2010年3月19日

リーダーの太さ(メバル)

釣行日前日の儀式、つまり天気予報をチェックすると、何処も彼処も北寄りの風が5~6m/sとなっている。
これじゃ、無理だと半分諦め掛けながら神奈川県西部を念のためにチェックすると、エギングで通っている付近だけ2m/sとなっている。 しかも、その時間帯も午前3時から6時頃までの間だけで、夜が明ける頃からはまた強くなるらしい。
この所、神奈川県東部が続いていたので、久し振りに西部方面も良かろうと、2:30に出発。

出発して間もなくして雨が降り出し、戸塚付近では雨粒も大きくなり本降りとなってしまった。 普通なら、雨に溶けてしまう小生はUターンしてしまう所だが、今日は一寸考える所があったので、そのまゝ車を走らせていると、幸いにも辻堂辺りで上がった。 所が、この28日から4車線運用が開始される湘南大橋を過ぎて西湘バイパスに差し掛かった付近から、車のハンドルが取られる程の北風。

目的地の駐車場には予定通り4:00。 この駐車場は尾根にあるので、ゴーゴーと海から吹き上げて来る風が桜の木の枝を大きく揺らしている。 
しかし、北風なので、ポイントではフォローの風になる筈と、ある意味安心して支度を終え、九十九折りを下って行き海岸に立って見ると、何と風は正面から吹き付けて来ている。 しかも、結構強め!!
暫く磯に立ち様子を窺って見たが、時折強さが弱まることもあるが・・・・・の状態。

尾根を挟んだ反対側に行けば、フォローになる???
息を切らせて急な上り坂を戻り移動を敢行。 所が、尾根を挟んで反対側に来たにも拘わらず、こっちでも何故か風が正面から吹き付けて来る。 しかも、先程より強さが増している!!
再度、元の駐車場に戻り少しの間休んでいたのだが、止む様子もないので、諦めて引き揚げて来た。

さて、前置きが大変長くなったが、今日、多少無理をしてでもロッドを振りたかったのは・・・。

先週、釣行から帰ってからツラツラと考えて見た。 何故、アタシには釣れないのか?

メバル用のラインは、PEと3lbのフロロを使い分ける様にしているが、実質的にはフロロは保険の為に持っているだけで殆ど出番がなく、PEをメインにしている。 所が・・・・・・、この辺がアタシの好い加減な所で、エギングで使っていたものを流用していた。 つまり、エギングのお古と云うことになる。 しかも、古いバージョンのシステムなので、PEは0.8号、リーダーは2.5号のフロロと太めな構成になっている。
メイン・ラインのPEが0.8号と云うのも、1g程の軽いジグが沈み難くなることに繋がるだろうけれど、それよりも、硬くて太いフロロがジグの動きに大きな悪影響を及ぼしているのではないか?
従って、ライン・システムを全体的にもう少し細くした方が良いだろう。
と云うのが、ない頭を絞って得た小生なりの結論。

そこで、早速ヤフ・オクで、ユニチカのその名もズバリNightGame THEメバルの0.4号をゲットし、今日はそのラインを使って見たかった。 
これが、今日、多少無理をしてでもロッドを振りたかった理由だが、何故使って見たかったのか?

PE-Line.JPG このPEライン(写真の下)の太さはメーカーのサイトで4b(0.4号)とあるのだが、それまで使っていたお下がりの0.8号(写真の上)と太さが殆ど変わらない様に思える。 蛍光の黄色で膨張色だからその様に見えるのかも知れないが、それにしても番手で倍も違うのだから、もう少し細く見えてもよさそうなのに・・・・。
メーカーが違うとこんなにも違うとすれば、何のための番手なんだろうか?

で、やっと、今日の本題のリーダーの太さに辿り着いた訳だが・・・。
メバル用のライン・システムのリーダーの太さは、どれ位が良いのだろうか?
エギング用のリーダーは、2.5号だったので、それよりも細い2号か1.5号??
1.5号じゃ一寸頼りなさそうなので、取り敢えず2号のフロロをリーダーにしたのだが、皆さんは何号を使っておられるのだろうか?

