2005年 アオリイカ釣行記(26)
潮回り:中潮 場所:江之浦港 釣果:ナシ 同行者:ナシ
写真は、江之浦から見た日の出(6時40分頃撮影)。
「先々週は江之浦での夜釣りで三隣亡の憂き目に会ってしまった。
今回は、朝間詰めを狙って防波堤先端のテトラに乗って・・・リベンジじゃい」と4時30分過ぎに家を出た。
予定通り江之浦には6時頃に到着。日の出は6時半だが、流石にこの時刻になると周囲は薄明るくなって仕掛けを作る時以外は、ヘッド・ランプは不要な位に明るくなっている。早速、防寒着を着込んで道具を担ぎ防波堤にあがると、アリャリャ。狙っていた場所にはちゃんと先行者が居る。残念。仕方がなくその手前、若干岸よりのテトラに釣り座を構えることにした。正面にはテトラが頭を少し出しているので、キャスト方向が限られてしまうが、仕方がない。
風は微風。波もそれほどない。絶好のエギング日和。所がイカ様の気配も全く感じられない。地合さえ良ければ8時頃までには結果が出ているだろうと高をくくっていたのだが、掛って来るのは海草ばかり。しかも、立ち位置から6?7mの所にテトラか何かが沈んでいる様で、その付近で毎回ゴツゴツした感触が伝わって来る。
「ヤベー。下ろし立てのラインに傷が付く!!」
正面で頭を出しているテトラの左側方向にキャスト。
着底を待って一シャクリ、二シャクリ。
ガッツン????。
『来たか!!!』
ロッドを通して伝わって来る感触は固くて、生命体の気配はない。
ラインを手に巻き付けて引っ張ると、プツン。エギのロスト。
システムを組み直して、同じ方向にキャスト。
今度は、着底する前に一シャクリ、二シャクリ。
ガッツン????
『又かヨ?』
ラインを手に巻き付けてグイッと引っ張ると、パチンと今度は高切れ。
でもって、完全にヤル気喪失でテトラは撤収。
防波堤からのエギングに変更。
1投。2投。キャストの度に根掛り。しかし、少し強く引っ張ると海草がカンナに引っ掛かって来る。
4投目か5投目。又もや根掛り。ラインを手に巻きつけ引っ張ると、ズルズルと云った感じが伝わって来る。「アレ?、ロープを釣っちまったか?」
隣に居る地元アングラーに尋ねると「ロープはないが根がきつい」との返事。
足場が高いので海中にチラチラとピンクの色が見える。まぁ、引っ張れば何とかなるだろうと、グイッと力を入れると「パーン」と乾いた音がしてマタマタ高切れ。
アァッアー!! 下ろし立てのラインが・・・・・・・・。
泣く泣くStopFishing。
それにしても、この江之浦、小生にとっては鬼門の釣り場。