2007年釣行記(33)
潮回り:大潮 場所:IWGK 釣果:400gX1 同行者:ナシ
折角有給休暇を取って有終の美を飾ろうと目論んでたけさんと連続して釣行したが見事に空振りに終わってしまい、次の月曜日の朝マヅメを狙って何とかしようと考えていた。
所が、予報では、寒気の南下に伴って大気の状態が不安定となり激しい雷雨となるとのこと。
であれば、釣行は無理か???
などと考えていると、たけさんから携帯メールで、何と土曜日からリベンジに行って来られた様子で、しかも、アオリイカとアカイカが一杯ずつ仲良く並んで写っている写真のオマケ付き。そしてメール文はこれで活性を上げて下さいと来た(笑)
こんな写真を見せ付けられて黙って指を咥えている訳には行かない。
何とかならないかと、念の為Yahoo天気予報をチェックすると、月曜日の早朝はどの時間帯も傘マークが並んでいるが、雨量は0mm。基本的に雨は厭だが、何とかなるかも・・・。
日曜日の夕方になると、天気予報の通り、目も眩む様な稲光、ハラワタに響く様な雷鳴、バケツを引っくり返した様な土砂降りの雨・・・・。
午前2:30。携帯の音に目を覚まし外を伺うと、嬉しいことに雨はすっかり上がっている。
喜び勇んで3:00少し前に出発したが、西湘バイパスを走行中、雲の合間から顔を出した満月を見ていると、空が一瞬パッと白くなった。
ウッソ?!! 稲光? さてどうする?
目的のIWGKでは、先行者が1名、既にシャクッテいる。空を見上げると、黒い雲が低く垂れ込み今にも降り出して来そうな雰囲気で、しかも時折空が白く光る。
これじゃ、雨が降り出すまでの時間勝負と、たけさんのテトラに乗ってキャスティングを開始。
海は波立っており、何となくざわついた落ち着きのない様子だが、寒気の影響か、斜め左後ろから吹いて来る風は涼しく非常に心地が良い。
時折、グンと来る波のアタリや、ピッと引っ張られるラインの動きに何度も翻弄され、ソロソロ集中力が切れ掛かった7:00頃、シャクッたロッドがガツンと止まり待望のイカ様からの信号。
引きは少々弱いが、久し振りのギュィ?ン・ギュィ?ンに慎重に上げて見ると、400g程の♂
続いて来ないかと期待を込めてキャスティングを繰返していたが、8:00過ぎになってとうとう雨が降り出して来た。
空は白く光り、雷鳴も聞こえ出したので、心残りではあったがStopFishing。
荷物を担いで車の所まで戻って来ると、ワイパーに何やら茶色い紙が挟み込んである。何事か?と段ボール紙に書かれている内容を読むと有料駐車場に付き1,500円を近くにある海の家にまで持って来いとある。
ちょっと待て!!!
ここは一般道路の突き当たり部分じゃないか。しかも、有料駐車場なんて看板は何処にも掛っていない。
有料だと判っていれば、もっとテトラ帯に近い所の駐車場を使っていたし、何も釣りには不便な遠くの駐車場を態々使う必要もない。去年も先日も同じ場所に車を止めたけれど、何も云われなかった。何も云われなかったから止めても良いと云うことにはならないが、少なくとも人や車の往来が殆どない時間帯に、これまた人や車の往来のない道路の突き当たりを使わせて貰った。
路上駐車であるため褒められた行為ではないので、大きな顔をしては云えないが、このやり方には一寸不満が残るし、文句の一つも云いたくなる。
幸い(?)、帰りその海の家を覗いたが誰も居なかったので、そのまま帰って来たが、海のシーズンは行けないポイントだと思った。