追 : 真鶴有料道路(新道)は、工事の為通行止めとなっている。 小生は、旧道が無料化されてから有料の新道を使うことはなくなっていたので、通行が止められて も気にする所ではないが、その旧道もトンネル付近で舗装工事のため片側交互通行となっている。
並行して走るメインロードを同時に交通規制して、行政は一体何を考えているんだろう??? 
新道も旧道も同時に工事をすれば渋滞すること位、素人だって簡単に解かる。
予算消化のための工事に思えて仕方がない(怒)

2010年3月11日

2010年釣行記(8)

潮回り:中潮  場所:ARSK、MSK  釣果:ナシ 同行者:単独

最近は気温の変化が激しく、4月~5月並みになったかと思ったらその翌日には真冬に逆戻り、先日などは雪が降ったり・・・。
そんなこんなで、結局、9日の火曜日の釣行は見送り、気温が上がる予報となっている12日の金曜日に出掛けることにしていた。 所が、予報では、11日の木 曜日の夕方から日付の変わる頃までを除いてその前後は北寄りの強風となっている。

と云うことで、その風の弱い時間帯で少しでも竿を振れればと、急遽、木曜日の21:00に出発。
今回もまた、道路代を節約するために高速を使わなかったため、現地着は23:00少し前。

予報通り風は殆どなく、ついでに、新月に近い月の光りも殆どなく・・・・・。
この様な場合のためにGENTOS SG-305閃を買っておいたのだが、これは正解だった。GENTOS-SG305_R.jpg
これまではヘッド・ライトしか使っていなかったのだが、安心度が全く違う。 小生が使っているヘッド・ライトは、それなりに定評のあるPETZLのTIKKA XPで、特に問題がある訳ではなかったが、何かの記事で懐中電灯があると便利だとあったので、つい一月ほど前に通販で買い求めたものだが、今日の様な暗闇の磯を歩く場合には本当に頼りになった。
価格も3,000円以下で小さい物なので、闇夜の磯を徘徊されているアングラー諸兄にも、是非ポケットに忍ばせておくことをお勧めしたい。

さて、釣りの方はと云うと・・・・・。
闇に慣れて来ると、辺りの様子はモノクロで何とか見えて来て、波や海面から頭を出している根の様子は大雑把には分かるが、やはり、漆黒の中、慣れない磯に独り居るのは何となく薄気味悪く落ち着かない
しかも、コッチはメバリングに皆目実績がないだけに、何をどうして良いか分からぬまゝ、キャスティングを繰り返すだけ。 期待のビギナーズ・ラックもなく30分程度で場所替えを決定。

今回は当初から、磯が駄目なら近くの漁港をラン・ガンしようと考えていたので、予定の行動とも云えるが・・・・。
所が、漁港の突堤はどの漁港も関係者以外立入禁止・釣り禁止の看板が立っている。 数年前にエギングのポイント探しに何度か来たときは、そんな看板はなかったのに残念なことだ。 漁業者と何かトラブルがあったのだろうか?
正直な所、人々が寝静まっている真夜中の釣りなので、無視しても誰も見てはいないだろう・・・・・という気持ちがなかったと云うと嘘になるが、そこは抑えて看板のない数か所を選んでキャスティングをしたが。
ここでの唯一の収穫は、若いメバリンガーに会え、色々と釣り方を訊ねることが出来たことで、特に、メバルとアオリのポイントは共通しているとのアドバイスは、目からウロコだった。 本当は、他にも色々と教えて頂きたいことはあったが、折角の時間を無駄にさせてしまうことになるので諦めたが、気持ちの良い若者だった。

その後、MSKに転戦したものゝ、到着した頃から北風が吹き出しそれと共に指先が冷たくなって来たのを機に、今日の所はStopFishing
ここでも足立ナンバーの車に乗った若いエギンガーと一緒になった。 この若者も非常に感じの良い青年で、釣果はなかったが、気持ちの良い釣行だった。

帰路も有料を使わず往路と同じ様にやはり下道を使って、2:30出発。 帰着が4:00過ぎだったので約1時間40分の行程。 この程度の時間であれば敢えて有料道路を使う必要はないネ。