2008年6月30日
やっと慣らし運転が終わた。
6月14日の納車だったので、16日間、約半月で1,000kmを走ったことになる。まぁ、出来るだけ早く慣らし運転を済ませたかったので、無理をして距離を稼いだ面もあるのだが、思った以上に早く達成出来た。
実は、今日の釣行で釣り場と自宅を往復すれば大体975km位にはなるのは判っていた。しかし、オイル交換は一ヶ月点検と同時に済ませれば良いと考えていた。
所が、EveryWagon(以下、エバ)の取扱説明書には、一ヶ月点検料は無料だがオイル代は要るとの説明があって、一方、ネットの掲示板の書き込みによると、そのオイル代がバカ高いらしい。
ハリヤーやその他のトヨタの車の場合は、純正のオイルを車用品店で購入して、ディーラーに持ち込んで交換して貰っていたが、このエバの場合は一ヶ月点検までに半月も残っているし、それよりもなによりも、早くオイルを交換しなければいつまでもエンジンの回転数に気を使う必要があり、それが厭さに無理をして距離を稼いだのであるから・・・・。
と云う訳で、釣の帰り道に最寄のAutoBacs(以下、AB)に寄り道をした。
初めてのオイル交換であるので、オイル・フィルターも当然交換、ついでにフラッシングも・・・。純正のフィルターが置いてるかと思ったが、生憎純正品の取扱いはなかった。
本来なら、このエバが公道を走り始めて最初の交換であるから、保証問題もあるので純正品を使いたかったのだが、ないものは仕方がない。備え付けられている適合表からPIAAのZ-11を選んだ。オイルはカストロールの5W-30を3リットル。そしてフラッシングは、機械で圧力を掛けてオイルを抜くもので、確かスラッジングとか何とか云って、これでエンジン内部が綺麗に掃除出来るそうな・・・。
この3点+工賃で、結局諭吉さんが1枚少々飛んで行ってしまった。
まぁ、やっただけのことはあると思うのだが・・・・・。
さぁ、これで回転数に気を使わなくて済むと思ったら、大間違いだった。
結局、スラッジングすることによって、ピストン・リングとシリンダー壁の間のオイルも全て飛ばしているので、100km位は無理な運転をしてはいけないらしい。
早く、慣らしを終わらせて回転に気を使わずに走らせる積りだったのに、結局、慣らし運転が100km程、延びてしまった次第。
まぁ、これで、エンジンが元気良く活発に回って呉れれば安いものだ?????
2008年6月23日
EveryWagonを販売店までお迎えに行ったのが先週の14日の土曜日、そして今日で丁度10日目。
現在のオドメーターは503km、受取った時5kmだったので、この10日間で498kmを走ったことになる。
今の車は工作精度も上がっているので慣らし運転は余り必要がないらしいのだが、旧い人間である小生は、やはりしなければ何となく心配になる。
と云うことで、最初の1,000kmまでは、エンジンの回転は3,000rpm以下をキープする積もりだった。
所が、丁度3,000rpmを少し超えた辺りがシフト・チェンジのタイミング。更に、3,000rpm以下だと停止状態からの出足が全くない。さぞかし、後続の車をイライラさせていることだろうと思う。
まだある! このEveryWagonは4速ATなのだが、トップにギアが入っている状態での3,000rpmでは、時速80kmが出るかどうかと云った所で、僅かでも上り勾配だと、ヘナヘナと70km位にまで落ちてしまう。
しかし、3,500rpmまで回すと様子が少し変わって来る。この辺りでターボが効いて来るのかも知れないが、今は慣らし運転中。アクセルを踏みたくなる気持ちをグッと堪えて、一番左の車線をトロトロと走っている。
さて、昔々はエンジン周りも弄くって楽しんでいたのだが、排気ガス規制が強化されて以来素人がエンジン周りに手を出すことは出来なくなってしまった。加えて日本車の場合は至れり尽くせりで、何処も触る必要はなかったし、出来るだけオリジナルの状態を保つ様にしていた。こんな状態がズーット続いていたのだが、このEveryWagonは一寸様子が違う。
マスクは目一杯ハデハデだし、ハンドルは細くて頼りない、時計はない、増してや温度計など望むべくもないetc、etc。
果たして皆さんはどうしているのかと思ったら・・・、結構弄くり倒している見たい。ワイパースイッチをTOYOTAのファンカーゴの物に取り替えただとか、フロント・グリルに手を加えただとか・・・、色々と楽しんでいる様子。
と云う訳で、小生も色々と手を入れて楽しんで見ようと思う。
いつまで楽しめるか判らないが、EveryWagonを弄くり倒すことを前提に、「車の部屋」を増築することにした。
2008年6月 1日
車を買い換える事にした。
今のPASSAT V6 4Mに不満があった訳ではない。輸入車にしては巷間で云われている様な不具合もなく、寧ろ、乗る程に気に入っていた。
不満点と云えば、エンジン音位。昔乗っていたGOLF VR6のモーターが回る様な音を期待していたのだが、同じV6エンジンでもこの点は期待外れだった。と云っても、決して耳障りな音ではなく、国産車にはないシットリとした良い音ではあった。
では、何故買い替えることになったのか?
