがある筈だが、今日に限っては殆ど動いていない。 動き過ぎるのも困るが、動かないのも・・・・。
動き出せば地合もであるかと期待をしたが、その兆しも見えて来ない。 そこでASBに転戦。 ASBは潮の流れが強いので少しは・・と思ったが、ここも潮が止まっている。 
駐車料金の徴収に来た地元の人に様子を聞けば、夕方から夜にならないと駄目だろうと云う。 ならば、粘ろうと思い防波堤で昼寝をして時間を潰して、再開。 防波堤の根元でヤエン釣りをしていた若者が200g程度の小さいアオリを掛けたので、期待してキャスティングを繰返すが、何の音信もないまま時間だけが過ぎ、夕方間近になって、遂に空からの涙。 海面に広がる波紋の数に反比例して意気は消沈。
と云う事で、狙っていた二匹目のドジョウを手にすることが出来ずに、StopFishing。

2005年10月11日

2005年 アオリイカ釣行記(17)

潮回り:小潮  場所:伊豆KSH  釣果:コロッケ(大) X 2  同行者:ナシ

天気予報では雨模様。秋雨前線が停滞しているらしい。普通、釣り人というものは雨など余り気にしないのではないかと思うが、小生は駄目。苦手にしている。 雨粒が眼鏡のレンズに付いて鬱陶しくなるのが原因の一つかも知れないが・・・。
この3連休では伊豆に釣行しようと楽しみにしていたのに、これでは出鼻を挫かれた恰好。雨なら近場の三浦にするか、それとも、やはり伊豆にするか・・・・?  気持ちが定まらぬまま床についてしまった
目覚しの音で3時に起き出しては見たものの、耳を澄ますと雨が降っている感じが伝わって来る。 そのまま暫し起き出すこともせずにグズグズしていたが、目はすっかり覚めてしまった。 意を決して外に出て見ると、路面は雨水が溜まる程に濡れてはいるが、霧雨状態。 これならば何とかなる

右に行けば伊豆方面、左に行けば三浦方面。この時点まで行き先は決まっていなかった。はてさてどうするか?丁度分岐点に差し掛かった所で、降っているのかいないのか分からない様な霧雨の粒が大きくなってフロント・ウィンドウに当りだした。
・・で、「右でもない。左でもない。後ろだぁ」と決定。車をUターンさせたものの、折角早起きをしたのに勿体無い。「駄目で元々」と、再度、Uターンさせて伊豆に向かった。東名に乗り沼津に向かっていると、ラッキーなことにワイパーも要らない状態にまで雨が止んで来た。

出だしのモタモタで、目的地のKSHに着いたのは辺りも明るくなった6時前。 駐車場から防波堤を透かして見ると先端に一人だけ先行者の貸切り状態。 「ヨシ、ヨシ」と一人ほくそ笑んで、車を降りると、風が背後からビュー。 押される様な感じがする位可也強く吹いている。 まぁ、それでもキャストする方向からすればフォローの風。 何とかなるだろう。

先行者に状況を尋ねると、芳しくない返事。 防波堤から覗き込んでもチビ・イカの姿も見えない。 ここは去年も何度か通ったが実績もなく、鼻から厭な雰囲気があるが、兎に角、キャスティングの開始。 近場には居そうもないので、思いっ切り遠投。 フォローの風に乗って面白い様に飛んで行く。 まぁ、これだけでもストレス解消にはなりそう。
  本日の1匹目は8時頃に来た。 胴長15cm程のサイズ。 春程ではないがアオリらしい引きが微かに感じられる。 その後が続かない。 フォローの風が右から吹き付けてラインが弧を張り、底も取り辛くなって来たので、少し浅い防波堤の根元付近に移動。 何投かすると、いきなりラインがズッと引っ張られた。 慌てて合わせたがスッポ抜け。 近くにいる筈だと思い、そのままシャクリを続けると、ズンと乗って来た。 乗った時の感触は良かったが、サイズは先程と全く同じ。

快晴とは行かないが心配していた雨は降らず、風さえ吹かなければ暑さも全くなし。 更には、目の前には富士山がそびえ、これでバンバン来て呉れれば云う事なし。 普段の釣行とは違って12時半まで粘ったが、結局釣果は2枚に終わった。 それでも、久し振りにアオリの引きが感じられ、しかも実績のないKSHでの2枚。 満足してStopFishing。

2005年10月 3日

2005年 アオリイカ釣行記(16)

潮回り:大潮  場所:三崎  釣果:ナシ  同行者:ナシ

いよいよ10月、待望のシーズン・イン。 と云っても様子見を2回済ませているので、実質的には既にシーズン・インはしているが・・・。
5時過ぎに城ヶ島に到着。ホテル下に入ろうと思ったが駐車場には既に3台の車。 であればもう入る場所はなかろうと考え、黒島に場所を変えることにした。 が、小生の前を走っていた2台の車が相次いで右に折れて黒島方面に入って行く。
残念!! 一歩遅かった!!
ならば、通り矢へ・・・。 ウッ、何てこった!! 先行者が4名も入っている。
ここも諦めて、製氷所前、花暮、白堤と廻るが、潮が下げに入って潮流の早いこと早いこと。 三崎はこの潮の流れが強いのが苦手な理由だが、皆さん、どんな釣り方をしているんだろうか? 余り変わらない釣り方の様に見えるのだが・・・・。
兎に角、苦手な三崎で何とか実績を作ろうと覚悟を決めて頑張ったが、エギを追い駆けてくるアオリもなく、新子も何処に行ったか全く見えず、散々な目に合って又も返り討ち(泣)。