リールのチューンアップ(1)
このリールはエギングを始めて間もない頃に、ZENAQのASSAUT S96と一緒に購入したのだが、その後Shimanoのステラを入手以来、釣行には予備器として毎度同行させていたものの、結局一度もお呼びが掛かることなく、完全にベンチ・ウォーマーと化していた。
先日、ふと思いついてこのリールを引っ張り出しハンドルをグルグルと回している時に、ライン・ローラーの回転が良くないことに気が付いた。そこで、回転を良くしようとバラシて見た所、ベアリングではなくプラスティックのカラーで抵抗を減らしていることが分った。惧らく、このカラーにはフッ素が塗られていて実用上の問題はクリアしているのだろうし、コスト・セーブのためには仕方のないことかも知れない。
インターネットで色々と調べて見ると、カルディア・キックスの場合は、ライン・ローラー部分以外にもスプール押えとハンドル・ノブ部分の3箇所にプラスティック・カラーが使われていることが分った。
ハンドル・ノブ部分などは敢えてベアリングに交換する必要はないと思うが、ライン・ローラーは糸撚れに関係している部分でもあり、出来れば交換したいと考え、再度、インターネットでチェックすると、皆さん、結構手を入れておられる様で、沢山の記事が見つかった。しかもヤフオクでは、この3箇所のベアリングをセットにして売られていることも分った。
と、ここまで来れば、もう3箇所とも交換する以外にない。
早速、ヤフオクで購入し現物の到着を待っている。発送した旨の連絡は入ったので、今週末には交換出来る筈だ。