実は、2年前に定年を迎えていたので、とっくの昔に毎日が日曜日を楽しんでいる筈だったが、1年毎頼まれて結局3回も延長されてしまい、現在に至っている。しかし、その延長も最後? いよいよ来年には退職することになった。詰り無職になり年金生活に入ると云うことである。
その様な所得がなくなる時期に、2回目の車検を迎え大きな額を負担しなければならないし、これまでの調子が良かっただけに、そろそろ故障が出て来る心配があった。故障した場合の部品代や工賃は、国産のものと比べて遥かに高い。部品の交換には特殊工具が必要な場合が多く、素人が簡単に手を出すことが出来ず、高いことは分かっていてもディーラーに出さざるを得ない。
要するに、金が入らない時に金喰い虫を養わなくてはならない状況になる公算が大である。
そんな事は、PASSATを購入する時に、きちんと考慮した上で決めたことであり、何を今更と云う感がある。しかし、車の使い方が予想とは一寸違っていた。
今、この車の使い方はと云うと、週一回の釣りが中心で殆どが一人乗車である。家族と同乗する時と云えば、年に2-3回の墓参り位なものであろうか・・・。
高額な維持費に比べて利用度が低いことが買換えを考える切っ掛けであった。
買換えるに当たって候補車は何?
PASSATの使い方から云って、これは当然釣行が中心となるので釣り道具を積み込めなければならない。更に加えて維持費が激安でなければ、買換えを検討する意味がない。と云うことから、軽四輪のミニバンが最有力候補となった。所が、値段をチェックするとこれが意外に高い。1,400千円から1,700千円もする。小型が充分に狙える額である。
これに反して、売却すべきPASSATの値段が予想以上に低い。最近のガソリン価格の急騰を受けて、燃費の悪い輸入車の中古車相場が下がっているのが理由の様だが、車買取店のガリバーに見せると、何と1,000千円だと云う。謳い文句である高額買取を信じていた訳ではないが、これには参った。
5月の中旬に、思いついて会社帰りにスズキに立ち寄って、下取り価格を出して貰うと、5月中を条件に1,200千円で取って呉れると云う。
車としてはダイハツのATRAIに興味があったが、ダイハツの販売店にATRAIの中古車についての照会メールを入れても、音沙汰もなかったので、その時点でダイハツは落選としていた。
と云うこともあって、スズキのEVERY WAGONに決め本格的に交渉に入った。
車両代に諸々の税金や手数料などに加えてナビを付けると、総額は約1,900千円。
この様な高額の買い物をするに、当然のことながら、我が家の大蔵大臣の認可を得る必要がある。早速、状況を縷々説明し一旦は認可を取付けた。しかし、大蔵大臣としては、700千円もの追加出費をしても買換える必要があるのかが、引っ掛かっている様子だった。
この点は、当の本人=私も同じ思いで、幾ら将来の出費を減らすためとは云え、綺麗なスタイル、豪華な皮シート、心地良いエンジン音等を諦め、しかも、車格としては数段も下がる軽四輪にすることに多いに抵抗があった。恐らく、この時私の心の片隅に、折角好きな車に乗っているのだから乗り続けたら・・・。先の費用負担は何とかなると云って呉れるのを期待する気持ちは、正直に云ってあったと思う。しかしながら、我が大蔵大臣としては、ある意味で当然のことながら、将来の負担を軽減し、尚且つ、追加支払いも抑えたいと考えたのであろう、暗に中古車を含めた安い車を提案する様な発言をして来た。
かくして、スズキとの交渉は一旦ご破算にした。
スズキの云う期限ギリギリの31日の土曜日の夕方になって、本格的な価格交渉はしていなかったので、何処まで値切れるかやって見ようと考え、17:00頃に出向いた。
交渉の結果、こちらの希望通りのナビやETCをセットした出来上がり価格を10万円引下げる条件が出て来た。一方、下取り価格の方は、6月以降のガソリン価格の大幅上昇を背景に輸入中古車の相場が崩れており寧ろ下げて欲しいとの言葉に納得出来るものがあったので、10万円値引きを持ち帰った。つまり、追加支払いは60万円となった訳である。
まぁ、考え方は色々とあるだろうが、180万円の軽四輪と思わずに、60万円の軽だと思うことも可能ではないだろうか? PASSATには残債はなくその支払いは既に過去の出来事なのだから・・・。
翌日の日曜日、10:00にPASSATを引渡すため販売店に赴き、最終の詰めに入った。
と云っても、価格交渉はせず、付属品などの確認。
イヨイヨ注文書が出来上がり、印鑑を押す段階になっても、何か躊躇われるものがあったし、スズキが用意して呉れたWAGON-Rに乗っても、家に帰り着いても、寂しい思いは消えなかった。
翌日の月曜日の早朝、WAGON-Rの後部のシートを全部倒して釣り道具を積み込んで釣りに出掛けた。
先ず、出足が悪い、シートの座り心地が良くない・・・・・。悪い所ばかりが目に付いて仕方がなかった。しかし、不思議なもので、釣の帰りには、これはこれで良かったと思える様になって来たし、今では新しいEVERY WAGONの納車を楽しみに思えるようになって来た。